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1学年 前期
第3話
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「初日の今日は、実力確認のためにも入試でもあった魔力による的当てをおこなう」
授業が開始され、初めて行われた魔術の実習授業。
入学試験では、魔力を飛ばしての的当てと、試験官を相手にした戦闘試験の採点によって評価された。
最初の実習ということもあってか、的当ての実力を確認することになった。
「…………」
「……どうした?」
授業内容を聞いて、了の表情が少し暗い。
いつもは明るいからこそ、そういった反応を意外に思った伸は、小さい声で了へと問いかけた。
「……俺、魔力飛ばせないんだ」
「……マジで?」
「あぁ!」
「「あぁ!」って……、よく入試受かったな……」
了の答えに、伸は驚いた。
筆記試験ギリギリと言っていたが、そうなると魔術の評価で合格したことになる。
2つの試験の内、的当ての評価がゼロで合格になるなんて驚きでしかない。
「……もしかして、試験官に勝ったって受験生って……」
「俺っ!」
「なるほど……」
入学試験は、現役の魔闘組合員が試験官として臨時に雇われる。
魔闘組合員はE~Aの5段階に分けられ、強さや貢献度によってランクが付けられる。
その中でも、中級と呼ばれるⅭランクの人間が試験官をおこなうのだが、C級とは言っても魔物と戦うプロ。
入学前の学生に負けるようなことは滅多にあり得ない。
しかし、今年は2人の受験者が勝利したという話だった。
先にどこかの男子が勝利し、その後に主席入学したA組の柊綾愛が勝ったという話だった。
柊のことが大きくなり誰だか分かっていなかったが、その男子は了だったようだ。
試験官に勝つくらいの実力を持つ人間を不合格にできる訳もない。
そのため、どうして了が合格できたのかを、伸はなんとなく納得できた。
「ハァッ!!」
伸が無難に的に当てて終わらせると、了の順番が来た。
他の者同様に右手を突き出して魔力を飛ばそうとしているようだが、了の右手からは一向に魔力が飛んで行かない。
「…………」
「……戻っていいぞ。金井」
「ハイ……」
周りにいた生徒たちの間には、唖然に似た沈黙が流れた。
少し時間が経っても何の変化も起きないため、教師の三門は終了を宣言した。
「ハハハッ! おいおい! まさかこんな初歩もできねえ奴が受かってたのかよ!!」
「ハハッ! お前裏口入学でもしたのか!?」
生徒たちによる沈黙の時間が流れ、了は若干いたたまれない思いをしたまま伸の側へ戻ってきた。
その姿を見て、こらえきれなくなったかのように笑い出す生徒が現れた。
しかも、この2人も入試の時のことを知らないらしく、了のことをバカにする言葉のおまけつきだ。
たしかに、分からなければこの反応も分からなくない。
「「ハハハハ……!!」」
「くっ!!」
「……相手にするな、了」
入試の試験で的当てがあったのに、魔力の飛ばせない了が合格している。
そのことで中には気付いた者もいるようだが、この2人は分かっていないのか笑うことをやめない。
思い至らないということは、それだけ頭の回転が良くないということ。
相手にするだけ時間の無駄だと判断した伸は、2人を睨みつける了のことをなだめるように肩を叩いた。
「魔力なんか飛ばせなくてもテメエらごとき相手になんねえよ!」
「おい……」
「はっ!?」
「言ったな?」
伸の制止を受けても我慢できなかったのか、了は明らかに喧嘩を仕掛けるような言葉を言ってしまう。
案の定、2人は笑うのをやめて了を睨み返してきた。
「だったら勝負だ! お前ら」
「上等だ!!」
売り言葉に買い言葉と言ったように、話がトントンと喧嘩をする方へ進んで行く。
しかし、伸には気になる言葉が入っていた。
「……ら? 何で俺まで入ってんの?」
2人が睨んでいるのは、いつの間にか伸にも及んでいる。
