9 / 69
早乙女舞編
6話「早乙女ざろっく」
しおりを挟む
朝比奈先輩に翼が振られてたら数週間が経った相変わらず各々は仲良くしてるし俺も先輩達とも自然に話せている。
「そろそろ文化祭だね!優希君のクラスは何やるの?」
「俺のクラスは喫茶店やるみたいですよ!朝比奈先輩は今年もミスコン出るんですか?」
「私が去年出てたの知ってるんだ?」
「はい、あの時からすれば今こうやって話してるのも奇跡みたいなものですよ。」
「私は今年で最後だしミスコンよりもクラスみんなで劇やるからそこで頑張ろうかな~」
「まあそうですよね、先輩達は文化祭終わったら本気で受験勉強モードですもんね‥」
「ちょっと~今はそれ言わないでよ!」
裏高はそこまで頭の良い学校ではないが、大体文化祭後からは3年生は受験勉強が始まるという風習がある。誰が決めたわけじゃないとは思うのだが俺も来年の今頃は受験生に切り替われてるのだろうか?
「先輩の劇見に行きますよ俺!」
「私だって優希君のクラス遊びに行くよ~」
こんな他愛もない話ですら普通にできるようになったのも色々あったからなんだと思った。
いくら振られたとはいえ、翼も普通に話すしある意味俺の早とちりだったのかもしれないな。
でも、次こそは翼に彼女が出来るように導いてやりたいな‥
.
.
.
昼休みいつもの購買にパンを買いに行く途中珍しい事が起こった。
「それ、TOPCOVER《トップカバー》の財布‥」
俺の財布に興味を持ったのか独り言のように呟く人がいた。
「そうですよ、好きなんですか?TOPCOVER ?」
「あ、すいません、珍しくてつい声に出ちゃってました‥」
「君一年生だね?」
「はい‥1-Cの早乙女です。」
彼女はツーサイドアップにこんな時期なのにまだカーディガンを着ていた。
漫画から出てきたように目がクリクリしててとても可愛い女の子だった。
1-Cか、舞と同じクラスだな。
家帰ったら少し聞いてみるか?
「俺は新川優希。よろしくね!早乙女さんも購買に行くの?」
「いや、あの、私はこれから、その、」
人見知りなのか?あまり俺とは話したい感じでは無さそうだな‥
「話したくなかったら無理に話さなくて大丈夫だよ!俺基本毎日購買だからまた会う事もあるだろうし気が向いたら話しかけてよ!」
「はい‥」
そういうって早乙女さんとはお別れをした。
.
.
.
「ただいま、兄貴~」
「おかえり~舞ってさ、早乙女さんって子知ってるか?」
「なに、あんた朝比奈先輩じゃ飽き足らず萌ちゃんまで狙ってるわけ??」
「いや、そういう事じゃなくて、今日俺が使ってる財布を物珍しそうに見てたから彼女も服好きなのかなって思って!」
彼女は早乙女萌と言うのか。
「ふーん、そういう事ね。萌ちゃんは言うなればサブカル女子って感じね、私のことミーハーって呼んでくるぐらいだし、確か軽音部に入ってて、なんだかマニアックな服とかバンドが好きらしいよ?それでみんなからは”サブカルオタク”って呼ばれててクラスでもちょっと浮いてるかもね‥」
「そうなんか、別に悪い子って感じじゃなかったのにな。」
「あと顔も可愛いからサブカルキャラを狙ってるとか軽音部の先輩に媚び売ってるとか女子特有の妬みみたいなのもあるのかもね‥」
なんていうか、昔の自分みたいで他人事の様には思えなかった‥
また会えるのだろうか、直感なのか、なんだかほっとけ無い気がしていた。
翌日、購買に向かう途中また、彼女に出会ったのであった。
「新川しぇんぱい、あの、その、えっと」
「早乙女さん落ち着いて、今日も会ったね?」
「は、はい、あの昨日はなんか逃げたみたいなってすいませんでした。」
「いいんだよ!そんな事気にしてないよ!」
「あの、それで、あの、TOPCOVERいいですよね!その財布ってwolf期のやつですよね!私はwolf期かTOP THE COVER期が好きなんですよね!ネットとかでも調べててたまに状態いいのがあったら買ったりしてて‥」
昨日の彼女とは大違いだ。
この話をしたくてわざわざ声かけてくれたのだろうか?
それにしても初対面の出会いは相手のオタクの早口の熱量にやられるのがテンプレなのか?
