25 / 31
後日談 我慢はほどほどに①
しおりを挟む
王都にあるスラットレイ伯爵家のタウンハウスにて。
今日はシャルロットが友人のヘレナを招いていた。
シャルロットよりも二つ年上のヘレナは経験豊富な女性で、家庭教師から教わらないような男女の事柄や噂話は彼女から教えてもらうことが多かった。
自室で侍女がいれてくれた紅茶を飲む。
「まさかシャルロットがアラン様と付き合うことになるとは思っていなかったわ……よく捕まえたわね?」
「やっぱりそう思う?建国祭でも何人もご令嬢に声をかけられていたの」
「あなたの人の良さを知っている私からすると、シャルロットとアラン様はお似合いだと思うけどね。だけど彼、本当に人気だから」
「まあ!騎士に精通してるヘレナが言うなら間違いないのね」
「兄が騎士団で働いてるだけだけどね。近衛騎士ってただでさえ憧れる女性が多いし、剣術大会で三連覇でしょ?しかも今はフリード殿下付きだし、高給取りなのは間違いないじゃない。近衛だと女性人気二番手よ?」
「一番はどなたなの?」
「ロイ様ね。寄ってくる女性は誰でもって感じだからアラン様とは毛色が違うというか。女っ気がないアラン様は本気勢が多かったから」
「まあ!」
「でもそんなアラン様があなたに本気だって、恋人に夢中だって今では騎士団で知らない人はいないほどらしいわよ?よかったわね、シャルロット」
照れたように笑うシャルロット。
「最近は結構会えてるの?暑い時期は遠征に行っていたと聞いたけど」
「実はね……」
ーーー
建国祭が終わった翌日から、アランは王城勤務へと戻り、要人の護衛や鍛練を行っていた。
夜勤の場合は難しいが、日勤の日は仕事終わりにシャルロットのタウンハウスに足繁く通った。
数十分でも会話できる時間があれば顔を出した。
「アラン、お疲れ様!」
寮住まいのアランは、仕事終わりに水で汗を流してからシャルロットのタウンハウスを訪れる。
シャルロットは花嫁修行が終わった後に、一度伯爵領に戻ったが、建国祭からは王都のタウンハウスで過ごしていた。
丁度、下水のメンテナンスと壁紙の張り替え時期だったため、それの監督役という名目ではあるが、母親である伯爵夫人が恋人であるアランと逢瀬ができるように取り計らってくれた。
アランは付き合っているとはいえ未婚の女性の家に夕方から夜に訪問するため、いつも来客用のサロンでお喋りを楽しむ。
ゆったりとしたソファがいくつも置かれ、おおよそ十人程が座れるようになっているが、二人はぴたりとくっつき、その日の出来事やこれからの予定を話し合った。
「今度友人が遊びにきてくれることになったの」
「いいですね、いつ頃ですか?」
「十日ほど先よ。……ねえ、そろそろ少しくだけた話し方をしてくれてもいいのよ?」
「すみません、癖になっていて」
「距離があるみたいだわ」
「距離?こんなに愛しているのにあり得ません」
アランがシャルロットの顎を掬うとたっぷりと十秒は口付けをする。
ちなみに二人のあまりの仲の良さにアランがタウンハウスに通い始めて早々に、侍女はお茶を用意するとサロンから退室するようになったため、サロンには二人きりだ。
二人きりになると、さらに遠慮が無くなる訳で、惜しげもなく口付けを交わすようになった。
「んっ……」
唇が離れるとシャルロットがアランを見つめる。
「誤魔化しても駄目よ」
うるうるとした瞳で見つめられても可愛いだけである。
アランは微笑むと耳元にキスをしてそのまま囁く。
「距離なんてありませんよ?シャルロットの全ては俺のものですよね」
「あっ……んんっ」
舌を出してシャルロットの耳を舐める。
れろれろ、ちゅぱ、じゅぷ、と卑猥な音に、それだけで簡単に気持ちよくなってしまう。
シャルロットがアランに抱きつくとアランの手が二人の体の隙間を這って、シャルロットの胸をやわやわと触る。
「んっ、アラン」
「なんですか」
耳を食しながら返事をする。
「いつも、私ばっかりっ、気持ちよくしてもらってるわっ」
「嫌ですか?気持ちよくなるのは」
「嫌じゃないけどっ」
「じゃあ、私のためにも気持ちよくなってください、私もあなたに触れたい」
私もアランを気持ちよくしたいのに、という言葉はアランの口付けで口に出来なかった。
アランの舌がシャルロットの口内を蹂躙する。
シャルロットはアランとのキスが大好きだった。
キスするだけで最高に気持ちがよく、すぐにいやらしい気分になった。
舌を絡めれば絡めるほど下着が濡れてしまう。
ソファに隣り合わせだったシャルロットをアランは自分の膝に座らせる。
口付けを再開するとシャルロットの胸への刺激も再開した。
シャルロットの胸を力を入れて揉む。
何度揉んでも飽きないそれを揉みしだくと、キスの合間にシャルロットの声が漏れる。
アランがドレスの胸元のボタンを一番上から胸元まで外していく。
