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第二章:アウトドアショップ ”ゲンさん” 開店です!
異世界で現実世界の道具作ったらやっぱこうなるよね?
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さわやかな朝、俺はエプロンを装備して店の前に立った。
ついに、ついに完成した!アウトドアショップ “ゲンさん”
冒険者に必要な武器、防具、アイテム、宿泊設備、とりあえずダンジョンの途中にあったらいいなと思った物を全てぶちこんでみた。
もちろんセーブポイントもある。正八面体の光り輝くクリスタル、この世界の教会に置かれているものだが記録した冒険者の体力が0になると自動的にここへ転送する魔法がかけられている。一回使用するごとに持ち金の半分がクリスタル管理者に支払われる決まりだ。つまり冒険者が死にかける度に俺のところに金が振り込まれる。
そのセーブポイント購入にかかった費用、なんと4000万!
いや~高かった。だけどそれでも欲しかったんだよセーブポイント!
それを昨日カウンター横に設置した。あそこに置いとけば皆勝手にセーブしていくだろう。
店に入ってカウンターを見るとセーブポイントが・・・
ない!?
あれ、どこ行った?確か昨日ここに置いたはず。
俺は慌てて探した。
ー混沌より深き闇、火輪より熱き炎ー
ー暗黒神ジャネスと炎帝ゾンネの名においてー
ー我が命ずる、我が与えるー
ー闇より出でし闇炎に抱かれて灰となれ!ー
すると裏庭からあの呪文が聞こえてくる。
まさか!
外を見るとアーシェがセーブポイントに向かって構えていた。
「ダークフレイム・エクスプロージョン!」
俺はダッシュで外に出る、そしてアーシェの魔法を素手で弾いた。
バシッ!
ぴゅるるるる~、と花火が打ち上げられたような音を鳴らして魔力の塊が遥か彼方へ飛び去る。そして遠くで大きな爆発音が響いた。
あっぶねぇ~・・・危うくセーブポイント爆破されるところだった。
「あ、店長、おはようございます」
「おはよう・・・じゃなくて今何しようとしてた!?」
アーシェは笑顔で答える。
「いえ、朝カウンターのところにC級モンスターのクリスタラーがいまして、危ないから爆破しようかと」
それセーブポイント! 確かにクリスタラーって言うクリスタルっぽいモンスターいるけどさ、ここにC級モンスターなんていないから、いてもA級以上だよ!
「ねぇアーシェ、これセーブポイント。教会とかにあるでしょ?見たことない?」
「すみません、私達魔法使いは異端なもので教会に入ったことないんです」
「そっか、でも店の物いきなり爆破するのは辞めような?」
それから俺はアーシェにエプロンを着せて椅子に座らせた。
「いいか?改めて説明するけどうちはアイテム屋だ、だけど飲食業も宿泊業もやっている、言わば冒険者専門店。覚えることは山ほどあるがとりあえずアーシェには最初接客をやってもらおうと思う。そのためにまずレジを使いこなせるようになってほしい」
「れじ?」
やっぱり異世界の人間には聞きなれない単語のようだ。
「要は計算機だ」
「けいさんき?」
あ、計算機も知らないか。そこから説明しなきゃなんないなんて異世界面倒くせぇ~。
俺は実際にレジを見せた。
「まずお客さんが1500Gの商品を持ってきたとしよう」
スキャナーで値札をスキャンするとレジの画面に1500Gと表示される。
「で、お客さんが2000G出す」
2000Gをレジの口に入れるとお札が吸い込まれ、そして500G硬貨が下の引き出しから出てくる。
「うわっ!?どうなってるんですかこれ?こんな魔法初めて見ました!」
アーシェはまるで狐につままれたように驚いている。
そりゃそうか、行き過ぎた科学は魔法と区別できないって言うしな・・・
それからエアコンの使い方、
レンジの使い方、
火のつけ方、
照明のつけ方、
水道の水の出し方、
お湯の入れ方、
俺お手製の魔道具の使い方を一つ一つ丁寧に教えていく。
「すごい・・・
冷たい風を生み出す箱、
食べ物を温める光、
火を吹く台、
輝く玉、
水を出す口、
そしてその水をお湯に変えるレバー、
これ全部店長が作ったんですよね?凄い、ホントに凄いです!」
アーシェが俺を尊敬の眼差しで見る。
ああどうしよ、なんか騙してる感じでどうしようもなくやましいぞ?
