神様とツンデレ吸血鬼と恥ずかしがり魔皇のトリニティデスティニー 〜神様と吸血鬼の姉妹が転生して、気まぐれに世界を救います〜

ネコトーニャ

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六天魔皇と星海の少女編 神魔開戦と吸血鬼と白銀の少女

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六天魔皇達による全面戦争、六天魔大神魔戦争ラグナロク

そのルールは非常にシンプリなものだ。

制限時間とされている日没までに

古戦場の上空に浮かんでいる戦神の神核を手に入れた者が勝利となるという

戦闘を得意とせぬ者に対しての救済処置が存在する。


これなら、たとえ戦闘が不得意な者にも勝機はあるが

もう一つの勝利パターンが存在している。

それは、死力を尽くして他の六天魔皇とその配下を殺し

戦場に最後に立っていた六天魔皇が勝者となる。


ちなみに、ほとんどの場合は後者の勝利条件が満たされる。

武の頂点である六天魔皇が前者の勝利条件を満たして

この戦争を終えた記録は片手で数えられる数しかなく

ほとんどの場合は、千日手となり時間切れになってしまう事が多発し

最終的に様々なルール改革が行われた結果

神核を手に入れた者が強制的に勝者となる

といった風に長い歴史の中でエンタメ化が進んで

現在のように変わっていったらしい。




古戦場に開戦の合図が鳴り響いた。


………とうとう始まってしまった。


私とシャルロットは北西の方面に存在する森のエリアに転移させられた。

ルインとペルちゃんとルクシアは
こことは違う場所に転移したらしい。


ルミナとルミナスの部下達はその反対に位置する


南西の方角にある荒野のエリアに転移させられ





ラミレス・ブラティー率いる吸血鬼の軍勢は

東の方角に位置する鉱山地帯。




閃光の魔皇、シャイニス・シャイン・レジェルス

彼の率いる光と雷の聖剣を扱える精鋭部隊三百名

信仰系魔術や聖魔術を扱える神官や魔法使いの部隊二百名は西側に配置され




破滅の女王、ミューリアム・デスメリュカーンと

彼女が率いるアースガルド帝国の軍人ら五百人は

北東側の廃都市に転移させられているらしい。




北の方角には

砂塵の魔皇、サンド・デス・ミーラハカーン


彼女が率いるのは人間ではない。

いや、正確には元、人間とも言える

全身に包帯が回れている蠢く死体

マミーやミイラと言われている五百匹の魔物達だ。



そして、最後に古戦場の中心に建てられている古城

丁度、戦女神バルキューレの神核が浮かんでいる地点の真下には

誰よりも早くゴール地点に到達していた

自称なのか事実なのかは知らないが

六天魔皇最強と言われている

堕天使の魔皇、クルル・ヘル・ルシファー



彼女はあえて、神核を取らずに

他の六天魔皇達をおびき寄せるつもりのようで

古城の玉座に鎮座し

高笑いしながら他とは違いたった一人で

約二千五百人の部下と六天魔皇達を迎え撃つつもりのようだ。




「わーはっはっ!!軍勢を率いる必要など無い!

何故なら、我一人でも十分だからなっ!!

我こそ六天魔皇最強だからな!!」


「………別に…ボッチじゃないし……」


クルルは高笑いした後にネガティブな発言をボソッと呟いた。









「シャルロット……それで、私は何をどうすればいいの?」


「そうだな…この戦いを強引にでも終わらせたいなら

あそこにある紅い戦神の神核をぶっ壊して

古戦場の聖域と蘇生効果を纏めて消滅させることを勧めるけど…やる?」


(まあ、一番手っ取り早いのは

全員を力で捻じ伏せるのが最も良いんだけとな)


「…古戦場の空に浮いてるアレを壊せばいいのね?」



「オイオイ、速攻壊そうとするんじゃあないよ?

それに、アレは今のお姉ちゃんで壊せる代物じゃないよ?」


「……それより!早くルミナと合流しましょうよ!」


「だけど、それにはその間に布陣している

シャイニス達をどうにかしないとな……」




「……そう言ってたら、もうその敵が近づいてきているようだな?」



煌輝光金神滅壊光線シャイニングブラスター!!!」

突如、激しい爆発音が耳を劈く。

見えたのは金色に煌めく閃光

閃光魔皇シャイニスがこちらに猛進してきていた。


「にゃわああああああああああああ!?」



「オイオイ、よりによって金髪の坊主かよ、ヤバいな」


「いたぞおお!いたぞおおおおおお!!!」


「モルドレッド・レガリアだ!!!!」

「ひいいいけええええいいいい!!!!」


「よくもシャイニス様を愚弄してくれたわね!!

