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番外 愛弟子勇者との馴れ初めF
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今日から入学式です!
過ごしているとあっという間でした。
歩いていると
イザベラさん、ライガちゃん、ノクトちゃんと合流しました。
皆さん、怪我が完治しているようで良かったです。
『入学試験?ってなんですか?』
「あら?知らないんですの?」
「入学式の前にある項目で一対一で戦って
ルールはどんな魔法具や武器でも持ち込んでも良い。
でも殺すのはダメ。
その試験で負けても不合格にはならないけど
戦闘科目の成績が悪くなる。中には学園を自ら去る者もいる。」
「つまり強ければ良いってことだ!」
「へぇ…そうなんですね」
「それに、なんと言っても入学試験後
白の校舎の方は
特に成績が良かった合格者が受けられる
授業は物凄いのよ!豪華なのよ!!!
なんと伝説の英雄である
原初の大地の乱神剣を使う剣士アルゴス様と
水と風の聖剣を使うレイズ様
伝説の聖剣を操るお方が
聖都のバレンディン王立魔法学園にいらっしゃって
そのお二人方が先生となって指導してくださるのよ!」
「また始まった…ティナ…
ベラは英雄の話になると…長い」
「イザベラは英雄が本当に大好きだな!」
『あっ!………すみません皆さん
先に行っていてくれませんか?
忘れ物をしたのを思い出しましたので。』
「あら!それは大変ですわね!
分かりましたわ!ティナさん
また迷子にならないように気をつけてくださいね!」
「おう!必ず追いつけよ~」
「遅刻…しないでね。」
『はい!』
「忘れ物はこれでしょうか?
……なるほど元勇者のお母さんからのお守りですか。」
曲がり角を曲がった所で
ローザさんに声をかけられた。
『あっ!それです!ありがとうございます!
あれ?お母さんのこと話してないですよね?
よくわかりましたね。』
「貴女の心の声を聞いただけですよ。
私、生まれつきそういうのが聞こえるんですよ。
あっ…ちょっと羨ましいと思いましたね?
そんなに良い物ではありませんよ?」
『あっすみません。』
「いえいえ、気にしないでくださいね
私は、忘れ物を届けにきたのはついでで
貴女に用があって来たんです。
早ければ遅刻はしないように済ませられますから」
空間がぐにゃりと歪み、その先には闇が広がっていた。
「さあ、こちらへ」
私は彼女の後をついていき
周囲が闇に覆われていて何もない広い空間に出ました。
ここは…いったい…
「ここは魔王城の地下にある闘技場です。」
ローザさんの後ろに禍々しい無数の竜を封じた地獄門が出現し
ローザさんが黒い魔力を放ち、剣を構えました。
「貴女の実力を試させてもらいます。
私達は魔王……
特にハデスちゃんは創世の神様でもありますが
悪魔でもあります。彼女の悪魔としての名称は
星喰いの悪魔(マスター・カタストロフィー)
ブラックホールを通じて無数の星をお菓子感覚で喰らい
星の膨大なエネルギーで腹を満たしている様を見て
私が勝手にそう名付けました。
あの子は生まれながらにして
ブラックホールを操るという絶大なる力を持ち
無数にある星々を巡り
