神様とツンデレ吸血鬼と恥ずかしがり魔皇のトリニティデスティニー 〜神様と吸血鬼の姉妹が転生して、気まぐれに世界を救います〜

ネコトーニャ

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世界の創造主、異世界にてロリ魔王に転生する。

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むかーしむかし
かつて、宇宙や生命という概念が生まれるより
遥か昔、無の海と呼ばれる何も無い空間を泳いでいた
一匹のドラゴンがいました。

そのドラゴンは全てを滅ぼす破壊の神と
全てを創造する創世の神の力を持っていました。

そのドラゴンは無の海を壊し
宇宙と呼ばれるモノに創り変えて
次に星々を創り出して
その次に生命と死、始まりと終わり
概念と呼ばれるあらゆる世界の理を創り出しました。


そしてドラゴンは人間、悪魔、動物、精霊、天使と
輪廻転生を繰り返し姿を変えながら
生み出した世界を見守り続けて永い永い時間を生きました

ですが輪廻転生し続けた魂に限界が訪れます。


そのドラゴンの魂は朽ち果ててしまい
輪廻転生の輪に乗ることなく消滅したのでした。

みんなが幸せになれる世界を願いながら………



そしてそれから長い年月が経ち…………





ある少女が命を落とした。
少女の魂は輪廻転生の輪を潜る前に
謎の真っ白な空間に送られた。





ここはどこなのだろうか?
私しかいない真っ白な空間を見回していると
死ぬほどお腹が空いていたせいか
だんだんと食べ物に見えてきた。


「うにゃ~ん?ここはどこじゃ?
白すぎるしホワイトチョコルームか~?」



「食べ物じゃありませんよ!?」




「へえ~そうなんだ~お腹空いてると
なんでも食べ物に見えてくるよね~アハハハ

………って誰じゃおまえ!?」

ノリツッコミされた声の方を振り向くと
そこにはロングの白髪の美しい女性が立っていた。

西洋のような美しさと大和撫子を持ち合わせている
容姿をした
女神様とかなんかそういう雰囲気がある美人さんだったのだ。



「……とりあえず女神ちゃん様って呼んでいいかな?」

「え?はい…構いませんけど…」


「というか名前ないと
誰喋ってるか分かりづらいと思わない?
女神ちゃん様?
というわけでこれを見ている皆さまの為に~
セリフ枠の上に名前付けておきますね~」


女神ちゃん様
「なにトチ狂ったこと言ってるんですか!?
というか誰と話してるんです??
ヴェッ!?なんか頭の上に何かが付いた気がします!?」

リアクション見てて楽しいな~この女神様


「え~だって小説やゲームとかでも
複数人が話してる時は名前表示されないと
いま誰が話してるとか分かりづらくないッスか?
それって私だけかな~?」


「…………ゴホン、日向海美緒さん
そろそろこちらの話をしてよろしいでしょうか?

このあとも転生させる方が多いので
手短に説明させていただきますが

貴女は死んでしまいました。」


「うん、知ってるよ。 」


女神ちゃん様は書類のような光の紙を取り出し
彼女の人生について記された魂の記録を読みあげたが
至る所の文字が掠れていて
死因の項目だけ全く見えず黒く塗りつぶされていた。

日向海美緒

性別は女性

年齢は14歳

趣味はゲームやアニメ、漫画

好きな事は可愛い女の子を愛でること、冒険、旅行

嫌いな事は勉強、頭を使った遊び、テスト

好きな食べ物はチョコレート、肉類、ラーメン、夜食のステーキ

嫌いな食べ物は生野菜全般、骨の多い焼き魚、柚子

11歳の頃から身長や発育の成長が止まっている
幼女体型だが気にしている様子は特にない。
むしろ体を動かしやすく本人はむしろ気に入っているが
それはそれとして大人な体型を羨ましがる所がある。

家族は幼少期の頃に事故で他界して親戚もいない。

巡り会えた縁を大切にしながら運命の出会いをした
3人の親友を家族として一緒に暮らしている。



死因は■■■を ■■す■■■■も■■う■■■ロ■ト■■■カ■■ス■■■ら■■■■亡








「貴女の死因は…死因は………………あれ???
あれれ??あれれれれ?
…………死因の詳細が見えなくなってますね

とにかく……銃弾を頭に受けて貴女は死んでしまいました…らしいです。」




「ふーん」


「ふーん……って興味なさそうですね。」



(まあ、女神ちゃん様にも見えるわけないよねえ
私の素性に関する認識は阻害されるようになってるんだし)

