特殊戦闘降下空兵 ボディーアーマーシューティングスターF1

星屑さん

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新日本皇国軍の影

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三上新准将



新日本皇国軍の、特別戦闘戦艦部隊を率いて、その部隊旗艦の超大型空中戦闘戦艦スサノウに乗艦している。

第三特別航空戦略特殊戦術部隊 指令長官代行の三上新准将は、秘密裏に情報収集しながら、

俺達の秘密組織、国際軍事同盟軍の反乱部隊の動きを探っていた。

そして、人工人類の内部で、大規模な内乱の戦闘になれば、それに乗じて、大規模に急襲すると言う、極秘の任務の行動をしていた。

その空中戦闘戦艦 スサノウのブリッチに、新日本皇国軍の司令本部から、戦闘暗号通信で三上准将に、反乱軍に対しての現状観察の偵察と、同時に奇襲攻撃の待機命令が伝えられていた。

通信兵
「三上准将、司令部からの、戦闘暗号にゅう伝入ります。通常戦略暗号、広水少将からの作戦伝言です、貴官は、戦闘戦艦スサノウ貴下、戦闘艦隊で北北東に進んで、准敵軍の、国際軍事同盟軍の大本部を偵察し、奇襲攻撃体制を維持して、総攻撃の機会を現状で待機せよ、との事です」

三上新准将、
「そうか、全く、レーザー衛星回線を使えばいいのに?」

三上新准将、
「返信、広水少将に」

通信兵
「はつ、了解」

三上准将
「本艦以下、戦闘艦隊は、進路を北海上空に向かう、マイナス気温、我々の体は寒く、心は熱い、私の頭は冷えず、返信返せ!」

通信兵
「はい、返信します」

三上新准将は、大佐から昇格されて、准将に為ったばかりだった。

実戦の准将としての指揮の経験が乏しく、指令本部では厄介者に扱われていた。

然し、総合国防大本部からの、異例の指名で、この作戦の指揮を任されていたのだ。

そのスサノウのブリッチに、イア臨時中尉が入って来た、
「三上准将、まだ、シアは、見付からないか?」

三上准将が答える、
「んん、イアちゃん、あ、いや、臨時中尉、それは、まだ、見付からないんだよ、時間が掛かってすまないな」

イア、
「私こそ、准将に、私の、姉妹の事で、迷惑を掛けて申し訳ないと思っている」

三上准将、
「何を言っているんだい、私は、そんなに心の狭い男じゃないよ、それに、あらしやま少尉が、シアの傍に付いているんだ、心配ない」

不安げに塞ぎ込んでいる、イアに、三上准将が、答えている、そこに、冴木が言う、
「三上准将、その心の広いところで、聞きたいんだが、何で、皇国陸軍の戦略狩猟兵の永井は、昇格して大尉に為って、俺が、皇国空軍に腕を買われて引き抜かれたが、何でまだ、大尉の儘なんだ?少佐か中佐辺りが筋だろう」

三上准将、
「んん、何を言っている大尉、狂ったじじ、まあー、私の好意だよ、復隊したんだ、昇格は無理だよ」

冴木、不満げな言い方で言う、
「何を言ってやがる、俺の、軍籍が戻ったのは、数々の戦場での功績と、永井大尉の報告書が、軍事裁判司法庁の審議を経て、軍事司法判事官の判断で、優秀な俺の復隊が、正式に決まったんだ」

三上准将、低い声で厳しく言う、
「ああー、そうかい、それは知らなかったよ、だが、私の、意見書と、評価書が審判の決め手に為ったんだぞ!」

「でなければ、優秀なお前は、傭兵をしていた時の、数々の軍紀違反で、反対に懲役だぞ!皇国陸軍でも厄介者の貴様を、我が皇国空軍で引き取ってやったんだよ、それでも愚痴や贅沢を言うのかい?」

冴木が愚痴る、
「ちぇつ、だから、皇国空軍の、降下陸上軍隊は堅苦しくて鬱陶しいんだ!」

三上准将、
「何か、言ったかい?」

冴木、
「いえいえ、自分は、この新日本皇国空軍、戦略航空特殊陸上拠点戦術部隊機動兵器、通常降下攻撃陸戦隊の航空機動降下陸上部隊が好きで有ります。もう、戦闘空域自由降下が病み付きに為っているので有ります」

三上准将、
「ふーん、すきねえ、病み付きとは嫌味だな、まるで、駄々を捏ねる、大きな子供だな、冴木大尉は?」

冴木大尉は、三上准将には、頭も上がらず全く逆らえずにいた。

軍隊の生活の中では、普段 口の減らない親父も、直属の上官に口応えも出来ずにいじけているのだ。

そんな冴木は、新日本皇国空軍に復隊したのだが、本当の目的は、仲間のあらしやま勇士、ヨロイの消息を知る為に、態々三上准将に取り入って、この戦闘戦艦スサノウに、陸兵の陸戦隊として乗艦していた。

だが然し、今迄、自由に行動仕手来た、冴木大尉は、どうにも、片っ苦しい皺一つ無いガチガチの軍服や、行動も規則に縛られた規律や儀礼の軍規中心の、この階級主義の生活には、馴染めなく為っていた。

それでも、仲間のヨロイの事が心配でいた冴木は、じっとしていられずに、悪友の三上准将を頼り、この空中戦闘戦艦に乗艦した。

そして、自分の傭兵の部下もちゃっかり、この戦闘戦艦スサノウに乗せていた。

その部下の盾と槍が、冴木に言う、
「砦の大将、ここの、武器庫から、コンテナに、新型パルスレールライフルを、移して置きました、何時でも持ち出せます」

冴木
「そうか、それと、弾薬も掠めて置けよ、いつ必要に為るか、分からないからな?」

「ああ、それと、新日本皇国軍の、ボディーアーマーライメイと、高熱粒子プラズマの天の太刀も用意して置いて呉れ、」

槍と盾
「勿論、抜かりはありません」

冴木
「そうか、よしよし、退散する時は、退職金代わりに貰っていくからな、お前らも自分の分も、たーんと欲しい物を用意して置くんだぞ、いいな!」

槍と盾
「あいよ、大将!」

全く冴木は、復隊してからも、過去の社会経済での生活が沁み込んでいて、事に在庫への拘りは並みの物では無いのだ。

一般社会の商売や物流、物やカネ中心の経済社会に揉まれれば、志の高い高潔な軍人すらも抜け目なく為って仕舞っていた。

しかも軍隊の弾薬や兵装の在庫の山の中では、持っていってくれとばかりに、豊富に保管されているから、

何処を向いても、何を見ても宝の山にしか見えないのだろう、

兎に角、暇があれば、自分の取り分を必死に計算している。

転んでも只で起きない、計算高い商人化した軍人が、ここにいたのだった。






2025年4月24日
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