特殊戦闘降下空兵 ボディーアーマーナイトスターD1

星屑さん

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ヒッチハイカーの少女、後編、敵の組織急襲

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新国土の犯罪組織、


人類と人工人類とが激突して、地球上の人類すべてが滅び掛けた大戦争

そんな最終戦争を潜り抜けて新生した。

後期人類の新日本皇国にも、明るく輝かしい希望に溢れた部分だけでは無かった。

人に付き纏う闇のように、闇の犯罪組織の犯罪だけは、新生皇国帝都にしぶとく存在していた。

どうしても根絶やしに出来ない、人の潜在的な暴力的な意識から犯罪をするのだろうか?

我々の敵で有る人工人類は、あらゆる犯罪遺伝子を取り除いて排除した完全な存在だった。

彼らは、ある意味に置いて、最も進化した人類と言えたのだろう。



俺が、新国土造成地で見付けた、可笑しな少女を、俺のナイトスターの後部座席に乗せようと、

ボディーアーマーの後部ハッチを開いて言う、
「後ろに乗るんだ、お嬢さん!」

「あ、ええつ、いいわ!」

少女がナイトスターをよじ登り、ハッチを開いた内部の後部座席のモニターや機械を見て、少女が驚いて言う、
「す、凄い、この機体は、二人乗りなの?」

「まあー、そうだが、お客さん用じゃ無い、ナビゲーター用だ!」

「ナ、ナビゲーター?」

「そうだ、戦闘や電子妨害、ミサイル誘導や無人機の飛行の介助だ!」

「そう、でも、私は、座っているだけでいいのね!」

「まあ、そう言う事だ、俺の名前は、ヨロイだ!」

「ああ、私の名前は、天の川琴美です」

それを聞いた、冴木が言う、
「天の川って言えば、天の川 財閥の、まさか、そこのお嬢さんなのか?」

「そうです、さっきから、そう言っているでしょう!」

冴木が、改まって言う、
「ああーー、お嬢さま、どうぞお乗りください!」

冴木は、現金な男だ、俺が呆れながら、ハッチを閉めて、ナイトスターを上昇させようとした、その時だった。
「警告、警告、小型地対空ミサイル感知、自動防衛開始!」

俺のナイトスターのシステムのエイアが、自動回避と対抗処置をする。

機体各部から沢山のフレアーを発射、俺の機体が、自ら はなった赤い炎うに包まれて、

それが、大きく機体から炎うが四方に離れて開いて行くと、

発射された携行型のミサイルは、その目標を見失い、そのフレアーに突っ込んで行く、
グオーーーーーン、撒き散らしたフレアーに当たりミサイルが破壊される。

再び、四方八方から、その地対空ミサイルが一斉に発射される。
「な、何だ!?」

この新国土造成地の領域は人はいない筈なのだが、然し、ミサイルが放たれて向かって来るのは現実だ。

容赦なくミサイルを放つ者たち、それは、この少女を負って来た誘拐犯の連中だった。

エイアが報告する
「第二弾目の攻撃感知、予測コース表示します。ミサイルを処理してください」

「分かった、エイア、」

俺は、パルスレールガンで、ミサイルの迎撃を試みる。

エイアが再びフレアーをリリースを開始する。

バズバズバズバズ、俺の機体から、再び無数の炎うが機体から一斉に広がって行く、

俺が、パルスレールガンをスクリーン連射、
ガガガガガガガガ、グオオーーーン、ガガガーーーツ、ガガガガガガガガガ、グオオオーーン、

残りのミサイルは、
バババババババ、フレアーとチャフ、機体マシンガンで処理されると、エイアが言う、
「敵の位置予測、モニターに表示、敵を無力化処理してください」

「分かってる、良し!」
ガガガガガガガガ、

だが、敵も意外にも、応戦して来たのだ。
ドドドドドドド、しかも、その手に仕手いた武器は、強力な重機関砲や携帯型のミサイルだった。

俺が、エイアに戦闘ナビゲートさせる、
「エイア、バトルナビゲート頼む、奴らを一掃する!」

「自動戦闘ナビゲートオウケイ、ミサイル発射地点割り出し、左十一時五十メートル方向、対空用、重機関銃」

「分かった!」
俺が、携行していたパルスレールガンで、ミサイルを発射した地点に連射制圧する。
ガガガガガガが、

続いて、
「右三時八十メートル方向、ミサイル発射を確認」

「よし、ミサイルは頼む!」

俺が、パルスレールガンを再び連射、
ガガガガガガガガガガ、グオオオーーーーン、ギャアーーーーーツ、

悲鳴を上げて男たちが吹き飛んだ。

自動戦闘ナビゲートする、システムエイアが報告する。
「左後方、七時五十メートル方向、携帯マシンガン」

「よし!」
ガガガガガガガガ、グオオオーーーン、ウギャアアーーーーーーツ、

大半の男どもは、自分の武器弾薬で丸焼けに為って仕舞った。

俺が言う、
「お嬢さん、お嬢さんの逃げ出した、アイツらのアジトは分かるか?」

「ええつ、分かります。其処を真っ直ぐいって、船着き場の船と、黒い屋根の倉庫です。」

俺が、衛星写真で位置を確認、冴木に言う、