了の隣に立っているのだから仲が良いというのは分かるだろうが、伸はけんかを止めようとしていただけだ。
何で自分が巻き込まれているのか分からず、伸は思わずツッコんだ。
「先生! 審判お願いします!」
「……分かった!」
「えっ……!?」
伸のツッコミを無視し、話を進める2人の男子。
残り時間が少ないとは言ってもまだ授業中のため、教師の三門が止めてくれるだろうと伸は思っていた。
しかし、その期待は脆くも崩れ、了承される形になった。
その結果に、伸は思わず呆けることになってしまった。
経緯とかはともかく、魔術戦闘が見られることが楽しみなのか、クラスメイトの男女ともに観戦モードに入っているらしく、みんな場を開けるようにテキパキと訓練場の脇へと向かていった。
「あの……、何故止めないんですか?」
「新入生は毎年こんなことが起きる。姑息ないじめなどは断固阻止するが、教師が立ち会うならやりあってもらうのが一番だ。教育機関といっても実力なければ魔物相手なんてできないからな。それに、お前ら4人の実力を見るのに手っ取り早い」
この学園の卒業と同時に魔闘組合への登録が約束されるのだから、2年になれば魔物との戦闘訓練もおこなわれるようになる。
その時のことを考えると実力がなければ、学校をやめるべきだ。
怪我をしたり命を落とすこともないので、その方が本人のためになる。
教師の立場からしたら、ついでに実力評価もできて一石二鳥と言ったところなのだろう。
全く止める気がないようだ。
「でも、了は……」
「能力に偏りがある者でも、連携次第で成果を出すやつもいる。俺に似たお前なら、自分で何とかしてみろ」
「……分かりました」
入学試験官に勝つくらいなのだから、了は近接戦闘では無類の強さを誇るのだろうが、試験官は基本受けによる戦闘。
近付かせないようにするといったことはして来なかった。
しかし、今回の戦闘の場合それもありのため、相性の悪い了が近付けるか微妙かもしれない。
担任なら入試の成績を知っているはずなので、不利な戦いをさせるのかと伸は思ったが、三門は伸次第だといってきた。
担任は、戦闘においてバランスが良いことでおなじみの三門家。
そのバランス能力で味方を生かすことが得意な一族だ。
伸は目立たないように全科目平均点を取るようにしていたのだが、三門はそれを自分と似た能力の持ち主だと勘違いしていたらしい。
それはそれで構わないが、どうやら辞退は諦めるしかなかった。
「悪い! 巻き込んじまった」
「……いいさ、バカにされたら腹をたてるのが男だ」
戦うことが決まってしまったのは仕方がない。
了の気持ちもわかるので、伸は謝罪を受け入れた。
バカにしてきた2人の実力はどれほどか分からないが、伸からすれば相手にならないことは分かっている。
上手いこと手加減しつつ、了に頑張ってもらえば勝てるだろう。
「それはいいとして、作戦は?」
「作戦?」
話を変えるようにして、伸は了と作戦を立てることにした。
しかし、伸の問いかけに対して、了は首を傾げた。
「……お前、策もなしに対戦受けたのか?」
「あぁ!」
「「あぁ!」っじゃねえっての!」
相手の実力がどうとか分からなくても、接近戦しかできないなら何かしらの対策があるのかと思ったのだが、どうやら了は感情に任せて喧嘩を売っていたらしい。
まさかのノープランを笑顔でいう了に、伸は思わずツッコミを入れることになった。
「俺、接近戦! お前、援護!」
「何で片言? お前結構脳筋なのか?」
続いて了から出された言葉は、作戦と呼べるか微妙なものだった。
端的過ぎて片言のように話す了に、伸はまたツッコミを入れることになった。
「……まぁ、それが正解か……」
伸は元々実力を隠すために援護へ回るつもりだったため、その提案はあながち間違いではない。
それならそれで考えがある。
「じゃあ、始めるぞ?」
「「はい!」」「「はい!」」
審判役の三門が話しかけ、4人が同時に返事をした。
