特殊超空母ルシファーハデス0型実験艦

星屑さん

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反重力浮遊型戦闘戦艦ゴットアーク

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それぞれの道



敵国の旧国土でランデブーを果たし、友軍の補給を受けたクリヤーシールド、そして、

新型艦の艦長に着任した、天月闇大佐率いる。

その新鋭艦のゴットアークが、その儘、処女クルーズに出発した。



天月闇大佐の指揮する、新鋭艦のゴットアークにも、この新日本皇国の旧国土の潜入調査を、人工人類同盟軍は、引き続きさせるようだ。

特殊戦闘型バトルシップのクリヤーシールドから離れていく、反重力浮遊戦闘型艦のゴットアーク、

俺は、その船の艦長の天月闇大佐との出会いから、ここまでの出来事を思い返していた。

初めに会った時は、多分、あの旧首都の次元時空爆発の有った、ゼロ地区の瓦礫の中だったそうだ。そう、闇大佐から、あとで聞かされた。

闇大佐が、一人で次元時空爆発の地点の、時空の歪みを調査していた所に、その瓦礫の中を歩く、俺を見付けたのだと言う、

その俺に、時空から現われた、魔物が襲い掛って行くのを、闇大佐が、長距離 徹甲炸裂がた パルスレールスナイパーライフルで、狙い撃ちに倒したと聞いた。

そして、その後、俺は、闇大佐のもとに置かれたのだ。

あれからだ、俺の運命が変わって仕舞ったのは、俺がいた、旧国土の、旧首都の地下には、今も取り残されて捨てられた、旧首都市民がまだ残されている。

俺も、その一人だった。次元時空の魔界の魔物に襲われながら、地下で身を潜めて生きているのだ。

俺は、そんな怯えた地下の生活が嫌で、外の世界の、青い空を見たくて、息苦しい地下から地上に出て来た。

だが、今から思えば、俺には行くべき所も、行く場所も無い、そんな、当てもない無謀な行動だった。


そして、外の世界で出会った、天月闇大佐の 言う儘に、このクリヤーシールドに、今は、いる場所を見付けた。

俺は、これから、どうすればいいんだろう?と、俺が、日記のペンを置いた。

その日記を、俺の部屋で、その天月闇大佐の、後任の艦長の、天月美魔新大佐が、俺の前で勝手に、その日記を朗読をしている。

ああーー、プライバシーの侵害だ!その美魔大佐が言う、
「おい、正義、お前は、変な事ばかり書いて、私の事が書いてないぞ!書くなら私を書け、そして、こう書くんだ、美しい美魔とな!クククク、イヒヒヒヒヒ、」

本気で言っているのか?いや、本気だ!本気でそう思っているし、考えているんだ。

そして、そう書かないと何をされるか分からない、俺は、日記に虚実な話を書かされる。

そうしなければ、自分が危ういのだ。

俺がいじけて俯いていると、美魔大佐は、俺の横に来て言うのだ、
「おい、正義、ここのページにだな、美しい美魔との出会いと書け、ああいや、こうだ、美し過ぎる天使のような、美魔中佐との運命の出会いと書くんだ!イヒヒヒヒヒ、」

な、何なんだ、この女は?俺の横から指図して来る。

そんなに言うなら、自分で書けばいいだろう!だが、美魔大佐は、まだやめないのだ。
「だから、こうだ、この世の者とわ思われない、完璧な女性と出会ったとな、ククククク、そして、こうだ、その声も姿も女神のようだとな、イヒヒヒヒヒ、書くんだぞ!ウヒヒヒヒヒヒ、」

ああ、この女は、変態だ!多分そうだ?いや絶対だ!俺は、横で話す美魔大佐を見ながら、そう思っていた。

だが然し、俺の、あの首輪型の階級章は、天月美魔大佐が、俺と遊ぶ為に、無理矢理に外して仕舞ったが、

その中に入れたマイクやカメラは、処分されて仕舞った。

なのに、イオタトリプル大尉は、俺の所に来ないのだ。

おかしい?24時間見張っていた筈なのに、何故だろう?俺は、偶々通路で出会った、イオタトリプル大尉に聞いて見た。

すると、イオタトリプル大尉は、俺の疑問に対して、こう言った。
「今でもお前を、監視はしているぞ!大尉に為ってから、忙しくてお前に会えないが、まあー、愛し合っているんだ。心配ない!」

何が心配ないんだ?俺は、イオタトリプル大尉と、愛し合ってなんていない!だが、こう言うのだ、
「私は、休む前には、必ず、お前に投げキスをしているんだぞ!」

はつ、はーーーあーー、何を言っているんだろう?多分屹度、俺の映った映像に投げキスしているのだろうが、

はて、どこにカメラが有るんだ?俺は、自分の部屋を隈なく探して見た。

すると、なんと、ごっそりカメラが四方八方に取り付けられている。

無数のカメラの中で、俺は、生活をしていた。

着替えや、寝床、一人遊びまでも、覗かれていた。

しかも、トイレまで、カメラの数は数え切れない?どうやって、ここまで取り付けたんだ。

それと、これの記録は、どうなっているのだろう?俺は、このイオタトリプル大尉が怖くなった。

この人工人類の女も可なりの変態だった。

だが然し、このクリヤーシールドは、旧日本国土の旧首都を、一定の時間をいれて、定期的に詳しく調査しているが、

そんなに次元時空爆発の跡が気に為るのか?俺がいた、あそこには地獄が有るだけだ。

だが、その時空の穴にも、調査危機をいれて、何度も確認をしている。

その上に、新日本皇国軍と小競り合いもしている。補給物資も資材不足にも関わらずに、困難な潜入を続けていた。




2025年4月29日
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