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ブロウ大陸編
第7話:大転移魔法
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アルは上がった口角を下げることができないまま、ビレルデの城に入る。
きらびやかな内装など今は目に入らない。ビレルデの協力は得られないと、レイたちと話してから思っていた。しかし、昨日の鳴楽の報告でほぼ確信した。
いけると。
ビレルデ東領の人々いわく、今まで魔王軍に国が制圧されることはなかったという。しかし、今回は違った。
いくら武装王国といっても、警戒せざるを得ない。
そして思うはずだ。世界征服が目的だと言っているような得体のしれないヤツらが、魔王軍と同時に敵になったら危険だと。
ならば、協力を申し出ているうちに受け入れたほうがまだ安心なのではないかと。
「まだニヤけていますよ、アル様」
「ああ、ごめん。そろそろ抑えないとね」
隣を歩く執事服の男から指摘され、なんとか口角を下げる。
その男は、ロイド・フォキシラムだ。長めの黒髪を軽く左に流しており、狐のような糸目。その表情からは狡猾さが見て取れる。
ロイドは観察眼にとても優れており、相手の嘘を見抜くことができる。真っ向からの戦闘は他の執事や管理者たちに比べて得意ではないが、暗殺術に長けており、足音は無に近い。さらに、優秀な拷問担当でもある。
アルとロードのみで訪問する予定だったが、ロードの考えでロイドを連れて行くことになった。王の言葉に嘘がないか確かめさせてもらうためである。
三人の前方にはカムイとレイが、謁見の間までの道を先導するため歩いている。
レイは無表情だが、カムイは分かりやすく嫌そうな表情を浮かべていた。
長く広い廊下を数分歩くと、レイとカムイが一つの扉の前で立ち止まった。
「着きました」
レイが扉を開き、お先にどうぞというジェスチャーをする。アル、ロード、ロイド、そしてカムイとレイの順番で謁見の間に入った。
床は黒に近い紺色の床で、まるで星空のような輝きを持っている。壁には窓が規則正しく並んでおり、その装飾は非常に豪華だ。最奥には金を基調とした椅子が一つ。それには、老人が座っている。
老人は、今にも床に臥せてしまいそうなほど痩せ細っていた。しかし、鼻の下と顎に貯えられた長く白い髭と、細く鋭い目からは威厳が感じられる。
「よく来たのう、異世界の者。まずは――」
王は低い声で話しだしたかと思うと、突然――
「岩魔法・王鎚」
何もない空間から岩が出現し、成人男性ほどの大きさの戦鎚に形を変える。そして次の瞬間、ロードに向かって戦鎚が飛んだ。
それと同時に、王の隣にいたレイがアルに、カムイはロイドに向かって踏み込む。どちらも鞘に収められた剣の柄を握っている。
「風魔法・反射の吐息」
ロードの言葉が終わると同時に、笛のような甲高い突風の音と、剣が重なり合う音が二つ、合計三つの音が部屋に響き渡った。
戦鎚は王のすぐ背後の壁、顔の横に突き刺さっている。アルはレイの横一文字の斬撃を左手に持った散弾銃で防ぎ、右手のピストルを頭に押し付けた状態。
ロイドはカムイの縦振りを左の親指と人差指で止め、右手に持ったナイフを文字通り目の前に突き出している。
気まずい静寂が部屋に訪れ、数秒が経過した。すると、レイとカムイが剣を鞘に収めて王の横へと戻った。
戦鎚が空気に霧散して消える中、王が険しい表情で口を開く。
「話を始める前に、まずは詫びよう。お主らの実力を、どうしてもこの目で確かめたかったのじゃ」
「ご期待には添えましたか?」
アルが笑顔で答えると、王は首を横に振った。
「いや……期待以上だった。執事も良い腕をしておる」
王は一息おいてから、再度話しだした。その表情は先程よりも柔らかい。
「儂はケインヒル・ティーラ・ビレルデ六世。今日来てもらった理由は他でもない。協力を受け入れることを伝えるためじゃ。そちらの気が変わっていないならば、協力してほしい」
アルは、心の中で何度もガッツポーズをした。そして、上がりかかる口角を必死に抑えて答える。
「元々こちらの要求なので、断る理由はありません」
「ならば良かった。そちらの目的は世界を征服して平和に導くことじゃったな」