「………とにかく貴女は死んでしまいましたが

貴女には転生という処置がされ
新たな人生を歩んでもらいます。」



「転生?マジで!
おっぱいープルンプルン!ホッホー!
イエーイ!ヤッター!漫画とかで見たやつだー!」




「最高神様直々に貴女には異世界に転生させるように指名されて
何やら特殊な例のようで
今回の転生だけ特別措置が成されると
私達女神には伝えられています。」


「へえ~特別ねえー。
それじゃ~なにか特典とかあるの?
あと転生する世界ってどんな所?」

「そうですね~今回は特殊な事例ということで
この四枚の紙にお好きな要望を書いてください。

そしてこちらの紙にはお望みとなる世界を書いてください
貴女のご希望に合った世界に転生させていただきます。」


「好きなの書いていいのか~うーん迷うな~
まあ、先に転生先の世界を書いとくか~

そんで~これとか~こういうのもいいなー」



数分経過…………………


「よし!決めた!」

転生先【魔法が存在するファンタジーな世界】


要望は

・あらゆる種族の言語を日本語に翻訳して分かるようにしてください。
文字の読み書きも出来るようにしてください。

・自分や他者の強さやスキルを
ステータス画面として視ることが出来る機能

・前世での所持金を異世界のお金に変換して
前世の冷蔵庫に入ってた食材とか
大量に買い溜めしてた食材とか調味料とか詰め込んだ
中に入れたら時間が止まる仕様がある
魔法のアイテムボックス(スキル)をください。

・転生後も私の人格や記憶はこのままにして欲しい。




「こんな感じでいいかな?」



「………本当にこんなので宜しいんですか?
これらの上2つの特典は書かなくても
デフォルト機能で付いていますよ?」


「ヴェッ!?マジ!?
何も書かなくても
そんなに色々サービスしてくれるのか~
ありがたや~ありがたや~


……うーん、それなら上二つは書き直せるかなー?」


「はい、出来ますよ」

「それじゃあ~次はこれにする。」

要望

・妹として産まれたい。

・ツンデレで金髪で妹に優しいお姉ちゃんが欲しい。

・魔法のアイテムボックスください。

・転生後の世界でも前世の人格と記憶の引き継ぎ



「・・・・次は随分と……ゴホン

それでは美緒さんのご要望に合う世界を検索します。
しばらくお待ちください。」


数分後…………



「・・・見つかりました。
異世界 バーミストです。
美緒さんにはそこで公爵家の娘として暮らしていただきます。
これで宜しいでしょうか?」

貴族か~まあ不自由なさそうだしいいかな


「いいよ~」

「相変わらず軽いですね…
それでは転生前に転生先のことや
注意事項をお伝えします。
くれぐれも気を付けるように。 」


転生先の世界の大気には空気だけでなく
魔素と呼ばれる物が含まれています。

なので転生先の世界では
あらゆる生物が魔力を宿しています。


そして何より注意してほしいのが
魔力を使えるのは三歳以上からです。
魔力操作して鍛えるのも魔法を使用するのも禁止します。
産まれて間もないのに そんなことをしたら死んでしまいますから



「はいはい分かりました~」

「本当に本当に気を付けてくださいね!?」

「はーい!」


そして私は眩い光に包まれた……………




オギャーオギャーオギャー

と赤ちゃんの産声と親と思われる声が聞こえてきた。


「フフフ……見てくださいアナタ
どちらも可愛らしい女の子です………」

「かわいいなあ……立派に育つんだぞ………」



母親は銀髪の美しい風貌の女性で
女神ちゃん様に負けないぐらい綺麗だなぁ。

金髪の父親と思わしき男性は号泣して何言ってるのか聞き取れなかった。

そして横では泣いてる金髪の赤ん坊がいた。

これが今回の私のお姉ちゃんか~


はてさて、これから私はどうなりますことやらだよ~

まともに動けるようになるまで退屈だな~









転生後
神々の世界にて………


女神ちゃん様は次に転生される魂の相手を終えた所だった。


「はあーーーやっと行きましたかーー
疲れた………………特に三人目は恐ろしい方でした……

あの方も最高神様直々に特別措置を指名された方なのは間違いないはずですが………
まさかあの方を送った後に三名も現れるなんて………」


「しかも…特別措置を受けられた
三人ともまさか美緒さんのご家族だったなんて……」

一人目は確か

久遠零

年齢は14歳

特徴はほとんど黒いパーカーしか着ておらず
小さい体の割に胸がかなり大きい方でした……
ロリ巨乳と呼ばれる体型なのかと思っていたら
縮んでいて胸が平たくなっていたり
どうやら、体型を自在に変化させられるそうです。
たまに気分で巨乳になることもありますが
普段は幼女体型らしい。



