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第一章 脱ホームレス、立ち直りへの道
教育係が自分より格下だった、教え子も無能そうなんだけどどうしよう?
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「生徒達にあんな事言うなんて信じられません!」
少女は激昂した。ここは職員室、都留岐が島の机を叩く。島は椅子にもたれて彼女の見幕に苦笑した。隣には耳を痛そうにする正義。その光景に周りの職員達がざわつく。
「まぁまぁ都留岐先生。糾先生も悪気があって言った訳じゃないだろうし・・・」
「だとしてもヒーローを目指す子達に向かって“ヒーローなんて辞めとけ”などとよく言えますね?」
「それは、ねぇ・・・確かに問題かな?」
「大問題です!この方にあの子達を任せるなんて出来ません」
“16の娘が三十路のおっさんをあの子達呼ばわり”正義の口元から窃笑が零れる。都留岐はそれを見逃さなかった。怒りのボルテージが頂点に達する。
「何笑ってるんです!?5代目だか6代目だか知りませんがあなたに講師としての適性があるとは思えません。それに何です?そのよれたスーツは!一人の教育者として、いえ・・・社会人として品格を疑います!あなたみたいな人がどうして採用されたのか不思議でなりません」
「都留岐先生落ち着いて、糾先生はコネ入社だよ。僕等とは待遇が違うんだ」
「コ、コネ?・・・」
拍子を抜かして顔を歪める都留岐。思わず言葉を返す。
「それに糾先生は次期学院長。あまり大きな態度はとらない方が良いんじゃないかな?」
「え?オレが次期学院長!?」
晴天の霹靂に正義は思わず自分を指差した。
「んな話聞いてないんですけど!」
「僕も聞いてないよ」
「聞いてねぇのかよ!」
「だけど経営者の息子が入ってきたら普通そう思うでしょ?都留岐先生、これは業務命令です。これから一ヶ月、全力で糾先生の面倒を見なさい。あの失言は挨拶させた僕に責がある。そう言う訳だから今日のところは抜いた刀を鞘に納めてよ、ね?」
手の平を顔の間に立てて謝るようにお願いする島。
都留岐は正義の顔色を窺いながら険しい表情を浮かべる。
「糾先生の一言でどうなるか分からないんだよ?世の中代わりの元魔法少女なんていくらでもいるんだ。ご両親を心配させちゃあいけないよ」
都留岐は渋々頭を下げた。
「都留岐社と言います。先程は感情的になって申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いします」
そこに感情がこもっていないのは明白である。しかし下げた頭を無下にする訳にもいかず、お互い満面の作り笑顔で挨拶を交わした。
※
出席番号第五番“熊田洋”三十歳。特技はなんちゃって太極拳。総合評価(D)。
正義は生徒の成績を見て嘲笑した。その隣から都留岐が覗く。
「糾先生、もう全員の名前は覚えましたか?」
「あぁ・・・それにしてもつくづく見込みのない奴等だな。この熊田ってのがヒーローになれるならオレは神になれるね」
「しかもこの朏って奴に至っては完全にただの一般人じゃねぇか?よく入学したな」
「糾先生、皆を扱下ろすのは感心しませんよ」
都留岐は正義を指して咎める。
「皆頑張っているんです。私達が応援してあげなくてどうするんですか?」
正義は冷笑した。これも若気の至り、現実の厳しさを知らない。生徒が夢を追うならば彼女は夢に溺れている。真摯に教えれば皆ヒーローに出来ると思っているのだろうが、どんなに講師が優れようとも素材が悪ければ料理のしようが無い。一流のシェフも食材が腐っていては美味しいものは作れないのだ。冷静に考えてこの生徒達の実力でヒーローになるのは難しいと言えよう。
才能ある正義ですら廃れたのだ。彼等ならば快速、いや特急で廃れる。卒業と同時に路頭に迷う。ならばここは諦めさせて、人並みの人生に導くのが教育者としてのあり方ではないか?自分と同じ道を歩ませたくない。そんな思いが正義にはあった。
「都留岐先生も元ヒーローなら業界の厳しさは知ってるだろ?コイツ等の実力で本当にやっていけると思ってるのか?」
「学生なんですから素人で当然です。今はDでも将来大物になるかもしれませんよ。そう言う糾先生は学院生時代どうだったんです?」
「A」
「え!?・・・Aェ?」
都留岐は周章狼狽する。
「いや、今ではなくて昔ですよ?」
