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ヒッチハイカーの少女 前編、新国土造成地
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太平洋第二列島線洋上の新国土、
新日本皇国、新国土、それは、全世界規模で起こった最終戦争の為に、かつての大首都が、度重なる戦闘と破壊で崩壊して仕舞った事から持ち上がった計画だった。
その為に、旧国土と旧都市を閉鎖して、新たに旧国土から離れた場所に、新日本皇国政府が作り続けている新生帝国の新国土だった。
俺は、冴木のアジトで、俺のボディーアーマーナイトスターを修復し、
その調整の為に、新日本皇国の新国土の上空で、ボディーアーマーの慣らし飛行をしていた。
「タクティカルエンジン正常、脚部ダブルスラスター良好、」
「おい、冴木、そろそろ、実弾演習に入るぞ!」
「おう、いいぞ!ヨロイ」
そんな時の事だ、新国土の海面造成中の、基礎国土造成地を、一人で歩いている、おかしな人影を眼下に発見した。
「何だあれは?ここは演習空域だぞ!」
俺が言う
「おい、冴木、聞こえるか?こちらヨロイだ、今、可笑しな奴を、新国土造成地で見掛けたんだ」
「あそこは、五十キロ程、何処までいっても国土開発中の浅瀬で、その北端には何もない海だけの所だ、警告するか、拾って連れ帰るかだが、どうする?」
冴木
「ああーー、料金を取るんだな、そうすりゃー、乗っけてもいい、だが、多分カネは持ってない無一文の奴だな、ほうって置けばいい、すきで歩いているんだろう?」
俺は、旋回しながら、その人間を観察していた、んん?
「おい、冴木、子供のようだぞ!近付いて警告してみよう?」
俺は、ナイトスターで降下し、タクティカルエンジンでホバリングしながら、その子供に近付いた。
然し、その子供は行き成り、俺から逃げるように走り出して仕舞う、
俺が外部スピーカーで子供に警告した
「おい、お前、この先には、何もないぞ!海が有るだけだ、引き返した方がいい!」
だが、その子供は、俺を無視して、真っ直ぐに歩いていくのだ。
困ったガキだ、俺は、ナイトスターを、その子供の前側に回して、進路を塞いで降下して着陸した。
だが、俺を見上げる、その子供は、スカートを穿いた女の子だった。
俺は、嫌な予感が体に走った、もう一度、タクティカルエンジンの出力を上げて、
「いいか、これ以上いけば、帰れなく為るぞ、帰るんだ、坊や!」
スピーカーで警告しながら、俺は、そこから上昇してアジトに帰ろうとした。
と、その時だ、坊やと言われたのが気に障ったのか?
激怒したのかわ知らないが、そのガキは、俺のナイトスターの足にしがみ付いてきたのだ。
そして、少女が
「どこが坊やよ、目が可笑しいんじゃないの?」
俺は、逃げそびれて仕舞った、参ったな、俺が言う、
「離すんだ、坊や、おうちに帰りな、いい子だから、離すんだ!」
「嫌よ、離さないわよ、私を乗せて、お屋敷に返してよ、」
お屋敷か、物はいいようだな、なら、冴木のボロアジトは宮殿だな、俺は、そんな事を考えながら、その少女に言った、
「お屋敷に住んでいるお嬢様か、俺は、お前の王子様じゃないぞ!」
「私の召使いに雇って上げるから、だから、私を屋敷に返してよ!」
俺を召使いだと?何を言っているんだ、このガキは、
「お前は、どこから来たんだ?」
「悪い奴らに誘拐されていたのよ、其処から逃げ出して来たのよ、もう一度、アイツらに捕まれば酷い事をされるわ!」
俺は困った、コイツの作り話に乗るのは嫌だが、其処まで言われて放って置く事も出来ない、
「分かった、坊やの家は、何処だ?」
「坊やじゃないわよ、頭が変なんじゃないの?」
其処に冴木が、通信で割り込んで来た、
「おいおい、金は有るのか?料金を払って貰うぞ!只じゃ無いんだ、このボディーアーマーは、んん!?」
「お、おカネね?お幾らなのよ!」
冴木
「まあー、高いぞ!」
少女が言う、
「一千万ぐらいなの?」
何だなんだコイツは?法外な値段を言いやがる。冗談でも言い過ぎだが、冴木が、
「も、もっとだな、一億か、二億か、安くしてやりたいが、機体のテスト中だしなーー?」