くすんだ銀髪で瞳の色が地獄の炎のような赤黒さでしたねー。
話していると虚構をボーッと見つめてたり
話してる途中に寝たり不思議な方でした。


死因は■■■■■■■■■■■
黒く塗りつぶされていたので不明



転生先【日向海美緒の転生先と同じ世界】


要望
・前世の容姿、能力、記憶そのまま引き継ぎ
・毎日美味しいお茶菓子と抹茶が飲める
・転生したら産まれた後に
三人の拠点として自由に移動出来る喫茶店が欲しい
・特になし


二人目は

ティナ・レガリア

年齢は13歳で

特徴は美しい容姿に銀髪と
宝石のように綺麗な蒼い瞳を持った少女で
年相応の子供らしさもありつつ礼儀正しい方でしたねー。


死因は■■■■■■■■■■

転生先【日向海美緒の転生先と同じ世界】


要望
・前世の容姿、記憶、能力の引き継ぎ
・師匠のように全てを救えるヒーローになりたい。
・毎日食べても太らない体質が欲しいです。
・毎日美味しい物を食べたいです。



三人目は………うぅ……思い出すだけで体の震えが………


ローザ・ネクロ・ハートネット


年齢は16歳で

特徴はピンク色の瞳と髪、そして大きな胸が目を引きましたね。


死因は死亡した妹の後を追うように■■■■■。

転生先【私の妹が存在している世界】

要望
・前世の容姿、人格、能力の引き継ぎ
・妹と永遠に暮らしたい。
・妹を不老不死、不朽不滅の存在にしてほしい。
・妹に再会出来たら、たとえ記憶喪失でも
私の事を思い出すようにしてください。




「………ローザさん…でしたか……
あの人と話していて生きた心地がしませんでした………
まるで神の心を見透かすように
私の考えていることを探り当てて
しかも私の話したいことを読んでいるかのように
一方的に話してきて
それに妹の為なら天使だろうと
神々であろうと全員殺すという殺気が伝わって凄かったです…
私を最初に見た時は恐ろしい目で見ていましたし………
そのあとすぐに優しそうな目を装って
終始笑顔で物腰柔らかそうな口調だったのですが
隠し切れない殺気と無言になった時の圧力が凄まじかったですわ………
うっ………胃が………………」


「それはそうとして………
久遠零さん……でしたか
美緒さんの双子の妹らしいですが
無表情な上に無口な物静かな方で
あまり性格や名前も似ていませんでしたねえ~
と思っていた時期が私にもありました……


日向海美緒さんの話題を出した途端に
急に饒舌になってマシンガントークをかまして
こちらが言葉を話す隙がありませんでした。

話し終わると先程までの饒舌っぷりが嘘のように
また口数が少なくなりましたが………」



「そして二人目のティナさん…でしたか
あの子は癒やしでしたわ~
なんなら三人目にして欲しかったぐらいです………

あの子の魂の清らかさや輝きは
今まで様々な方を転生させてきましたが
類を見ないまるで水晶のような美しさと輝きでした。

善良さが凄まじいお人好しで
無自覚ですがヒーロー願望が強い方で
美緒さんを憧れであり目標にしていらっしゃるようですね。」


・・・別に最高神様の意向に不満がある訳ではないんですが

ティナさんのあの穢れなき魂の美しさなら
特別措置の転生を施されるのは納得なんですが…

美緒さんとローザさんの二人は何故
特別措置がされたのか疑問なんですよね。

特別措置とは転生する際に
何かしらの特殊な事案や
一切の穢れなき綺麗な魂を持ち
自身の命を顧みず人を救った等の善行をした方や

元の世界で英雄と呼べる程の功績を残し生涯を終えた
人物等を査定し
最高神様が直々に指名し

その人物を担当出来る女神は階級上位の女神の中から選ばれ
転生者の要望を叶えた上で最高神や上位女神の加護等を与える。

まあ、要するに滅多に起こらない事のはずなんです。

それが同時期に4人も現れるなんて…これは異常事態なのでは…???







実はこの時、神々さえも存在を認識出来ない
認識の外側に存在する
とある少女もこの転生の間にいたのだが
最後まで気付かれることはなかった。



ネムリ・ネクロ・ハートネット

性別:女
年齢:6歳
(年齢は死亡時のモノ、見た目は11歳まで成長している)


死因:姉を庇い事故に遭った。

意識と認識の外側に存在し
死後、異能に目覚めた少女。
実の姉からも顔も名前も何もかも忘れられたが
姉の魂に取り憑いていた幽霊である。













最高神の間にて


女神ちゃん様は神界に存在する
世界樹ユグドラシルの最果てに建つ
尊厳で巨大な美しき王城の玉座に座る
長く美しい金髪と美しすぎる整った顔をした
青年のような見た目をしている男性の元に駆け寄った。


