【R-18】魔力が無いと生きていけないので、婚約者になりました。

佐山ぴよ吉

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本編

俄雪-1

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(side:泰雅)
 
「おはよ、幸ちゃん。初めまして、かな?」
 
 はる兄と双子と一緒にバスルームから出てきた幸ちゃんに声をかける。

 幸ちゃんとのあのファーストキスからの約1ヶ月、彼女との進展は無かった。全く。
 それもこれもはる兄の強力な暗示に阻まれていることと、仕事が立て込んでいたせいだ。
 そうこうしている間に、双子に先を越されてしまった。
 由々しき事態だ。

 俺は焦る。

 幸ちゃんは魔力酔いの余韻で少しぼんやりしながらこちらを見つめている。
 淡く溶けてしまいそうな双眸と、ボディソープの香りに混じる芳香に背中がぞくりとする。
 けれどもここは我慢しなければならない。
 幸ちゃんは、初めて俺という人間を目の前にしている。
 あんなにも熱く繋がり合った後だというのに────

 俺たちは、今日が初対面なのだ。

「どちらさまですか……?」
「俺は、宮間泰雅。宮間春成の──はる兄の弟だよ。あとそこの双子の兄貴」
「ちょっと、泰にい。オレ達の扱い雑すぎない?」
「泰雅……さん……」

 確認するように幸ちゃんは口の中で俺の名前を転がした。
 昨日も、一昨日も、その小さな口の中で、君は俺の精液を蜜のように吸い取っていたんだよ。
 それは心の中だけに留めておく。

「泰雅、今日は仕事は?」

 はる兄が何か見定めるような視線を俺に送った。
 俺が行動を起こした事で何か悟ったらしい。

「今日から夏季休暇。プラス前倒しで有給使った。昨日帰ったら、上の階で水道管破裂したらしくてさ」

 水道管が破裂したのは本当だ。
 猛暑続きで涼を求めて水道管に冷却魔術を使った上の階の馬鹿が、魔術を使い誤って俺の部屋をビショビショにしやがった。
 ただ、部屋の復元は本気を出せば1時間もしないで終わるだろう。
 俺だって上級の端くれだ。

 だが、口実としては丁度いい。

 焦っている俺は、早めの長い夏季休暇に入る事にした。
 去年からの長期出張で有給はかなり持ち越している。
 
「っていうわけで、俺のアパート漏水の工事でしばらく使えなくなっちゃったんだ。どうせならもう引っ越そうと思ってるんだけどさ……はる兄ん家置いてくれない? 引っ越し先見つかるまで」
 
 両手を目の前で合わせて、はる兄にウインクする。
 はる兄は少し考えてから視線を外し、幸ちゃんの方を向いて切り出した。
 
「幸は、大丈夫か? この部屋は幸のものでもある」
「えっ? 私……ですか? 私は……えっと……」
 
 幸ちゃんは話を振られると思っていなかったようだ。だいぶしどろもどろになっている。
 ほぼ見ず知らずの男が転がり込んでくるんだ。無理もない。
 
「私は……旦那様が良いのなら」
 
 幸ちゃんがこちらとはる兄を交互に見る。
 嫌そうではないが、だいぶ戸惑っている。そして旦那様のご機嫌を伺っている、といったところだ。

「幸は、どうしたいのかを聞いているんだ」
「……!」

 はる兄が珍しく低く張りのある声で問い質す。
 ベッドの上の甘い声ではない。
 その声に幸ちゃんは少しびくりと肩を強ばらせた。

「……私は……帰るおうちが無いのは、可哀想だと思います。だから……私は、大丈夫です」

 か細く幸ちゃんが答える。
 心が痛む。幸ちゃんの善意を利用しているようで。
 でも何て優しい子なんだろうっ!! 幸ちゃんっ!!