肩を露出させドレスを下げると、さらにぐいと下着ごとずり下げた。
胸下で留まっているドレスをそのままに、手で押さえながらさらに乳房を引き出す。
胸が強調されるような姿にシャルロット自身も興奮する。
しかも見せつけるようにアランの顔の前にそれがある。
アランが両方の乳房を支えるように持つと、左右の乳首を交互に舌で可愛がる。
「やあっ、ふぅん……」
声を我慢しているせいか、鼻から漏れるような声がでる。
「……ひゃんっ!」
チロチロと乳首を転がしていたかと思うと、乳首を甘噛みされ思わず背中を仰け反らせた。
シャルロットの反応に笑みを浮かべ楽しげなアランに悔しい気もするが、アランが乳首を音を立てて吸いだすと、シャルロットは何度見ても惚れ惚れするアランの顔を眺めた。
精悍できりりとした目と眉に、形の良い鼻も、凛々しく美しい骨格まで、すべてに惹かれる。
そのあまりにも格好良い好みの男が自分の胸をしゃぶっているなんて、これほどの幸福があるだろうか。
「舐められるのと、こうされるの、どちらが好きですか」
こうされるの、と口にした瞬間にアランがシャルロットの両方の乳首をつねった。
「ああん!」
「どちらが好きですか?」
アランがもう一度つねる。
「んんっ、はっ、どっちもっ感じちゃうう」
「……可愛いすぎます」
「アランっ、なんだか、意地悪になったわ」
シャルロットが頬を膨らませると、アランが素直に謝った。
「すみません、あまりにも可愛く愛しいので」
「理由になってないっ……あん!」
反論しようとしたが、また乳首を捏ねられると快感に抗えない。
乳首ばっかり可愛がっていたかと思うと乳房を揉まれ、アランはシャルロットの胸に夢中で愛撫をする。
「キスして…?」
口が寂しくなったシャルロットが口付けを強請ると、すぐに濃厚なキスをくれた。
「んっ、アラン、好き……」
「俺も、大好きです」
好き、好きなの、とシャルロットがキスの合間に何度も愛を告げる。
こうなるともう気持ちのいいことしか考えられなくなっている。
アランがシャルロットの後頭部に手を回し、さらに力強く唇を合わせる。
「シャルロット、舐めてください」
今日はシャルロットが友人のヘレナを招いていた。
シャルロットよりも二つ年上のヘレナは経験豊富な女性で、家庭教師から教わらないような男女の事柄や噂話は彼女から教えてもらうことが多かった。
自室で侍女がいれてくれた紅茶を飲む。
「まさかシャルロットがアラン様と付き合うことになるとは思っていなかったわ……よく捕まえたわね?」
「やっぱりそう思う?建国祭でも何人もご令嬢に声をかけられていたの」
「あなたの人の良さを知っている私からすると、シャルロットとアラン様はお似合いだと思うけどね。だけど彼、本当に人気だから」
「まあ!騎士に精通してるヘレナが言うなら間違いないのね」
「兄が騎士団で働いてるだけだけどね。近衛騎士ってただでさえ憧れる女性が多いし、剣術大会で三連覇でしょ?しかも今はフリード殿下付きだし、高給取りなのは間違いないじゃない。近衛だと女性人気二番手よ?」
「一番はどなたなの?」
「ロイ様ね。寄ってくる女性は誰でもって感じだからアラン様とは毛色が違うというか。女っ気がないアラン様は本気勢が多かったから」
「まあ!」
「でもそんなアラン様があなたに本気だって、恋人に夢中だって今では騎士団で知らない人はいないほどらしいわよ?よかったわね、シャルロット」
照れたように笑うシャルロット。
「最近は結構会えてるの?暑い時期は遠征に行っていたと聞いたけど」
「実はね……」
ーーー
建国祭が終わった翌日から、アランは王城勤務へと戻り、要人の護衛や鍛練を行っていた。
夜勤の場合は難しいが、日勤の日は仕事終わりにシャルロットのタウンハウスに足繁く通った。
数十分でも会話できる時間があれば顔を出した。
「アラン、お疲れ様!」
寮住まいのアランは、仕事終わりに水で汗を流してからシャルロットのタウンハウスを訪れる。
シャルロットは花嫁修行が終わった後に、一度伯爵領に戻ったが、建国祭からは王都のタウンハウスで過ごしていた。
丁度、下水のメンテナンスと壁紙の張り替え時期だったため、それの監督役という名目ではあるが、母親である伯爵夫人が恋人であるアランと逢瀬ができるように取り計らってくれた。
アランは付き合っているとはいえ未婚の女性の家に夕方から夜に訪問するため、いつも来客用のサロンでお喋りを楽しむ。
ゆったりとしたソファがいくつも置かれ、おおよそ十人程が座れるようになっているが、二人はぴたりとくっつき、その日の出来事やこれからの予定を話し合った。
「今度友人が遊びにきてくれることになったの」
「いいですね、いつ頃ですか?」
「十日ほど先よ。……ねえ、そろそろ少しくだけた話し方をしてくれてもいいのよ?」
「すみません、癖になっていて」
「距離があるみたいだわ」
「距離?こんなに愛しているのにあり得ません」
アランがシャルロットの顎を掬うとたっぷりと十秒は口付けをする。
ちなみに二人のあまりの仲の良さにアランがタウンハウスに通い始めて早々に、侍女はお茶を用意するとサロンから退室するようになったため、サロンには二人きりだ。
二人きりになると、さらに遠慮が無くなる訳で、惜しげもなく口付けを交わすようになった。
「んっ……」
唇が離れるとシャルロットがアランを見つめる。
「誤魔化しても駄目よ」
うるうるとした瞳で見つめられても可愛いだけである。
アランは微笑むと耳元にキスをしてそのまま囁く。
「距離なんてありませんよ?シャルロットの全ては俺のものですよね」
「あっ……んんっ」
舌を出してシャルロットの耳を舐める。
れろれろ、ちゅぱ、じゅぷ、と卑猥な音に、それだけで簡単に気持ちよくなってしまう。
シャルロットがアランに抱きつくとアランの手が二人の体の隙間を這って、シャルロットの胸をやわやわと触る。
「んっ、アラン」
「なんですか」
耳を食しながら返事をする。
「いつも、私ばっかりっ、気持ちよくしてもらってるわっ」
「嫌ですか?気持ちよくなるのは」
「嫌じゃないけどっ」
「じゃあ、私のためにも気持ちよくなってください、私もあなたに触れたい」
私もアランを気持ちよくしたいのに、という言葉はアランの口付けで口に出来なかった。
アランの舌がシャルロットの口内を蹂躙する。
シャルロットはアランとのキスが大好きだった。
キスするだけで最高に気持ちがよく、すぐにいやらしい気分になった。
舌を絡めれば絡めるほど下着が濡れてしまう。
ソファに隣り合わせだったシャルロットをアランは自分の膝に座らせる。
口付けを再開するとシャルロットの胸への刺激も再開した。
シャルロットの胸を力を入れて揉む。
何度揉んでも飽きないそれを揉みしだくと、キスの合間にシャルロットの声が漏れる。
アランがドレスの胸元のボタンを一番上から胸元まで外していく。
肩を露出させドレスを下げると、さらにぐいと下着ごとずり下げた。
胸下で留まっているドレスをそのままに、手で押さえながらさらに乳房を引き出す。
胸が強調されるような姿にシャルロット自身も興奮する。
しかも見せつけるようにアランの顔の前にそれがある。
アランが両方の乳房を支えるように持つと、左右の乳首を交互に舌で可愛がる。
「やあっ、ふぅん……」
声を我慢しているせいか、鼻から漏れるような声がでる。
「……ひゃんっ!」
チロチロと乳首を転がしていたかと思うと、乳首を甘噛みされ思わず背中を仰け反らせた。
シャルロットの反応に笑みを浮かべ楽しげなアランに悔しい気もするが、アランが乳首を音を立てて吸いだすと、シャルロットは何度見ても惚れ惚れするアランの顔を眺めた。
精悍できりりとした目と眉に、形の良い鼻も、凛々しく美しい骨格まで、すべてに惹かれる。
そのあまりにも格好良い好みの男が自分の胸をしゃぶっているなんて、これほどの幸福があるだろうか。
「舐められるのと、こうされるの、どちらが好きですか」
こうされるの、と口にした瞬間にアランがシャルロットの両方の乳首をつねった。
「ああん!」
「どちらが好きですか?」
アランがもう一度つねる。
「んんっ、はっ、どっちもっ感じちゃうう」
「……可愛いすぎます」
「アランっ、なんだか、意地悪になったわ」
シャルロットが頬を膨らませると、アランが素直に謝った。
「すみません、あまりにも可愛く愛しいので」
「理由になってないっ……あん!」
反論しようとしたが、また乳首を捏ねられると快感に抗えない。
乳首ばっかり可愛がっていたかと思うと乳房を揉まれ、アランはシャルロットの胸に夢中で愛撫をする。
「キスして…?」
口が寂しくなったシャルロットが口付けを強請ると、すぐに濃厚なキスをくれた。
「んっ、アラン、好き……」
「俺も、大好きです」
好き、好きなの、とシャルロットがキスの合間に何度も愛を告げる。
こうなるともう気持ちのいいことしか考えられなくなっている。
アランがシャルロットの後頭部に手を回し、さらに力強く唇を合わせる。
「シャルロット、舐めてください」
168
あなたにおすすめの小説
男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました
春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
勘違い妻は騎士隊長に愛される。
更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。
ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ――
あれ?何か怒ってる?
