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1学年 前期
第10話
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「剣道部の先輩からの又聞きなんだが、近くで魔物が出たらしいぞ」
いつものように食堂で昼食をとっていると、了がカレーを食べながら呟いた。
関係ないが、伸以外の3人はいつもカレーを食べているが飽きないのだろうか疑問だ。
「えっ、魔物が?」
「あぁ、喜聖湖付近で目撃されたらしい」
喜聖湖は浅都州の南に存在する湖で、大和皇国の3大湖の1つである。
八郷地区の人間は、この湖から流れる川の水を様々なことに利用していて、水瓶としてとても重要な存在になっている。
そこで最近魔物の目撃情報があったらしい。
「どんな魔物だ?」
「目撃者も少ないし、姿をはっきりと見たという話はない」
魔物はいつどこで発生するかは完全には解明されていないため、目撃されたからと言っておかしなことではない。
それよりも重要なのは、石塚が問いかけたように魔物の情報だ。
警戒をするためにも必要のためどんな魔物なのか知りたいところだが、まだどんな魔物なのか分からない状況のようだ。
「被害は?」
「運よくまだ被害はないらしいが、捕縛・討伐の宣言がされていないそうだ」
魔物危険度などによっては、魔闘組合員以外の市民には不要不急の外出禁止の処置が出される可能性がある。
それが出されるのは被害状況などに寄るため、吉井の言うように被害状況も気になる所だ。
了の言うように被害がないことは良いのだが、解決していないのでは不安が残る所だ。
「もしかしたら、この町に向かって来てるかもしれないって事か?」
「あぁ」
目撃情報があったのは浅都州の花月市、伸たちの学園があるのは隣の林松市だ。
魔物がどこへ向かっているのか分からないため、こちらへ向かって来ている可能性もあるということだ。
「「「見てみたいな……」」」
「……何言ってんだ? 魔物なんて遭わない方が良いに決まってんだろ」
高校生が魔物に遭遇した場合、怪我だけで済めばいいが、時には命の危険まである。
少々ヤンチャなこの3人も同様だ。
魔物の相手は、プロである魔闘組合員に任せて、自分たちは大人しくしているのが一番だ。
「だって、魔物と戦うのが魔闘組合の仕事だろ?」
「学園生は2年からしか魔物と戦うなんてさせてくれないし……」
「偶然遭遇するしか見る機会なんてないだろ?」
伸の忠告に対し、3人は打ち合わせでもしたかのように順番に話してくる。
了の言うように、魔闘組合員の仕事の1つは魔物との戦闘だ。
この学園を卒業できれば、ここにいる4人も魔物と戦うことになる。
しかし、石塚の言うように、学園生は2年以上にならないと魔物との戦闘訓練を開始しない。
その訓練も、安全性を確保するためにプロが捕まえてきた弱い魔物を相手から開始される。
学生の1年はかなり長く感じるため、この3人には待ちきれないのかもしれない。
戦うことは無理だとして、吉井の言うように偶然遭遇するしか見る機会なんて訪れない。
「その魔物が強かったらどうするんだ?」
「……そん時は全力で逃げるしかないだろ」
3人はそのうち戦うことになるのだから、見るくらいはさせてもらいたいという考えなようだ。
