特殊戦闘降下空兵 ボディーアーマーフライングスターG1

星屑さん

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四天空 天野真美

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純愛の機械人形



その人は、若き天才科学者の少女だった。

早世で早熟、優れた頭脳と容姿、然し、人々は彼女の未成熟な若さを妬み称して、不足の天才と揶揄していた。

ある研究の原理で作り上げた、アンドロイドは、彼女が初めて愛した男を模った者だった。

あらし山勇士、彼女の初めての恋だった、彼と知り合ったのは、国際軍事同盟軍の所属する。

超空母ゼウスの処女航海中の任務の時だ。

彼女は考案した電子頭脳の試験運用の確認の為に乗船していた。

メインコンピューターゼウスの反転素粒子電子頭脳のメカニカルシステムアドバイザーとして、

コンピュータープログラムの調整をしていた。

そして、その超空母の航空戦闘部隊の、若き女性大佐の谷間英愛が率いた、スターアローズの隊員達は皆若く、

その中にいた彼は、准尉で、まだ戦闘空兵の見習いだった。

航海の最中、彼と知り合い、船内コンピューターのシステムエラー事故で、協力して共に、暴走する人工頭脳のコントロールルームで危険なプログラム修正修理を、谷間大佐の見守る中でやり遂げた。

そして、彼女は自分の気持ちを、彼に何も告げずに船を下りた。

その後、超空母ゼウスは、反乱を起こして核融合爆発して、海底に沈んだ。

然し、彼女は、自分が初めて愛した、准尉の彼の事を忘れられずに、アンドロイド、ハードスチィールロードを作り上げたのだ。

然し、人工人類は彼女の頭脳を恐れて、抹殺をバトルアンドロイド達に命じた。

然し、彼女が考案した素粒子反転電子頭脳は、

そのアンドロイド達にも、その原理の電子頭脳が使われていたのだ。

その素粒子反転電子頭脳は、自立型で命令を聞かず、自己判断で行動する物だった。

抹殺を命じた、人工人類に対して反 逆して、天野真美を浚い、どこかえ連れ去って仕舞った。

バトルアンドロイドのブレインズと呼ばれる、悪魔のアンドロイド達がいた。

彼らは、人工人類から逃れるために、新日本皇国の前の旧国土に潜伏している。

俺は、鬼場博士の再生生命の、試験体で、一度は、死んだと聞かされた。

だが、なぜ、体が動かないんだ、体の神経が再生されていないのか、不思議に感じた。

その事を、ソフィアさんに聞いてみると、
「お前は、ヨロイは、鬼場博士の実験は受けていない、受けた人間はあそこから出て来れない、然し、博士の備えている、最先端医療器具を使えば、私が、全身神経を再生して短時間で元通りの身体にしてやろう!」

ヨロイ
「ソフィアさんは神経治療医療が分かるんですか?」

ソフィア
「医学治療データは入っている。だが、医療施設が無いと出来ない、だからここを便利に使っている」

ヨロイ
「アンドロイドのあなたが、使うんですか?」

ソフィア
「私じゃ無い、私の仲間だ、彼らは生きた細胞で作られている。変異型の混合人類だ」

ヨロイ
「変異型、混合人類、まさか、それはバイオビーストウエポン」

ソフィア
「知っているのかヨロイは?」

俺の、ある記憶の一部に、そんな事が残っていた、
「少しだけ、残った記憶があります」

ソフィアが言う、
「彼らは、人でも無く自然の生き物でも無い哀れな生命体だ。私が彼らを助けているんだ」

ソフィアの話では、何年か前に、旧国土に、潜入していた、国際軍事同盟軍の人工人類の軍用車両が、事故で崖から落ちて、中に積んでいた。

殺戮訓練前のバイオビーストウエポンの、幼生体が瀕死の状態で転がっていたと言う、

彼女は、それを、見捨てる事が出来ずに、全ての幼生体の命を助けたのだ。

それ以来、彼らの面倒を見ていると語った。

俺は、彼女の治療を受けて、何週間で這いずって歩けるようになった。

向こうの物陰で、いじけて見ている、鬼場切子がいる。

俺は急いでリハビリを増やした、更に何週間で、すっかりと、治り普通に歩けるようになった。

ソフィアの医療の腕は良く、早い回復だった。
「もう、ここを出ていけるだろう、それで、どうするこの先、私と一緒に来てもいいんだぞ!」

ヨロイ
「記憶のない、俺を一緒に、いいんですか?」

ソフィア
「いいよ、ヨロイを見ていると、他人と思えない、私そのものだ、気味が悪い位だ」

「この辺は、このあいだも言った通り国際軍事同盟軍の軍服じゃ不味いから、この前墜落した、新日本皇国軍のパイロットの服を着た方がいい、」

俺は聞いた、
「この服の、持ち主は生きているんですか?」

ソフィア、
「いや、亡くなった、ここはよく撃墜されるんだよ、敵、味方無くね」

「・・・・・・」

俺は、鬼場の施設を出る事が出来た。

俺との別れに、鬼場切子が悲しげに手を振っている。

少しだけ遊んで上げればよかったかな?直ぐに、俺の背筋が怖気た。
「早く行こう、ソフィアさん!」

山の中を掻き分けて進んでいく、その、山の崖の横穴に、少年達が集まっていた。

「ソフィ、それに、ハード、どうして一緒にいるんだ?」

「違うよ、ハードじゃない、ヨロイって言う、人間の男だよ」

「人間だって、いくらハードに似ていても敵だ!」

ソフィア
「やめなさい、私のお仕置きを受けたい、ワンちゃんいるかな?」

「俺達は犬じゃない、狼だ!」

然し、一人ソフィアの前でソフィアの脚に抱き付いている子犬がいた。
「やめろ見っとも無い、お前は」

俺は、混合人間を初めて見た、彼らは皆、人工人類が人類を滅ぼす為に作り上げた生物だ。

こんな近くで無邪気な姿を見たのは驚きだった。

「おい、お前は、ソフィが信用したんだ、信じてやる、それに、ハードに瓜二つだ、信用仕様」

ヨロイ
「ありがとう、信用して呉れて」

「ところでソフィ、あの時、墜落をソフィが見にいった後の場所に、二 三 日して直ぐに、新日本皇国軍のバトルビーストアーマーが来て、その墜落した、ボディーアーマーを手早く回収していたぞ!」

「その、指揮をしていた、やな奴がいて、新型のバトルドックズを持ってきてるんだ」

「俺達に取ってバトルドックズは、かなり厄介だ、スピードと動きは、互角の戦いになる」

「ここから離れたほうがいい!」

俺達は、新日本皇国軍の部隊から離れて、西へ向かった。

俺は、ソフィアスチィールロードと混合人類の少年達と共に、新日本皇国軍を避けて、西へと向かった。

俺の行く手は何も見えない物だった、然し、俺の顔に似たアンドロイドは、屹度、俺の何かと繋がっているのだ。

俺は、ソフィアと言う女性に、俺の運命を掛けて旅を続けた。






2025年4月18日
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