「だからAだって。あの頃はBで凡才、Cで落ちこぼれだったからな。D評価なんて初めて見たぜ。オトヒロも質が落ちたもんだ。それにランクは早々上がるもんじゃない。上がったとしても一つ上が良い所。都留岐先生だって今と昔そう大差ないだろ?」
「私はオトヒロ生ではないので当時のランクがどれくらいだったかは・・・」
「お前成り上がりかよ。じゃあ今は?」
都留岐の目が泳いだ。
「ビィ・・・」
「え?何だって?」
「Bです!」
「B!?・・・お前偉そうにしてるけどオレより格下じゃん?」
正義の顔がここぞとばかりに緩む。都留岐の眉根に彫刻刀で掘ったような深い皺が寄った。
「Bと言っても限りなくAに近いBですから!実力的には糾先生と変わりませんよ。ちょっと自分の方が上だからと調子に乗らないで下さい。先輩はもっと敬うものです」
「年齢的にはオレの方が先輩だけどな。そっちこそ年上を敬えよB級魔法少女」
「B級!?」
その一言に都留岐は憤慨する。
正義は嫌味な顔でそれを見下ろした。
「お前B評価って事は魔法少女やってた期間もそれほど長くないだろ?一年?半年?まさか三ヶ月って事はないだろうな?」
「半年はやりました!馬鹿にしないで下さい」
「お?Bの癖に半年も粘ったのか?平凡なヒーローにしては頑張ったな。だけど本当はもっと活躍したかったろ?後輩にヒーローの座を奪われて悔しかったろ?分かるぜその気持ち」
正義は腕を組み悟ったかのように頷く。
「世間は冷たいよな、どんなに我が身を犠牲にしようと簡単に見限ってくれる。青春の全てを捧げたのにそれじゃあ報われねぇよ。むやみやたらとヒーローを増やすからそうなるんだ。真に生徒の事を思うなら時には諦めさせる事も必要だと思わねぇ?」
「何を言ってるんです?」
正義は拍子を抜かして組んだ腕を崩した。
「は?今の話聞いてた?」
「何で悔しいんです?何故もっと活躍したいと思うんです?平和を守る主人公が増えて喜ばしいではないですか?」
「お前、それ本気で言ってるのか?現役時代は皆にちやほやされてウハウハでも引退した途端冷たくあしらわれるんだぞ?世界を救ったんだから一生称えてくれても良いだろ?だけど世間は新しいヒーローばかりに目を向けて、消えていった者達から目を背ける。別に後輩が増えるのが嫌なんじゃない。そのせいで不幸になってる奴等をオレは見てられないんだよ。三十過ぎてヒーローになれなかったら確実に人生詰むぞ、生徒にそんな思いさせたくないだろ?」
「糾先生、そもそもヒーローは慈善事業です。善意に損得なんてありませんよ」
都留岐は冷たい目で正義を否した。
少女は激昂した。ここは職員室、都留岐が島の机を叩く。島は椅子にもたれて彼女の見幕に苦笑した。隣には耳を痛そうにする正義。その光景に周りの職員達がざわつく。
「まぁまぁ都留岐先生。糾先生も悪気があって言った訳じゃないだろうし・・・」
「だとしてもヒーローを目指す子達に向かって“ヒーローなんて辞めとけ”などとよく言えますね?」
「それは、ねぇ・・・確かに問題かな?」
「大問題です!この方にあの子達を任せるなんて出来ません」
“16の娘が三十路のおっさんをあの子達呼ばわり”正義の口元から窃笑が零れる。都留岐はそれを見逃さなかった。怒りのボルテージが頂点に達する。
「何笑ってるんです!?5代目だか6代目だか知りませんがあなたに講師としての適性があるとは思えません。それに何です?そのよれたスーツは!一人の教育者として、いえ・・・社会人として品格を疑います!あなたみたいな人がどうして採用されたのか不思議でなりません」
「都留岐先生落ち着いて、糾先生はコネ入社だよ。僕等とは待遇が違うんだ」
「コ、コネ?・・・」
拍子を抜かして顔を歪める都留岐。思わず言葉を返す。
「それに糾先生は次期学院長。あまり大きな態度はとらない方が良いんじゃないかな?」
「え?オレが次期学院長!?」
晴天の霹靂に正義は思わず自分を指差した。
「んな話聞いてないんですけど!」
「僕も聞いてないよ」
「聞いてねぇのかよ!」
「だけど経営者の息子が入ってきたら普通そう思うでしょ?都留岐先生、これは業務命令です。これから一ヶ月、全力で糾先生の面倒を見なさい。あの失言は挨拶させた僕に責がある。そう言う訳だから今日のところは抜いた刀を鞘に納めてよ、ね?」
手の平を顔の間に立てて謝るようにお願いする島。
都留岐は正義の顔色を窺いながら険しい表情を浮かべる。
「糾先生の一言でどうなるか分からないんだよ?世の中代わりの元魔法少女なんていくらでもいるんだ。ご両親を心配させちゃあいけないよ」
都留岐は渋々頭を下げた。