気まぐれに世界を危機から救済し、
時には世界ごと厄災を滅ぼす。
今まで数え切れない数の星を気分次第で滅ぼし
世界を脅かす厄災を見かけたら
さっきまで別の星を滅ぼし大量殺戮していた事など忘れたかのように
その星を襲う脅威を滅ぼして
世界を救うということを素でやる狂人です。
その気になればブラックホールで星ごと全て吸い込むなり
宇宙全体の生命体の生命活動を強制的に停止させるなり
いつでも自分以外の存在を滅ぼせるはずなのに
彼女は手を抜き、あえてそれをしない。
彼女にとって世界とは自由な遊び場なんですよ。
壊すのも守るのも彼女次第。
邪悪なはずなのに善良でもいようとする
不思議で歪な悪魔なんですよ。
貴女はそんな悪魔と共に生き
対等に接する覚悟がある者なのか
大切な妹を託せる存在なのか
お姉ちゃんとして確かめさせてもらいます。」
『大丈夫ですよ。ローザさん
私は…師匠は悪い子ではないと
師匠のことを友達として信じます。
確かに世界の全てを敵に回す事になるかもしれません。
ですが、それでも…私は彼女の友達…相棒として
生涯お供する覚悟はもうできてます!』
「そうですか…この話を聞いても怯みませんか…
まあ、さっきの狂人うんぬんの話は貴女を怖がらせる為の嘘ですが
一体なぜ貴女がたかが一度や二度救われただけの命の恩人に
そこまでの覚悟を決められるのか理解不能ですが
まあ良いでしょう…何を選択しようと貴女の自由です。
それなら次は実力で覚悟を示してください。」
地獄門の封印を解き、中から世界を覆い尽くす闇と
暗黒を司る邪神竜の封印が解放される。
邪神竜が彼女に取り込まれ、魔王の鎧に変化し
鎧に巻きついた鎖を聖剣から出現した
月光の竜が食いちぎり、真の力を解放する。
私が腕を天に向けると星空の剣が降ってくる。
そして、戦闘に入ったら
私の悪魔の細胞が最大まで活性化され
衣服が変化し戦闘時の装備に姿を変える。
今の私の服装は戦闘になると強制的に変換される
悪魔にとって最適な戦闘服らしい…です。
………はい……どう見ても完全に水着です…
とっても素敵な衣装だと思いますけれど
うぅ…スースーしてちょっと寒いです。
お互い、剣を構え、先に動き出したのは私です。
ローザさんは私の攻撃を軽々と受け止め
力で無理矢理押し通そうとすると剣を受け流され
隙を見せても月光竜が攻撃を防ぎ
聖剣による攻撃は召喚した瞬間に封じられ
こちらが逆に居合斬りで切り刻まれて
あらゆる行動が読まれ、何度も倒されてしまいます。
「剣技が少しお粗末ですが…まぁこれでも問題ないでしょう。
昨日の戦いを遠巻きに見ていましたが
貴女は剣術より体術の方が合ってるように思えます。
まあ、これで終わるので無意味な助言だと思いますが。」
禍々しい闇を纏った聖剣から無数の斬撃に
月光竜と暗黒竜が放たれ、私を滅ぼそうとする。
冷静に攻撃の軌道を観察し危機を脱しようと
悪魔の魔眼と細胞に刻まれた戦闘の記憶が
斬撃の動きを捉え、
悪魔の動体視力と身体能力は凄まじく
動いている間の5秒間だけ世界が止まったように感じて
無数の竜と斬撃の合間を潜り抜け
災禍を打ち砕く力を纏った拳で
彼女の腹部に重い打撃を入れて吹き飛ばす。
彼女が叩きつけられた空間に大きな亀裂が入り
魔王の鎧が砕け散る。
「ガハッ!!
