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異世界で始める第二の人生
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「起きろ。朝だぞ今日はクエストに行くんだろ?」
「うぅ…」
「ほら、寝ぼけてないで早く集会所へくるんだ。みんなお前を待ってるんだから。」
「おう。」
聞きなれた声と肌寒さを感じながら俺は集会所へ向かう
寝室から出てあくびをしながらゆっくり歩いていると右から来た少し大人気な少女と目が合った
「おはようございます。今日は遂にクエストですね!リーダー頑張りましょう!」
「おう」と少し眠たそうな声で返事をする
彼女の名はルリ
大人っぽい名前と様子からは想像もつかないくらい戦場ではものすごく強い
彼女は主に支援魔法や守護魔法を使う
魔法使い、ウィズだ
そんな彼女とすれ違って集会所へ向かった
集会所の入口付近まで行くと賑やかな声が聞こえてきた
(どうせ、またアイツらだろう)と心の中で思いながら面倒くさそうに中へ入った。
「おっはよ~!」と朝から元気にはしゃぎながらこっちへ掛けてくる少女、ララだ。
「おはようございますリーダー」と小さな体で落ち着いたように挨拶してくれたのはリリだ。
「ララは主に蘇生を担当する。この世界ではヒーラーと呼ばれている
リリは前に出て敵を引きつける役、いわゆる囮だ。この世界ではデコイと呼ばれている。名前は微妙つかもしれないが戦場ではとても重要になってくる役割だ」
他にもたくさんの仲間がいるが沢山いすぎるので紹介はここら辺にしておこう。
「そういえば、この世界に来てもう1年が経つんよな
この世界にきたきっかけはよくわからないが朝起きて普通に学校へ行こうとしたらこの世界に転送されていんだっけなぁ」と無意識に呟く
「正直自分でもなんでこの世界に転送されたのかよく分からないんだよな、学校に向かっている時に犬の糞を踏んでしまってショックを受け目をつぶりながら上を見ていたらいつの間にかこの世界にって感じで」苦笑いしながら呟いた
(まぁ、こっちの世界でも充実してるからいいんだけどな)
「なぁに、にやにやしてるのよ~」
どうやらニヤニヤしていたらしい
「あっ!もしかしてぇ?」
何かを閃いたようにララが言う
「ミナトもしかして、リリの胸のあたりを見ていてエッチぃ事妄想してたのぉ?」
「しっ、してねぇよ!」と、大きな声で拒絶する
その声を聞いてみんなの目線がこちらを向く
俺はそれを全力で誤魔化した
「そ、そういえば、もうちょっとでクエストに出発だろ?み、みんな頑張ろ~!おぉ!」俺は1人で大きな声を上げていた
すると、周りから「当たりめぇだろ!ミナト!なんかいつもと違うぞ~!」
と声が上がった
「あっ…やらかした…完全にやらかしたよぉ…俺主人公なのに自己紹介何もしてねぇ…」
数秒おいてから心で自己紹介を始める
(俺はこのギルドのリーダーを務めている詳しくはやらされているミナトだ。なぜ?と思うかもしれないがそのうち分かるだろう…俺の役職は普通にノーマルに、冒険者だ。えぇ?冒険者?普通だなぁ、ショボいと思うかもしれないがこの世界での冒険者は相当強い。基本なんの仕事でも役職でも少し練習してしまえば簡単に使えてしまうんだ。と、まぁ自己紹介はここら辺にして…ってえ?趣味?そんなの決まってるだろ?異世界に転送される人間のほとんどの趣味はニートやヲタクだ。べ、別にニートやヲタクを侮辱してる訳では無いからな?よし、自己紹介も済んだことだしそろそろ行くか!)
昼の12時を回った頃俺達は灼熱の炎の中にいるような砂漠の中を歩いていた
すると後ろから
「ちょっとミナト~おんぶして~暑い~はーやーく~」ララだ元気なのは認めるが極度のめんどくさがり屋でクエストに行くたび毎回ララを俺がおぶって移動している
「ちょっとは自分で歩こうとしろよな」と呆れたように俺は答えた
「えー!やだやだ~おぶってくれないともうクエスト行かないもん!」と幼い子がわがままを言うみたいに駄々をこね始めた
(まったく、何歳なんだよこいつ)
「もう知らないからね!」とララが拗ねたように言った
「リーダー私もちょっとそろそろ限界です。おぶってもらえませんか?」とだるそうな目でルリが言った
(まったくお前もかよ)
「もう少しでつくから我慢しろー」
と死にそうな声で俺は答えた
1時間くらい歩いただろうか。
「まったくぅ。どこがもう少しよ、もうヘトヘトよ」とララは言った
(結局最後まで歩いたんだな)
「リーダー私もちょっと体力が…」
「はいはい」と彼女達の言葉を無視しながら答える
「リリ、大丈夫か?」後ろを向きながら喋りかける
「…ってえぇ!リリはどこへ行ったぁぁぁ!」と俺は叫ぶ
「知らないわよ!」とララが半ギレ状態で答える
「多分どこかで寝ていると思います」
とルリが答える
(リリがいつも大人しいのは多分、眠たいからだろう。 あいついったい何時に寝てるんだ?)
