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第四章:うちは自給自足で商売します。
波乱万丈の合コン会
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テーブルには豪華な料理が置かれる。この日のために良い酒も取り揃えた、どれも町で選りすぐった品々だ。もちろん未成年にはジュースしか出さんがな!
席の下座にはリグレット、俺、オプランターの順で、上座にはアーシェ、リーシャ姫、そしてその母、エリザベス女王陛下の順で座る・・・てか一人既婚者なんですけど?国王様の第一夫人なんて余程のバカか勇者じゃないと絶対に手を出さないぞ?だが誰も声をかけなかったらそれはそれで角が立つ。
俺は手を叩いて場を仕切った。
「はい、皆様。今宵はこんな辺境の地にお集まりいただき誠にありがとうございます。出会いとは常に突然とやって来るもの、今日この場が皆様にとって良い出会いの場になればと思います。飲んで食べて、互いにうち明かしましょう。ではお手を拝借、かんぱ~い!」
皆でグラスを突き合う。
女王陛下大丈夫か?こんなノリ、国の要人には合わないだろ?
しかし女王様なんかノリノリで皆と乾杯している。
「え~、では皆さん自己紹介から始めましょうか。まずは私、ゲンさんことヤマグチゲンから」
そして俺はヴォルケノスを倒した経緯、自分のステータス、魔境に店を開いた志などを熱く語った。その後リグレットも浅く広く自分のことを紹介する。次はオプランターの番。
オプランターはコホンと咳払いする。
「私の名はオプランター=レイシス。生まれは平民、38歳、独身。レイヴェルト王国に忠誠を誓った聖騎士であります。名声はあれど妻は無し、今宵、嫁が見つかると聞いて参上仕りました。魔導士風のお嬢さん、ぜひ私とお近づきになってください」
オプランターは胸に手を当て深々とお辞儀をする。
オプランターいきなりアーシェに行ったー!まあ女王とお姫様に行ったら色々と不味いのは分かるけどさ?相手は自己紹介もしてないのにいきなりいくのどうよ?取ったもの勝ちじゃないんだよ?
それから女性陣の自己紹介が始まる。
まずはアーシェから、アーシェは自分の身の上話をする。暗黒神やら炎帝やら宗教的なことはよく耳に入らなかったが兎に角痛い子だということは伝わった。そして特技について語りだす。
杖を掲げるアーシェ。
俺はそれを目で威圧した。
撃つなよ~、絶対に撃つなよ。今ここで爆裂なんてしたら皆ドン引きだぞ。
それは今から数時間前に遡る。
俺はアーシェを工房に呼び出すと彼女の右の壁に手をついて真剣な顔で迫った。
「いいかアーシェ、合コン中爆裂魔法は絶対に禁止だ。分かったな?」
「はい。でも時々物凄く撃ちたい衝動に駆られてしまうんです。これも全ては暗黒神ジャネスの思し召し。私にはどうにもならないんです」
「よく聞け、今宵、お前の神は死んだ」
「人の信仰を勝手に殺さないで下さい店長ぉ!!!」
「じゃあこのままでいいのか?今まで爆裂でどんだけ失敗してきたと思ってる?今までたまたま爆裂されたのが俺だったから良かったものの、もしリグレットだったら大変なことになるぞ?それでも良いのか?大切な人が怪我しても良いのか?」
アーシェは唇を噛んでぐっと我慢した。
「今日から爆裂魔法は封印だ、アーシェは普通の女の子、普通のバイトとして生まれ変わるんだ。愛で神を打ち負かせ!約束できるなら指切りしよう」
「ゆびきりとは何ですか?」
「俺の故郷に伝わるお呪いだ、約束を破ったら針千本飲ますからな」
「なんて恐ろしい、暗黒教以上の邪教じゃないですか!?」
そして俺はアーシェと指切りげんまんをした。
アーシェの手が震える。滅茶苦茶撃ちたそうだ。だが撃った瞬間俺が止めに入るぞ、そして店からつまみ出す。
アーシェ頑張れ!神に打ち勝て!!
するとアーシェは何もせずに大人しく杖を収めた。
よくやった!お前は己の欲望に勝ったんだ。
オプランターが言う。
「アーシェさんのその爆裂魔法とやら、どれほどの物か一度見てみたいものだな」
「それは辞めといた方が良い、なんせあのグラナドラの分身を一撃で粉砕するほどの威力だからな」
「なんと!ゲン殿はグラナドラとも戦ったことがあるのか?」
「そん時はラグレスさんとアーシェもいたけどな」
「ラ、ラグレスだと!?あの伝説の冒険者と・・・ホントあんた何者だ!?」
「だからただの商人だって!」
席の下座にはリグレット、俺、オプランターの順で、上座にはアーシェ、リーシャ姫、そしてその母、エリザベス女王陛下の順で座る・・・てか一人既婚者なんですけど?国王様の第一夫人なんて余程のバカか勇者じゃないと絶対に手を出さないぞ?だが誰も声をかけなかったらそれはそれで角が立つ。
俺は手を叩いて場を仕切った。
「はい、皆様。今宵はこんな辺境の地にお集まりいただき誠にありがとうございます。出会いとは常に突然とやって来るもの、今日この場が皆様にとって良い出会いの場になればと思います。飲んで食べて、互いにうち明かしましょう。ではお手を拝借、かんぱ~い!」
皆でグラスを突き合う。
女王陛下大丈夫か?こんなノリ、国の要人には合わないだろ?
しかし女王様なんかノリノリで皆と乾杯している。
「え~、では皆さん自己紹介から始めましょうか。まずは私、ゲンさんことヤマグチゲンから」
そして俺はヴォルケノスを倒した経緯、自分のステータス、魔境に店を開いた志などを熱く語った。その後リグレットも浅く広く自分のことを紹介する。次はオプランターの番。
オプランターはコホンと咳払いする。
「私の名はオプランター=レイシス。生まれは平民、38歳、独身。レイヴェルト王国に忠誠を誓った聖騎士であります。名声はあれど妻は無し、今宵、嫁が見つかると聞いて参上仕りました。魔導士風のお嬢さん、ぜひ私とお近づきになってください」
オプランターは胸に手を当て深々とお辞儀をする。
オプランターいきなりアーシェに行ったー!まあ女王とお姫様に行ったら色々と不味いのは分かるけどさ?相手は自己紹介もしてないのにいきなりいくのどうよ?取ったもの勝ちじゃないんだよ?
それから女性陣の自己紹介が始まる。
まずはアーシェから、アーシェは自分の身の上話をする。暗黒神やら炎帝やら宗教的なことはよく耳に入らなかったが兎に角痛い子だということは伝わった。そして特技について語りだす。
杖を掲げるアーシェ。
俺はそれを目で威圧した。
撃つなよ~、絶対に撃つなよ。今ここで爆裂なんてしたら皆ドン引きだぞ。
それは今から数時間前に遡る。
俺はアーシェを工房に呼び出すと彼女の右の壁に手をついて真剣な顔で迫った。
「いいかアーシェ、合コン中爆裂魔法は絶対に禁止だ。分かったな?」
「はい。でも時々物凄く撃ちたい衝動に駆られてしまうんです。これも全ては暗黒神ジャネスの思し召し。私にはどうにもならないんです」
「よく聞け、今宵、お前の神は死んだ」
「人の信仰を勝手に殺さないで下さい店長ぉ!!!」
「じゃあこのままでいいのか?今まで爆裂でどんだけ失敗してきたと思ってる?今までたまたま爆裂されたのが俺だったから良かったものの、もしリグレットだったら大変なことになるぞ?それでも良いのか?大切な人が怪我しても良いのか?」
アーシェは唇を噛んでぐっと我慢した。
「今日から爆裂魔法は封印だ、アーシェは普通の女の子、普通のバイトとして生まれ変わるんだ。愛で神を打ち負かせ!約束できるなら指切りしよう」
「ゆびきりとは何ですか?」
「俺の故郷に伝わるお呪いだ、約束を破ったら針千本飲ますからな」
「なんて恐ろしい、暗黒教以上の邪教じゃないですか!?」
そして俺はアーシェと指切りげんまんをした。
アーシェの手が震える。滅茶苦茶撃ちたそうだ。だが撃った瞬間俺が止めに入るぞ、そして店からつまみ出す。
アーシェ頑張れ!神に打ち勝て!!
するとアーシェは何もせずに大人しく杖を収めた。
よくやった!お前は己の欲望に勝ったんだ。
オプランターが言う。
「アーシェさんのその爆裂魔法とやら、どれほどの物か一度見てみたいものだな」
「それは辞めといた方が良い、なんせあのグラナドラの分身を一撃で粉砕するほどの威力だからな」
「なんと!ゲン殿はグラナドラとも戦ったことがあるのか?」
「そん時はラグレスさんとアーシェもいたけどな」
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「だからただの商人だって!」
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