(身体能力が一般人より少し強いだけの
魔王最弱の私にフェジカルで勝負されては勝ち目はありません。
元々のフェジカルがとんでもない怪力と聞いていましたが
引き出せているのが本来の一割程度の力でも
ここまで強いとは思いませんでした……)
このままでは負けてしまいますね…
仕方がありません。手加減するのはやめましょう。
「月読…発動」
開眼した瞳が神々しい輝きを放つ。
闇の聖剣の刃に付与された月光の権能を最大限に発動させて
少し先の未来を視る月神の眼を一時的に与える。
私は時を刻む刃を持つ時の聖剣に
花や茨が巻きついた細剣、花の聖剣を召喚し
時の流れが緩やかになる特殊な空間に移動し
攻撃したがすり抜けた。
どうやらこの空間では、現実世界に影響を与えられないようだ。
なので背後に回り、現実世界に戻り
斬りかかるが予め分かっていたように避けられ
反撃の一撃で腕を切り裂かれるが
その瞬間、花の聖剣の権能により
血液は薔薇、体は桜の花吹雪となり相手を撹乱させる。
聖なる魔力を持つ花吹雪が襲いかかるが
本体である一枚の花弁を見切られ斬り落とされる。
『うわっ!?さっきより強くなってる…!』
「先程までは手加減していただけです。
これで終わらないでくださいよ。」
聖剣から月光と闇が溢れ出し
攻撃を見切り再び接近しようとした瞬間、
聖剣から溢れ出た禍々しい闇がティナの影を縛り付ける。
『なにこれ!?……いや、闇ならこれで消えるはず!』
ティナは光の聖剣を召喚し
聖剣から漏れ出す神々しい聖なる光が
闇を完全に浄化させるが防御までは間に合わず
闇を纏わぬ斬撃と月光竜の攻撃が直撃し
ティナは壁際まで吹き飛んだ。
「おわっ!」
「私の魔力と聖剣の力を全力で行使しても吹き飛ぶだけで
裂傷さえも負わせられませんか… 」
「貴女には悪魔の力だけでは勝てそうにありません。
ですから、かつてとある魔王が使役し世界を滅ぼしかけた終末兵器。
この大魔神の力を使うことにします。」
聖剣から先程より更に禍々しくなった邪神竜を出現させ
空間が歪み、四肢を鎖に繋がれた
大いなる力を持つ悪魔の神と言われる巨人…魔神の封印を解き放つ。
彼女の鎧が衣服ごと弾け飛び、瞳が虹色に変化し
頭上に白紫の光輪、六枚の悪魔の翼。
悪魔と神の魔力を宿した槍、刀、羽を模した無数の大砲、弓矢、戦斧が出現し
髪が銀色に染まる。
再び、魔神の魔力により
先程とは比較にならない程強化された闇に手足の動きを封じられ
邪神竜は口に膨大な魔力を溜め込み、放出しようとしている。
「これで、貴女を終わらせます。」
大陸一つを軽く消し飛ばす威力のドラゴンブレスが
私に届くことは…………なかった。
なぜなら…
「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン☆
ハロー☆ハロー☆数日ぶりだね~!
ティナちゃん元気にしてた~?アイス食べる?
…って うおっ!?なんじゃあ!?びっくりしたぁ…」
空間が大きく歪み、崩壊を起こしブラックホールが出現。
中から急に騒がしい少女が登場し
ブレスは彼女から発生したブラックホールに吸い込まれ
彼女がドラゴンに気づき、声帯を震わせ言葉を発した瞬間
小型ブラックホールがドラゴンを吸い寄せ拘束。
0秒で敵を認識し放たれた最速の一撃必殺の反撃。
邪神竜は彼女の打撃を受けて無音で消滅したからだ。
白い麦わら帽子にサングラス。
上は純白、下は黒のヒラヒラした薄い生地に
胸に色鮮やかなハイビスカスの花飾りを付けたフレアビキニを着ており
片手には食べかけのアイスクリームを持ち
ドーナツの浮き輪を背負っており
どうみても完全に先程まで
南国でバカンスに行ってきた格好である。
心なしかいつもより陽気で緩そうな雰囲気である。
そんな彼女を目にした
無機質な魔神が怯えているように思えるのはどうしてだろうか…?
『あの魔神…かなり強いと思いますよ。
かつて世界を滅ぼしかけたとかなんとか』
「ん?ああー…ダイジョブ☆ダイジョブ~☆
魔神って図体がデカイだけで結構弱いんだよね~。
私を相手にするなら
せめて、大魔神を百体くらい用意しないと瞬殺されちゃうよ~☆」
彼女がドーナツの浮き輪に
ギザギザしている光輪の形をした魔力を纏わせ
適当に投擲した浮き輪の軌道上の空間が削り取られ
そのまま魔神が真っ二つに切断された。
「ほら、こんな風に豆腐みたいに切れちゃう」
「ん~?そういえばなんで二人共戦ってるの~?