「ちょっと誰か探してきてくれないか?」と周りの人を見ながら俺は言った
すると、みんな面倒臭いのか疲れたのか分からないが目を合わせると口笛を吹きながら目を逸らしどこかえ行ってしまう
「はぁ…。分かりましたよ、俺が行けばいいんでしょ俺が」
いつもこんな感じだクエストに行くとリリが必ずいなくなって誰かに探すように頼むと無視する。
だから俺が仕方がなくこのギルドのリーダーをやっている。
(はぁ、誰か頼りになる人いないのかなぁ?)
日が暮れた頃にやっとリリを見つけた
「おい。起きろ」
「…」
「おーい。リリさーん?」
「…」
(仕方ない今寝てるうちにイタズラでもするか…)
身体に触ろうとした瞬間物凄い勢いで何かが飛んできた
「どうせ、こうなると思ったわ!」
ララが肩で息をしながら歩いてきた
後ろから全力で追いかけてきたのだろう
その後ろからルリの姿が見えた
「これだから男は…リーダーもしかして、アレですか?変〇」
ぐはっ!ルリにだけは言われたく無かったセリフを…
「ちっ違う!俺はリリを起こそうとしただけで…」俺は腕と首をおおきく振りながら言う
「へぇ…起こそうとねぇ?」
ララが疑いながら呟く
「変態」とルリが小さな声で呟く
(おーい、聞こえてますよ?)
「よし、もうそろそろモンスターが湧く頃だからな、みんな戦闘準備しな」
「はーい」とララが答えた
(こういう時だけ言う事聞くんだよな、こいつ)
「見えた、3時の方向に敵影!影の大きさからジャイアントウルフ!」
「了解!」
「リリ頼むぞ!」
「了解リーダー」
「よし、ルリはリリの援護を頼む!」
「ララは負傷者の回復を!」
ジャイアントウルフとは名前の通り、ウルフが大きくなったものだ
ただ、普通のウルフとは違う点が複数ある。
1つはスピードと体力そして攻撃力
ジャイアントウルフは火をメインとする攻撃が得意でジャイアントウルフに負ける時は大体バーベキューにされる
え?何それ弱っと思うかもしれないがこれまた強力で耐火レンガも一瞬で溶かしてしまう
それってバーベキューどころな話じゃないよな。
「来ました!」
「ルリ攻撃魔法を!」
「はい!」
「凍てつく氷よ、其れを凍らせよ!」
あ、忘れていたがルリは氷を主とする魔法を使う。
俺にわ、よく分からないような言葉を唱えると、当たりが一瞬にして寒くなりジャイアントウルフをどんどん凍らせていく
「いつもより魔力消費が激しいですが、多分大きいからかな?まぁいいや!」
「今よ!リリ!」
「うん。ありがとう!」と笑ってからリリはジャイアントウルフに武器を向け物凄い速さで切り込んでいく
「す、すげぇ」とクエストに行くたび口にしている。(口癖みたいなやつかな?)
