神様とツンデレ吸血鬼と恥ずかしがり魔皇のトリニティデスティニー 〜神様と吸血鬼の姉妹が転生して、気まぐれに世界を救います〜

ネコトーニャ

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8話 ロリ魔王、魔族の学園に通う。

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イエーーイ!魔界編スタートでーす!!!




ダークネストに引っ越してきてから数日経った
ある日の夜、就寝の準備をしていると



「ん?」



目の端に僅かな魔力の流れを感じた。

私は窓を開く。



すると、一匹のフクロウが部屋の中へ飛び込んできた。

放り投げられた手紙が私の手に収まる。



それは、招待状だ。
魔皇高等魔術科学園デモンズゲートと記されている。



「……?」



デモンズゲートは私の魔王城の名前だが、
なんちゃらかんたら学院というのは聞いた覚えがない。

おおよそ、二千年の間に作られたのだろうが
いったいなんだ?このくっそ長い名前は?


疑問に思っていると、部屋に飛び込んできたフクロウが口を開いた。



「デモンズゲートは魔皇を育成するための学校でございます。
破滅の魔王の血を引く者、すなわち魔族の中でも、王族に位置する方々をお迎えし
立派な魔皇となってもらうために設立されました」



破滅の魔王か、どう聞いても私のことだ。
あの頃は魔王アルビオンと呼ばれることの方が多かったけど、
後世に語り継ぐには二つ名があった方がよかったのかもしれないな~
まあ、私のやったことを思えばピッタリな称号だね。



「破滅の魔王を始祖とし、その始祖に最も近き者を
魔皇として君臨させるのが学院の役割です。
あなたは始祖の血を引かれる御方。
ゆえにデモンズゲートからの招待状をお持ちいたしました。
魔皇魔術科高等学園への入学をお待ちしております」



始祖の血を引いているというか、私がその始祖本人なんだけどね。




「今年は魔王の始祖が転生される年とも言われております」



へえ~そうなんだ?



「今年、魔皇魔術科高等学園へ入学予定の生徒は
すでにカオス・チルドレンと呼ばれているほど有望な者が揃っております。
その中には、始祖の生まれ変わりではないかと
注目される者が何人もおります。
魔王の始祖が帰られた暁には
ダークネストは全ての魔族の歓喜で賑わうことでしょう。」



なるほど。大体分かった。
つまり、私を探すために学院があるというわけだね。



だったら、出向かないわけにはいかないよね~。

まあ、どっちにしろ行く気だったけど

それに有望だというカオス・チルドレンと呼ばれた魔族
私の子孫をこの目で見ておきたいしね。



「始祖の血を引かれる御方のお越しを心よりお待ち申し上げております。」

そしてフクロウは飛び立っていった。



私は学院への興味より睡魔が勝ったのでそのまま眠りについた。





数日後、入学試験当日



私の目の前には懐かしき魔王城の正門があった。

立体型魔法陣として作られた経年劣化にも強い頑丈な城だけあり
二千年の時を経てもなお、その悠然とした佇まいは健在である。
住んでいた頃から多少古びたところはあるものの
むしろそこが私の気に入っていた所だったんだよな~。



唯一変わった所と言えば、名前を変えたことぐらいかな?

周囲を見渡せば、続々と正門へ入っていく者たちがいる。
おそらく本日の入学試験を受けに来た受験者だろう。



「シャルロットちゃーん!!
モルドレットちゃーーん、しっかりね~!」



必要ないと言ったはずだが、入学試験があると知った
パパとママ
そしてアルト料理長さんとマンソンおじさんは
両親の護衛としてダークネストまで飛んできて
学校までわざわざ見送りについてきたのだ。



「お前、あれだぞ、あれ。へ、へ、へへ、平常心だぞっ!」


パパはめちゃくちゃ口ごもっている。



「いや、その前にお父様が落ちつきましょう。」

「いや…その前にパパの方が落ち着いてないわよ!」

「そうだよパパ~!もちつけ~」


「お、おう。そうだなマンソン…モル…シャル…
その調子なら大丈夫そうだな!」



「うんうん。うちのシャルロットちゃんもモルちゃんもルミナちゃんも
周りより早めの入学試験で先輩だらけの
13歳だけど、でももうこんなにしっかりしてるんだから
絶対絶対合格するわよ!」