よく分かんないけど
とりま、ティナちゃんファイト~☆
もぐもぐ、アイス美味し~い☆
お前たちも食べるか~?」
『・・・・調子が狂います。』
「・・・・行きます。」
手始めに神弓から光の矢を放ち
一本の矢が千に増幅し私に襲いかかる。
私は10本の聖剣を召喚し、創造する剣能で虹色の光翼を生やす。
風の刃を竜巻のように体に纏い
光速で飛び回り、矢を防ぎ、避け
魔砲から放たれる無数の砲撃は星の聖剣で切り伏せ直進する。
背後から相手を必ず貫く運命の神槍(グングニル)が
神速で飛来するが虚無の聖剣で消滅させ、無力化する。
お互い、これで終わりにしましょう。
【終焉焔獄炎滅弾】
【覇王創星滅炎斬!!!】
彼女が魔法名を告げると
無詠唱で禍々しい魔法陣を展開し
太陽と思える程あまりにも巨大な黒炎を召喚し
黒く燃え滾る星を隕石が如く勢いで射出された。
この世界に存在する
かつてこの魔法一つで大国が滅ぼされたとされる
炎属性最強の魔法だ。
私は蒼炎を纏った銀河の斬撃を飛ばした。
全力の一撃は漆黒の太陽を切り裂き
全ての月光竜が肉壁になっても止まらず
斬撃の直撃を聖剣で必死に防いでいるが問題ないだろう。
刀と戦斧を魔力で操作し抵抗するが
宇宙を創世した星の聖剣の前では鉄屑のような物、一振りで破壊され
胸を十字に切り裂かれ、
鮮血を吹き出しながら落下していきます。
気絶したローザさんを光の聖剣で治療します。
「・・・・・・」
『それで、認めてくれたということでよろしいでしょうか?』
「はい。これなら安心して任せられます。
これからも妹をよろしくおねがいしますね。」
その後、すぐに元の世界に返してくれましたが
ハデスちゃんが学園に行くついでに街を探検したいと言い出した。
当然断りましたが
家に戻り着替える時間はなく遅刻しそうな
この状況でそんな事言ってられず
ハデスちゃんがノリノリで付いてきて
水着で登校することになりました。
人目を避ける為に慣れない場所を通って…また道に迷ってしまい
結局入学試験に遅刻しそうになったのでした。
それから仲間に加わった新米の勇者は
数々の異世界を渡り歩き三年未満の月日ではあるが
今ではもう遥か昔の出来事のようだ。
今では全知全能の聖剣を師匠に返却し
契約は満了したことにより悪魔の力を手放し
自力で神の力にも届く黒き刀を手に
魔王のような禍々しい力を使い
相変わらず半裸の状態で戦っている。
「………というのがわたしとティナとの馴れ初めってわけ。
理解した?モルお姉ちゃん」
「ええ、まあ…相変わらずとんでもないわね
シャルロットの前世って……」
「懐かしいですね~わたしと師匠の出会い」
「物心付くまでは私達が娘のように大切に育ててたのに
オムツを替えたり甲斐甲斐しく世話を焼いてましたのに
完全に忘れてたのは少しショックでしたよね~」
「アハハ…すみませんローザさん、皆さんのこと覚えてなくて」
「実を言うとずっとティナちゃんを幼少の頃からお世話してた
かわいい小さなメイドさんが何人かいたでしょ?
