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第四章:うちは自給自足で商売します。
偉い人が続々やってきました。
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その夜、俺はアーシェと共に悪魔の実験をする。
「アーシェ、これより惚れ薬の調合を開始する。覚悟はいいな?」
「あの、店長。お気持ちは嬉しいですがそこまでしてもらわなくてもいいですよ」
「何言ってんだアーシェ、リグレットのことが好きじゃないのか?」
アーシェは俯く。
「私に恋愛なんて無理ですよ。だって私異教徒だし、魔法使いだし、一般の人が好きなってくれるはずないですもの・・・それに私のスキルは人を不幸にしてしまいます、リグレットさんに万一のことがあったら大変です」
なんだ、アーシェの奴いつにもまして奥手じゃないか。一応失敗の自覚あったんだな。
「なあアーシェ、それでお前の気持ちは収まるのか?ただ遠くであいつを見てるだけで良いのか?」
「我慢します」
「そんな必要はないと思うぞ、互いを知れば変わるものだってある。リグレットも大概変な奴だけど、あいつも変、お前も変、それでいいんじゃないか?人なんて違って当たり前だ」
「店長はどうしてそんなにも応援してくれるんですか?」
「まあ俺も昔あったからな、でも自分の殻に閉じこもり過ぎて結局棒にふっちゃったが。それに従業員の恋は応援してやりたいじゃないか?」
「店長、ありがとうございます。私、ちょっとやってみようと思います!」
おお、その意気だ。
「でも私、惚れ薬の力には頼らないでリグレットさんに告白しようと思います。だって薬の力で上手くいってもきっとわだかまりが残るだろうし」
え?ま、まあそうかもね・・・
「店長ありがとうございました!」
そう言ってアーシェは深々と頭を下げて工房を出て行ってしまった。
・・・
俺、折角薬調合スキルあるのに今までポーションしか作ったことないから惚れ薬とか色々試してみたかったんだけど・・・まあ作るだけ作るか。
~そして合コンの日がやってくる~
店は貸し切り、料理の準備は万端、今日はお客が来ても一切受け付けません!まあ滅多に客なんて来ないがな。
「リグレット、一体どんな奴を呼んだんだ?ここまで来れるってことは相当な猛者なんだろ?」
「はい、腕の立つ王国騎士、地方の伯爵令嬢を呼んいます。ゲンさんもきっと気に入ると思いますよ、アーシェちゃんも良い人が見つかると良いね?」
リグレットはアーシェにニッコリ微笑む。
いや、それお前ぇ~!アーシェの本命お前だから。
アーシェは心配そうな顔で俺に聞く。
「店長、本当にその人達ここまで来れるんですかね?もしかして途中でモンスターに襲われていたりして・・・」
「大丈夫だ、この日のために山道のモンスター全て一掃してある。モンスター避けスプレーも一杯撒いたし今日一日だけこの山のエンカウント率は0のはずだ」
するとパカパカと馬の蹄とザッザッと軍靴の音が聞こえてくる。
俺達の前に王国の軍隊が現れた。
「お、おいリグレット、一体何人呼んだんだ?」
「もちろん3人ですよ、この者達はその護衛でしょう」
たかが合コンで軍引き連れてくるとか相当だな。
一人の騎士が俺に声をかける。
「おぉ~ゲン殿、久しぶりだな」
知った顔、オプランターだ。一体何話ぶりの登場ですか?
「どうもいらっしゃい」
俺はリグレットに耳打ちする。
「まさかお前が呼んだのってオプランター?」
「そうですよ。彼はヴォルケノス討伐部隊で唯一山頂まで辿り着いた大騎士、今ではパラディンの称号を持っている。彼のハートを射止めれば玉の輿間違いなしです」
へぇ~、そう。ケチ臭いイメージしか無いんだけど。
そして馬車からも人が下りてきた。
金髪青眼の純白のドレスを着た女性。
まさかあれって、リーシャ姫!?
嘗ての男装の面影はなく、完全に姫の姿で現れる。
おいおいおい、王国の姫様来ちゃったよ。リグレット、お前どんなコネ持ってるんだよ!
俺がリグレットの顔を窺うと彼も狐につままれたような顔をした。
なに、もしかして自分も予想外だったの?
続いて同じく金髪青眼の、リーシャ姫に輪をかけて豪華な服を着た女性が出てくる。
あれってもしかして・・・お妃様!????
病を治すため一回だけ会ったことあるけどこんなやっすい合コンに国のファーストレディー来ちゃったよ!?
「アーシェ、これより惚れ薬の調合を開始する。覚悟はいいな?」
「あの、店長。お気持ちは嬉しいですがそこまでしてもらわなくてもいいですよ」
「何言ってんだアーシェ、リグレットのことが好きじゃないのか?」
アーシェは俯く。
「私に恋愛なんて無理ですよ。だって私異教徒だし、魔法使いだし、一般の人が好きなってくれるはずないですもの・・・それに私のスキルは人を不幸にしてしまいます、リグレットさんに万一のことがあったら大変です」
なんだ、アーシェの奴いつにもまして奥手じゃないか。一応失敗の自覚あったんだな。
「なあアーシェ、それでお前の気持ちは収まるのか?ただ遠くであいつを見てるだけで良いのか?」
「我慢します」
「そんな必要はないと思うぞ、互いを知れば変わるものだってある。リグレットも大概変な奴だけど、あいつも変、お前も変、それでいいんじゃないか?人なんて違って当たり前だ」
「店長はどうしてそんなにも応援してくれるんですか?」
「まあ俺も昔あったからな、でも自分の殻に閉じこもり過ぎて結局棒にふっちゃったが。それに従業員の恋は応援してやりたいじゃないか?」
「店長、ありがとうございます。私、ちょっとやってみようと思います!」
おお、その意気だ。
「でも私、惚れ薬の力には頼らないでリグレットさんに告白しようと思います。だって薬の力で上手くいってもきっとわだかまりが残るだろうし」
え?ま、まあそうかもね・・・
「店長ありがとうございました!」
そう言ってアーシェは深々と頭を下げて工房を出て行ってしまった。
・・・
俺、折角薬調合スキルあるのに今までポーションしか作ったことないから惚れ薬とか色々試してみたかったんだけど・・・まあ作るだけ作るか。
~そして合コンの日がやってくる~
店は貸し切り、料理の準備は万端、今日はお客が来ても一切受け付けません!まあ滅多に客なんて来ないがな。
「リグレット、一体どんな奴を呼んだんだ?ここまで来れるってことは相当な猛者なんだろ?」
「はい、腕の立つ王国騎士、地方の伯爵令嬢を呼んいます。ゲンさんもきっと気に入ると思いますよ、アーシェちゃんも良い人が見つかると良いね?」
リグレットはアーシェにニッコリ微笑む。
いや、それお前ぇ~!アーシェの本命お前だから。
アーシェは心配そうな顔で俺に聞く。
「店長、本当にその人達ここまで来れるんですかね?もしかして途中でモンスターに襲われていたりして・・・」
「大丈夫だ、この日のために山道のモンスター全て一掃してある。モンスター避けスプレーも一杯撒いたし今日一日だけこの山のエンカウント率は0のはずだ」
するとパカパカと馬の蹄とザッザッと軍靴の音が聞こえてくる。
俺達の前に王国の軍隊が現れた。
「お、おいリグレット、一体何人呼んだんだ?」
「もちろん3人ですよ、この者達はその護衛でしょう」
たかが合コンで軍引き連れてくるとか相当だな。
一人の騎士が俺に声をかける。
「おぉ~ゲン殿、久しぶりだな」
知った顔、オプランターだ。一体何話ぶりの登場ですか?
「どうもいらっしゃい」
俺はリグレットに耳打ちする。
「まさかお前が呼んだのってオプランター?」
「そうですよ。彼はヴォルケノス討伐部隊で唯一山頂まで辿り着いた大騎士、今ではパラディンの称号を持っている。彼のハートを射止めれば玉の輿間違いなしです」
へぇ~、そう。ケチ臭いイメージしか無いんだけど。
そして馬車からも人が下りてきた。
金髪青眼の純白のドレスを着た女性。
まさかあれって、リーシャ姫!?
嘗ての男装の面影はなく、完全に姫の姿で現れる。
おいおいおい、王国の姫様来ちゃったよ。リグレット、お前どんなコネ持ってるんだよ!
俺がリグレットの顔を窺うと彼も狐につままれたような顔をした。
なに、もしかして自分も予想外だったの?
続いて同じく金髪青眼の、リーシャ姫に輪をかけて豪華な服を着た女性が出てくる。
あれってもしかして・・・お妃様!????
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