「ありがとうっ!! 幸ちゃん、本当に助かるよ」
「えっ……あの、いえ……」
「本当に大丈夫か?」
「はい。旦那様の、弟さんですし……」
「そうか。大丈夫だ。泰雅はこう見えて信用出来るやつだ」
「こう見えてってなんだよ」
「えっズルっ! オレも幸ちゃんとはる兄と住みたい!」
「ボクも!」
「お前たちは……これから撮影があるんじゃなかったか?」
「あっヤバっ! もうこんな時間……」
「マネージャーさんに怒られる!」
「じゃあね、幸ねえ。行ってきます」
「行ってきまーすっ♡」
「うん。行ってらっしゃい。また……おはなし、聞かせてね」

 幸ちゃんは双子たちから両頬にキスを受ける。
 幸ちゃんも双子のそれぞれの唇にキスをする。
 あ~くそ、俺も早く毎朝やってもらう……!

 その後すぐに双子は魔力光を残して消えた。
 相変わらず疾風のような奴らだ。
 幸ちゃんは両頬に手を当ててはにかんでいる。可愛い。

「さて……吉野」
「はい、春成様」

 アイランドキッチン越しに1連の流れを見ていた吉ねえに、はる兄が顔を向ける。

「……こいつにも朝食を用意してやってくれ」
「春成様……はる兄」
「なんだ」
「はる兄は、泰雅に甘すぎます。泰雅、幸様のプライベート空間にタダで居候は許しませんよ。手伝いなさい」
「ハイ、ワカリマシタ」

 俺が世界で1番怖いもの。
 それは吉ねえだ。
 はる兄はなんだかんだで俺に甘い。しかし、吉ねえはそうでは無い。
 魔術はさることながら、魔道空手黒帯を取得している彼女は、多分物理層で魔術抜きだと兄妹の中で1番強い。

 バシン、バシンと掌に拳を打ち付けている吉ねえに従ってエプロンを身に付ける。

 そうして、俺と幸ちゃん(と、はる兄)の同棲生活がスタートした。


 ーーーーー


 ───のだが、3日経っても幸ちゃんと俺の距離は縮まらなかった。

『幸ちゃん、何か飲む?』
『大丈夫です。吉野さんのお茶があるので』

『幸ちゃん、何の本読んでるの?』
『外国の小説です。読みたいのであればどうぞ。私は別の本を読むので』

『幸ちゃ……』
『ごめんなさい、泰雅さん。ちょっとお手洗いに』
 
 ───避けられている。
 かなりあからさまに。
 今は幸ちゃんは寝室に籠ってしまった状態だ。
 外に出かける時は、吉ねえとも一緒だった。
 保護したばかりの野良猫のように、目を合わせるだけでも肩を強ばらせてするりと逃げていってしまう。
 そして、俺は吉ねえに扱き使われる。

 この25年間、ロックオンした女の子には全戦全勝して来たはずなのに、その経験が全く役に立たない。
 それもそのはず、幸ちゃんは普通の女の子とは全く異なる人生を歩んできている。
 テレビも観ないし、流行に乗ったことも無い。おしゃれもしない。
 はる兄に読まされている本や吉ねえの選んだ洋服で最近はそういうものに触れて居るようだが、まだどこか他人ごとのように感じているようだ。

 まあでも、ベッドの上のラブあま♡な幸ちゃんも、今のツンツンした感じの幸ちゃんも、どっちも良い……。

 あまり無理に近付こうとしても、吉ねえに睨まれるだけだ。
 あとこの部屋は、なぜだかとても、やたらと琉香の気配がする。
 アイツ、何処かからずっと見張ってやがる。

 同じ部屋にいるのに、2人きりの時間はほぼ無いに等しい。
 無駄に広い3LDKの空間が、さらに広大に感じる。

 こうしている間にも、彼女の芳香は俺の欲望を誘う。
 君に近付きたい。
 側に居るだけでも──
 どうしたらいい?
 どうしたら、笑っている君の隣に座ることができるんだろう。
 
