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六天魔皇と星海の少女編 ルミナの罪

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夜空に放り出されてしまったような感覚がした。


星の海を漂っているようなふわふわとした浮遊感。

私の上下左右には無数の星々が眩いぐらい輝いている。



私は思わず、星の光に手を伸ばした

そしたら、星の光の向こうに映像が流れていることに気づいて手を止めた。

映し出されたのは、幼い頃のルミナだった。


家族四人で幸せそうにテーブルを囲んでいる光景

これは、ルミナの記憶そのものなのだろう。


まるでルミナの心の中に引きずり込まれたようだ。


漂っていると、誰かが近づいてくる気配を感じた。


「ここは私の精神世界です。ようこそモルドレッドさん」

それは白銀の少女、ルミナだった。

しかし、普通の格好をしたルミナではない。

ルミナは一糸纏わぬ姿をしていた。


「……なんで服着てないの?」


「……精神世界には異物は持ち込めませんから…」

…気がつかなかったが私も全裸になっていた。

恥ずかしくて隠そうとしたけど

ここには、ルミナしかいないし気にしないようにした。


「……この星々は全て、私の記憶です。」


「へえ、とても…綺麗ね……」


「いいえ、綺麗なんかじゃありません。」


「見てください、あれが始まりの記憶です。」


ルミナが示す先には星の光ような二つの記憶があった。

一つは

ルミナとルミナのお姉ちゃんと思われる

私と非常にそっくりな金髪の美少女が

ルミナと言葉を交わしている映像である。

何を話しているのか会話の内容までは分からないが

ルミナは相も変わらず恥ずかしがり屋で

お姉ちゃんは素直に自身の気持ちを伝えられない

ルミナとは方向性が違う恥ずかしがり屋なのか

顔を真っ赤にしてルミナと何か言い合っていたが

二人の表情からは輝くような笑みが溢れているのを見るに

あの記憶は穏やかで楽しそうで幸せな記憶なんだろう。



もう一つは、ルミナとルミナにそっくりな銀髪のお姉ちゃんが

虐められて泣いているルミナを助けて慰めている映像が流れた。


そして、泣いているルミナを慰めているこの記憶は

金髪の方のお姉ちゃんの記憶の中にも存在している




これは…どういうこと…なの…?

ルミナには、お姉ちゃんが二人いたということなのだろうか?