それからどれくらい経ったのだろうか…
さっきまで戦場だった所はすっかりと静まり返り、今は平和な時を過ごしている。
それにしても、「おーい、大丈夫か?というかなんでララが凍ってんだよ」
「恐らく対象にするヤツをジャイウルとララにしてしまったのだと思いますが」焦りながらルリが答える
俺は、なにしてんねんとツッコミたかったが今の彼女には意味がなさそうだ。
「そろそろ溶けてもいい頃なんだが…」
「ブルブルブル!ひぃー、さみぃ!」
「おっ氷の中はどうだった?」
と遊び半分で言うと
「はっ?お前何言ってるの?殺されたいの?ルリ、こいつ凍らせてやって!」
どうやら本気の意味で取り上げられたそうだ。
「えっえっ?」
ルリは、どうすればいいのか戸惑いながらキョロキョロしている。
俺はこのルリの姿を見てニヤニヤしていた。えっ?何故かって?そんなの決まってるだろ?好みだからさっ
と、まぁこんな感じで俺達の冒険や日常はいつも過ぎていく。
(まったくあっちの世界よりこっちの方が時の進みが早く感じるぜ)
「うぅ…」
「ほら、寝ぼけてないで早く集会所へくるんだ。みんなお前を待ってるんだから。」
「おう。」
聞きなれた声と肌寒さを感じながら俺は集会所へ向かう
寝室から出てあくびをしながらゆっくり歩いていると右から来た少し大人気な少女と目が合った
「おはようございます。今日は遂にクエストですね!リーダー頑張りましょう!」
「おう」と少し眠たそうな声で返事をする
彼女の名はルリ
大人っぽい名前と様子からは想像もつかないくらい戦場ではものすごく強い
彼女は主に支援魔法や守護魔法を使う
魔法使い、ウィズだ
そんな彼女とすれ違って集会所へ向かった
集会所の入口付近まで行くと賑やかな声が聞こえてきた
(どうせ、またアイツらだろう)と心の中で思いながら面倒くさそうに中へ入った。
「おっはよ~!」と朝から元気にはしゃぎながらこっちへ掛けてくる少女、ララだ。
「おはようございますリーダー」と小さな体で落ち着いたように挨拶してくれたのはリリだ。
「ララは主に蘇生を担当する。この世界ではヒーラーと呼ばれている
リリは前に出て敵を引きつける役、いわゆる囮だ。この世界ではデコイと呼ばれている。名前は微妙つかもしれないが戦場ではとても重要になってくる役割だ」
他にもたくさんの仲間がいるが沢山いすぎるので紹介はここら辺にしておこう。
「そういえば、この世界に来てもう1年が経つんよな
この世界にきたきっかけはよくわからないが朝起きて普通に学校へ行こうとしたらこの世界に転送されていんだっけなぁ」と無意識に呟く
「正直自分でもなんでこの世界に転送されたのかよく分からないんだよな、学校に向かっている時に犬の糞を踏んでしまってショックを受け目をつぶりながら上を見ていたらいつの間にかこの世界にって感じで」苦笑いしながら呟いた
(まぁ、こっちの世界でも充実してるからいいんだけどな)
「なぁに、にやにやしてるのよ~」
どうやらニヤニヤしていたらしい
「あっ!もしかしてぇ?」
何かを閃いたようにララが言う
「ミナトもしかして、リリの胸のあたりを見ていてエッチぃ事妄想してたのぉ?」
「しっ、してねぇよ!」と、大きな声で拒絶する
その声を聞いてみんなの目線がこちらを向く
俺はそれを全力で誤魔化した
「そ、そういえば、もうちょっとでクエストに出発だろ?み、みんな頑張ろ~!おぉ!」俺は1人で大きな声を上げていた
すると、周りから「当たりめぇだろ!ミナト!なんかいつもと違うぞ~!」
と声が上がった
「あっ…やらかした…完全にやらかしたよぉ…俺主人公なのに自己紹介何もしてねぇ…」
数秒おいてから心で自己紹介を始める
(俺はこのギルドのリーダーを務めている詳しくはやらされているミナトだ。なぜ?と思うかもしれないがそのうち分かるだろう…俺の役職は普通にノーマルに、冒険者だ。えぇ?冒険者?普通だなぁ、ショボいと思うかもしれないがこの世界での冒険者は相当強い。基本なんの仕事でも役職でも少し練習してしまえば簡単に使えてしまうんだ。と、まぁ自己紹介はここら辺にして…ってえ?趣味?そんなの決まってるだろ?異世界に転送される人間のほとんどの趣味はニートやヲタクだ。べ、別にニートやヲタクを侮辱してる訳では無いからな?よし、自己紹介も済んだことだしそろそろ行くか!)
昼の12時を回った頃俺達は灼熱の炎の中にいるような砂漠の中を歩いていた
すると後ろから
「ちょっとミナト~おんぶして~暑い~はーやーく~」ララだ元気なのは認めるが極度のめんどくさがり屋でクエストに行くたび毎回ララを俺がおぶって移動している
「ちょっとは自分で歩こうとしろよな」と呆れたように俺は答えた
「えー!やだやだ~おぶってくれないともうクエスト行かないもん!」と幼い子がわがままを言うみたいに駄々をこね始めた
(まったく、何歳なんだよこいつ)
「もう知らないからね!」とララが拗ねたように言った
「リーダー私もちょっとそろそろ限界です。おぶってもらえませんか?」とだるそうな目でルリが言った
(まったくお前もかよ)
「もう少しでつくから我慢しろー」
と死にそうな声で俺は答えた
1時間くらい歩いただろうか。
「まったくぅ。どこがもう少しよ、もうヘトヘトよ」とララは言った
(結局最後まで歩いたんだな)
「リーダー私もちょっと体力が…」
「はいはい」と彼女達の言葉を無視しながら答える
「リリ、大丈夫か?」後ろを向きながら喋りかける
「…ってえぇ!リリはどこへ行ったぁぁぁ!」と俺は叫ぶ
「知らないわよ!」とララが半ギレ状態で答える
「多分どこかで寝ていると思います」
とルリが答える
(リリがいつも大人しいのは多分、眠たいからだろう。 あいついったい何時に寝てるんだ?)
「ちょっと誰か探してきてくれないか?」と周りの人を見ながら俺は言った
すると、みんな面倒臭いのか疲れたのか分からないが目を合わせると口笛を吹きながら目を逸らしどこかえ行ってしまう
「はぁ…。分かりましたよ、俺が行けばいいんでしょ俺が」
いつもこんな感じだクエストに行くとリリが必ずいなくなって誰かに探すように頼むと無視する。
だから俺が仕方がなくこのギルドのリーダーをやっている。
(はぁ、誰か頼りになる人いないのかなぁ?)
日が暮れた頃にやっとリリを見つけた
「おい。起きろ」
「…」
「おーい。リリさーん?」
「…」
(仕方ない今寝てるうちにイタズラでもするか…)
身体に触ろうとした瞬間物凄い勢いで何かが飛んできた
「どうせ、こうなると思ったわ!」
ララが肩で息をしながら歩いてきた
後ろから全力で追いかけてきたのだろう
その後ろからルリの姿が見えた
「これだから男は…リーダーもしかして、アレですか?変〇」
ぐはっ!ルリにだけは言われたく無かったセリフを…
「ちっ違う!俺はリリを起こそうとしただけで…」俺は腕と首をおおきく振りながら言う
「へぇ…起こそうとねぇ?」
ララが疑いながら呟く
「変態」とルリが小さな声で呟く
(おーい、聞こえてますよ?)
「よし、もうそろそろモンスターが湧く頃だからな、みんな戦闘準備しな」
「はーい」とララが答えた
(こういう時だけ言う事聞くんだよな、こいつ)
「見えた、3時の方向に敵影!影の大きさからジャイアントウルフ!」
「了解!」
「リリ頼むぞ!」
「了解リーダー」
「よし、ルリはリリの援護を頼む!」
「ララは負傷者の回復を!」
ジャイアントウルフとは名前の通り、ウルフが大きくなったものだ
ただ、普通のウルフとは違う点が複数ある。
1つはスピードと体力そして攻撃力
ジャイアントウルフは火をメインとする攻撃が得意でジャイアントウルフに負ける時は大体バーベキューにされる
え?何それ弱っと思うかもしれないがこれまた強力で耐火レンガも一瞬で溶かしてしまう
それってバーベキューどころな話じゃないよな。
「来ました!」
「ルリ攻撃魔法を!」
「はい!」
「凍てつく氷よ、其れを凍らせよ!」
あ、忘れていたがルリは氷を主とする魔法を使う。
俺にわ、よく分からないような言葉を唱えると、当たりが一瞬にして寒くなりジャイアントウルフをどんどん凍らせていく
「いつもより魔力消費が激しいですが、多分大きいからかな?まぁいいや!」
「今よ!リリ!」
「うん。ありがとう!」と笑ってからリリはジャイアントウルフに武器を向け物凄い速さで切り込んでいく
「す、すげぇ」とクエストに行くたび口にしている。(口癖みたいなやつかな?)
それからどれくらい経ったのだろうか…
さっきまで戦場だった所はすっかりと静まり返り、今は平和な時を過ごしている。
それにしても、「おーい、大丈夫か?というかなんでララが凍ってんだよ」
「恐らく対象にするヤツをジャイウルとララにしてしまったのだと思いますが」焦りながらルリが答える
俺は、なにしてんねんとツッコミたかったが今の彼女には意味がなさそうだ。
「そろそろ溶けてもいい頃なんだが…」
「ブルブルブル!ひぃー、さみぃ!」
「おっ氷の中はどうだった?」
と遊び半分で言うと
「はっ?お前何言ってるの?殺されたいの?ルリ、こいつ凍らせてやって!」
どうやら本気の意味で取り上げられたそうだ。
「えっえっ?」
ルリは、どうすればいいのか戸惑いながらキョロキョロしている。
俺はこのルリの姿を見てニヤニヤしていた。えっ?何故かって?そんなの決まってるだろ?好みだからさっ
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