「あ………あの!最高神!お言葉ですが…」


「よい・・・貴女の言いたいことは分かっています。
私の決定に不満があるのですね?ミカエル」

「いえ…不満はあるわけでは………ないの…ですが…
あの二人の黒く塗りつぶされた項目には何が書いてあったのか気になりまして

それに………魂が酷く穢れているローザさんや
魂の色が一切輝いてもなければ一切穢れてもない
無色の魂を持った久遠零さんに

大罪を犯したらしい美緒さんに
どうして特別措置の転生が施されたのか疑問でして……」


「いいでしょう。貴女の性格上彼女達を担当すれば
こうなることは分かっていましたので、
さて、まずは何から話しましょうか。」


「ミカエル…君は神々の世界にて遥か昔から伝承されている
アルビオンの伝説を知っていますか?」


「はい…確か私達、神々や人類を最初に創造した
原初の竜と呼ばれる伝説上のドラゴンのことですね。」


「ああ、そうだ。そして生前にアルビオン様は
始めに創造した神族である
私に力の一端を分け与え、アルフという名を授けてくださり
私はアルビオン様と共に様々なモノを生み出しました。
並列世界、死後の世界、転生という概念、神々の世界を創り
私は神界を総統する最高神となりました。


つまりアルビオン様は私の大先輩でもあり
母親として育ててくれたような恩人でもあるんだ。」

「そうだったんですね……ですが
アルビオンの伝説と今回の特別処置になんの関係が?」


「もしも原初の竜の魂が消滅した伝承が真実ではなく
原初の竜アルビオンの魂が実は滅びておらず
人間に転生していたとしたら?」



「・・・まさか!?」

「そう、そのまさかだよ。ミカエル
あの四人の内の一人の正体はアルビオン様ご本人……
日向海美緒様が人間に転生したアルビオン様なのさ。
  
そして他の三人は

アルビオン様と共に幾度も世界を救った仲間。

ローザ様は
人間の幼子となり衰弱し切っていたアルビオン様を
お救いし家族となった方だ。


彼女は魂が酷く穢れているが
それは人間とナイトメアと呼ばれる種族との混血だからだ。
彼女自身の心はあれほど穢れてはいないんだよ。

(確かに彼女はアルビオン様に対して
並々ならぬ感情と愛情を持っているが……)


彼女はアルビオン様や我々のような存在を滅ぼしかねない力を持ち
神々を殺す死神であり神殺しの魔王と呼ばれているが
その力を常に正義の為に使って

アルビオン様と共に、世界を渡り歩き
幾度も世界を救い、世界平和に多大に貢献したから問題ないんだ。



久遠零様の正体は
人間に転生する際に二人に別れたアルビオン様ご本人であり

今より500000年先の絶望の未来からやってきた
アルビオン様さえも凌駕しかねない
絶対的な力を生まれ持った究極の大魔王なのです。

幾度とアルビオン様と死闘を繰り広げたお方であり
数え切れない死闘の果てに
アルビオン様は久遠零様に勝利し
彼女をアルビオン様のお仲間として迎え入れました。


久遠零様のお力はあまりにも絶大過ぎるあまり
普段は1%以上のお力を出す必要がある敵がいない為に

その全貌はアルビオン様の力を持ってしても
全て目撃することは遂には、敵わず

主に分かっていることは
本気を出せば、どのような相手も一撃で倒せて
アルビオン様と同格以上の存在であり
あの方々の中でも段違いで圧倒的な実力を秘めていること 
あの四人の中でも彼女に全力を出させるのは
最終兵器的な扱いと認識されているとか。


能力は時間関連の能力に長けていて
究極の時の王者で彼女も終焉と時の魔王
アポカリプスと呼ばれている。

そしてティナ様は人類が産まれたばかりの頃
大昔、私が神としての力の一端を与えた人類
神人を先祖に持つ英雄の間に産まれた娘だ。
彼女の両親だが既に生きてはいない。
まだ親の顔も分からないほど幼かった
彼女のいた街はドラゴンの群れに襲われてしまいました。
ですが死に際、両親にティナ様を託されたアルビオン様は
ティナ様はアルビオン様に拾われたということにして
目一杯の愛情を注がれて弟子として大切に育てられたのだよ。」


「あの……急に凄まじい情報の洪水をワッと浴びせられて
まだ頭が混乱してますが ………

彼女が犯した業。大罪の詳細。
そして黒く塗りつぶされていた死因についても教えてください。」


「ああ・・・大罪とは言ってもなんてことはないよ

アルビオン様の大罪の業は
人間の身でありながら
破壊と創世の神の力を操るという
通常ならばあり得ない、神界にて禁忌とされる行為を行ったことだ。
しかし、アルビオン様は自身の生まれ持った力を行使したに過ぎず
本来なら大罪とも呼ばれず神罰も無い…はずだった。」

「???」

「次は…黒く塗りつぶされていた箇所の内容だったね。
これは言葉よりこの映像を見た方が早いだろう」



















その映像はとある世界が終わろうとしている
最終決戦が記録されたトップシークレットとされた映像。

アルビオンがこの世界に始まりと終わりの概念を創造した際に
この世界に始めて誕生した創造神にして始まりの人類、アルフ
彼が誕生したと同じ瞬間に遥か先の未来にして誕生した
人類を終焉に導かんとする破壊神にして最後の人類、オメガ





そこには宇宙の星々と世界の終わりを望む全人類の全てを吸収し
世界を赤黒いカーテンのような壁で覆い尽くし
この世界を時代ごと滅ぼさんとする男と
それらに立ち向かう少女達の姿があった。


「世界が滅んだというのに・・・なぜ貴様は生きている…?
そうか……創世の力で抗ったのか……アルビオン」


「この世界はお前の思い通りにもさせないし
お前なんかの為に終わらせない……!」


「・・・無駄だ。今更お前が何をしようとも無意味だ…。
何故なら貴様らが私を倒したとしても

私が存在していた元の世界
ここより遥か未来では既に大昔に滅んだ時代であり
私は確定された滅びをほんの少しだけ速めただけに過ぎない。

この世界の滅びは既に確定しているのだ…
100年もすればどう足掻こうと終わる世界というのに
救う意味など無いのに何故、まだ抗おうとする?」


「フッアハハハ………ワーハッハッハ!!!
言っても頭がアンポンタンなお前には分からないだろうなぁ!
ここの人間はたとえ滅びが確定してようが
今を………瞬間瞬間を必死に生きているし
私はその想いに応えて皆が幸せになれる世界を目指して頑張ってるんだよ!

後は……この世界のラスボスであるお前をぶっ潰すだけだからな!
お前を倒していつものようにハッピーエンド迎えるんだよ!!!オラッ!!!」


世界に九本の柱のような光が現れる。
創世の力を発動させた際に響き渡る
尊厳な鐘の音が世界中に響き渡る。
世界中に青白いノイズが走り
世界を作り変えたことで
創世の力が人類が滅んだ世界を修復していく。


「それに………世界を滅ぼした程度で……
お前程度のザコが私に敵うとでも思ってるのか?」


「・・・あまり私を舐めるなよ……アルビオン!!」

「・・・こいよ、愚かな……ドラ息子」

【ダイナマイトパースト・イグニッション】

アルビオンの目の前に
鍵穴のようなモノが描かれている
白銀の魔法陣が出現し
アルビオンは魔法陣の鍵穴に手を突っ込み
180度捻り回し、鍵の封印を解除し背後にその魔法陣を放り投げる。 

そして白銀の魔法陣はデウス・エクス・マキナと呼ばれている

機械仕掛けの神へと変化する。


アルビオンの背後に降臨した
デウス・エクス・マキナは
何かが封印されている重々しい扉が中心部にあり
巨大な歯車のような、リングのような姿形をしており
デウス・エクス・マキナに炎が灯り、
彼女が指を鳴らす音を合図に九つの光輪が点火されると
左右に三本ずつ、頭上に三本設置されている
光輪から九本の青白い炎の柱が爆音響き渡らせながら
炎が翼のように見えるように設置された六本の火柱
頭上の光輪からの三本の火柱が天を貫かんとする勢いで噴出されている。

リングがグルンと180度回転し、中心部となる扉の封印が解かれる。
扉から漆黒のバハムートと九尾の白狐のような装甲が現れ
二つに分割されるとそれぞれ
デウス・エクス・マキナの上下と左右に配置される。


【神竜覚醒・アルビオン】

アルビオンは先程世界中に発生させたモノと同じ
九本の光の柱を自身を囲うように展開し

アルビオンの体を一瞬の合間に
漆黒の神竜の生体装甲が
アルビオンを上下から挟み込むように漆黒の鎧で 包み込み
更にその装甲の上から白狐の白銀の生体装甲が重なるように装着される。

光の柱が生物の尻尾、もしくは触手のようにユラユラと蠢き
デウス・エクス・マキナとアルビオンを包み込むと
光の柱は大爆発を引き起こしアルビオンは
人間でありながら神の姿へと神化していく。
神の力を解放した爆発によって
黒と白の生体装甲は微粒子レベルにまで分解されて
鎧から人間へと姿を変えながらアルビオンと同化する。

神々しい輝きを放ちながら創造主が……神が降臨する。

髪は銀髪からより真っ白な白銀色に、マゼンタ色だった瞳は
金色の輝きを放つ琥珀のような色へ変わり

服装も先程とは大きく変わり

上半身は白を基調にした衣装で
神様らしさと動きやすさを極限まで重視した結果

触手のように枝分かれした九本の純白の尻尾のようなジェットエンジンは
一つに束ねることで白いマントとなり
白ビキニと手甲と手足にのみ装着された純白のブースターと
竜鱗を彷彿とさせる黒と白の装甲だけというシンプル過ぎる格好