見るだけで済めばいいが、魔物はピンからキリまで存在している。
もしも強敵なら、高校生ではあっという間に殺されかねない。
『……考えが甘いな』
魔闘組合ができたことにより被害が減ったことによる弊害かもしれないが、この3人のように考える子供が増えている。
どんなに強くても逃げればいいなんて言っている時点で、伸の思うように考えが甘すぎる。
魔物と初遭遇した時は、伸ですら少し肩に力が入ったものだ。
伸ならそれでも余裕だったが、了たちの実力で強さが拮抗した魔物が遭遇したした場合、正常に判断できるか微妙だ。
逃げるという判断をしたとしても、足がしっかり動くかはその時になって見ないと分からない。
だからこそ、この学園でも2年から、弱い魔物からという段階を踏むようにしているのだ。
「この町の、しかも学園付近に出たとしても、先生たちと2、3年生が動いて俺たちはお呼びはかからないって」
「「「そうだよな……」」」
魔物がこの町の、しかもこの学園付近に出現した場合、まずは先生たちが動くことになる。
先生たちも、魔闘組合に登録されているからだ。
もしも、先生たちでも手が足りないとなった場合、2、3年生を援護要員として利用することはあるかもしれないが、1年生に協力を求めるようなことはしないだろう。
1年生だと、魔物を見た恐怖で動けなくなり、足手まといにしかならないことが目に見えているからだ。
伸の正論を、3人は渋々受け入れたようだ。
「……探そうとするなよ!」
「「「わ、分かってるって!」」」
3人とも受け入れはしても、何だか納得していないような表情をしている。
何だか不安に思った伸は、再度3人に忠告した。
これで勝手に魔物を探そうとするようなら、さすがに面倒見切れない。
少し返事をどもったことが気になるが、3人のことを信用しよう。
「……ギュ、ギュ……」
「っ!!」
昼食を食べ終わり、伸たちは次の授業までそのまま学食で話をしていた。
そろそろ教室に戻ろうかとしていた時、伸は学園近くにある気配を感じ取った。
明らかに魔物の気配だ。
伸は、思わずその感じ取った方角へ向けて顔が反応してしまった。
「んっ? どうした? 伸……」
「いやっ、何でもない」
思わず反応してしまったため、目の前にいた了が伸の変化に気が付いた。
学園近くといっても、まだ距離はある。
この距離で気付く伸の方がおかしいのだが、魔物がもう少し学園に近付けば先生たちも気付くはずだ。
了たちに魔物が出たことを言えば、授業をサボって見に行こうなんて言いかねない。
そのため、伸は冷静な表情で了へと返答した。
「「「「「ギュ……」」」」」
『……数が多い! この学園の先生たちで足りるか?』
地面にあけた穴からワラワラと魔物が出現してくる。
魔物の気配が増えていくことに、伸は内心悩み始めた。
探知した限り、出現している魔物は1体でもまあまあ強い部類だ。
伸ならたいしたことないが、この数を教師陣だけで抑えきれるか分からない。
『魔闘組合員の反応は……全然いないじゃねえか!』
教師たちだけでは無理でも、魔闘組合員が協力すれば何とかなるかもしれない。
そう思って、人知れず探知の魔術で魔闘組合員の反応を探るが、かなり離れた位置にしか感じ取れない。
このままではこの学園にも危険が及ぶ。
そうなる前に、伸は自分が動くべきかを考え始めた。
“ビー!! ビー!! ビー!!”
「「「「っ!!」」」」
伸が動こうと決めた所、学園内に警戒を知らせる大きな電子音が鳴り響いた。
その音に、学食にいた生徒全員が驚きと共に固まる。
【魔物の出現が確認されました!! 生徒はその場から動かず、学園内で待機を命じます!!】
「……マジかよ?」
電子音の後に、学内放送によってその場で待機が全生徒に命じられた。
伸の気付いた魔物たちに、ようやく学園の人間も気付いたようだ。
魔物の話をしたばかりで、本当に出現するとは思っていなかった了は、放送を聞いて信じられないというような表情に変わった。
学食内に残っていた他の生徒たちは、不安によるものなのかざわめき始める。
特に、女子たちは仲の良い者同士で縮こまっている。
『……やばい! 数体こっちに向かってんじゃん!』
この中で伸は1人冷静に魔物を探知し続けていた。
だからこそ、まずいことになっていることが分かる。
先生たちが魔物たちに向かっているようだが、数体がもう学園に向かって来ている。
地下からの侵入のため、どうやら気付いていないのかもしれない。
『仕方ない! けど、どうやってこの場から動こう……』
魔物をこのまま放っておく訳にはいかない。
伸は自分が動くことを決めたのだが、今度はここからどうやって離れるべきか悩み始めるのだった。
いつものように食堂で昼食をとっていると、了がカレーを食べながら呟いた。
関係ないが、伸以外の3人はいつもカレーを食べているが飽きないのだろうか疑問だ。
「えっ、魔物が?」
「あぁ、喜聖湖付近で目撃されたらしい」
喜聖湖は浅都州の南に存在する湖で、大和皇国の3大湖の1つである。
八郷地区の人間は、この湖から流れる川の水を様々なことに利用していて、水瓶としてとても重要な存在になっている。
そこで最近魔物の目撃情報があったらしい。
「どんな魔物だ?」
「目撃者も少ないし、姿をはっきりと見たという話はない」
魔物はいつどこで発生するかは完全には解明されていないため、目撃されたからと言っておかしなことではない。
それよりも重要なのは、石塚が問いかけたように魔物の情報だ。
警戒をするためにも必要のためどんな魔物なのか知りたいところだが、まだどんな魔物なのか分からない状況のようだ。
「被害は?」
「運よくまだ被害はないらしいが、捕縛・討伐の宣言がされていないそうだ」
魔物危険度などによっては、魔闘組合員以外の市民には不要不急の外出禁止の処置が出される可能性がある。
それが出されるのは被害状況などに寄るため、吉井の言うように被害状況も気になる所だ。
了の言うように被害がないことは良いのだが、解決していないのでは不安が残る所だ。
「もしかしたら、この町に向かって来てるかもしれないって事か?」
「あぁ」
目撃情報があったのは浅都州の花月市、伸たちの学園があるのは隣の林松市だ。
魔物がどこへ向かっているのか分からないため、こちらへ向かって来ている可能性もあるということだ。
「「「見てみたいな……」」」
「……何言ってんだ? 魔物なんて遭わない方が良いに決まってんだろ」
高校生が魔物に遭遇した場合、怪我だけで済めばいいが、時には命の危険まである。
少々ヤンチャなこの3人も同様だ。
魔物の相手は、プロである魔闘組合員に任せて、自分たちは大人しくしているのが一番だ。
「だって、魔物と戦うのが魔闘組合の仕事だろ?」
「学園生は2年からしか魔物と戦うなんてさせてくれないし……」
「偶然遭遇するしか見る機会なんてないだろ?」
伸の忠告に対し、3人は打ち合わせでもしたかのように順番に話してくる。
了の言うように、魔闘組合員の仕事の1つは魔物との戦闘だ。
この学園を卒業できれば、ここにいる4人も魔物と戦うことになる。
しかし、石塚の言うように、学園生は2年以上にならないと魔物との戦闘訓練を開始しない。
その訓練も、安全性を確保するためにプロが捕まえてきた弱い魔物を相手から開始される。
学生の1年はかなり長く感じるため、この3人には待ちきれないのかもしれない。
戦うことは無理だとして、吉井の言うように偶然遭遇するしか見る機会なんて訪れない。
「その魔物が強かったらどうするんだ?」
「……そん時は全力で逃げるしかないだろ」
3人はそのうち戦うことになるのだから、見るくらいはさせてもらいたいという考えなようだ。
見るだけで済めばいいが、魔物はピンからキリまで存在している。
もしも強敵なら、高校生ではあっという間に殺されかねない。