冴木も、法外な冗談を言い続けている。子供相手に本気か?俺は、欲深な、そんな冴木を軽蔑した。
だが然し、この可笑しな少女は、
「分かったわ、なら、三億でどうよ、それならいいでしょう!」
冴木
「三億か、イヒヒヒヒ、それ位ありゃー、結構な物が買えるなー、ウヒヒヒヒ、」
全く、子供相手に、これだけ本気に為れる男も、そうはいないだろう、そこに、俺が言う、
「お前は、そんなに安いのか?」
その時言った、俺の一言が、その場の、市場の状況を変えて仕舞ったのだ。
これは大変なコメントだった。一斉にディーラーたちが、買い注文を出し始める。
そんな強気の市場を作り出したのだ。
冴木が、大きく買いに走った
「も、もっと、もっとだな、ヨロイー、もっと取るんだな、じゅ、十億か、な、なーつ、それでいいな、なーつ!」
だが、少女も収まりが付かない、少女が言う、
「バカにするな、最高値で買ってやる、有り金全部だー!」
何と市場はそこで大混乱を呈していた
「にじゅ、二十億で、いいかな?」
少女
「駄目だー、も、もっと高くしろーー!」
二人が、買い続けて最高値を付けていたが、俺が、市場の鎮静化の為に、市場介入を試みたのだ。
「現実的な、値段で適正に決めよう、一千万でどうだ!」
冴木が、
「な、何なにーーーーーつ!」
その場の状況が、急に冷え込んで仕舞い、その儘、一気に最安値まで株価が大きく値を下げ始めたのだ。
冴木が買って売りそびれ、大損に肩を落としていた、
「アヒイイーーーーーーツ、これじゃーー、含み損だーー!」
と、冴木が、一人でボヤいていたが、少女も市場に翻弄されていた事に気付いて、吊り上げの買いを 控えて仕舞った。
「そうね、一千万で手を打ちましょう!」
チョットした思い込みや、先走りで株価の乱高下に損をする者は多い、それを上手く売り抜けるのは至難のわざだったのだ。
2025年4月15日、
再編集
新日本皇国、新国土、それは、全世界規模で起こった最終戦争の為に、かつての大首都が、度重なる戦闘と破壊で崩壊して仕舞った事から持ち上がった計画だった。
その為に、旧国土と旧都市を閉鎖して、新たに旧国土から離れた場所に、新日本皇国政府が作り続けている新生帝国の新国土だった。
俺は、冴木のアジトで、俺のボディーアーマーナイトスターを修復し、
その調整の為に、新日本皇国の新国土の上空で、ボディーアーマーの慣らし飛行をしていた。
「タクティカルエンジン正常、脚部ダブルスラスター良好、」
「おい、冴木、そろそろ、実弾演習に入るぞ!」
「おう、いいぞ!ヨロイ」
そんな時の事だ、新国土の海面造成中の、基礎国土造成地を、一人で歩いている、おかしな人影を眼下に発見した。
「何だあれは?ここは演習空域だぞ!」
俺が言う
「おい、冴木、聞こえるか?こちらヨロイだ、今、可笑しな奴を、新国土造成地で見掛けたんだ」
「あそこは、五十キロ程、何処までいっても国土開発中の浅瀬で、その北端には何もない海だけの所だ、警告するか、拾って連れ帰るかだが、どうする?」
冴木
「ああーー、料金を取るんだな、そうすりゃー、乗っけてもいい、だが、多分カネは持ってない無一文の奴だな、ほうって置けばいい、すきで歩いているんだろう?」
俺は、旋回しながら、その人間を観察していた、んん?
「おい、冴木、子供のようだぞ!近付いて警告してみよう?」
俺は、ナイトスターで降下し、タクティカルエンジンでホバリングしながら、その子供に近付いた。
然し、その子供は行き成り、俺から逃げるように走り出して仕舞う、
俺が外部スピーカーで子供に警告した
「おい、お前、この先には、何もないぞ!海が有るだけだ、引き返した方がいい!」
だが、その子供は、俺を無視して、真っ直ぐに歩いていくのだ。
困ったガキだ、俺は、ナイトスターを、その子供の前側に回して、進路を塞いで降下して着陸した。
だが、俺を見上げる、その子供は、スカートを穿いた女の子だった。
俺は、嫌な予感が体に走った、もう一度、タクティカルエンジンの出力を上げて、
「いいか、これ以上いけば、帰れなく為るぞ、帰るんだ、坊や!」
スピーカーで警告しながら、俺は、そこから上昇してアジトに帰ろうとした。
と、その時だ、坊やと言われたのが気に障ったのか?