「私の大好きだった人です。

もう顔も名前も憶えていませんが

優しくて大好きなお姉ちゃんでした。

いつも泣いている弱虫な私を助けてくれました。



前にいたモルドレッドお姉様は…

私と血が繋がっていない方の

お姉ちゃんは、モルドレッドさんと同じ名前で

モルドレッドさんと本当にそっくりで

どんくさい私の事をいつも気にかけてくれていました。


おやつのプリンを分けてくれたり

寝る前に頭を優しく撫でてくれたり

それだけじゃなくて、正義感が強くて勇敢な方でした。

仲間外れにされて虐められて泣いていた私を慰めてくれたり

私の為に無茶をしてイジメっ子をやっつけてくれたり

本当に、優しくて大好きな方でした。」


ルミナ自身の記憶が朧げなのか

モルドレッドの星の光が徐々に弱々しくなっていく。



記憶の中にいる、金髪の姉、モルドレッドも

銀髪のルミナのお姉さんも

ルミナと違うのは何らかの強い意志を感じさせる瞳を宿していた。

そしてその瞳からはどちらからも

ルミナのことを心配で仕方がないといった感情が見て取れる。


仲の良い姉妹だったのだろう。

私は周囲に漂っていた記憶を見ながらそう思った。



「…本当に穏やかな日々でした。

私の家族は本当に仲良しで、星を見に行くのが大好きでした。」



彼女の口ぶりは完全に過去の人を語る時のものだった。


私は嫌な予感がして口を挿むことが出来ずにいた。


ルミナは悲しげな顔をしながら笑みを浮かべる。



「ですが、こうした日々は今にして思えば

私の願望が生み出しただけの

ただの夢だったのかもしれません。」


「赫神華、彼らは目的遂行の為なら何でもします。

平和な一家をなんの前触れもなく

虐殺することさえ躊躇いなく実行するんです。」



ルミナは一つの黒い星を引き寄せる。


それは、他の星よりも、どす黒く濁っている

悲劇を示唆している記憶だった。


思わず息を呑んでしまった。


そこには目を覆いたくなるような惨劇が広がっていた。



ルミナの家族は穏やかな日々を過ごしていたが

ある日を境に、大きく変わってしまった。


ある日、ルミナが家に帰ってきたら

部屋が真っ赤に染まっている。

記憶の向こうからでも血生臭さが漂ってくる。

ルミナの家族は身体をバラバラに引き裂かれ

まるでゴミのように部屋のそこらじゅうに放置されていた。


私は、思わず目を背けなくなってしまった。

あまりにも…惨い。


記憶の中のルミナは遺骸を呆然と眺めている。

私も、その光景を呆然と眺めていることしか出来なかった。



慟哭しているルミナの背後からフレアリカが現れた。

家族を失い、一人となったルミナに対して

フレアリカはこう教えた。

「一人が寂しいなら家族を作り直してしまえばいいと」

これが、 家族を取り戻せる唯一の方法だと。



ルミナは一人になる度に何度も洗脳しながら、記憶を改竄させて

他人を自分のお父さん、お母さん、お姉ちゃんに作り変えて

数え切れない数の家族を作り直していた。

幼いルミナはこうすれば、家族を取り戻せると信じていた。

姿形、人格を同じにした全くの別人

偽りの家族でも、ルミナはそれを分かっていた上で

偽りの家族を心の支えにしていた。

そうしないと、心が壊れて狂ってしまいそうだったから


しかし、それさえも、赫神華は裏切りズタズタに引き裂いていく。

ルミナが任務に失敗する度に

新しく作ったルミナの家族は赫神華によって皆殺しにされてしまう。

朝、ルミナが目を覚ますと

そこは血、腐臭、毎日ご飯を幸せそうに食べていた

食卓はおぞましい血に染まっていた。

家族は皆、息絶えていて


首や手足が無かったり内蔵をぶち撒けていたり

そんな惨劇が何度も起こった。


最初にルミナの家族を虐殺した赫神華の一員

それがフレアリカだった。

一人となり路頭に迷っていた

ルミナを拾って育ててくれた心優しい家族を

ルミナは人質に取られてしまい

フレアリカは回復魔法の効果がキャンセルされる
回復封じの魔剣を持っていて

失敗する度にこの魔剣で家族を殺すと脅され

ルミナは家族を彼女から解放する為に

仕方なく彼女の指示で殺りたくもない殺しをさせられていた。

しかし、彼女達はその契約を護る気なんて最初から無かった。

朝、目が覚めたらルミナの家族は彼女に皆殺しにされていた。

何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も


そのうち、ルミナは家族を作る事を辞めてしまった。

心が完全に壊れてしまい赫神華の傀儡となってしまった。


私は、赫神華に対する激しい怒りと

ルミナを襲った悲劇に涙が零れ落ちて止まらなくなってしまった。



「な…なんで……どうして……こんな酷い事が……!!」


「赫神華はこういう組織なんです、彼らの動機はただ一つ

私に絶望を植え付けて組織の駒にするため。

私には利用価値があったようなんです。」



「……利用価値………?」




「私の神核に由来するこの魔法、星命流転アストラル

無数に存在する異世界毎に一つ存在している

全知全能の世界の記録アカシックレコード

世界の記録の全て、真実となる人々の歴史や記憶が記された

大いなる力。

私はその膨大な世界の記録を改竄し書き換えるという


世界の法則や理から完全に逸脱している魔法が使えました。

他人を私の家族に存在ごと書き換えたように

他人の魂の形を好きなように変えることだって出来ます。

魂の形を書き換えられた人は

元となった記憶も人格も心も何もかもが無くなります。

正直言って、罪悪感がありました。


お姉ちゃんもお母さんもお父さんも最初の一人しかいない

世界でたった一人の家族なのに

こんなことをしたって無意味だってわかっているのに

こんなことをしてしまったら

天国にいる家族が悲しむってことも

本当は分かっていたんです。

それでも、こうしなければ壊れてしまうと思ったんです。