「早乙女さん詳しいね!俺も好きでwolf期の財布にしたんだ!」
「やっぱそうなんですね!先輩お目が高いですね、良かったらもう一回財布見せてもらっても良いですか??私雑誌とかで見たことあったんですけど現物は初めてで‥」
まるで宝物を見るような目で僕の財布を眺めていた。
「おーい兄貴ー!‥って萌ちゃん‥」
「で、でたなミーハーって兄貴?ミーハー女と新川先輩ってご、ご兄弟だったんですか?」
「おう、舞!学校で会うなんて珍しいな!てか新川で兄弟って気づかなかったの?」
「私勝手にミーハーのお兄さんもミーハーだと思ってたので‥」
「”サブカル萌ちゃん”さっきからミーハー、ミーハーっていうのやめてくれる??」
「別に事実だから良いじゃないですか?”ミーハー舞さん”」
なんなんだこの2人は、逆に仲良いんじゃないか?
「すいません舞ちゃんのお兄さん」
この子は確か舞の友達の”小沢美羽”さんだ
「この2人別に仲が悪いって訳じゃないと思うんですけどね‥逆にクラスでは除け者にされてる萌さんにいつも話しかけてあげてるので‥」
流石妹だな、我ながらに誇らしい‥
「この3人が仲良くなっていつかお家に遊びに来るぐらいになったら良いのにな。」
「そう、ですね!」
「舞、そこら辺にしとけって!早乙女さんも昨日みたいになんか予定あるんじゃないの?」
「あ、そうでした、昨日言えなかったんですが文化祭も近いので軽音部の部活の方に顔出すんでした。あの新川先輩また色々お話したいです!」
「わかったよ!じゃまた明日ここで話そうか?」
「はい、必ず。」
こうして早乙女さんは去っていった。
「本当、兄貴は昔から誰にでも優しいんだから~」
「それはお前も一緒だろ!」
「う、うるさいなぁ!さては美羽、なんか言ったでしょ!!」
「どうだろうね~早く行かないとパン売り切れちゃうから早く行こ!」
「話逸らすな~」
「お兄さん、それではまた!」
なんだか舞が友達と仲良くしてる姿は新鮮だった。
それにしても早乙女さん、ますます昔の自分に似ててなんかモヤモヤすんだよなぁ‥。
続く
「そろそろ文化祭だね!優希君のクラスは何やるの?」
「俺のクラスは喫茶店やるみたいですよ!朝比奈先輩は今年もミスコン出るんですか?」
「私が去年出てたの知ってるんだ?」
「はい、あの時からすれば今こうやって話してるのも奇跡みたいなものですよ。」
「私は今年で最後だしミスコンよりもクラスみんなで劇やるからそこで頑張ろうかな~」
「まあそうですよね、先輩達は文化祭終わったら本気で受験勉強モードですもんね‥」
「ちょっと~今はそれ言わないでよ!」
裏高はそこまで頭の良い学校ではないが、大体文化祭後からは3年生は受験勉強が始まるという風習がある。誰が決めたわけじゃないとは思うのだが俺も来年の今頃は受験生に切り替われてるのだろうか?
「先輩の劇見に行きますよ俺!」
「私だって優希君のクラス遊びに行くよ~」
こんな他愛もない話ですら普通にできるようになったのも色々あったからなんだと思った。
いくら振られたとはいえ、翼も普通に話すしある意味俺の早とちりだったのかもしれないな。
でも、次こそは翼に彼女が出来るように導いてやりたいな‥
.
.
.
昼休みいつもの購買にパンを買いに行く途中珍しい事が起こった。
「それ、TOPCOVER《トップカバー》の財布‥」
俺の財布に興味を持ったのか独り言のように呟く人がいた。
「そうですよ、好きなんですか?TOPCOVER ?」
「あ、すいません、珍しくてつい声に出ちゃってました‥」
「君一年生だね?」
「はい‥1-Cの早乙女です。」
彼女はツーサイドアップにこんな時期なのにまだカーディガンを着ていた。
漫画から出てきたように目がクリクリしててとても可愛い女の子だった。
1-Cか、舞と同じクラスだな。
家帰ったら少し聞いてみるか?
「俺は新川優希。よろしくね!早乙女さんも購買に行くの?」
「いや、あの、私はこれから、その、」
人見知りなのか?あまり俺とは話したい感じでは無さそうだな‥
「話したくなかったら無理に話さなくて大丈夫だよ!俺基本毎日購買だからまた会う事もあるだろうし気が向いたら話しかけてよ!」
「はい‥」
そういうって早乙女さんとはお別れをした。
.
