私、監禁されちゃってるんです!I'm being held captive!

迦楼メド様

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だから助けてほしいんですよ。できれば、早急に。

どれくらい監禁されているかっていったら…私の年齢がわからないんでわからないんですけど、でもずっと長い間です!だって、年をまだ数えることなんてできない時に此処に連れて来られたからです。だから、私には年齢ってものがなくなっちゃったんです。でも、それはいいって私確か言いましたよね?だって、年齢がわかんなければ何歳にだってなれちゃうから。

…うーん、もしかして私おかしなこと言ってるのかな。だけど、そうやって自分がいろんな自分に変身しなきゃ此処での生活は本当に退屈なんですもん。

あの男、監禁するからには色々私に気を遣えって思うんですよ。例えば、おもちゃを置いておくとか、おいしいご飯を用意するとか。そういうのが用意できないんだったら、せめて、私ともっとお話しするとか…。私、ちょっとしか喋れないの苦手なんですよ。だって、本当に此処は退屈だし、ちょっとだけでも喋っちゃったら、満足もできてないのに中途半端に満たされて、もっとお話ししたいって願っちゃって、つらくなっちゃうから。あの男、私がいくら話しかけても必要最低限の話しかしてくれないんです!最低じゃありませんか!?人を監禁しておいて、中途半端に扱って。だから、私言うんです。

ここから出してって。声を大にして言うんです。無視できないぐらい大きな声で。ちゃんと私のこと見てくれないなら、いっそ早くお母さんのところに返して欲しい。まぁ、お母さんの顔なんて覚えてないんで知りませんけども。でもでも、一目見れば母親ってわかるもんだと思うんです。やっぱ、母と子の絆はたがうわけがないっていうか。だからこそ、ここを出てお母さんに会ってみたいんだよね。

あ、それだけじゃないよ!えっと、他にもしたいことはあります。

まずは、お母さんに会ってみたいけど、その後にしてみたいことは沢山。
その1:空の色は本当に変わるのか。
私、ずっと地下室に監禁されているので、外の空気は勿論のこと、お空さえ見たことありません。だからこそ、本当に水色から真っ黒に変わっていくのか見てみたいのです。
その2:甘いものを舐めたい。
甘いものといえば、貴重な砂糖しか食べたことがありません。それも一舐めさせてもらっただけ。だから他にも甘いものがあるなら舐めてみたいし、砂糖を沢山舐めてみるっていうのもあり。
その3:友達って人に会ってみたい。
友達って人を知っていますか?絵本を私は三冊だけ持っていて、そのどれもに出てくる謎の人物。友達さん。全部に出てくるんだから私も実際に会えそうじゃないですか?会えなくてもいいんですけど、できれば会いたいなっていう願望みたいなものです。

と、いろいろあって此処で監禁されているわけにはいかないはずなんですけど…。

ううん!めげちゃだめだ!
メーデー、メーデー、メーデー、誰か助けてください!できれば、早めに来ていただけると助かります。本当に。ヘルプミー。ええと、誰でも大丈夫です。ただ、ここから出していただければ。こんなに毎日お願いしているんですよ!!!だれか早く私を見つけてくれぇぇぇぇぇ~!!!!!
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