「冴木、俺が、携行している、空対地巡航ミサイルの試射をしたいんだが、仕手もいいか?」

冴木が、笑いながら言う、
「アハハハハ、いいぞ、ヨロイ、誤射とでも、バトルミッションカンパニーには言って置くから、やっちまえ、ハハハハハ、」

俺が、ミサイルの発射ボタンを押す、俺のボディーアーマーから、巡航ミサイルが、

次々と轟音を轟かせて、誘拐犯のアジトに向かって、何発も飛んで行った。

遠くの地平で赤い火柱と黒煙が立ち上り大地が揺れ動いた。
ゴゴゴゴゴゴーーーーグオオオーーーーーーーン、

俺の後ろの天の川琴美は、顔を手で覆い、その恐ろしい光景を凝視していられなかったが、

俺が言う、
「ああーでもしなければ、此方がやられるんだ、一気に叩いて置かないと、アイツらは危険だ!」

冴木も、通信で言う、
「そうだそうだ、こっちに向かって撃って来たんだ、正当防衛だよ、お嬢さん!」

天の川琴美は、暫くは俯いていた、確かにひとが死んだんだ。

平気ではいられないだろうが、やらなければやられるだけだ。

この論理は戦場と全く同じだった、危険な敵を制圧無力化する。その為の基本的な処置だった。



その後、飛行を続けて、俺が、ナイトスターで、天の川けのお屋敷の中庭に、

ボディーアーマーでホバリングしながら、着陸すると、直ぐに屋敷の中から、

うじゃうじゃと召使どもが現れて、何と俺のボディーアーマーを箒で叩いているのだ。

困った奴らだ、俺が、機体内部からスピーカーで言う、
「やめないか、お嬢さんを連れて来たんだ、乱暴はやめてくれ、お嬢さんを下ろせない!」

その言葉に大人しく為った、召使どもの前で、後部ハッチを開けると、

一斉に召使どもが、俺のナイトスターに取り付いて来た、
「お、お嬢様、お嬢様、ああーー!」

俺が言う、
「やめろ、機体がお前らの重量に耐えられない、横転する!ううーつ、」

俺は、機体を反対側に切り返して、何とか機体の姿勢を保ったが、

コイツら、いい加減にしろよ、琴美が、俺のボディーアーマーから下りると、

すると、誰かが、屋敷の方から声を上げた。

「ああーー、こ、琴美かい?ああーー、琴美、無事だったのかい、良かった!」

その声に、俺の機体の片側に取り付いていた、召使どもが一斉に、屋敷の方を振り返る。

その屋敷から白髪の紳士がゆっくりと歩いて来た。

琴美は、真っ直ぐに、その紳士の胸に飛び込んでいた。
「ああーーー、お父様、お父様!」

んん、何だ?あれはどう見ても、お爺様 だろう!結構歳で子供を作ったんだな、

老体に鞭を打ったのか 打たれたかだが?兎に角、あの歳で年甲斐もなく色々な事をして、酷く頑張ったみたいだ。

だが、琴美は、召使どもを指を指して、何かを父親に言い付けているのだ。

すると、ああーー怖い!父親の顔の形相が変わっていき、

今度は父親が、召使どもの所に走ってきたのだ。

百メートルを十秒を切る程の、物凄い勢いで走って来ると、周りの召使どもに命じて、召使どもを襲わせたのだ。

どっちがどっちだか分からない争いが続いていたが、俺の所にも、その白髪の父親が向かって来ると、

俺は、ナイトスターに身を竦めて何時でも逃げ出す用意をしていた。
「エイア、何か有ったら、エンジンを緊急発進出来るようにして置けよ、」

「オウケイ、マスター」

老紳士
「き、君かい、琴美の言っていた、助けてくれた、パイロットと言うのは?」

俺が答える、
「そうですが」

老紳士
「そうか、なら、報酬を払わないといけないな、おーーい!」

老紳士が召使を呼び、屋敷から、小さめのアタッシュケースを一つ持って来て、俺に手渡して言った。
「一千万は少ない額だ、二千万でいいだろう!このケースに二千万入っている。これでいいな、さっさと消えろ!」

俺は、冴木に通信で言った、
「カネはいらないだろう、冴木、俺は帰還する。帰還準備をして置いて呉れ、」

「あ、ああー、も、もったいねーな、チェツ、」

冴木が舌打ち仕手いるが、俺は、ナイトスターで、その屋敷から離れた。

渡されたアタッシュケースを召使の頭に落として、飛び去ったのだ。



何処までも続く、赤い夕焼けの空が遠くの地平に流れていく、

そんな、夕暮れの空を追うように、オレンジ色に染まった長く白いペイバーを引いて飛ぶ、

ボディーアーマーナイトスターDワン、

俺の機体が向かう冴木のアジトへの帰路の、

その広がる赤い空の上には、一際大きい明星が輝いていた。



そして、あのジュピターゼウスの反乱から、数か月が経ち、

俺も、冴木の傭兵部隊のメンバーとして、数々の作戦をこなしていた。

冴木は、唯の傭兵では無く、自分たち傭兵部隊を、バトルミッションカンパニーの特殊戦術チームと言っていたが、

そんな所に、新たな運命が、俺に近付いていた。

そして、その運命が、俺のその後を、大きく変えて行くのだった。



2025年4月15日、
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