モルドレッド・レガリア!!!」

「貴様は生かしてはおけぬうううう!!!!」

「地獄に落としてやりますわああああああ!!!」



「……というかなんかアイツら怒ってない!?」


「どうせお姉ちゃんが何か言って怒らせたんでしょ?」



「そ…そんなわけないわよ…!」


「……まあルミナに負けた金髪って煽ったけど

そのくらいであんなに鬼気迫る表情で襲ってくるなんて

見た目通りのおこちゃまメンタルなんだから」


「…絶対ソレが原因じゃん。」


「でも、どうしてかしら?

私達、ちゃんと見ていたはずなのに

勝負の詳細が一切思い出せないのよね?」



…記憶が弄られている、ということは

ま~た殺されてしまったのかお姉ちゃんは。




「燃えつきろやああああああああああ!!!!」

飛んできた雷魔法が私の近くの木に直撃した。

引火しぼうぼうと木が燃え上がるのを見た瞬間


モルドレッドは悟った。

このままここに居ては殺されてしまうと


妹に懇願するような目で見ていると

突然シャルロットが私を抱きかかえる。


「…お姉ちゃん今から逃げるから、しっかり捕まっててね!」


「にゃああああああーー!!?」

シャルロットはモルドレッドをお姫様抱っこしながら全速力で駆け抜けて

森のエリアを抜けて山岳地帯のエリアに向かう。


シャイニスの最大速度はマッハ30だが


シャルロットの速度はマッハ50…第三宇宙速度まで達している。



シャルロットは全速力で逃げながらも

戦場の全てを見通して戦況を把握する。




なるほど、戦況は大体理解した。

全体的に定期的に爆発が起きて敵兵の数が減っているがこれはルインの破壊だろう。

「アハハハハハハハ!!!」

思い存分力を振るえるからか、嬉しそうに暴れまわっている。



そしてさっき、西側から冥界の冷気を感じたから
ペルちゃんはその辺りにいるのだろう。



サクリファイスから放たれた黒色の斬撃が
戦士達の魂を冥界へ誘っていく。

「うう…みんな~どこなの~!」

という悲痛な叫び声が聞こえてきたような気がするが

ルクシアはどこにいるんだろう…

とおもっていたら空中に黒銀の水球のような物体が出現し

そこから無数に黒いレーザー光線が放たれて
無差別にその他の大勢の部隊の急所を貫いている。

よく見ると、水球の中心に浮遊している人影があった。

「私も…皆の役に立たないと……!」





砂塵の魔皇が通った場所は草木一本も残らないと言われている。

文字通りの更地となり砂漠化しているから非常に分かりやすい

広大な砂漠地帯と化しているエリアを遠視の魔法で確認すると

古城の北側で砂塵の魔皇が誰かと交戦しているらしい。


その人物とは、破滅の女王と呼ばれている

黒き破滅の六天魔皇のミューリアム

彼女は不死の軍勢相手に暴れまわっていた。

二本の闇色の刀を振り回されて敵をバッサバッサと斬り捨てている

まさに一騎当千の活躍と言えよう。



しかし、アースガルド帝国の部隊が徐々に押されている様子だな?

流石に不死の軍勢を相手にするには辛いのだろうか?

いや、違うなこれは

砂塵の魔法は万物を砂に変える異能を所持していると

噂で聞いていたがそれだけじゃなさそうだ

サンドがアースガルド帝国の騎士に触れると

鎧は一瞬で砂塵に変わり、体の水分が一瞬で吸い取られ

ミイラのような姿に変わってしまっている。


「あ……ああ……あああああああああ!!!」


「アア…ア…ア…グギギ…ギュニュニュ……!!!!」



「ぐっ!?貴様ッッ!!よくも私の配下をッ!」

「あははははっ!悔しいの~おばさん?」


「ぐっ…この……まだまだ!!」

「この程度で、私を下せると思うなよっ!!」




数の暴力によりミューリアムは徐々に疲弊していき

戦況が完全に覆されている。

いくら殺しても戦いが終われば

聖域と神核の力で元に戻すとはいえ

ミイラにされた人々は大丈夫なのだろうか?


まあ、そんなことはどうでもいいか

私達は、私達の戦いに集中しようではないか。


私達は背中から凄まじい勢いで乱射されている

閃光やら雷魔法を避けながら山岳地帯を駆け抜けていく


このまま逃げながら合流するか?

それとも、中央の神核を奪うか?

