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早乙女舞編
8話「Alchemy!?こんな序盤で?!」
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「おい、萌!、その男誰だ?」
「あの~はじめまして~」
「ちょっとお兄ちゃんやめてよー!」
え?お兄さん???
「お前、萌に手出そうとしてるだろ!!」
「いやいや、滅相もないです‥」
「嘘つけ!萌が可愛いからって!萌が人見知りだからって!弱みに漬け込もうとしてるんだろ??」
「その違うんですよお兄さん!本当に!」
「お前にお兄さんと呼ばれる資格はねぇ!!」
「お兄ちゃん、本当にやめて!!そういうの、ウザいから!!」
ウザいから‥ウザいから‥ウザいから‥
これは兄貴が言われたくない言葉ランキング1位のワードだ‥
「くそ、萌がそんなはず‥」
お兄さん泣いているのか?
「だって萌はいつでも俺にくっついててお兄ちゃん大好きって言ってくれてたじゃないか!!!」
あー、これあれかシスコンっていうか兄バカってやつか‥
「俺はお前なんかが彼氏なんて認めないからな!!」
「だから違うんですって!」
「もう、お兄ちゃん本当にやめて!この人は私の学校の先輩でその、音楽とか服の趣味が合うから私が1人で入れない古着屋とか一緒に行ってくれるの!!」
「そ、そうだったのか、だったら早く言ってくれよ~」
いや、あんたがいう時間も与えてくれなかったんだろうが‥と思わず心の中でつっこんでしまった。
「すいません、俺は新川優希って言います。」
「悪かったな早とちりしちまって、俺の名前は早乙女光だ!よろしくな。」
「お兄ちゃんそういう事だから、今日もし付いてきたら本当に嫌いになるからね?わかった?」
なんだろう、さっき、もしこんな子が妹にって思った自分が恐ろしくなるぐらい強い妹であった。舞とは全然違うんだな‥
そうしてお兄さんと別れた俺たちは一つ目の店に着いた。
「いらっしゃいませ~」
ここはたまにしか来ない店だから高校生にも買えるぐらいリーズナブルなお店なので1店舗目には丁度良いだろう。
「値段も安いし、可愛いのもいっぱいありますね!!」
「ここは俺もたまにしか来ないけど良いの結構あるよな、これなんかすごい似合いそうじゃん!」
「え、私ですか?」
やばい、またやってしまった‥
「う、うんそうだけど~他のも見よっか~」
「へぇ、先輩ってこういう服着てる人が好みなんですね~」
「ちょっと恥ずかしいからやめてくれるかな?」
なんだろうかさっきの早乙女さんを見てからなんだか圧を感じるんだよな。
「もうすぐ夏が来るので夏服も欲しいんですよね~」
「夏ってどうしてもTシャツ一枚になりがちだから毎年シャツとか買おうと思うんだけど結局暑くて着ないんだよな~」
「先輩これとか良いじゃないですか?」
「へぇ~早乙女さんってこういう服着てる人が好みなんだ!」
大人気もなくやり返してしまった。
「はい!先輩が着たら絶対かっこいいですよ!」ニコッ
「そうかな~」
くそ‥早乙女萌なんてこなんだ‥
この子の方が上手じゃないか
俺とした事が思いっきり照れ隠しをしてしまった‥
「初めて会った時はもっとすごい先輩だと思ったんですけど意外と照れ屋ですね~可愛いです!」
完全に主導権を握られてしまった新川少年は年下だからと言って甘く見てはいけないという事に気付かされた。
そして次が3店舗目、俺の行きつけである「Thunder volt」である。ここの店主は俺の過去から今まで支えてきてくれた俺にとっても学校の先生よりも恩師である。
「いらっしゃいませ~!お、優ちゃん久しぶり!」
「お疲れ様です、ヒロシさん!」
彼はThunder volt店長の”藤枝ヒロシ”である
「こんにちは~」
「おい~ついに優ちゃん彼女まで連れてくるようになったか~」
「彼女じゃないですよ!!」
「は、初めまして~早乙女萌です‥」
「でもすごく可愛い子じゃん!」
「今日は古着屋とか1人で入る勇気ないからって僕が連れてきたんですよ!」
「ふーん、萌ちゃんでもおしゃれね!この歳で全身TOPCOVERなんて珍しいじゃない!!」
「あ、ありがとうございます、」
「ヒロシさんは俺の恩師なんだよね。ここ来てからTOPCOVERとか知って着るようになったし!」
「そうなんですね!」
また人見知りを発動したのか借りてこられた猫の様になってしまった。
「萌ちゃんでもラッキーね!今日たまたまこれ入荷したんだよ!」