激怒したのかわ知らないが、そのガキは、俺のナイトスターの足にしがみ付いてきたのだ。
そして、少女が
「どこが坊やよ、目が可笑しいんじゃないの?」
俺は、逃げそびれて仕舞った、参ったな、俺が言う、
「離すんだ、坊や、おうちに帰りな、いい子だから、離すんだ!」
「嫌よ、離さないわよ、私を乗せて、お屋敷に返してよ、」
お屋敷か、物はいいようだな、なら、冴木のボロアジトは宮殿だな、俺は、そんな事を考えながら、その少女に言った、
「お屋敷に住んでいるお嬢様か、俺は、お前の王子様じゃないぞ!」
「私の召使いに雇って上げるから、だから、私を屋敷に返してよ!」
俺を召使いだと?何を言っているんだ、このガキは、
「お前は、どこから来たんだ?」
「悪い奴らに誘拐されていたのよ、其処から逃げ出して来たのよ、もう一度、アイツらに捕まれば酷い事をされるわ!」
俺は困った、コイツの作り話に乗るのは嫌だが、其処まで言われて放って置く事も出来ない、
「分かった、坊やの家は、何処だ?」
「坊やじゃないわよ、頭が変なんじゃないの?」
其処に冴木が、通信で割り込んで来た、
「おいおい、金は有るのか?料金を払って貰うぞ!只じゃ無いんだ、このボディーアーマーは、んん!?」
「お、おカネね?お幾らなのよ!」
冴木
「まあー、高いぞ!」
少女が言う、
「一千万ぐらいなの?」
何だなんだコイツは?法外な値段を言いやがる。冗談でも言い過ぎだが、冴木が、
「も、もっとだな、一億か、二億か、安くしてやりたいが、機体のテスト中だしなーー?」
冴木も、法外な冗談を言い続けている。子供相手に本気か?俺は、欲深な、そんな冴木を軽蔑した。
だが然し、この可笑しな少女は、
「分かったわ、なら、三億でどうよ、それならいいでしょう!」
冴木
「三億か、イヒヒヒヒ、それ位ありゃー、結構な物が買えるなー、ウヒヒヒヒ、」
全く、子供相手に、これだけ本気に為れる男も、そうはいないだろう、そこに、俺が言う、
「お前は、そんなに安いのか?」
その時言った、俺の一言が、その場の、市場の状況を変えて仕舞ったのだ。
これは大変なコメントだった。一斉にディーラーたちが、買い注文を出し始める。
そんな強気の市場を作り出したのだ。
冴木が、大きく買いに走った
「も、もっと、もっとだな、ヨロイー、もっと取るんだな、じゅ、十億か、な、なーつ、それでいいな、なーつ!」
だが、少女も収まりが付かない、少女が言う、
「バカにするな、最高値で買ってやる、有り金全部だー!」
何と市場はそこで大混乱を呈していた
「にじゅ、二十億で、いいかな?」
少女
「駄目だー、も、もっと高くしろーー!」
二人が、買い続けて最高値を付けていたが、俺が、市場の鎮静化の為に、市場介入を試みたのだ。
「現実的な、値段で適正に決めよう、一千万でどうだ!」
冴木が、
「な、何なにーーーーーつ!」
その場の状況が、急に冷え込んで仕舞い、その儘、一気に最安値まで株価が大きく値を下げ始めたのだ。
冴木が買って売りそびれ、大損に肩を落としていた、
「アヒイイーーーーーーツ、これじゃーー、含み損だーー!」
と、冴木が、一人でボヤいていたが、少女も市場に翻弄されていた事に気付いて、吊り上げの買いを 控えて仕舞った。
「そうね、一千万で手を打ちましょう!」
チョットした思い込みや、先走りで株価の乱高下に損をする者は多い、それを上手く売り抜けるのは至難のわざだったのだ。
2025年4月15日、
再編集
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