踊り子の衣装のような軽装さがありながら
未知の鉱石を網糸に加工し決して砕けない頑丈さでありながら
動きやすさを重視した衣装となっており

下半身は白を差し色にした黒色のミニスカートに
下着が透けて見える程生地が薄いスパッツ
太ももには黒のニーソックス
脚部には白色の靴を装備。

現代人風のポップな衣装から
神様らしい衣装へ早変わり。

先程とは別人と思えるほどの神之闘気を迸らせている。




「私は創造主である貴女を超えた……
そして貴女が人間として過ごしてしてきた
2000年で貴女が得た仲間!絆!幸福!力!
それら全てが無駄なモノだとわからせてやるのだ…!!!」




オメガは赤黒い髪を靡かせながら
百目鬼のように身体中に自身の眼と同じ金色の瞳を生やすと
体中の瞳から金色のレーザーを乱放射させながら
背後に無数の魔法陣を描くと
一体化した星々と破滅を望む人類から吸い取った想いと
オメガの破壊神の魔力を乗せたことで
一発で惑星を砕く威力を持つ毎秒一億発の禍々しい魔法弾を連射するが

アルビオンは光よりも速く飛び回り
破壊された足場や障壁を再生しながら全て避け切り

アルビオンは魔剣を振るい
オメガのガードした腕ごと切り飛ばそうのするが
防がれ、弾丸の嵐を食らって大きく吹き飛ばされてしまう。


九本の光の尾を出現させ地面への衝突を避け
銃剣一体型の神器を創造し
加速する炎神の弾丸を放つがオメガには避けられる。

オメガは接近戦をしかけてきた
激しい殴打を捌きながら反撃の好機を探っていた
アルビオンだったが
ローキックでよろけた隙に顎を蹴り上げて
宙に僅かに浮いた瞬間に、腹部にミサイルキックを食らわせて蹴り飛ばされる。

オメガはスライディングして
低姿勢のまま、私に殴打による追撃を続ける。


私は激しい殴打を受け止めながら
神剣を創造してオメガを斬りつけて距離を取る。





【バースト・ディストラクション】


オメガは魔法陣を出現させて
ホーミングミサイルを撃ちまくる。

「フッ」

アルビオンが腕を軽く横へ振るうと
破壊神の権能が発動され
ブラックホールが発生する。
ホーミングミサイルはブラックホールの中へと
全て吸い込まれていき消滅する。

「おのれ…アルビオン!!!」


【カタストロフ・デストロイ】


オメガは破滅の紅き光の弾丸の雨をアルビオンに浴びせるが
アルビオンは、九本の光の尾を出現させて防ぎ


世界の事象に干渉し世界の動きをスローモーションにし、
自身の動きを超高速化させてオメガに急接近しようとするが 


「ぬうぅぅおああああああ!!!!」

「無駄だ…アルビオン」

【アクセラレーション】


オメガも世界の時の流れを支配することで
お互い高速移動しながら激しい攻防を繰り広げるが
二度目のアクセラレーションで
アルビオンの背後に回ったオメガは
破壊神の力を纏った拳を全力で振りかざす。

アルビオンは地面に凄まじい勢いで衝突しクレーターが出来る。

「っっっ っ!!!いったーーい!」


「無駄…無駄…無駄………全て無駄なのだ………これで終わりだ……
私の偉大なる母………アルビオン……さらばだ……」


「………!?なんだ……体が……いうことをきかない…!??」


オメガはこの世界を滅ぼす為に
禁断の魔法を発動させる為に魔法陣を描こうとするが
途中で腕が震えだし動きを止めてしまう。



「フッ………やっと効いてきたか~遅いよ!お姉ちゃ~ん」


不敵に余裕な笑みを浮かべて笑う
アルビオンの背後に三人の仲間が現れる。


「すみませ~ん美緒ちゃん
流石に全人類を洗脳するのは時間がかかってしまいました。」


「師匠~!あいつの手下全員やっつけてきました!
あとで褒めてくださ~い!」

「・・・オメガ………貴様の計画ももう終わりだ」


「ピンク色の………貴様か………俺に一体何をした!!!」



「貴方の破壊神としての力は無限に増大していますが
その肥大化し続ける力の根源は
先程取り込んだ無数の惑星のエネルギーではなく
一体化した人類の世界の破滅を望む負の感情でした。
貴方の力は一体化した愚かな人類の想いの強さに依存しています。
なら洗脳してその想いを消してしまえば
幾分か弱体化するのではないかと思いまして。」


「おのれ……おのれ…おのれおのれおのれ!!!!」



「フッ……アハハハ………ワーハッハッハ!!!
お前達!!ここが正念場だ!
ハッピーエンドはもうすぐだ!!!」

「はい!2000年続いた神々の因縁に終止符を…!!」

「はい!いつものように世界を救いましょう師匠!」

「・・・フン」

オメガが生命を破滅させる禍々しい光
アブソリュートカタストロフを放つが
ティナの先祖より受け継がれた
神々しく輝く神の拳で破滅の光を砕き
あらゆる物質の結合を解く神器
神之刃 武神を手にオメガの懐に潜り
何度か刀で滅多斬りにした後にすれ違いざまに胴を切り裂く。


「ぐおっああっあぁぁ…………!!!!」


「・・・これで終わりだ」

久遠零の魔王の黒き破滅の力と金色の神の闘気を纏った
一撃必殺のストレートパンチがオメガに炸裂し
大きく仰け反るオメガの動きの時間を戻して
一撃必殺の殴打のラッシュを食らわせる。

「ぐぬおおおおおお………!?!????!!!!」


「おのれ……赦さんぞ……赦さんぞ貴様ら…!!!」

オメガは最上級の火炎魔法の魔法陣を描き
全てを灰に還す燃え盛る太陽の如く煌星を召喚し我々に放つが

「そのような攻撃は無駄……ですよ?」


ローザが体を張って肉盾になり体に煌星が直撃するが
その瞬間、街一つを灰塵に還す煌星は
まるでそんなもの最初から無かったように
あっけなく消え去ってしまった。

「おのれ…おのれおのれおのれ…!!!!」

オメガはローザに破壊神の力を振りかざし
激しく猛撃を仕掛けるが
どれだけ強力な攻撃をしても彼女には傷一つ付かない。

その様はまるで癇癪を起こした子供を相手にする大人のようだ。
途中からポカポカという微笑ましい効果音が聞こえてきそうなほど
可哀想なことに何一つ攻撃が通らずオメガは段々疲弊していった。


「・・・もう終わりましたか?
それでは、次はこちらのターンです……ね!」

彼女がチェーンソー型の魔剣具を軽く振るいオメガを切った
その瞬間、オメガの体は大きく引き裂かれ
オメガの内部に溜まっていた大量のエネルギーが噴出する。


「ッッッ!?!?ぎぃやあぁぁあああああああああッ!?」





「・・・ひえ~相変わらずいつ見ても恐ろしいな~
お姉ちゃんの神殺しの力。」


彼女には
神、天使、神族、神霊、神に近い要素を持った者全般
神に関連する要素がある者に対してなら
どんなに強力な攻撃や反則と思える能力も通じず無力化されてしまう。
逆に彼女がそういった者達を攻撃すると
軽~く振るった一撃でさえ威力が数十倍に跳ね上がり
漏れなくそれらは全て致命傷になってしまうのだ。

最高神だろうと破壊神だろうと彼女の前では
神は雑草と同等の存在になってしまうのである。

唯一、彼女を倒せる神、などという例外があるとすれば
それは彼女の妹しかいないであろう。



「この俺をここまで苔にしやがって……!!!
貴様ら諸共この時代ごと葬り去ってくれるわあああ!!!!!!」


「いい加減ぶっ倒れろや!!!オラッ!!!」

アルビオンが最後の抵抗をしようとするオメガに
神々しく燃え猛る青白い炎を纏った砲弾を放ちながら
大型砲撃銃から銃剣型に武器を変形、紅い弾丸を放ち
隙が生まれたオメガに超高速化して接近し
神之炎を纏った神剣でオメガを滅多斬りにし切り刻む。


「まだだ…!!まだ終わっていない!!」

「これで……終わりだ…!!!」


【アルティメット・アルビオン】

普段は1%の力しか引き出せないアルビオンだが
あらゆる制限を解除し全能力が99倍にされて
一時的に100%の力を引き出せるようになった
本気のアルビオンから凄まじい魔力が溢れ出し
この世界の全てを消し飛ばす勢いで放出された
膨大な魔力の奔流を青白い神之炎へと変換し包み込まれながら
虹色の神炎を最後の一撃を繰り出す為の足先に集中させて纏う。

そしてそのままオメガにとどめを刺す為に駆け出す。


「うおおおおおおおお!!!!!!!!」


「・・・・終わるのは………貴様だ!!!!
アルビオン!!!!!」


【ジ・エンド・ワールド・リバース】


「はあ?」

その瞬間、オメガの最後の悪足掻きが発動した。
オメガさえも塵一つ残さず葬れる必殺の一撃は直撃する前に
世界の時間は巻き戻される。
残りの全能力のリソースを時間逆行の能力に集中させて
この瞬間の為だけにオメガは温存していたのだ。

そして、時間が巻き戻された瞬間に
アルビオンの背後に回り胸を貫手で貫き
竜の心臓を掴み取り、魂にある魔力の根源諸共握り潰した。



「アルビオン…………貴様は……最大の過ちを…………!!
大罪を犯したッッッ………!!!!!!!
人間の身でありながらッッッ!!傲慢にも!!!!
神の力を扱えるなどと!!!調子に乗り!!!
人としてあり続けたッッッ!!2000年もの間!!!
貴様は!!!!何も!!成し遂げることなく!!!
救いようのない人類を護り続けたッッッ…!!!
貴女のその傲慢な願いがッッッ!!!
全ての人間を幸せにするなどという幻想を信じ続けて!!!
そんな無意味な理想の為に命を投げ捨てやがって!!!
目の前で朽ち果てた未来の貴女を…貴女を……
俺は………!!!俺は……!!!止められなかった俺は!!!
あの聖女のような優しさ!!!微笑みッッッ!!!
貴女のあの無鉄砲な優しさがッッッ!!!呪いとなり!!!
あの時、私は貴女に………人類に………そして俺自身に絶望したのだッッッ…!!!!
その報いを………神罰を受けろッッッ…!!
ああああああ…!!!ああああああああああああ!!!!!
アルビオンッッッ!!!
偉大なる我が母アルビオン……!!!!
貴女の死をもって、この世界は終焉を迎えます…!!!!」


「・・・こっわ………なんじゃこのドラ息子……
私への愛憎拗らせ過ぎだろ……

要すると無茶し過ぎて死んじゃった未来の私を止められなかった
あなたは自分のことも何もかも憎くなったから
自暴自棄になって全部ぶっ壊してやる……ってことか?」


「それで?私は根源や心臓潰したぐらいじゃ致命傷にもならないし
死なないんだけど私をぶっ殺すって言うけどどうやってーーー」

【ロスト・ラグナロク・オア・アポカリプス】

俺と貴様諸共道連れだーーーーアルビオンッッッ!!

オメガは神界の禁術を発動し
転生封じの終焉の黙示録をアルビオンと自分に発動させる。


「なにそれヤバッ!ちょいちょいちょい!!
みんなヤベーイから!!
早く私を助けるか逃げるかしてくれーーー!」


「ゼロさん どうにかなりませんか!?
このままじゃ師匠がヤバいことになるんですよね!?」

「・・・いや、大丈夫だろ…あいつが本気で焦る時は
もっと余裕のないものだ。
あの焦りは…私達を自爆の巻き添えにしたくない故の焦りだ。
どうせあいつのことだ。たとえここで終わったとしても
なんとかなる何かしらの策を練っているはずだ。」

「本当にそうですか!?信じていいんですよね!?師匠!!!!」



「アバババババババ……………!!!!
ヤバヤバヤバヤバヤベーイって!!!
これ流石に死ぬやつだよコレ~!誰か助けて!ヘルプミー!!」


「・・・なんでしょう妹の命の危機だと言うのに
本当に大丈夫そうな気がしてきました。」


「アルビオン……道連れにしてくれるわああああああ!!!!」

「ぴあっ!?」

その瞬間、数秒で地球を消し飛ばす程の大爆発が起きた。

爆発から生き残ったのは三人だけであった。

ローザは神殺しによる爆発の無力化
久遠零は絶対防御の魔法障壁を展開
ティナは久遠零に護られて生存。

そしてアルビオンの魂は地球と共に消滅したが

みんなの幸せを願いながら消滅した
アルビオンは最後に何もかも消えてしまい
無の海となったこの世界を造り変えて
元の世界に戻した………のであった。




「・・・・というのがアルビオン様が
今回転生することになった経緯です。

二度に渡って完全に魂が消滅したと思われた
アルビオン様ですが
むしろ、肉体と魂が一度完全に消滅したことにより
彼女の魂は完全に神格化されて創世の神という概念と化しており
先程オメガが見せた時を操作した加速や巻き戻し
歴史改変等のありとあらゆる影響を受けることが無くなってしまい
完全に人間の域どころか全知全能の神さえ超えてしまいましたが
彼女はご覧の通り生きています。

他の三人は禁術とされている転生の秘術を使い
アルビオン様がお作りになった概念
この転生の仕組みを利用し追いかけてきたそうです。
三人の死因が黒く塗りつぶされていたのは
禁術を使ったことによるモノです。
死因なんて存在していないのですから。」


「マ・・・マジですかああああああ!?!!!!」

濁流のように流れた情報量と
禁術を気軽に使われた事実にミカエルは卒倒したのであった……………とさ。




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