こうして、伸は思わぬ揉め事に巻き込まれ、入学早々戦うことになったのだった。
授業が開始され、初めて行われた魔術の実習授業。
入学試験では、魔力を飛ばしての的当てと、試験官を相手にした戦闘試験の採点によって評価された。
最初の実習ということもあってか、的当ての実力を確認することになった。
「…………」
「……どうした?」
授業内容を聞いて、了の表情が少し暗い。
いつもは明るいからこそ、そういった反応を意外に思った伸は、小さい声で了へと問いかけた。
「……俺、魔力飛ばせないんだ」
「……マジで?」
「あぁ!」
「「あぁ!」って……、よく入試受かったな……」
了の答えに、伸は驚いた。
筆記試験ギリギリと言っていたが、そうなると魔術の評価で合格したことになる。
2つの試験の内、的当ての評価がゼロで合格になるなんて驚きでしかない。
「……もしかして、試験官に勝ったって受験生って……」
「俺っ!」
「なるほど……」
入学試験は、現役の魔闘組合員が試験官として臨時に雇われる。
魔闘組合員はE~Aの5段階に分けられ、強さや貢献度によってランクが付けられる。
その中でも、中級と呼ばれるⅭランクの人間が試験官をおこなうのだが、C級とは言っても魔物と戦うプロ。
入学前の学生に負けるようなことは滅多にあり得ない。
しかし、今年は2人の受験者が勝利したという話だった。
先にどこかの男子が勝利し、その後に主席入学したA組の柊綾愛が勝ったという話だった。
柊のことが大きくなり誰だか分かっていなかったが、その男子は了だったようだ。
試験官に勝つくらいの実力を持つ人間を不合格にできる訳もない。
そのため、どうして了が合格できたのかを、伸はなんとなく納得できた。
「ハァッ!!」
伸が無難に的に当てて終わらせると、了の順番が来た。
他の者同様に右手を突き出して魔力を飛ばそうとしているようだが、了の右手からは一向に魔力が飛んで行かない。
「…………」
「……戻っていいぞ。金井」
「ハイ……」
周りにいた生徒たちの間には、唖然に似た沈黙が流れた。
少し時間が経っても何の変化も起きないため、教師の三門は終了を宣言した。
「ハハハッ! おいおい! まさかこんな初歩もできねえ奴が受かってたのかよ!!」
「ハハッ! お前裏口入学でもしたのか!?」
生徒たちによる沈黙の時間が流れ、了は若干いたたまれない思いをしたまま伸の側へ戻ってきた。
その姿を見て、こらえきれなくなったかのように笑い出す生徒が現れた。
しかも、この2人も入試の時のことを知らないらしく、了のことをバカにする言葉のおまけつきだ。
たしかに、分からなければこの反応も分からなくない。
「「ハハハハ……!!」」
「くっ!!」
「……相手にするな、了」
入試の試験で的当てがあったのに、魔力の飛ばせない了が合格している。
そのことで中には気付いた者もいるようだが、この2人は分かっていないのか笑うことをやめない。
思い至らないということは、それだけ頭の回転が良くないということ。
相手にするだけ時間の無駄だと判断した伸は、2人を睨みつける了のことをなだめるように肩を叩いた。
「魔力なんか飛ばせなくてもテメエらごとき相手になんねえよ!」
「おい……」
「はっ!?」
「言ったな?」
伸の制止を受けても我慢できなかったのか、了は明らかに喧嘩を仕掛けるような言葉を言ってしまう。
案の定、2人は笑うのをやめて了を睨み返してきた。
「だったら勝負だ! お前ら」
「上等だ!!」
売り言葉に買い言葉と言ったように、話がトントンと喧嘩をする方へ進んで行く。
しかし、伸には気になる言葉が入っていた。
「……ら? 何で俺まで入ってんの?」
2人が睨んでいるのは、いつの間にか伸にも及んでいる。
了の隣に立っているのだから仲が良いというのは分かるだろうが、伸はけんかを止めようとしていただけだ。
何で自分が巻き込まれているのか分からず、伸は思わずツッコんだ。
「先生! 審判お願いします!」
「……分かった!」