いっそ異世界から来たって言っちゃおうかな?いや、逆にそっちの方が混乱させちゃうかも・・・
俺の心は複雑だ。
ついに、ついに完成した!アウトドアショップ “ゲンさん”
冒険者に必要な武器、防具、アイテム、宿泊設備、とりあえずダンジョンの途中にあったらいいなと思った物を全てぶちこんでみた。
もちろんセーブポイントもある。正八面体の光り輝くクリスタル、この世界の教会に置かれているものだが記録した冒険者の体力が0になると自動的にここへ転送する魔法がかけられている。一回使用するごとに持ち金の半分がクリスタル管理者に支払われる決まりだ。つまり冒険者が死にかける度に俺のところに金が振り込まれる。
そのセーブポイント購入にかかった費用、なんと4000万!
いや~高かった。だけどそれでも欲しかったんだよセーブポイント!
それを昨日カウンター横に設置した。あそこに置いとけば皆勝手にセーブしていくだろう。
店に入ってカウンターを見るとセーブポイントが・・・
ない!?
あれ、どこ行った?確か昨日ここに置いたはず。
俺は慌てて探した。
ー混沌より深き闇、火輪より熱き炎ー
ー暗黒神ジャネスと炎帝ゾンネの名においてー
ー我が命ずる、我が与えるー
ー闇より出でし闇炎に抱かれて灰となれ!ー
すると裏庭からあの呪文が聞こえてくる。
まさか!
外を見るとアーシェがセーブポイントに向かって構えていた。
「ダークフレイム・エクスプロージョン!」
俺はダッシュで外に出る、そしてアーシェの魔法を素手で弾いた。
バシッ!
ぴゅるるるる~、と花火が打ち上げられたような音を鳴らして魔力の塊が遥か彼方へ飛び去る。そして遠くで大きな爆発音が響いた。
あっぶねぇ~・・・危うくセーブポイント爆破されるところだった。
「あ、店長、おはようございます」
「おはよう・・・じゃなくて今何しようとしてた!?」
アーシェは笑顔で答える。
「いえ、朝カウンターのところにC級モンスターのクリスタラーがいまして、危ないから爆破しようかと」
それセーブポイント! 確かにクリスタラーって言うクリスタルっぽいモンスターいるけどさ、ここにC級モンスターなんていないから、いてもA級以上だよ!
「ねぇアーシェ、これセーブポイント。教会とかにあるでしょ?見たことない?」
「すみません、私達魔法使いは異端なもので教会に入ったことないんです」
「そっか、でも店の物いきなり爆破するのは辞めような?」
それから俺はアーシェにエプロンを着せて椅子に座らせた。
「いいか?改めて説明するけどうちはアイテム屋だ、だけど飲食業も宿泊業もやっている、言わば冒険者専門店。覚えることは山ほどあるがとりあえずアーシェには最初接客をやってもらおうと思う。そのためにまずレジを使いこなせるようになってほしい」
「れじ?」
やっぱり異世界の人間には聞きなれない単語のようだ。
「要は計算機だ」
「けいさんき?」
あ、計算機も知らないか。そこから説明しなきゃなんないなんて異世界面倒くせぇ~。
俺は実際にレジを見せた。
「まずお客さんが1500Gの商品を持ってきたとしよう」
スキャナーで値札をスキャンするとレジの画面に1500Gと表示される。
「で、お客さんが2000G出す」
2000Gをレジの口に入れるとお札が吸い込まれ、そして500G硬貨が下の引き出しから出てくる。
「うわっ!?どうなってるんですかこれ?こんな魔法初めて見ました!」
アーシェはまるで狐につままれたように驚いている。
そりゃそうか、行き過ぎた科学は魔法と区別できないって言うしな・・・
それからエアコンの使い方、
レンジの使い方、
火のつけ方、
照明のつけ方、
水道の水の出し方、
お湯の入れ方、
俺お手製の魔道具の使い方を一つ一つ丁寧に教えていく。
「すごい・・・
冷たい風を生み出す箱、
食べ物を温める光、
火を吹く台、
輝く玉、
水を出す口、
そしてその水をお湯に変えるレバー、
これ全部店長が作ったんですよね?凄い、ホントに凄いです!」
アーシェが俺を尊敬の眼差しで見る。
ああどうしよ、なんか騙してる感じでどうしようもなくやましいぞ?
いっそ異世界から来たって言っちゃおうかな?いや、逆にそっちの方が混乱させちゃうかも・・・
俺の心は複雑だ。
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