.
.
「ただいま、兄貴~」
「おかえり~舞ってさ、早乙女さんって子知ってるか?」
「なに、あんた朝比奈先輩じゃ飽き足らず萌ちゃんまで狙ってるわけ??」
「いや、そういう事じゃなくて、今日俺が使ってる財布を物珍しそうに見てたから彼女も服好きなのかなって思って!」
彼女は早乙女萌と言うのか。
「ふーん、そういう事ね。萌ちゃんは言うなればサブカル女子って感じね、私のことミーハーって呼んでくるぐらいだし、確か軽音部に入ってて、なんだかマニアックな服とかバンドが好きらしいよ?それでみんなからは”サブカルオタク”って呼ばれててクラスでもちょっと浮いてるかもね‥」
「そうなんか、別に悪い子って感じじゃなかったのにな。」
「あと顔も可愛いからサブカルキャラを狙ってるとか軽音部の先輩に媚び売ってるとか女子特有の妬みみたいなのもあるのかもね‥」
なんていうか、昔の自分みたいで他人事の様には思えなかった‥
また会えるのだろうか、直感なのか、なんだかほっとけ無い気がしていた。
翌日、購買に向かう途中また、彼女に出会ったのであった。
「新川しぇんぱい、あの、その、えっと」
「早乙女さん落ち着いて、今日も会ったね?」
「は、はい、あの昨日はなんか逃げたみたいなってすいませんでした。」
「いいんだよ!そんな事気にしてないよ!」
「あの、それで、あの、TOPCOVERいいですよね!その財布ってwolf期のやつですよね!私はwolf期かTOP THE COVER期が好きなんですよね!ネットとかでも調べててたまに状態いいのがあったら買ったりしてて‥」
昨日の彼女とは大違いだ。
この話をしたくてわざわざ声かけてくれたのだろうか?
それにしても初対面の出会いは相手のオタクの早口の熱量にやられるのがテンプレなのか?
「早乙女さん詳しいね!俺も好きでwolf期の財布にしたんだ!」
「やっぱそうなんですね!先輩お目が高いですね、良かったらもう一回財布見せてもらっても良いですか??私雑誌とかで見たことあったんですけど現物は初めてで‥」
まるで宝物を見るような目で僕の財布を眺めていた。
「おーい兄貴ー!‥って萌ちゃん‥」
「で、でたなミーハーって兄貴?ミーハー女と新川先輩ってご、ご兄弟だったんですか?」
「おう、舞!学校で会うなんて珍しいな!てか新川で兄弟って気づかなかったの?」
「私勝手にミーハーのお兄さんもミーハーだと思ってたので‥」
「”サブカル萌ちゃん”さっきからミーハー、ミーハーっていうのやめてくれる??」
「別に事実だから良いじゃないですか?”ミーハー舞さん”」
なんなんだこの2人は、逆に仲良いんじゃないか?
「すいません舞ちゃんのお兄さん」
この子は確か舞の友達の”小沢美羽”さんだ
「この2人別に仲が悪いって訳じゃないと思うんですけどね‥逆にクラスでは除け者にされてる萌さんにいつも話しかけてあげてるので‥」
流石妹だな、我ながらに誇らしい‥
「この3人が仲良くなっていつかお家に遊びに来るぐらいになったら良いのにな。」
「そう、ですね!」
「舞、そこら辺にしとけって!早乙女さんも昨日みたいになんか予定あるんじゃないの?」
「あ、そうでした、昨日言えなかったんですが文化祭も近いので軽音部の部活の方に顔出すんでした。あの新川先輩また色々お話したいです!」
「わかったよ!じゃまた明日ここで話そうか?」
「はい、必ず。」
こうして早乙女さんは去っていった。
「本当、兄貴は昔から誰にでも優しいんだから~」
「それはお前も一緒だろ!」
「う、うるさいなぁ!さては美羽、なんか言ったでしょ!!」
「どうだろうね~早く行かないとパン売り切れちゃうから早く行こ!」
「話逸らすな~」
「お兄さん、それではまた!」
なんだか舞が友達と仲良くしてる姿は新鮮だった。
それにしても早乙女さん、ますます昔の自分に似ててなんかモヤモヤすんだよなぁ‥。
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる