膣痙攣の夜

犬童 幕

文字の大きさ
1 / 1

膣痙攣の夜

しおりを挟む
妻「ああ、いいわ。もっとああ、もっと」

男「ふんふん」

妻「あっあっ」

男「痛っ!」

妻「ちっ、膣が!」

男「ぬっ、抜けない!」

妻「やだ。早く抜いて!」

男「抜けないんだ。きっと膣痙攣だ」

妻「膣痙攣って? いいから早く抜いてよ」

男「だから抜けないんだって」

妻「少しは抜く努力しなさいよ!」

男「やってるよ。ふっ!」

10分経過

男「痛ってー! 何か痺れてきた」

妻「本当に早く抜いて帰ってよ。主人が帰って来るわ」

男「そんな事言ったって」

妻「あなたとはほんの遊びなんだから。主人にこんな所を見られたら私」

男「俺だって職場の上司だし、まずいよ」

二時間経過

妻「もう帰って来るわ。どうしよう」

男「何処かに隠れよう」

妻「隠れるって、何処に? それにこのまま?」

男「仕方ないだろ」

妻「でも私がいなかったら探すわあの人」

男「手紙を書けよ。用事で実家に帰るとか何とか」

妻「分かったわ。とにかく立ち上がらなきゃ」

男「ベッドから脚を下ろして」

妻「本当にまだ抜けないの?」

男「抜けない。無理だ。早く手紙を書こう」

妻「分かった」

男「書いた?」

妻「ええ、書いたわ。二階の納戸に隠れましょ」

男「あっ、靴を隠さなきゃ。玄関へ行くよ」

妻「早くしないと」

男「この体勢で靴取るの辛いよ」

妻「いいから早く取んなさいよ」

ガチャ(玄関の鍵の開く音)

男と妻「あっ!」

夫「ただいま」

妻「お帰りなさい。遅かったわね」

夫「何だお前、来てたのか? 体調が悪くて早退したんじゃなかったのか?」

男「ちょっとご相談がございまして、お邪魔してます」

夫「二人とも裸でくっついてるけどどうかしたのか?」

妻「あなたこそ裸で見た事もない女とくっついてるけどどうしたの」

夫「実は彼女、俺の愛人なんだけど浮気してたら抜けなくなっちゃって」

男と妻「膣痙攣!」

夫「だから遅くなったんだ」

妻「その姿でタクシーに乗ったの?」

夫「乗ろうとしたんだけど乗れなくて、仕方なく電車」

妻「裸でくっついたまま電車に乗ったの?」

夫「局部は隠れてるからね。ハハハ」

妻「ハハハって」

夫「とにかく今後の事を話し合おう」

妻「とにかく入って」

愛人「お邪魔しまーす」

夫「腹減ったから何か食わせてくれ」

妻「この格好じゃ料理なんて出来ないわ」

愛人「ウーバーでいいんじゃありません」

夫「そうしよう。君は何がいい?」

妻「妻より先に愛人に聞くのね」

夫「そう言う訳じゃ・・・」

男「僕、うな重頼んでも良いですか?」

愛人「間男のくせに厚かましいのね」

妻「あんただって愛人のくせに」

夫「まあまあ、この場合どっちもどっちなんだから」

妻「そうね。うな重四つ頼みましょう」

愛人「やったあ!」

男「あっ、抜けた!」

夫「こっちも抜けた」

妻「良かったわ」

愛人「良かった」

妻「せっかくだから皆でうな重食べましょう」

男「裸で」

夫「そう裸で」

愛人「アハハ、なんか可笑しい」

妻「ウフフ」

こうして膣痙攣の夜は更けゆく

四人の笑い声は深夜まで聞こえていた
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

将棋部の眼鏡美少女を抱いた

junk
青春
将棋部の青春恋愛ストーリーです

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

処理中です...