「これは!!TOP THE COVER期に作られたレディースのワンピース!!当時からコスパを考えたら絶対に不可能と言われたこの縫い方とこの生地の使い方‥今となってはまずこれに出会う方が難しいって言われてる一品‥」
「萌ちゃん急に話す様になったね!でも本当たまたま今日入ったんだよ!それに優ちゃんこれ、ワンピと同じ柄のシャツも入荷したんだよ!」
当時のイケイケおしゃれカップルだけが許されたTOP THE COVER期のトライバルカモ柄のワンピースとシャツだ‥
これは確かに早乙女さんがテンション上がるのもわかる‥
「それにシャツのサイズもXL凄いっしょ!」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
「早乙女さんが壊れた」
「これ、私が初めてTOPCOVERを知ったきっかけなんですよね。当時色んな音楽聴きはじめた時に”Apend《エイプエンド》”のボーカルがこれ着てMV出てたんですよ、その時にこんなかっこいい服あるんだなって、私もいつか着てみたいって思ってたんですよね!!で、でも!値段が高校生には高すぎる!!!!」
「まあシャツもなかなか高いっすよね‥」
「勧めたのは俺だから、今日も何かの出会いって事だから、2着とも買ってくれるなら1万円で良いよ!」
マジなのか‥こんな状態良いの1着10万でも下らない代物だぞ‥
「ヒロシさん、本当にありがとうございます。両方とも買わせてください!!」
「毎度あり!」
こうして2人ともとても安く買わせて貰ったのだ
ヒロシさんにはいつもいつもお世話になりっぱなしだ‥
「あのヒロシさん本当に本当にありがとうございます」
「萌ちゃん‥」ゴニョゴニョ
「は、はい!!」
「ヒロシ今なんて言ったんですか?」
「それは2人の秘密だよね?」
「はい!」
「てか思い出したけど優ちゃん昔もこんな事なかったっけ?」
「ヒ、ヒロシさん何言ってんすか!や、やめてくださいよ!そんな事ないですよ!」
「まあ優ちゃんが可愛い女の子連れてくる事ってありえないもんね!」
そう、ここには本当にお世話になってる。
過去にも沢山お世話になっている。
「2人ともまた来てね!」
「はい!」
「ありがとうございました!」
こうして店を出た俺らは昼ごはんにする事にした。
.
.
.
Thunder voltにて‥
「優ちゃん、そろそろ過去と向き合いなよ。それを変えられるのは萌ちゃんだけかもね‥」
続く
「あの~はじめまして~」
「ちょっとお兄ちゃんやめてよー!」
え?お兄さん???
「お前、萌に手出そうとしてるだろ!!」
「いやいや、滅相もないです‥」
「嘘つけ!萌が可愛いからって!萌が人見知りだからって!弱みに漬け込もうとしてるんだろ??」
「その違うんですよお兄さん!本当に!」
「お前にお兄さんと呼ばれる資格はねぇ!!」
「お兄ちゃん、本当にやめて!!そういうの、ウザいから!!」
ウザいから‥ウザいから‥ウザいから‥
これは兄貴が言われたくない言葉ランキング1位のワードだ‥
「くそ、萌がそんなはず‥」
お兄さん泣いているのか?
「だって萌はいつでも俺にくっついててお兄ちゃん大好きって言ってくれてたじゃないか!!!」
あー、これあれかシスコンっていうか兄バカってやつか‥
「俺はお前なんかが彼氏なんて認めないからな!!」
「だから違うんですって!」
「もう、お兄ちゃん本当にやめて!この人は私の学校の先輩でその、音楽とか服の趣味が合うから私が1人で入れない古着屋とか一緒に行ってくれるの!!」
「そ、そうだったのか、だったら早く言ってくれよ~」
いや、あんたがいう時間も与えてくれなかったんだろうが‥と思わず心の中でつっこんでしまった。
「すいません、俺は新川優希って言います。」
「悪かったな早とちりしちまって、俺の名前は早乙女光だ!よろしくな。」
「お兄ちゃんそういう事だから、今日もし付いてきたら本当に嫌いになるからね?わかった?」
なんだろう、さっき、もしこんな子が妹にって思った自分が恐ろしくなるぐらい強い妹であった。舞とは全然違うんだな‥
そうしてお兄さんと別れた俺たちは一つ目の店に着いた。
「いらっしゃいませ~」
ここはたまにしか来ない店だから高校生にも買えるぐらいリーズナブルなお店なので1店舗目には丁度良いだろう。
「値段も安いし、可愛いのもいっぱいありますね!!」
「ここは俺もたまにしか来ないけど良いの結構あるよな、これなんかすごい似合いそうじゃん!」
「え、私ですか?」
やばい、またやってしまった‥
「う、うんそうだけど~他のも見よっか~」
「へぇ、先輩ってこういう服着てる人が好みなんですね~」
「ちょっと恥ずかしいからやめてくれるかな?」