アレ実を言うと姿を変えた私達だったんだよね。」
「ええーー!?そ…そうだったんですかっ!?」
「気づいてなかったんだ……」
「それで、どうして急にこんな昔話をすることになったんですか?」
「んー?なんとなくだよ、なんとなく
いつもの気まぐれ」
過ごしているとあっという間でした。
歩いていると
イザベラさん、ライガちゃん、ノクトちゃんと合流しました。
皆さん、怪我が完治しているようで良かったです。
『入学試験?ってなんですか?』
「あら?知らないんですの?」
「入学式の前にある項目で一対一で戦って
ルールはどんな魔法具や武器でも持ち込んでも良い。
でも殺すのはダメ。
その試験で負けても不合格にはならないけど
戦闘科目の成績が悪くなる。中には学園を自ら去る者もいる。」
「つまり強ければ良いってことだ!」
「へぇ…そうなんですね」
「それに、なんと言っても入学試験後
白の校舎の方は
特に成績が良かった合格者が受けられる
授業は物凄いのよ!豪華なのよ!!!
なんと伝説の英雄である
原初の大地の乱神剣を使う剣士アルゴス様と
水と風の聖剣を使うレイズ様
伝説の聖剣を操るお方が
聖都のバレンディン王立魔法学園にいらっしゃって
そのお二人方が先生となって指導してくださるのよ!」
「また始まった…ティナ…
ベラは英雄の話になると…長い」
「イザベラは英雄が本当に大好きだな!」
『あっ!………すみません皆さん
先に行っていてくれませんか?
忘れ物をしたのを思い出しましたので。』
「あら!それは大変ですわね!
分かりましたわ!ティナさん
また迷子にならないように気をつけてくださいね!」
「おう!必ず追いつけよ~」
「遅刻…しないでね。」
『はい!』
「忘れ物はこれでしょうか?
……なるほど元勇者のお母さんからのお守りですか。」
曲がり角を曲がった所で
ローザさんに声をかけられた。
『あっ!それです!ありがとうございます!
あれ?お母さんのこと話してないですよね?
よくわかりましたね。』
「貴女の心の声を聞いただけですよ。
私、生まれつきそういうのが聞こえるんですよ。
あっ…ちょっと羨ましいと思いましたね?
そんなに良い物ではありませんよ?」
『あっすみません。』
「いえいえ、気にしないでくださいね
私は、忘れ物を届けにきたのはついでで
貴女に用があって来たんです。
早ければ遅刻はしないように済ませられますから」
空間がぐにゃりと歪み、その先には闇が広がっていた。
「さあ、こちらへ」
私は彼女の後をついていき
周囲が闇に覆われていて何もない広い空間に出ました。
ここは…いったい…
「ここは魔王城の地下にある闘技場です。」
ローザさんの後ろに禍々しい無数の竜を封じた地獄門が出現し
ローザさんが黒い魔力を放ち、剣を構えました。
「貴女の実力を試させてもらいます。
私達は魔王……
特にハデスちゃんは創世の神様でもありますが
悪魔でもあります。彼女の悪魔としての名称は
星喰いの悪魔(マスター・カタストロフィー)
ブラックホールを通じて無数の星をお菓子感覚で喰らい
星の膨大なエネルギーで腹を満たしている様を見て
私が勝手にそう名付けました。
あの子は生まれながらにして
ブラックホールを操るという絶大なる力を持ち
無数にある星々を巡り