「えっ……!?」
伸のツッコミを無視し、話を進める2人の男子。
残り時間が少ないとは言ってもまだ授業中のため、教師の三門が止めてくれるだろうと伸は思っていた。
しかし、その期待は脆くも崩れ、了承される形になった。
その結果に、伸は思わず呆けることになってしまった。
経緯とかはともかく、魔術戦闘が見られることが楽しみなのか、クラスメイトの男女ともに観戦モードに入っているらしく、みんな場を開けるようにテキパキと訓練場の脇へと向かていった。
「あの……、何故止めないんですか?」
「新入生は毎年こんなことが起きる。姑息ないじめなどは断固阻止するが、教師が立ち会うならやりあってもらうのが一番だ。教育機関といっても実力なければ魔物相手なんてできないからな。それに、お前ら4人の実力を見るのに手っ取り早い」
この学園の卒業と同時に魔闘組合への登録が約束されるのだから、2年になれば魔物との戦闘訓練もおこなわれるようになる。
その時のことを考えると実力がなければ、学校をやめるべきだ。
怪我をしたり命を落とすこともないので、その方が本人のためになる。
教師の立場からしたら、ついでに実力評価もできて一石二鳥と言ったところなのだろう。
全く止める気がないようだ。
「でも、了は……」
「能力に偏りがある者でも、連携次第で成果を出すやつもいる。俺に似たお前なら、自分で何とかしてみろ」
「……分かりました」
入学試験官に勝つくらいなのだから、了は近接戦闘では無類の強さを誇るのだろうが、試験官は基本受けによる戦闘。
近付かせないようにするといったことはして来なかった。
しかし、今回の戦闘の場合それもありのため、相性の悪い了が近付けるか微妙かもしれない。
担任なら入試の成績を知っているはずなので、不利な戦いをさせるのかと伸は思ったが、三門は伸次第だといってきた。
担任は、戦闘においてバランスが良いことでおなじみの三門家。
そのバランス能力で味方を生かすことが得意な一族だ。
伸は目立たないように全科目平均点を取るようにしていたのだが、三門はそれを自分と似た能力の持ち主だと勘違いしていたらしい。
それはそれで構わないが、どうやら辞退は諦めるしかなかった。
「悪い! 巻き込んじまった」
「……いいさ、バカにされたら腹をたてるのが男だ」
戦うことが決まってしまったのは仕方がない。
了の気持ちもわかるので、伸は謝罪を受け入れた。
バカにしてきた2人の実力はどれほどか分からないが、伸からすれば相手にならないことは分かっている。
上手いこと手加減しつつ、了に頑張ってもらえば勝てるだろう。
「それはいいとして、作戦は?」
「作戦?」
話を変えるようにして、伸は了と作戦を立てることにした。
しかし、伸の問いかけに対して、了は首を傾げた。
「……お前、策もなしに対戦受けたのか?」
「あぁ!」
「「あぁ!」っじゃねえっての!」
相手の実力がどうとか分からなくても、接近戦しかできないなら何かしらの対策があるのかと思ったのだが、どうやら了は感情に任せて喧嘩を売っていたらしい。
まさかのノープランを笑顔でいう了に、伸は思わずツッコミを入れることになった。
「俺、接近戦! お前、援護!」
「何で片言? お前結構脳筋なのか?」
続いて了から出された言葉は、作戦と呼べるか微妙なものだった。
端的過ぎて片言のように話す了に、伸はまたツッコミを入れることになった。
「……まぁ、それが正解か……」
伸は元々実力を隠すために援護へ回るつもりだったため、その提案はあながち間違いではない。
それならそれで考えがある。
「じゃあ、始めるぞ?」
「「はい!」」「「はい!」」
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こうして、伸は思わぬ揉め事に巻き込まれ、入学早々戦うことになったのだった。
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