………これは当たり前だが
他の魔族は人間でいう所でいえば16歳以上の者ばかり
他に親と一緒に来ているような魔族はいない。

注目が集まり少々、周囲の視線が恥ずかしかったです。



「それじゃあパパ、ママ、おじさん行ってくるね~!」


くるりと正門前に並んでいる魔族の列へ向かう。



「がんばれ、がんばれっ! がんばれ、がんばれーーー!」



ふむ。みんなには困ったものだ……。


しかし、これが人間の親というものか。
長年転生し続けて色んな親の元に生まれてきたが
こんなに暑苦しくて、長く一緒に過ごした家族は今回がはじめてだったけど……
案外悪くない…でも…こそばゆいというか、なんというか。



「フレー、フレー、ジャンヌッ!
ファイト!ファイトッ!ジャンヌッ!」



マンソンさん達のものとは違う、恥ずかしい声援が背後から聞こえた。



ちらり、とその方向を見れば髭面の厳つい男が
拳を握って大声を張り上げていた。

多少は魔族の血が混ざっているものの人の血の方が濃い。
父さんと同じぐらいか。ということは、人間だろう。



その男の視線の先には、恥ずかしさのあまりか、
無表情でとぼとぼと歩いている女の子がいた。
風に靡く銀髪は、ふわふわとしたショートヘアーである。
蒼い瞳に、綺麗な顔立ちに
表情に幼さやあどけなさが残した、可愛らしい少女だ。

纏った服は、黒と白を基調にしたローブである。
刺繍や意匠などは魔族由来のものみたい。
ジャンヌと呼ばれた雪のような少女は
ローブの上からでも分かるほど豊満な胸をしていた。



「がんばれ、がんばれっ!モルドレッドっ!」
 
「がんばれ、がんばれっ!シャルロット!」

「がんばれ、がんばれっ!ルミナちゃん!」


正門に入る直前、背後からまた父さんの声が聞こえた。

先程の女の子が不思議そうに振り返り、そして父さんの視線を追いかけて、私を見た。



「あ……」



ちょうど目が合ってしまった。



「アハハハ……お互い苦労するね~」



そう口にすると、はにかんだように彼女は笑った。


「……ん…………」


少女は短く同意を示した。

少女は零より口数が少ない

口下手なのか、寡黙なのか、それ以上は口を開こうとしない。

だが、こちらに警戒心を持っているわけではなさそうだ。



「とりあえず自己紹介しようか。
私はシャルロット。シャルロット・レガリア」

「私はモルドレッド・レガリアよ!」

「えっと…ルミナス・メモティック・フォールンナイトです。

外界で魔皇をしていますけど…最弱の魔皇です。」


私達は名前を口にした後、少しまずかったか、と思い至る。

なにせ、これは始祖の魔王を討ち滅ぼした伝説の勇者と同じ名前なのだ。



まあ、どのみち、わかることだし。
早いか遅いかの違いしかないだろうけど
とりあえず彼女の反応を伺う。



「……ジャンヌ・ネクロノーム………」



予想外にも、彼女は私達の名前に特に触れることはなかった。

興味も示さないのは不思議な女の子だな~と思ったけど
それならそれでいいだろう。

二千年経ったのだ。誰も彼も
魔王や勇者の名前に興味があるというわけでもあるわけではないか…。



「よろしく、ジャンヌちゃん」



「……ん……」



そのまま正門をくぐろうとすると、目の前に
魔族の男が立ちはだかった。

浅黒い肌をしており、全身を鋼のように鍛えてある。
白い髪を短く切り揃えており、外見年齢は17といったところか。



その男は見下すような底意地の悪い笑みを浮かべながら
私達に向けて挑発的な発言を言った。



「ハハハハハハ!!!親同伴で入学試験たぁ?
いつからこの学院は子供の遊び場になったんだ?」



ふむ。いきなりなんなのだ、こいつは?
挨拶代わりに血祭りにしてやろうか?