気まぐれに世界を危機から救済し、
時には世界ごと厄災を滅ぼす。
今まで数え切れない数の星を気分次第で滅ぼし
世界を脅かす厄災を見かけたら
さっきまで別の星を滅ぼし大量殺戮していた事など忘れたかのように
その星を襲う脅威を滅ぼして
世界を救うということを素でやる狂人です。
その気になればブラックホールで星ごと全て吸い込むなり
宇宙全体の生命体の生命活動を強制的に停止させるなり
いつでも自分以外の存在を滅ぼせるはずなのに
彼女は手を抜き、あえてそれをしない。
彼女にとって世界とは自由な遊び場なんですよ。
壊すのも守るのも彼女次第。
邪悪なはずなのに善良でもいようとする
不思議で歪な悪魔なんですよ。
貴女はそんな悪魔と共に生き
対等に接する覚悟がある者なのか
大切な妹を託せる存在なのか
お姉ちゃんとして確かめさせてもらいます。」
『大丈夫ですよ。ローザさん
私は…師匠は悪い子ではないと
師匠のことを友達として信じます。
確かに世界の全てを敵に回す事になるかもしれません。
ですが、それでも…私は彼女の友達…相棒として
生涯お供する覚悟はもうできてます!』
「そうですか…この話を聞いても怯みませんか…
まあ、さっきの狂人うんぬんの話は貴女を怖がらせる為の嘘ですが
一体なぜ貴女がたかが一度や二度救われただけの命の恩人に
そこまでの覚悟を決められるのか理解不能ですが
まあ良いでしょう…何を選択しようと貴女の自由です。
それなら次は実力で覚悟を示してください。」
地獄門の封印を解き、中から世界を覆い尽くす闇と
暗黒を司る邪神竜の封印が解放される。
邪神竜が彼女に取り込まれ、魔王の鎧に変化し
鎧に巻きついた鎖を聖剣から出現した
月光の竜が食いちぎり、真の力を解放する。
私が腕を天に向けると星空の剣が降ってくる。
そして、戦闘に入ったら
私の悪魔の細胞が最大まで活性化され
衣服が変化し戦闘時の装備に姿を変える。
今の私の服装は戦闘になると強制的に変換される
悪魔にとって最適な戦闘服らしい…です。
………はい……どう見ても完全に水着です…
とっても素敵な衣装だと思いますけれど
うぅ…スースーしてちょっと寒いです。
お互い、剣を構え、先に動き出したのは私です。
ローザさんは私の攻撃を軽々と受け止め
力で無理矢理押し通そうとすると剣を受け流され
隙を見せても月光竜が攻撃を防ぎ
聖剣による攻撃は召喚した瞬間に封じられ
こちらが逆に居合斬りで切り刻まれて
あらゆる行動が読まれ、何度も倒されてしまいます。
「剣技が少しお粗末ですが…まぁこれでも問題ないでしょう。
昨日の戦いを遠巻きに見ていましたが
貴女は剣術より体術の方が合ってるように思えます。
まあ、これで終わるので無意味な助言だと思いますが。」
禍々しい闇を纏った聖剣から無数の斬撃に
月光竜と暗黒竜が放たれ、私を滅ぼそうとする。
冷静に攻撃の軌道を観察し危機を脱しようと
悪魔の魔眼と細胞に刻まれた戦闘の記憶が
斬撃の動きを捉え、
悪魔の動体視力と身体能力は凄まじく
動いている間の5秒間だけ世界が止まったように感じて
無数の竜と斬撃の合間を潜り抜け
災禍を打ち砕く力を纏った拳で
彼女の腹部に重い打撃を入れて吹き飛ばす。
彼女が叩きつけられた空間に大きな亀裂が入り
魔王の鎧が砕け散る。
「ガハッ!!