この魔法は万能という訳でもありません。

魂の記録を読み取る為には

その人を殺さなければ読み取る事が出来ないという

致命的な欠陥を抱えていました。


ですから、私は、殺さなきゃいけなかったんです。






この力は、ありとあらゆる情報や事象、真実を自由自在に

私の都合の良いように改竄することが出来ました。

たとえ、犯人である事がバレてしまっても

そんな事実なんかいくらでも改竄してしまえば

違和感に気づく事もなく、気づいたとしても

何もかも白紙に戻ってしまうんです。


私のこの異能は赫神華の奴らにとって

あまりにも利用価値がありすぎたんです。


だから、私は狙われた。

私の日常には、常に殺しが隣り合わせでした。

表では、虐められていた部下を洗脳して

分不相応な六天魔皇の仕事をしながら

夜になると裏の顔である

赫神華としての暗殺と情報収集をやらなければならない

そんな生活をずっと送ってきました。」



開いた口が塞がらなかった。


ルミナは淡々と衝撃の事実を紡いでいく。


「赫神華は、何らかの方法で私のこの力を発見して

そして私を組織に引き入れる事を画策しました。

結果的に、私は彼らの策略にまんまと嵌ってしまったというわけです。

幼い私は従うしかありませんでした。

そしてこれが、赫神華に入った契約の証です。

私は、ずっと、これに縛られてきました。」



彼女が胸に手を当てると光り輝いて

白銀の美しい神核が顕になる。

そこに刻まれているのは

紅い蛇のような紋章と闇色の星屑のような刻印だった。

刻印を見ているだけで、凄まじい悪寒に襲われる



「私に与えられた任務は単純なものでした。

敵を殺して、情報を収集する、それだけでした。」



ふわふわと星々が私達の周りに集まってくる。

その星々はどれも黒く濁っていた。


記憶の中のルミナは一心不乱になりながら敵と戦っていた。


時には、暗闇に紛れて暗殺したり

時には、真っ向から敵と立ち向かったり


そこで私は衝撃的な映像を目にした。


ルミナが、お父様のお腹を素手で突き破って殺害していた。

それだけではない。

屍腐竜を倒したあの日の夜に

ルミナはシャルロットと凄まじい戦闘を行い

シャルロットを一度殺していたのだ。


「仕事の内容は単純でしたが簡単ではありませんでした。

元々私はダメダメな雑魚でしかありませんでした

最初の頃は満足に敵を倒す事も出来ずに

何回か逆に殺されかけました。」



「失敗した時に私に待っているのは拷問です。

味方であっても失敗した者には容赦ありません。

何度も何度も、死んでしまいたいと思いました。」



ルミナが酷い拷問を受けている映像が頭の中に流れ込んできた。

何度も傷を抉られ、殴られ、想像を絶する痛みを与えられ

苦しむルミナの悲鳴が何度も私の頭の中に反響した。



あまりの悲惨さに私は思わず吐き出しそうになる。

こんなものは見ていられない。 




「もう……いい……もういいからっ!!!

そんなツラい事は…もう…話さないでいいよ…!!」



私は思わずルミナを抱きしめてしまった。


「いいえ、真実はモルドレッドさんにだけは

知ってほしかったから、だから話すんです。」

ルミナは苦笑しながら言葉を続ける。


「逃げ出そうとしたことは一度や二度ではありません。

でも、その度に家族が殺されてしまったから。

あの時に味わった絶望と悲しみは

何度味わっても言葉で言い表せるものではありません。

そうして私は理解してしまったのです。 

赫神華に逆らう事は出来ないんだって。」


数日前の記憶を映し出された黒い星々の記憶が引き寄せる。


そこには、 ルミナが腹を裂かれ

用済みとなって排除されようとする記憶だ。



「そして、今回の任務に失敗しても成功したとしても

どちらにしても私は殺される運命なんです。」


「こ、今回の任務って……?」



「…モルドレッドさん、貴女を殺すことなんです。」


彼女の目は本気だった。

本気で私を殺すつもりなんだ……


「そ、そんな…」





そして、ルミナは神核に刻まれた刻印を見せる



「これは………まさか………!?」


「アストラルの星屑…と言われています。

使えば魂を完全に燃やし尽くす代わりに

その魂の輝きと引き換えに

使用者に無尽蔵の魔力を与えるという

赫神華の連中が崇拝していると言われている

終焉の破壊神が生み出したとされる自壊の秘術です。

使えば死んでしまうと思いますが

私にはもう、後が無いんです。」


「本当は私、モルドレッドさんと戦うのは嫌なんです。

モルドレッドさんは誰よりも優しくて強くて

可愛らしくて、私とは正反対の道を歩んでいる

とっても立派な人だと思います。

だから、私はモルドレッドさんのことが大好きなんです。

だから、モルドレッドさんにだけは隠し事はしたくなかったんです。

最期だけは、勇気を振り絞って正々堂々と戦おうって決めてたんです。」




「さあ、モルドレッドさん、殺し合いましょう?」



次の瞬間、ルミナから銀河のような膨大な白銀の魔力が爆発したかと思ったら

星明かりが消え、暗闇に包まれたと思ったら浮遊感も消え失せた。


現実世界に戻ってきたのだ。


気がついたら、私とルミナは向き合って対峙していた。




目から涙を零しながらルミナは笑う。




「本当は、嫌なんです。私はモルドレッドさんと

殺し合いなんて、したくなかったんです。

それでも、戦わなきゃいけないんです。」


「どうして……戦わなきゃいけなかったの?」

「どうして…ルミナがこんな酷い目に合わないと…いけなかったの?」


「フフ…お姉ちゃんはやっぱり優しいなあ

こんな私の事をまだ気にかけてくれるなんて」
 



「でも、戦わなきゃいけないんです。

また、家族を殺されてしまいますから。」


「ま、待ってよ!家族が殺されるって……意味が分からないわ!