「……おい、あれ見ろよ!?」



「ああ……まずいな……。
傍若無人なゼオズ・キンピラーに目をつけられたら……
あいつら、五体満足で帰れるかどうか……」

どうやら、こいつはそこそこ有名らしいな。

それはそうと列は右手側に続いているか。
あっちには確か、見せ物用に闘技場があったはず。
入学試験では実力を試されるというわけですか。



「ジャンヌちゃんは戦うのは得意?」



「……あまり……」



得意ではない……ということかな。

まあ、平和になったのだから、それでも別にいいか



私達は突っかかってきた魔族を無視して列が続く右手側へ向かった。



「貴様ぁ……!! おいっ、貴様だっ、貴様っ!!」



あまりにうるさく声をかけられたので、振り向いてやった。

先程の男が私達を睨んでいた。



「ふん。ようやくこっちを向いたか」



やれやれ、私の子孫のわりには礼儀がなってないなあ。
………あれ?割と私もそうなのではないか?


まあいいでしょう、鬱陶しいから少しお灸をすえてやるか。



「ごめんごめん。あまりに魔力が小さすぎて、
眼に入らなかったよ~☆」



「な……んだとぉ……!?」



途端に、怒り狂ったように男は目を剥いた。



「このオレを、魔公爵家次男ゼオス・キンピラーと知っての侮辱か!?」



「魔公爵……? 聞いたこともないわね。
アンタって有名なのかしら?」

モルお姉ちゃんが男を挑発する。 


ああ、そうか。神話の時代ではなく、
この二千年足らずで生まれたぽっと出の異名なんだろうなあ。



「おい……………貴様ら、謝るなら今のうちだぞ」



ひどく冷たい声だった。

ゼオスは容赦のない視線を向け、ぐっと拳を握る。
魔力の粒子が集い、そこにいくつもの魔法陣が描かれる。


ぱっと見て……五つの多重魔法陣か。



ぱっと彼が手の平を開けば、闇を凝縮した漆黒の炎が召喚された。



「はあ……!?」

「ウソでしょ…?」


「ほうら、驚いたか。いいぞ。命乞いをしろ?
俺の靴を舐めれば許してやる。でなければ
始祖の魔王がかつて
神々すら焼き尽くしたと言われたこの闇の炎で
そこのクソ生意気な金髪のガキと
お嬢ちゃんの顔を骸骨のようにしてやってもいいんだぜぇ。
ひゃはははははっ!!!!!!」


な、な……なんじゃこりゃ!?
なんという低次元の魔法術式なのだ…………。
この程度の炎魔法を扱うのに
わざわざ五つもの多重魔法陣を描いたの………?
は?クソザコ過ぎではありませんか?
普通一つで十分だろ…………



さすがの私達も、これだけ大層な口を利いて
こんな蝋燭の火にも劣る魔法を見せられては
流石の私達も驚くしかないぜ。

我が子孫でありながら
魔力にも恵まれなかったとは、なんとも哀れな奴なのだろうか。



「ふっ」


と、モルお姉ちゃんが息を吐く。


「……なん……だと……馬鹿なっ!? そんな馬鹿なっ!?」



哀れな男の手の平に召喚された魔炎は
彼女の息によって蝋燭の火のように吹き消されていた。



「貴様、貴様ぁぁ……いったい、なにをした……!?」



「なにを驚いてんのよ?
マッチの火を息で吹き消しただけじゃない?」



「お………俺の魔炎が、マッチの火だと……!?」



そもそも私達やお姉ちゃんと
この哀れな男とでは根本的に魔力の使い方が違う。
奴は魔力を必死にかき集め、懸命に魔法を行使する。


いやはや平和ボケというのはここまで魔法を退化させるものか。

なんとも恐ろしいモノだ。


しかし、良い時代ではあるのだろうなと思った。
ここまで弱い魔族が、こんな大層な口を利けるのだから。



「貴様らぁ……これほどの侮辱……生きて返すと思うな……!!!」

ゼオズと呼ばれた男は激昂し
私とお姉ちゃんの乳を鷲掴みしてきた。

「はっはっは!!揉める程もねえ平べったい乳しかねえ
乳臭えガキどもが俺様を馬鹿にするんじゃねえよ!!」


「白いやつは中々良い体してんじゃねえか?」

今度はジャンヌとルミナの乳を鷲掴みしてきやがった



しかし、まさかとは思うが………
こいつ……まだレベルの違いがわかっていないのか?

しかもよりによって貧乳を気にしてるお姉ちゃんの乳を触り
あまつさえ、揉める程もない貧しい乳と罵倒するとは……
こいつは命が惜しくないのか………?