(身体能力が一般人より少し強いだけの
魔王最弱の私にフェジカルで勝負されては勝ち目はありません。
元々のフェジカルがとんでもない怪力と聞いていましたが
引き出せているのが本来の一割程度の力でも
ここまで強いとは思いませんでした……)
このままでは負けてしまいますね…
仕方がありません。手加減するのはやめましょう。
「月読…発動」
開眼した瞳が神々しい輝きを放つ。
闇の聖剣の刃に付与された月光の権能を最大限に発動させて
少し先の未来を視る月神の眼を一時的に与える。
私は時を刻む刃を持つ時の聖剣に
花や茨が巻きついた細剣、花の聖剣を召喚し
時の流れが緩やかになる特殊な空間に移動し
攻撃したがすり抜けた。
どうやらこの空間では、現実世界に影響を与えられないようだ。
なので背後に回り、現実世界に戻り
斬りかかるが予め分かっていたように避けられ
反撃の一撃で腕を切り裂かれるが
その瞬間、花の聖剣の権能により
血液は薔薇、体は桜の花吹雪となり相手を撹乱させる。
聖なる魔力を持つ花吹雪が襲いかかるが
本体である一枚の花弁を見切られ斬り落とされる。
『うわっ!?さっきより強くなってる…!』
「先程までは手加減していただけです。
これで終わらないでくださいよ。」
聖剣から月光と闇が溢れ出し
攻撃を見切り再び接近しようとした瞬間、
聖剣から溢れ出た禍々しい闇がティナの影を縛り付ける。
『なにこれ!?……いや、闇ならこれで消えるはず!』
ティナは光の聖剣を召喚し
聖剣から漏れ出す神々しい聖なる光が
闇を完全に浄化させるが防御までは間に合わず
闇を纏わぬ斬撃と月光竜の攻撃が直撃し
ティナは壁際まで吹き飛んだ。
「おわっ!」
「私の魔力と聖剣の力を全力で行使しても吹き飛ぶだけで
裂傷さえも負わせられませんか… 」
「貴女には悪魔の力だけでは勝てそうにありません。
ですから、かつてとある魔王が使役し世界を滅ぼしかけた終末兵器。
この大魔神の力を使うことにします。」
聖剣から先程より更に禍々しくなった邪神竜を出現させ
空間が歪み、四肢を鎖に繋がれた
大いなる力を持つ悪魔の神と言われる巨人…魔神の封印を解き放つ。
彼女の鎧が衣服ごと弾け飛び、瞳が虹色に変化し
頭上に白紫の光輪、六枚の悪魔の翼。
悪魔と神の魔力を宿した槍、刀、羽を模した無数の大砲、弓矢、戦斧が出現し
髪が銀色に染まる。
再び、魔神の魔力により
先程とは比較にならない程強化された闇に手足の動きを封じられ
邪神竜は口に膨大な魔力を溜め込み、放出しようとしている。
「これで、貴女を終わらせます。」
大陸一つを軽く消し飛ばす威力のドラゴンブレスが
私に届くことは…………なかった。
なぜなら…
「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン☆
ハロー☆ハロー☆数日ぶりだね~!
ティナちゃん元気にしてた~?アイス食べる?
…って うおっ!?なんじゃあ!?びっくりしたぁ…」
空間が大きく歪み、崩壊を起こしブラックホールが出現。
中から急に騒がしい少女が登場し
ブレスは彼女から発生したブラックホールに吸い込まれ
彼女がドラゴンに気づき、声帯を震わせ言葉を発した瞬間
小型ブラックホールがドラゴンを吸い寄せ拘束。
0秒で敵を認識し放たれた最速の一撃必殺の反撃。
邪神竜は彼女の打撃を受けて無音で消滅したからだ。
白い麦わら帽子にサングラス。
上は純白、下は黒のヒラヒラした薄い生地に
胸に色鮮やかなハイビスカスの花飾りを付けたフレアビキニを着ており
片手には食べかけのアイスクリームを持ち
ドーナツの浮き輪を背負っており
どうみても完全に先程まで
南国でバカンスに行ってきた格好である。
心なしかいつもより陽気で緩そうな雰囲気である。
そんな彼女を目にした
無機質な魔神が怯えているように思えるのはどうしてだろうか…?
『あの魔神…かなり強いと思いますよ。
かつて世界を滅ぼしかけたとかなんとか』
「ん?ああー…ダイジョブ☆ダイジョブ~☆
魔神って図体がデカイだけで結構弱いんだよね~。
私を相手にするなら
せめて、大魔神を百体くらい用意しないと瞬殺されちゃうよ~☆」
彼女がドーナツの浮き輪に
ギザギザしている光輪の形をした魔力を纏わせ
適当に投擲した浮き輪の軌道上の空間が削り取られ
そのまま魔神が真っ二つに切断された。
「ほら、こんな風に豆腐みたいに切れちゃう」
「ん~?そういえばなんで二人共戦ってるの~?