ルミナの家族は、もういないんじゃ?」


「いいえ、家族なら、ここに居ますよ。」


ルミナは私の事を指差して魔法陣を展開する。


「モルドレッドさんが私の新しいお姉ちゃんになるんです。

私には、モルドレッドさん

貴女さえ居てくれれば他に何も要らないんです。


そして、思い出してもらうんです。

モルドレッドさんの本当の妹は誰なのかを」


思い出す…妹…私に…シャルロット以外の妹なんて

「うぐっ!?」


頭が割れるように痛い……先程見たルミナの膨大な魂の記憶

それが頭の中に絶え間なく流れ込んできて

徐々に記憶の欠如された部分が

パズルのピースが埋まっていくように

何か、ずっと大切な事を忘れている気がしていたんだ。

それを、思い出した…いや、思い出してしまった。


「ウソ……でしょ……………」


「ルミナ……いえ、あなたは…あなたは……」


「ルミ………だったの…?」


「はい、ようやく、思い出してくれましたね。

私の大好きな……お姉ちゃん。」




「嫌だよ…やだよ…どうして…せっかく会えたのに

私と貴女が殺し合わなきゃいけないのよ!!」



「……ごめんなさい。こうなる運命だったんです。 」


……私は許せなかった

私の妹に、こんなことをさせている奴らの事が



「じっとしててください。
なるべく苦しまないように殺してあげますから…」



私は、ルミナの腕を咄嗟に掴んで優しく抱き寄せる。

そうしなければならないと感じた。


「……え?」


ルミナが戸惑いの表情を見える。




「ルミナ…そんな魔法を使わなくたって

私は、貴女のお姉ちゃん…なんだよ?

私達が、ルミナの新しい家族になってあげるから!」


「え…本当に家族になってくれるんですか?」


「でも…私にはもう、希望なんて無いんです。」

「そんなこと関係ないよ!!」


「ルミナは、やり方を間違えてしまっただけなんだよ

ここからでも、幾らでもやり直せるんだから!

世界中の皆が許してくれなくても

私だけは、貴女の間違いを赦してあげるから

私と一緒に償おう……ルミナ?」


ルミナはその場で固まってしまった。

彼女をそっと離してやると

両腕をだらりと力無く下げて俯いてしまった。

彼女も何か思うところがあったのだろう

涙を零しながら、嗚咽を漏らし始める。



「……分かっていたんです…自分が間違ってたことは」

「うん、沢山、沢山間違えたわね。」


「でも、間違ってるって知ってても

辛かったからこんなに歪んでしまったんです…」


ルミナが辛い思いをしている原因は決まりきっている。



赫神華のせいで、ルミナの人生は大きく狂ってしまい

間違った方向へ進んでしまったんだ。

絶対に許しておけるわけがなかった。


ひとまず、泣き出してしまったルミナの背中を優しくさすってやる。

ルミナを撫でていると懐かしい感覚を憶える。

ルミナは安心したように身を震わせて

やがて微かな笑みを浮かべるのだった。


「………ありがとうございます。

あのお姉ちゃんも、こうやって私を慰めてくれました。」

「そっか。優しいお姉ちゃんだったのね。」


「モルドレッドさんも…優しいですよ。」



「…モルドレッドさん、お姉ちゃんって呼んでもいいですか?」


「ええ、良いわよ、存分に甘えていいよ、ルミナ。」


「えへへ…お姉ちゃん♪」


いきなりぎゅっと抱き着かれた。


柔らかな温もりが伝わって来る。


「………お姉ちゃん、私、どうしたらいいですか?」


「どうって?」

「今まで、沢山の人の記憶を変えてきたから…」

「…それは、精一杯謝るしかないと思う。

それ以外に私達にできる事は無いと思うの。」


「…そうですね、謝るしかありませんよね…」


彼女は家族を作るという名目で

沢山の人の人生を奪ってしまった。


それは、簡単に許されることではないだろう。

だからこそ、心から反省して謝罪して罪を償う必要があるだろう。


でも…今のルミナなら、大丈夫な気がした。


ルミナは元々邪悪な人間ではない、心優しい子だったのだから


まあ、なんとかならなかったとしても

シャルロットと私達でなんとかしてあげましょう


一応、お姉ちゃんなんだし

ああ、これから大変だなあと思っていた。





その瞬間だった。 




「………何をやっているんだ?ルミナス」



大気を震わせる程の絶大な魔力


ルミナが小動物のように震えて私から離れた。


そこには、黒い竜の鱗と漆黒の軍服を身に纏い


黒龍の鱗のような巨大な刃の大剣

邪竜漆殺虐魔大剣ニーズヘッグを持っていた大男が立っていた。




黒龍の魔皇、暴虐非道のシュバルツ・ドラゴニス



四十年前に存在していたが表舞台から姿を消し

存在を闇に葬られた虐殺の限りを尽くしたとされる

最も残虐な元、六天魔皇


赫神華の首領であった。 




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