馬鹿の世界チャンピオンか…?こいつ



「まあ、とりあえずちょっと待て」

般若のような顔になり今にも
破壊神の力でこの男を滅ぼそうとするお姉ちゃんを静止し

そう私が声を発すると、
途端に金縛りにあったように男の体が硬直した。


「おん?……どうした?」



「な……う、動かな……な、なにをしやがった……!?」



ああ、そうか。
創造主である私の言葉に自然と込もった魔力による
強制力が働いているのか。

このくらいの言霊で言うことを聞くとは
脆弱な精神と強さしか持ち合わせていないらしい。



ここで時は少し巻き戻り
異世界旅行組と久遠零は先に学院に来ていたが
久遠零はいつものように迷子となっており
正門まで戻ってきてしまっっていた。

するとレガリア姉妹とルミナと見知らぬ白髪の少女の四人が
男に絡まれてるのを見た零は、その男に話かけた。



「そこの貴様……何をしている?通行の邪魔だ。

それに相手の力量も真面に測れぬのか・・?

お前はその者達には到底及ばぬぞ?」

 

「んだと!?俺は皇族だぞ!

こんな俺よりずっと年下のチビどもより弱いってありえねぇ!

それにテメェもガキのくせに
でけえ立派な乳ぶら下げてやがるが結局ガキじゃねえか?
あんま大きい口を叩かない方が身のためだぞ!」

ゼオズは久遠零とジャンヌの乳を乱暴に鷲掴みするが

感情の起伏が薄い二人は特に反応することはなかった。




「いや、それはお前の方では無いのか?」


「黙れッッッ!俺は皇族だぞ!!!

雑魚の分際で俺に

歯向かう愚かなゴミどもがああ!」

 

『己の力量もちゃんと把握出来ていない愚か者か…
その身で己の無力さに淵いでると良い……』



久遠零がそう言うと魔眼を光らせたと思えば
その男はもがき苦しみ始め、泡を吹きながら数分気絶した。

 

『この程度の力でこのザマか………

そこの白髪の少女……大丈夫だったか?

最も…私が手を下すまでも無かったかも知れないが』

 

久遠零は、骨のない男だと興味を失せたのだろう
そのまま試験会場となっている闘技場の方へと歩いていった。




「まあ、とりあえずしばらくそこで反省してろ
きんぴらごぼうくん」



言った途端、男はひどく申し訳なさそうな顔をした。



「ああっ……俺はなんということを……
初対面の人間に対する行動ではなかった……
ああ、穴があったら、入りたい……
なんと申し訳ないことをしてしまったのか……」



案山子のように突っ立ったまま男は反省を続ける。


それを見た先程の受験者が驚いたような声を発した。



「……すごいぞ、あいつら。ゼオズを謝らせてやがる……」



「ああ、しかも見たか。金髪の方
ゼオズの魔炎を一瞬で消しやがった。
相当な魔法の使い手だぞ……」



「……見ない顔だが、カオス・チルドレンのダークホースになるかもな……」

「ちょっと待ってくれあの白銀の髪の美少女

見間違いじゃなければ、六天魔皇のルミナス様じゃないか!?」


「はあっ!?あのルミナス様だって!?」

「バカお前そんなわけないだろ!?」

「神話の大魔族を単騎で討伐したという噂があり

六天魔皇の中でも霹靂の神帝ジルクニールと常に

六天魔皇最強候補論争で名前が上がっている

あの白銀の魔皇と謳われている

ルミナス様がこんな所にいるわけねえだろ!?」






実に大げさなことだな~


ルミナはこっちでも有名なのか


「待たせて悪かったね~それじゃ行こうか」



私達を待っていてくれた小雪に、私達はそう声をかけ、歩き出した。



「……シャル………モル………」



小さな声で、彼女が私達を呼ぶ。



「なんじゃ?」

「どうしたの?」

「どうしましたか?」


「三人は……強い……?」



あはは、と思わず笑い声が漏れた。

「そりゃ、私は世界最強だからなっ!」


「否定はしないけど、この場合は適切じゃないわね」

「わ…私は強くなんかないですよ~!」


きょとんと小首をかしげ、ジャンヌは聞いた。



「……なにが適切?」



「あいつが弱すぎるだけよ。」

「そうそう!アイツ面白いぐらい弱かったよね~」
 
「ううぅ……胸を触られたの…恥ずかしかったです…」

そうして色々と…主にお姉ちゃんと話を弾ませながら
私達は試験会場である闘技場の中へ入っていった。





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