世界の管理をしていたら管理者が逃げ出した

のこじ

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第一章 管理者(上司)が逃げた

第13話 真理までの道ver.1.0

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50億ptを分けてもらう約束をした私は、現在、バカ女神の友達の世界を観測している。
もうすぐ世界の”リセット”が終わり、管理をすることが出来るようになるらしい。

今いる世界は暫く忙しいこともなさそうだから、ちょうど良かった。

召喚された異世界勇者達は元の世界に戻るため、”脱神教”の下で修行をしているみたいだけど、

「リセットされた世界は0から世界を管理をするのと同じだから頑張ってね」

と友人が言う。

「世界の管理権は全て私にある感じ?」

「んー。まあそうだね。どう世界を動かそうがスイちゃん次第になるってことだね」

「えぇぇ…責任重大かぁ」

「あ、ちなみに、初期必要ptは30億は必要だからね」

え。

「色々と計算すると、世界が始まってから100年は”イレギュラー”が大量発生するから気を付けてよ」

え。

「でも、スイちゃんは多分、後ちょっと条件を満たせば上位存在に昇華するから…。きっと大丈夫だよ」

うーん。不安。

友人の”後ちょっと”がどのぐらいか分からないし、”イレギュラー”が大量発生というのも大変そうだし…。

「そんなスイちゃんの為に私が頑張って【天玉翡翠の円環】を魔改造中だから待っててね」

「ありがとう。でも…負担になってない?」

友人は私の見ていない所でいろんなことをしているから負担は大きそう。

「ん?負担?そんなもの無いよ。私の趣味でやっているようなもんだし」

「でも、少しの対価しか渡していないのにこんなに貰うのは良いの?」

そう尋ねると、友人は少し考え、言った。

「髪を一房と羽を数枚貰ったから十分以上なんだけどね。というか、そもそも本当は無償でも良いんだけど、”制約”が煩くてね」

「そっか。分かった」

「うん。分かってくれれば良い」

「新しい世界の管理も手伝ってね?」

「りょーかい」

「ありがとね」

友人が何を考えて、何を目的にしているのはわからないが、今はとりあえず協力してくれることに感謝しておこう。

❖ ❖ ❖ ❖ ❖
※”友人”視点

私は別世界にいるはずの”縺オ縺滂ス?#縺ョ縺ゅ?”と連絡をとる。

ん?りょーかい。りょーかい。
また”世界”が暴走してるのね。

少し手を振るい、ウィンドウを表示する。

暴走した世界を世界を探し……見つけたので、”世界”の力――即ち”実”の力とは反対の力即ち――”虚”の力を使い鎮静させる。

用事が終わると、管理を再開したスイちゃんを見ながら友人の”心の中の呟き”を思い出す。

何を目的に、ねぇ。

そんなの単純。

スイちゃんの―――の為だよ。

今はは落ち着いているから良いけど…。

いずれ…ね。





と同じような存在になるんだから。
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