迷いながら走っていくシャルロット


弱体化している今の状態でモルドレッドを庇いながらでは

五百人による魔法攻撃や光の矢の嵐を避け続け

回避した先の追撃を未来予知で回避するのが精一杯であった。





逃げ回っていると突如として目の前に

壁のような岩壁が出現し逃げ道を塞がれる。

恐らく、中級土属性魔法の『岩石障壁魔法ランドディフェンド』であろうな


非常にマズイな、追い詰められた。


霹靂千聖天神槍サウザンド・サンクチュアリ!!



数千数百本の光槍の雨が私達に降り注いだ。












一方、古城ではクルルが六天魔皇を待ち構えていた。


彼女には友達がいなかった。

居なかったと言うより、作れなかったと言えよう


彼女の感覚は他者と大きくズレていた

そして、彼女は長年の孤独が原因で妄想の世界を生きるようになる

通常は14歳辺りになると発症すると言われているが

それより遥かに早く不治の病を発症させてしまった。



そして、伝説の魔王サタニティの生まれ変わりだと

一切の根拠も無しに確信しながら

自称することに決めた魔王サタニティのファンのような者だ。



黒のメッシュが入った白銀の髪に金色と赤色のオッドアイ

一際目立つゴスロリファッション

金色の瞳の方には、怪我をしていないのに眼帯をしており

我こそ最強なのだとでも言いたい目立ちたがりなのか

自信満々といった表情をしている。


天使の白い翼と悪魔の漆黒の翼を生やし
古城で自分以外の六天魔皇を待ち構えている

堕天使の魔皇、クルル・ヘル・ルシファー




彼女は死神の鎌のような禍々しい神器、ディアボロスを掲げて

自分が魔王らしくカッコイイと思っているポーズを取っている。 




古城に攻め込んできたのは

砂塵の魔皇、サンド・デス・ミーラハカーン

そして、サンドと交戦していた破滅の女王

ミューリアム・デスメリュカーンである。



クルルは交戦に巻き込まれてしまったが、好都合と言えよう。


ミューリアムとサンドの六天魔皇

そして、約千人の帝国騎士とミイラに襲われるが


クルルはディアボロスを軽く振るっただけで

赤黒い極光が横薙ぎに全てを滅ぼしていき

その千人の配下達が一瞬で塵となって消滅した。


「なん……だと…!?」

「ええっ!?みんな消えちゃった~!!?」



「なーーはっはっはっ!我は六天魔皇最強

死滅の堕天使クルル・ヘル・ルシファー!!!


有象無象の雑魚など我にとっては塵芥も当然なのじゃ!

さあ、いつでも何処からでもかかってくるがいい!!

ミューリアム・デスメリュカーン!!!

サンド・デス・ミーラハカーン!!!


我は貴様らの挑戦を受けようぞっ!!!」





「クルル・ヘル・ルシファー、噂で聞いていたが

はじめて戦う姿を見たが、予想以上の強さだな。」


「フフーン!当然なのじゃ!我は六天魔皇最強なのじゃから!」


クルルから赤黒い膨大な魔力が溢れて、古城を大きく振動させる。


……ずっと自称だと思ってたが、どうやら

実力だけは、本物のようだ。


「サンド、ここは一時休戦し、共闘しないか?」

「そうだね~、私もクルルちゃんに勝てる気がしないもん。」


「わーはっはっは!何人束になろうと関係ない!

我の最強は揺るがないのだっ!!」



こうして、三人の六天魔皇は激しくぶつかり合った。






絶対に勝たなきゃ。

白銀の魔皇、ルミナス・メモティック・フォールンナイトは決意した。

しかしそれは、何が何でも栄光を掴み取ってやろうなどという

前向きで積極的な決意などではない。


後がもう無くなり、脅迫によって燃え上がった

後ろ向きで消極的で暗い、救いを諦める決意であった。




「ルミナス様!戦況を報告いたします!

破滅の女王と砂塵の魔皇の部隊が古城南側にて

我々と同盟を結ばれておられる

クルル・ヘル・ルシファー様と交戦中。

クルル・ヘル・ルシファー様は最も早く古城に到達しましたが

戦神の神核を入手せずに

二人の六天魔皇と約千人の配下を相手に

たった一人でやりあっております!


そして、閃光の魔皇が率いている聖騎士団と神官系魔法使い五千人が

モルドレッド・レガリア様と交戦中だそうです!

彼女もたった一人で、閃光の魔皇と彼の部隊の全軍を引きつけており

恐らくは、古城にて交戦中のクルル・ヘル・ルシファー様と合流し

破滅の女王と砂塵の魔皇を挟み撃ちにし

そして、二人の魔皇を撃破させた後に

閃光の魔皇と五千人の配下を相手に、二人で撃破するつもりかと。 」



「モルドレッドさんが…?」


ルミナは思わず感嘆の吐息を漏らしてしまった。

人数からして圧倒的に不利だというのにも関わらず

そんな並外れた芸当を成し遂げてしまうなんて

自分には出来るとは思えなかった。



やっぱり、モルドレッドさんは尋常ではない。

そして、ルミナは更に確信を強めた。

モルドレッドさんこそが六天魔皇に相応しい者だと




どうしよう、とルミナは悩む。



現在、ルミナの部隊だけが戦況の偵察のみで

ほとんど本陣から動いておらず取り残されていた。



どうにかしてモルドレッドさんの助けになりたかった。

それは同盟を結んだ者として当然の行動ではあるのだが

しかし、赫神華がそれを許すはずもないことは百も承知であった。


それに、仮にモルドレッドさんの加勢に行ったところで

ダメダメで六天魔皇最弱の新米である

自分なんかが役に立てるとは到底思えなかった。


自分なんかでは足手まといにしかならないのではないか?



迷ったルミナは、いつも自分に罵詈雑言を浴びせて恐喝してくる

赫神華の憎たらしいあの男に連絡を取ることにした。

常に連絡だけ寄越して、どんな顔をしているのかさえも知らないが

今のルミナは、藁にも縋りたい気持ちだった。


通信の魔術が刻まれた魔法石に魔力を送るとすぐに応答した。


ルミナは震える声で指示を仰ぐ。



「あの…すみません…私は、どうすればいいでしょうか…?」


「やかましい!!!!」

「ひぃっ!!」


急に怒鳴られてルミナは見を竦ませてしまった。

剣と剣が激しくぶつかり合っているような

金属音と魔法が嵐のように飛び交う音が響いてくる。


「それどころではないのだ!貴様に構っていられるほど

俺は暇じゃないのだ!!!自分で考えろ!!!」



「はあ…」


なにをやっているのか分からないけど忙しそうだった。

ルミナはそのまま通信を切った。




あの男の怒声が周囲にも聞こえていたのか

やり取りを聞いていた部下が困惑したように口を開いた。


「あの…通話の相手はどちらでしょうか?

響き渡るような物凄く馬鹿でかい大声でしたが……

一体誰だったのですか?

男性のような声でしたが

シャイニス・シャイン・レジェルスとも思いましたが


あの声はどう聞いても六天魔皇の方ではないように思えました……?

我々はクルル・ヘル・ルシファー様と

モルドレッド・レガリア様と同盟を結んでいるはずでは?」



「……そうだね。でもそんなことはどうでもいいでしょう?」


ルミナの右目が真祖の吸血鬼のような真紅に染まり、紅く光っていく。


そうして、部下達の顔から表情が消えて

まるで全員壊れた操り人形のように棒立ちとなり

失礼しましたと、ルミナに謝罪する。


傍から見れば異常な光景であった。

スクリーンで六天魔大神魔戦争ラグナロクを観戦していた者達から小さなどよめきがあがっていた。


しかしルミナはそんなことは気にしない。


ルミナの頭の中にある思考は

『六天魔皇を皆殺しにして、自害する前に
大好きなモルドレッドさんを殺すこと』

という一点しかないのだから。



いや、正確には一点ではないか。


最期にできることなら、可能な限り

モルドレッドさんの力になりたかった。



「モルドレッドさんを狙っているのは……」


閃光の魔皇、シャイニス・シャイン・レジェルスである。 



しかし、モルドレッドさんは単騎で挑んだ

なら、彼と五百人の部下を相手にしたとしても

彼女にはそれなりに勝算があるからなのだろう。


と、なればモルドレッドさんの戦いを


邪魔する可能性がある六天魔皇が標的だ。



つまり、狙うは、常闇と鮮血の六天魔皇


ラミレス・ブラティーである。


彼女は以前殺したことがあるが

あれは奇襲がたまたま上手くいっただけだ。

今回は、以前のように殺せるかは分からない。


でも、殺さなきゃ。


ルミナは、深く深呼吸をしながら

殺戮の限りを尽くす暗殺者として洗脳し鍛え上げた

狂気に塗れた操り人形と化した配下達に命令を下した。



「……暗殺対象は、ラミレス・ブラティー。

捕まえて、彼女の首を私の前に差し出せ。」





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