よく分かんないけど
とりま、ティナちゃんファイト~☆
もぐもぐ、アイス美味し~い☆
お前たちも食べるか~?」
『・・・・調子が狂います。』
「・・・・行きます。」
手始めに神弓から光の矢を放ち
一本の矢が千に増幅し私に襲いかかる。
私は10本の聖剣を召喚し、創造する剣能で虹色の光翼を生やす。
風の刃を竜巻のように体に纏い
光速で飛び回り、矢を防ぎ、避け
魔砲から放たれる無数の砲撃は星の聖剣で切り伏せ直進する。
背後から相手を必ず貫く運命の神槍(グングニル)が
神速で飛来するが虚無の聖剣で消滅させ、無力化する。
お互い、これで終わりにしましょう。
【終焉焔獄炎滅弾】
【覇王創星滅炎斬!!!】
彼女が魔法名を告げると
無詠唱で禍々しい魔法陣を展開し
太陽と思える程あまりにも巨大な黒炎を召喚し
黒く燃え滾る星を隕石が如く勢いで射出された。
この世界に存在する
かつてこの魔法一つで大国が滅ぼされたとされる
炎属性最強の魔法だ。
私は蒼炎を纏った銀河の斬撃を飛ばした。
全力の一撃は漆黒の太陽を切り裂き
全ての月光竜が肉壁になっても止まらず
斬撃の直撃を聖剣で必死に防いでいるが問題ないだろう。
刀と戦斧を魔力で操作し抵抗するが
宇宙を創世した星の聖剣の前では鉄屑のような物、一振りで破壊され
胸を十字に切り裂かれ、
鮮血を吹き出しながら落下していきます。
気絶したローザさんを光の聖剣で治療します。
「・・・・・・」
『それで、認めてくれたということでよろしいでしょうか?』
「はい。これなら安心して任せられます。
これからも妹をよろしくおねがいしますね。」
その後、すぐに元の世界に返してくれましたが
ハデスちゃんが学園に行くついでに街を探検したいと言い出した。
当然断りましたが
家に戻り着替える時間はなく遅刻しそうな
この状況でそんな事言ってられず
ハデスちゃんがノリノリで付いてきて
水着で登校することになりました。
人目を避ける為に慣れない場所を通って…また道に迷ってしまい
結局入学試験に遅刻しそうになったのでした。
それから仲間に加わった新米の勇者は
数々の異世界を渡り歩き三年未満の月日ではあるが
今ではもう遥か昔の出来事のようだ。
今では全知全能の聖剣を師匠に返却し
契約は満了したことにより悪魔の力を手放し
自力で神の力にも届く黒き刀を手に
魔王のような禍々しい力を使い
相変わらず半裸の状態で戦っている。
「………というのがわたしとティナとの馴れ初めってわけ。
理解した?モルお姉ちゃん」
「ええ、まあ…相変わらずとんでもないわね
シャルロットの前世って……」
「懐かしいですね~わたしと師匠の出会い」
「物心付くまでは私達が娘のように大切に育ててたのに
オムツを替えたり甲斐甲斐しく世話を焼いてましたのに
完全に忘れてたのは少しショックでしたよね~」
「アハハ…すみませんローザさん、皆さんのこと覚えてなくて」
「実を言うとずっとティナちゃんを幼少の頃からお世話してた
かわいい小さなメイドさんが何人かいたでしょ?
アレ実を言うと姿を変えた私達だったんだよね。」
「ええーー!?そ…そうだったんですかっ!?」
「気づいてなかったんだ……」
「それで、どうして急にこんな昔話をすることになったんですか?」
「んー?なんとなくだよ、なんとなく
いつもの気まぐれ」
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だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
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それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
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