 寝室に居る彼女の方向へ、手を翳す。
 俺がずっと求めていた、奪われた欠片。


 俺が女の子に周りよりも執着している事に自覚したのは、10歳位の事だった。
 それは母親に飢えているからだと、はる兄と父親が話しているのを聞いてしまった。

 俺の母親は、2人いる。

 1人は生みの母親。
 もう1人は、0.01パーセントの遺伝子配列の母親。

 2人ともどこかで生きているのだと思う。
 しかし、物心ついた頃から生みの母親の顔を見た記憶がない。
 0.01パーセントの母親は、京也と純也が生まれてから行方不明になってしまった。

 幼い頃の、柔らかい輪郭と香り。
 それだけが俺の母親の記憶だった。

 はる兄と父親はその時、口論をしていた。
 はる兄は俺の生みの母親に会わせたがっていたようだが、父親は頑なにそれを拒んでいた。

 ───なぜか。
 それは、生みの母親──俺の母さんは、魔力なしだからだ。
 0.01パーセントの母親──“母様”は、父の正式な妻であり、はる兄の母親だった。
 宮間志希──それが、母様の名前だ。
 遺伝子工学者である母様は、母さんの卵子の遺伝子の0.01パーセントを、自分の遺伝子に組み替えた。
 そしてその卵子から産まれたのが俺たちだ。

 母様の実験対象であり、父の妾もである母さんの事を、父は溺愛していた。
 自分の子供達にさえ近づけさせまいとしていた程に。
 まぁそれもそうか。
 魔力なしは、魔力が強ければ強いほど、血縁でさえ惹き付けてしまう。
 父の行動は、独占欲と防衛本能だ。
 祖父も、曽祖父も、そうやって宮間の血は守られてきた。

 はる兄は、半分と0.01パーセントしか血の繋がりのない俺の事を可愛がってくれる。
 何故なのか──物心ついた頃から何度も考えた。
 答えは分からなかった。
 はる兄に直接聞いてみた事もある。
 
『お前たちが可愛いからだ』
 
 それしか答えは無かった。
 ……いや絶対もっとなんかこう……あるだろ……。

 寡黙だが愚直なまでに俺たちを愛してくれる兄を、腹違いの俺たち弟妹は皆尊敬している。
 吉ねえなんて崇拝しているに近い。
 俺も、幸ちゃんの事に関しては康成翁の事があるにしても頭が上がらない。
 幸ちゃんを連れ出して来てくれた事に。
 そして俺が幸ちゃんを愛する権利を与えてくれた事に。

 魔力なしなんて今のご時世、宮間の権力を持ってしてもお目にかかる事は難しい。
 次期当主であるはる兄でさえ。
 ただの社員で、しかも側子である俺なんかさらに可能性は低い。

 それでも俺は、心のどこかで母さんの香りをずっと求めていたんだ。
 心の穴を、女性と関係を持つ事で埋めてきた。
 だが今は、この掌の先に見える部屋の中に、その心の穴を埋める存在が居る。


 俺と幸ちゃんの関係が少し変わったのは、居候を始めて10日程経ってからだった。
 その間も俺は昼間は幸ちゃんを追いかけ回し、夜は幸ちゃんの意識が溶けてきた頃に第2の旦那様としてその身体を貪った。
 ベッドの上の彼女は相変わらず甘々で、昼間とは正反対に可愛らしく甘えてきては精液をねだる。
 彼女の甘い香りには、抱けば抱くほど飽きるどころか中毒のようにどっぷりと嵌っていった。
 このままだと昼も見境なく彼女を襲ってしまうかもしれない……。
 じっと寝室の前の壁にもたれて立っていると、吉ねえに頭を叩かれ、リビングへと何度も連れ戻された。
 限界は近かった。


「泰雅さん」

 昼間、珍しく寝室から出てきた幸ちゃんから話しかけられた。
 心が跳ね上がる。
 メールチェックしていた仕事用のデバイスを急いで閉めて、幸ちゃんに向き合う。

 その日は、幸ちゃんは朝から体調が悪そうだった。
 そうでなくとも日中は俺から逃げるように寝室にいるのだが、今日ははる兄からちゃんと休むように言われていた。
 まだ少し顔色は悪いが、朝よりは少し血色があるように見える。

「何? 幸ちゃん」
「お引越し先は、もう決まったんですか?」
「あー……だいぶ目星は着いてるんだけど……まだ……」 
「大丈夫なんですか? お休みはあと1週間位しかないんですよね?」
 
 実を言えば引っ越し先はもう決まっている。鍵ももう貰っている。
 しかしそれを幸ちゃんに言ってしまえば、『じゃあ出ていってください』と言われてしまいそうで怖い。

「大丈夫、休みの間中には決めるよ。ただ、家でできる仕事もちょっとやんなきゃいけなくて」

 この何週間か彼女の様子を観察していると、彼女はどうやらはる兄に追い出されるのを恐れているように見える。
 そんな事有り得ないのに。
 むしろ彼女は俺たちを選ぶ側にいる。

「そうなんですね……ごめんなさい、お仕事の邪魔をして」

 それだけ言って、幸ちゃんは踵を返してまた寝室へ向かおうとした。
 俺は慌てて彼女の手を握って引き止める。

「幸ちゃんは俺といるのが嫌? 俺の事、まだ怖い?」

 我ながら意地悪な質問だとは思う。
 優しい彼女がそうだなんて言うはずない。

「怖いわけでは、無いんです。でも……」
 
 幸ちゃんは言葉を切る。次の言葉を紡ぐのを躊躇っている。
 
「でも? なんでも言っていいよ」
「……泰雅さんは、上級魔術師なんですよね。だから私の事を……私の、体とかに……その、興味があるんじゃないですか?」
 
 図星だ。思わず息を飲んでしまう。
 上級魔術師が魔力なしの芳香を嗅ぎ分けられる事は、上級魔術師にしか知られていない事実だ。
 はる兄が教えたのか?
 
「違う、って言ったら嘘になる。けど、それはただのきっかけだよ。魔力なしじゃなくて、君の事をもっと知りたいと思ってるんだ」
「本当ですか……? でも魔術師の方は皆、魔力なしとの粘膜接触で、魔力を調律するって……だから……」
 
 幸ちゃんの警戒は強い。
 繋ぎ止めていた手は解かれて、幸ちゃんが後退りする。

「幸ちゃん……信じて欲しい。俺は……」

 幸ちゃんに近づき、手を伸ばしかけたその時。
 彼女は腕を顔の前に掲げて身を護るように体を縮ませた。

 まずい。本気で怖がっている。

「あっ、ご、ごめん! 何もしないよ」

 両手を上げて掌を見せると、幸ちゃんはゆっくりと腕を下ろした。
 そして、今度こそ踵を返す。

「ごめんなさい……!」
「幸ちゃんっ!」
 
 幸ちゃんは寝室に帰ってしまった。
 しかし、その数分後。


 寝室から軽い悲鳴と何かが落ちる音が聞こえた。
 
「どうした!? 幸ちゃんっ! 入るよ!!」
 
 すぐに彼女の元へと転移する。
 
 床に落ちたままの本。
 幸ちゃんは、うずうまっていた。
 幸ちゃんの肩を抱いて屈むと、それ・・を見てしまった。
 幸ちゃんはぱっとそれを隠す。
 顔面は蒼白で、がたがたと震えてしゃがみ込んでいる。
 
「……幸ちゃん?」
「どうしよう……わ、私……」

 ベッドに着いた赤い血。
 彼女の白いワンピースにも。
 その事が全てを物語っていた。

 
 幸ちゃんは、少しずつ取り戻してきている。
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