「都留岐社と言います。先程は感情的になって申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いします」
そこに感情がこもっていないのは明白である。しかし下げた頭を無下にする訳にもいかず、お互い満面の作り笑顔で挨拶を交わした。
※
出席番号第五番“熊田洋”三十歳。特技はなんちゃって太極拳。総合評価(D)。
正義は生徒の成績を見て嘲笑した。その隣から都留岐が覗く。
「糾先生、もう全員の名前は覚えましたか?」
「あぁ・・・それにしてもつくづく見込みのない奴等だな。この熊田ってのがヒーローになれるならオレは神になれるね」
「しかもこの朏って奴に至っては完全にただの一般人じゃねぇか?よく入学したな」
「糾先生、皆を扱下ろすのは感心しませんよ」
都留岐は正義を指して咎める。
「皆頑張っているんです。私達が応援してあげなくてどうするんですか?」
正義は冷笑した。これも若気の至り、現実の厳しさを知らない。生徒が夢を追うならば彼女は夢に溺れている。真摯に教えれば皆ヒーローに出来ると思っているのだろうが、どんなに講師が優れようとも素材が悪ければ料理のしようが無い。一流のシェフも食材が腐っていては美味しいものは作れないのだ。冷静に考えてこの生徒達の実力でヒーローになるのは難しいと言えよう。
才能ある正義ですら廃れたのだ。彼等ならば快速、いや特急で廃れる。卒業と同時に路頭に迷う。ならばここは諦めさせて、人並みの人生に導くのが教育者としてのあり方ではないか?自分と同じ道を歩ませたくない。そんな思いが正義にはあった。
「都留岐先生も元ヒーローなら業界の厳しさは知ってるだろ?コイツ等の実力で本当にやっていけると思ってるのか?」
「学生なんですから素人で当然です。今はDでも将来大物になるかもしれませんよ。そう言う糾先生は学院生時代どうだったんです?」
「A」
「え!?・・・Aェ?」
都留岐は周章狼狽する。
「いや、今ではなくて昔ですよ?」
「だからAだって。あの頃はBで凡才、Cで落ちこぼれだったからな。D評価なんて初めて見たぜ。オトヒロも質が落ちたもんだ。それにランクは早々上がるもんじゃない。上がったとしても一つ上が良い所。都留岐先生だって今と昔そう大差ないだろ?」
「私はオトヒロ生ではないので当時のランクがどれくらいだったかは・・・」
「お前成り上がりかよ。じゃあ今は?」
都留岐の目が泳いだ。
「ビィ・・・」
「え?何だって?」
「Bです!」
「B!?・・・お前偉そうにしてるけどオレより格下じゃん?」
正義の顔がここぞとばかりに緩む。都留岐の眉根に彫刻刀で掘ったような深い皺が寄った。
「Bと言っても限りなくAに近いBですから!実力的には糾先生と変わりませんよ。ちょっと自分の方が上だからと調子に乗らないで下さい。先輩はもっと敬うものです」
「年齢的にはオレの方が先輩だけどな。そっちこそ年上を敬えよB級魔法少女」
「B級!?」
その一言に都留岐は憤慨する。
正義は嫌味な顔でそれを見下ろした。
「お前B評価って事は魔法少女やってた期間もそれほど長くないだろ?一年?半年?まさか三ヶ月って事はないだろうな?」
「半年はやりました!馬鹿にしないで下さい」
「お?Bの癖に半年も粘ったのか?平凡なヒーローにしては頑張ったな。だけど本当はもっと活躍したかったろ?後輩にヒーローの座を奪われて悔しかったろ?分かるぜその気持ち」
正義は腕を組み悟ったかのように頷く。
「世間は冷たいよな、どんなに我が身を犠牲にしようと簡単に見限ってくれる。青春の全てを捧げたのにそれじゃあ報われねぇよ。むやみやたらとヒーローを増やすからそうなるんだ。真に生徒の事を思うなら時には諦めさせる事も必要だと思わねぇ?」
「何を言ってるんです?」
正義は拍子を抜かして組んだ腕を崩した。
「は?今の話聞いてた?」
「何で悔しいんです?何故もっと活躍したいと思うんです?平和を守る主人公が増えて喜ばしいではないですか?」
「お前、それ本気で言ってるのか?現役時代は皆にちやほやされてウハウハでも引退した途端冷たくあしらわれるんだぞ?世界を救ったんだから一生称えてくれても良いだろ?だけど世間は新しいヒーローばかりに目を向けて、消えていった者達から目を背ける。別に後輩が増えるのが嫌なんじゃない。そのせいで不幸になってる奴等をオレは見てられないんだよ。三十過ぎてヒーローになれなかったら確実に人生詰むぞ、生徒にそんな思いさせたくないだろ?」
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