『……考えが甘いな』
魔闘組合ができたことにより被害が減ったことによる弊害かもしれないが、この3人のように考える子供が増えている。
どんなに強くても逃げればいいなんて言っている時点で、伸の思うように考えが甘すぎる。
魔物と初遭遇した時は、伸ですら少し肩に力が入ったものだ。
伸ならそれでも余裕だったが、了たちの実力で強さが拮抗した魔物が遭遇したした場合、正常に判断できるか微妙だ。
逃げるという判断をしたとしても、足がしっかり動くかはその時になって見ないと分からない。
だからこそ、この学園でも2年から、弱い魔物からという段階を踏むようにしているのだ。
「この町の、しかも学園付近に出たとしても、先生たちと2、3年生が動いて俺たちはお呼びはかからないって」
「「「そうだよな……」」」
魔物がこの町の、しかもこの学園付近に出現した場合、まずは先生たちが動くことになる。
先生たちも、魔闘組合に登録されているからだ。
もしも、先生たちでも手が足りないとなった場合、2、3年生を援護要員として利用することはあるかもしれないが、1年生に協力を求めるようなことはしないだろう。
1年生だと、魔物を見た恐怖で動けなくなり、足手まといにしかならないことが目に見えているからだ。
伸の正論を、3人は渋々受け入れたようだ。
「……探そうとするなよ!」
「「「わ、分かってるって!」」」
3人とも受け入れはしても、何だか納得していないような表情をしている。
何だか不安に思った伸は、再度3人に忠告した。
これで勝手に魔物を探そうとするようなら、さすがに面倒見切れない。
少し返事をどもったことが気になるが、3人のことを信用しよう。
「……ギュ、ギュ……」
「っ!!」
昼食を食べ終わり、伸たちは次の授業までそのまま学食で話をしていた。
そろそろ教室に戻ろうかとしていた時、伸は学園近くにある気配を感じ取った。
明らかに魔物の気配だ。
伸は、思わずその感じ取った方角へ向けて顔が反応してしまった。
「んっ? どうした? 伸……」
「いやっ、何でもない」
思わず反応してしまったため、目の前にいた了が伸の変化に気が付いた。
学園近くといっても、まだ距離はある。
この距離で気付く伸の方がおかしいのだが、魔物がもう少し学園に近付けば先生たちも気付くはずだ。
了たちに魔物が出たことを言えば、授業をサボって見に行こうなんて言いかねない。
そのため、伸は冷静な表情で了へと返答した。
「「「「「ギュ……」」」」」
『……数が多い! この学園の先生たちで足りるか?』
地面にあけた穴からワラワラと魔物が出現してくる。
魔物の気配が増えていくことに、伸は内心悩み始めた。
探知した限り、出現している魔物は1体でもまあまあ強い部類だ。
伸ならたいしたことないが、この数を教師陣だけで抑えきれるか分からない。
『魔闘組合員の反応は……全然いないじゃねえか!』
教師たちだけでは無理でも、魔闘組合員が協力すれば何とかなるかもしれない。
そう思って、人知れず探知の魔術で魔闘組合員の反応を探るが、かなり離れた位置にしか感じ取れない。
このままではこの学園にも危険が及ぶ。
そうなる前に、伸は自分が動くべきかを考え始めた。
“ビー!! ビー!! ビー!!”
「「「「っ!!」」」」
伸が動こうと決めた所、学園内に警戒を知らせる大きな電子音が鳴り響いた。
その音に、学食にいた生徒全員が驚きと共に固まる。
【魔物の出現が確認されました!! 生徒はその場から動かず、学園内で待機を命じます!!】
「……マジかよ?」
電子音の後に、学内放送によってその場で待機が全生徒に命じられた。
伸の気付いた魔物たちに、ようやく学園の人間も気付いたようだ。
魔物の話をしたばかりで、本当に出現するとは思っていなかった了は、放送を聞いて信じられないというような表情に変わった。
学食内に残っていた他の生徒たちは、不安によるものなのかざわめき始める。
特に、女子たちは仲の良い者同士で縮こまっている。
『……やばい! 数体こっちに向かってんじゃん!』
この中で伸は1人冷静に魔物を探知し続けていた。
だからこそ、まずいことになっていることが分かる。
先生たちが魔物たちに向かっているようだが、数体がもう学園に向かって来ている。
地下からの侵入のため、どうやら気付いていないのかもしれない。
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