なんだろうかさっきの早乙女さんを見てからなんだか圧を感じるんだよな。
「もうすぐ夏が来るので夏服も欲しいんですよね~」
「夏ってどうしてもTシャツ一枚になりがちだから毎年シャツとか買おうと思うんだけど結局暑くて着ないんだよな~」
「先輩これとか良いじゃないですか?」
「へぇ~早乙女さんってこういう服着てる人が好みなんだ!」
大人気もなくやり返してしまった。
「はい!先輩が着たら絶対かっこいいですよ!」ニコッ
「そうかな~」
くそ‥早乙女萌なんてこなんだ‥
この子の方が上手じゃないか
俺とした事が思いっきり照れ隠しをしてしまった‥
「初めて会った時はもっとすごい先輩だと思ったんですけど意外と照れ屋ですね~可愛いです!」
完全に主導権を握られてしまった新川少年は年下だからと言って甘く見てはいけないという事に気付かされた。
そして次が3店舗目、俺の行きつけである「Thunder volt」である。ここの店主は俺の過去から今まで支えてきてくれた俺にとっても学校の先生よりも恩師である。
「いらっしゃいませ~!お、優ちゃん久しぶり!」
「お疲れ様です、ヒロシさん!」
彼はThunder volt店長の”藤枝ヒロシ”である
「こんにちは~」
「おい~ついに優ちゃん彼女まで連れてくるようになったか~」
「彼女じゃないですよ!!」
「は、初めまして~早乙女萌です‥」
「でもすごく可愛い子じゃん!」
「今日は古着屋とか1人で入る勇気ないからって僕が連れてきたんですよ!」
「ふーん、萌ちゃんでもおしゃれね!この歳で全身TOPCOVERなんて珍しいじゃない!!」
「あ、ありがとうございます、」
「ヒロシさんは俺の恩師なんだよね。ここ来てからTOPCOVERとか知って着るようになったし!」
「そうなんですね!」
また人見知りを発動したのか借りてこられた猫の様になってしまった。
「萌ちゃんでもラッキーね!今日たまたまこれ入荷したんだよ!」
「これは!!TOP THE COVER期に作られたレディースのワンピース!!当時からコスパを考えたら絶対に不可能と言われたこの縫い方とこの生地の使い方‥今となってはまずこれに出会う方が難しいって言われてる一品‥」
「萌ちゃん急に話す様になったね!でも本当たまたま今日入ったんだよ!それに優ちゃんこれ、ワンピと同じ柄のシャツも入荷したんだよ!」
当時のイケイケおしゃれカップルだけが許されたTOP THE COVER期のトライバルカモ柄のワンピースとシャツだ‥
これは確かに早乙女さんがテンション上がるのもわかる‥
「それにシャツのサイズもXL凄いっしょ!」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
「早乙女さんが壊れた」
「これ、私が初めてTOPCOVERを知ったきっかけなんですよね。当時色んな音楽聴きはじめた時に”Apend《エイプエンド》”のボーカルがこれ着てMV出てたんですよ、その時にこんなかっこいい服あるんだなって、私もいつか着てみたいって思ってたんですよね!!で、でも!値段が高校生には高すぎる!!!!」
「まあシャツもなかなか高いっすよね‥」
「勧めたのは俺だから、今日も何かの出会いって事だから、2着とも買ってくれるなら1万円で良いよ!」
マジなのか‥こんな状態良いの1着10万でも下らない代物だぞ‥
「ヒロシさん、本当にありがとうございます。両方とも買わせてください!!」
「毎度あり!」
こうして2人ともとても安く買わせて貰ったのだ
ヒロシさんにはいつもいつもお世話になりっぱなしだ‥
「あのヒロシさん本当に本当にありがとうございます」
「萌ちゃん‥」ゴニョゴニョ
「は、はい!!」
「ヒロシ今なんて言ったんですか?」
「それは2人の秘密だよね?」
「はい!」
「てか思い出したけど優ちゃん昔もこんな事なかったっけ?」
「ヒ、ヒロシさん何言ってんすか!や、やめてくださいよ!そんな事ないですよ!」
「まあ優ちゃんが可愛い女の子連れてくる事ってありえないもんね!」
そう、ここには本当にお世話になってる。
過去にも沢山お世話になっている。
「2人ともまた来てね!」
「はい!」
「ありがとうございました!」
こうして店を出た俺らは昼ごはんにする事にした。
.
.
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Thunder voltにて‥
「優ちゃん、そろそろ過去と向き合いなよ。それを変えられるのは萌ちゃんだけかもね‥」
続く
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