「その通りです。協力を要求した理由は実は二つあったんです。一つ目は、征服を楽にするため。二つ目は、この大陸から離れるときが来たとき、僕らに変わって平和を維持してくれる力が欲しかったからです。平和を維持するにあたって重要なのは、悪を払う戦力だと考えています」
「なるほど、よく分かった」
ビレルデ王は二度三度と頷いた。
ある程度の共感を得ることができている。そう感じたアルは、自身の中での本題を切り出すことにした。
「それで……二つ頼みたいことがあるのですが」
アルは右手でピースサインをつくる。
「なんじゃ?」
「まずは、魔王軍について詳しくお聞かせ願いたいのです。敵の情報は持てるだけ持っておきたい」
「良いじゃろう。レイ、説明してくれ」
「はい」
レイは王に命令され、一歩前に出て話しだした。
「魔王軍は、ほぼ全員が悪魔族によって構成されています。過去に数人、人間の所属者が確認されていますが、今回は分かりません。毎回、トップである魔王、六人から七人の幹部、数百人の下っ端という構成になっています。
現在確認されている幹部は四人。丸眼鏡をかけた少年の姿をした『毒蟲のサマ』、二メートルを超える巨体を持つ四角い顔の男『幻のラグラ』、オレンジ色の髪と狂気的な笑みが特徴の『霧雪のギロネロ』、黒い笑顔が描かれた白い仮面をつけた二刀流の男『爆刃のコフィン』」
アルとロードは、紹介された幹部全員に思い当たりがある。特徴から予測するに、サマとラグラは転移した日に戦闘した相手、ギロネロはビレルデの東領の街でアルが追い払った男だろう。
「幹部は基本僕らに任せていただければ問題ないかと。今名前が出たヤツら全員、本気を出せば瞬殺できると思うので」
その言葉に、カムイは目を見張った。王はどこか満足そうな表情を浮かべ、「ほう」と呟く。
「その他、まだはっきりと分かっていることはありません。過去の被害や歴代魔王のことを知りたいのであれば、中央領の東にある大図書館がおすすめです」
アルは、暇があるときに行ってみようと考えながら、頭を下げた。
「ありがとうございます」
「良い。知っている情報は共有しておいたほうがお互いのためになる。それより、二つ目の頼みはなんじゃ」
「大森林をビレルデの領地内に移動させる許可をください」
アルはロードとともに、大森林を囲む円を描く。森ごと移動させるとなると、さすがに面倒な下準備が必要なのだ。
王に対する交渉は簡単ではないと元より予想していたが、アルが想像していた以上に手こずる結果となった。
最終的に、アンフェール周辺に見張りを何人か配置するという交換条件で許可をもらうことができた。
森の移動は、ロードとアルが話し合いで決めたことである。
目的は二つ。一つ目は、森一つ転移できるほどの高度な魔法を使うことができるということを見せるため。二つ目は、魔王軍に、ビレルデ側に強力な助っ人がついたと気づかせるためだ。
十数分かけて、ようやく円が出来上がった。移動先にはすでに描き終わっているので、あとは転移魔法を発動するだけだ。
「やるか、アル」
「そうだね」
レイとカムイが二人をじっと見据える中、ロードとアルは同時に地面に手をつく。
「大転移魔法・暗黒転移」
円の中に自動で魔法陣が描かれていく。ゆっくりと光を帯び始め、やがて魔法陣が完成したときには、直視することが難しいほどの光を放った。今度は描いた円から黒いものが現れ、生き物のように大森林を呑み込んだ。
黒いものが潰れ、地面に染み込むように消えると、そこにはもう大森林はない。移動完了だ。
「ふぅ」
アルは手についた汚れを払いながら、わざとらしく息を吐く。久し振りの大転移魔法、そこそこの疲労感を覚える。
「あんな広範囲の転移魔法は見たことがありません。素晴らしいものを見せていただきました」
レイがアルに歩み寄り、そう言った。カムイはまだ余韻が抜けていないのか、立ち尽くしている。
「ビレルデ王もできそうじゃないですか? ロードに向けて使った魔法、高レベルでしたし」
「全盛期なら、できたかもしれませんね……」
自分が仕える王を褒められたからか、その表情からは喜びが見て取れる。しかし同時に、悲しみも混ざっているようだった。
慕っている者が老いていく様子を見ることは、悲しいことだろうと、アルは心から思った。老いとは即ち、死に近づくということなのだから。
アルは、こういうときにどういった言葉をかけるのが最適なのか分からない。
人間の姿形を真似ていても、やはり自分は人間ではないんだなと、心の底から実感した。
きらびやかな内装など今は目に入らない。ビレルデの協力は得られないと、レイたちと話してから思っていた。しかし、昨日の鳴楽の報告でほぼ確信した。
いけると。
ビレルデ東領の人々いわく、今まで魔王軍に国が制圧されることはなかったという。しかし、今回は違った。
いくら武装王国といっても、警戒せざるを得ない。
そして思うはずだ。世界征服が目的だと言っているような得体のしれないヤツらが、魔王軍と同時に敵になったら危険だと。
ならば、協力を申し出ているうちに受け入れたほうがまだ安心なのではないかと。
「まだニヤけていますよ、アル様」
「ああ、ごめん。そろそろ抑えないとね」
隣を歩く執事服の男から指摘され、なんとか口角を下げる。
その男は、ロイド・フォキシラムだ。長めの黒髪を軽く左に流しており、狐のような糸目。その表情からは狡猾さが見て取れる。
ロイドは観察眼にとても優れており、相手の嘘を見抜くことができる。真っ向からの戦闘は他の執事や管理者たちに比べて得意ではないが、暗殺術に長けており、足音は無に近い。さらに、優秀な拷問担当でもある。
アルとロードのみで訪問する予定だったが、ロードの考えでロイドを連れて行くことになった。王の言葉に嘘がないか確かめさせてもらうためである。
三人の前方にはカムイとレイが、謁見の間までの道を先導するため歩いている。
レイは無表情だが、カムイは分かりやすく嫌そうな表情を浮かべていた。
長く広い廊下を数分歩くと、レイとカムイが一つの扉の前で立ち止まった。
「着きました」
レイが扉を開き、お先にどうぞというジェスチャーをする。アル、ロード、ロイド、そしてカムイとレイの順番で謁見の間に入った。
床は黒に近い紺色の床で、まるで星空のような輝きを持っている。壁には窓が規則正しく並んでおり、その装飾は非常に豪華だ。最奥には金を基調とした椅子が一つ。それには、老人が座っている。
老人は、今にも床に臥せてしまいそうなほど痩せ細っていた。しかし、鼻の下と顎に貯えられた長く白い髭と、細く鋭い目からは威厳が感じられる。
「よく来たのう、異世界の者。まずは――」
王は低い声で話しだしたかと思うと、突然――
「岩魔法・王鎚」
何もない空間から岩が出現し、成人男性ほどの大きさの戦鎚に形を変える。そして次の瞬間、ロードに向かって戦鎚が飛んだ。
それと同時に、王の隣にいたレイがアルに、カムイはロイドに向かって踏み込む。どちらも鞘に収められた剣の柄を握っている。
「風魔法・反射の吐息」
ロードの言葉が終わると同時に、笛のような甲高い突風の音と、剣が重なり合う音が二つ、合計三つの音が部屋に響き渡った。
戦鎚は王のすぐ背後の壁、顔の横に突き刺さっている。アルはレイの横一文字の斬撃を左手に持った散弾銃で防ぎ、右手のピストルを頭に押し付けた状態。
ロイドはカムイの縦振りを左の親指と人差指で止め、右手に持ったナイフを文字通り目の前に突き出している。
気まずい静寂が部屋に訪れ、数秒が経過した。すると、レイとカムイが剣を鞘に収めて王の横へと戻った。
戦鎚が空気に霧散して消える中、王が険しい表情で口を開く。
「話を始める前に、まずは詫びよう。お主らの実力を、どうしてもこの目で確かめたかったのじゃ」
「ご期待には添えましたか?」
アルが笑顔で答えると、王は首を横に振った。
「いや……期待以上だった。執事も良い腕をしておる」
王は一息おいてから、再度話しだした。その表情は先程よりも柔らかい。
「儂はケインヒル・ティーラ・ビレルデ六世。今日来てもらった理由は他でもない。協力を受け入れることを伝えるためじゃ。そちらの気が変わっていないならば、協力してほしい」
アルは、心の中で何度もガッツポーズをした。そして、上がりかかる口角を必死に抑えて答える。
「元々こちらの要求なので、断る理由はありません」
「ならば良かった。そちらの目的は世界を征服して平和に導くことじゃったな」
「その通りです。協力を要求した理由は実は二つあったんです。一つ目は、征服を楽にするため。二つ目は、この大陸から離れるときが来たとき、僕らに変わって平和を維持してくれる力が欲しかったからです。平和を維持するにあたって重要なのは、悪を払う戦力だと考えています」
「なるほど、よく分かった」
ビレルデ王は二度三度と頷いた。
ある程度の共感を得ることができている。そう感じたアルは、自身の中での本題を切り出すことにした。
「それで……二つ頼みたいことがあるのですが」
アルは右手でピースサインをつくる。
「なんじゃ?」
「まずは、魔王軍について詳しくお聞かせ願いたいのです。敵の情報は持てるだけ持っておきたい」
「良いじゃろう。レイ、説明してくれ」
「はい」
レイは王に命令され、一歩前に出て話しだした。
「魔王軍は、ほぼ全員が悪魔族によって構成されています。過去に数人、人間の所属者が確認されていますが、今回は分かりません。毎回、トップである魔王、六人から七人の幹部、数百人の下っ端という構成になっています。
現在確認されている幹部は四人。丸眼鏡をかけた少年の姿をした『毒蟲のサマ』、二メートルを超える巨体を持つ四角い顔の男『幻のラグラ』、オレンジ色の髪と狂気的な笑みが特徴の『霧雪のギロネロ』、黒い笑顔が描かれた白い仮面をつけた二刀流の男『爆刃のコフィン』」
アルとロードは、紹介された幹部全員に思い当たりがある。特徴から予測するに、サマとラグラは転移した日に戦闘した相手、ギロネロはビレルデの東領の街でアルが追い払った男だろう。
「幹部は基本僕らに任せていただければ問題ないかと。今名前が出たヤツら全員、本気を出せば瞬殺できると思うので」
その言葉に、カムイは目を見張った。王はどこか満足そうな表情を浮かべ、「ほう」と呟く。
「その他、まだはっきりと分かっていることはありません。過去の被害や歴代魔王のことを知りたいのであれば、中央領の東にある大図書館がおすすめです」
アルは、暇があるときに行ってみようと考えながら、頭を下げた。
「ありがとうございます」
「良い。知っている情報は共有しておいたほうがお互いのためになる。それより、二つ目の頼みはなんじゃ」
「大森林をビレルデの領地内に移動させる許可をください」
アルはロードとともに、大森林を囲む円を描く。森ごと移動させるとなると、さすがに面倒な下準備が必要なのだ。
王に対する交渉は簡単ではないと元より予想していたが、アルが想像していた以上に手こずる結果となった。
最終的に、アンフェール周辺に見張りを何人か配置するという交換条件で許可をもらうことができた。
森の移動は、ロードとアルが話し合いで決めたことである。
目的は二つ。一つ目は、森一つ転移できるほどの高度な魔法を使うことができるということを見せるため。二つ目は、魔王軍に、ビレルデ側に強力な助っ人がついたと気づかせるためだ。
十数分かけて、ようやく円が出来上がった。移動先にはすでに描き終わっているので、あとは転移魔法を発動するだけだ。
「やるか、アル」
「そうだね」
レイとカムイが二人をじっと見据える中、ロードとアルは同時に地面に手をつく。
「大転移魔法・暗黒転移」
円の中に自動で魔法陣が描かれていく。ゆっくりと光を帯び始め、やがて魔法陣が完成したときには、直視することが難しいほどの光を放った。今度は描いた円から黒いものが現れ、生き物のように大森林を呑み込んだ。
黒いものが潰れ、地面に染み込むように消えると、そこにはもう大森林はない。移動完了だ。
「ふぅ」
アルは手についた汚れを払いながら、わざとらしく息を吐く。久し振りの大転移魔法、そこそこの疲労感を覚える。
「あんな広範囲の転移魔法は見たことがありません。素晴らしいものを見せていただきました」
レイがアルに歩み寄り、そう言った。カムイはまだ余韻が抜けていないのか、立ち尽くしている。
「ビレルデ王もできそうじゃないですか? ロードに向けて使った魔法、高レベルでしたし」
「全盛期なら、できたかもしれませんね……」
自分が仕える王を褒められたからか、その表情からは喜びが見て取れる。しかし同時に、悲しみも混ざっているようだった。
慕っている者が老いていく様子を見ることは、悲しいことだろうと、アルは心から思った。老いとは即ち、死に近づくということなのだから。
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