私が一体何をした…っ!?なお話。
有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。
※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。
独身皇帝は秘書を独占して溺愛したい
狭山雪菜
恋愛
ナンシー・ヤンは、ヤン侯爵家の令嬢で、行き遅れとして皇帝の専属秘書官として働いていた。
ある時、秘書長に独身の皇帝の花嫁候補を作るようにと言われ、直接令嬢と話すために舞踏会へと出ると、何故か皇帝の怒りを買ってしまい…?
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。
【完結】初恋の彼に 身代わりの妻に選ばれました
ユユ
恋愛
婚姻4年。夫が他界した。
夫は婚約前から病弱だった。
王妃様は、愛する息子である第三王子の婚約者に
私を指名した。
本当は私にはお慕いする人がいた。
だけど平凡な子爵家の令嬢の私にとって
彼は高嶺の花。
しかも王家からの打診を断る自由などなかった。
実家に戻ると、高嶺の花の彼の妻にと縁談が…。
* 作り話です。
* 完結保証つき。
* R18
【完結】 初恋を終わらせたら、何故か攫われて溺愛されました
紬あおい
恋愛
姉の恋人に片思いをして10年目。
突然の婚約発表で、自分だけが知らなかった事実を突き付けられたサラーシュ。
悲しむ間もなく攫われて、溺愛されるお話。
コワモテ軍人な旦那様は彼女にゾッコンなのです~新婚若奥様はいきなり大ピンチ~
二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中
恋愛
政治家の令嬢イリーナは社交界の《白薔薇》と称される程の美貌を持ち、不自由無く華やかな生活を送っていた。
彼女は王立陸軍大尉ディートハルトに一目惚れするものの、国内で政治家と軍人は長年対立していた。加えて軍人は質実剛健を良しとしており、彼女の趣味嗜好とはまるで正反対であった。
そのためイリーナは華やかな生活を手放すことを決め、ディートハルトと無事に夫婦として結ばれる。
幸せな結婚生活を謳歌していたものの、ある日彼女は兄と弟から夜会に参加して欲しいと頼まれる。
そして夜会終了後、ディートハルトに華美な装いをしているところを見られてしまって……?
能力持ちの若き夫人は、冷遇夫から去る
基本二度寝
恋愛
「婚姻は王命だ。私に愛されようなんて思うな」
若き宰相次官のボルスターは、薄い夜着を纏って寝台に腰掛けている今日妻になったばかりのクエッカに向かって言い放った。
実力でその立場までのし上がったボルスターには敵が多かった。
一目惚れをしたクエッカに想いを伝えたかったが、政敵から彼女がボルスターの弱点になる事を悟られるわけには行かない。
巻き込みたくない気持ちとそれでも一緒にいたいという欲望が鬩ぎ合っていた。
ボルスターは国王陛下に願い、その令嬢との婚姻を王命という形にしてもらうことで、彼女との婚姻はあくまで命令で、本意ではないという態度を取ることで、ボルスターはめでたく彼女を手中に収めた。
けれど。
「旦那様。お久しぶりです。離縁してください」
結婚から半年後に、ボルスターは離縁を突きつけられたのだった。
※復縁、元サヤ無しです。
※時系列と視点がコロコロゴロゴロ変わるのでタイトル入れました
※えろありです
※ボルスター主人公のつもりが、端役になってます(どうしてだ)
※タイトル変更→旧題:黒い結婚
義姉の身代わりで変態侯爵に嫁ぐはずが囚われました〜助けた人は騎士団長で溺愛してきます〜
涙乃(るの)
恋愛
「お姉さまが死んだ……?」
「なくなったというのがきこえなかったのか!お前は耳までグズだな!」
母が亡くなり、後妻としてやってきたメアリー夫人と連れ子のステラによって、執拗に嫌がらせをされて育ったルーナ。
ある日ハワード伯爵は、もうすぐ50になる嗜虐趣味のあるイエール侯爵にステラの身代わりにルーナを嫁がせようとしていた。
結婚が嫌で逃亡したステラのことを誤魔化すように、なくなったと伝えるようにと強要して。
足枷をされていて逃げることのできないルーナは、嫁ぐことを決意する。
最後の日に行き倒れている老人を助けたのだが、その人物はじつは……。
不遇なルーナが溺愛さるまで
ゆるっとサクッとショートストーリー
ムーンライトノベルズ様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる