抜けない剣を作ってみたら絶対みんな抜きたくなるよね

冬日

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異世界で無一文

そうだ抜けない剣作ろうっと。

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全国の少年少女元気かな?おじさん達はオフィスフロアで仕事していた社畜な愉快な仲間たち。共に異世界転移しちゃったみたいなんだよ、はっはっはっ!

見たまえ、みんな!膝から崩れ落ちている同僚達を。

「納期がぁぁぁあ!!」
「やった鬼嫁ともこれでおさらばだいっ」
「し、仕事をくれ、もっと仕事をを」
「明日から仕事しなくていいの?ほ本当?この後、地球滅亡しない?」

ちなみに詰め寄られてる美人女神は杖みたいな棒で社畜を制圧しつつある。

数日家に帰らずオフィスに寝泊まりしてたからか、みんなすえた匂いがするな。

オフィスがあった場所は冷たい石の床に代わり、どうやら呼びたかったのはこの世界の発展に力を貸してくださいってことらしいが。
呼ぶ人材ミスってるな。
ある意味順応力は高そうだが。

若い子の方が良かったんじゃないかな、興奮度合いが若者の比じゃないよ。絶望の現実にファンタジーからの希望の異世界。

「転生したい方はできます。そのままで良い方は3年分の生活費と能力の付与をいたします。」

チート能力欲しいなぁ。


こうして異世界移住が始まった。
みんなバラバラの国に送られたらしい。

おじさんは平和な所を希望したら、ドワって国に来たよ。
発展うんぬんは他の人に任せて、安定した仕事ないと不安だね。
なので、剣を2本作って目立つ場所にぶっ刺すことにした。

黄色い剣と青い剣。
女神にもらった能力が剣を作り出せて、さらに付与できる能力がチートだった。
なんで剣をわざわざ刺したかっていうと、抜けない剣は抜きたくなるから稼がせてもらおうとおもうんだよ。

黄色い比較的簡単に抜ける剣にはラッキーを付与。
青い剣は瞬間冷却を付与した。
青い剣はほぼほぼ抜けないはず。

こうして、剣を抜けたらいい事が起こると噂になり、抜けない剣はぬいたらどれ程すごいことがおこるのかと噂になった。
抜きたい人にはチャレンジ料を頂く。

まったく抜けないとぼったくりと言われかねないのでたまに抜ける様にしたんだが。抜いた剣はそのままやることにしていた。どうやらその剣で竜退治した猛者がいた。
たしか拾った金でチャレンジした少年か。

なんやかんやで町おこしになって、王様までチャレンジしに来ていた。
一律10000モ二だから王様にもふっかけなかった。
王様は剣を抜けなかった。意外に息子がワクワクしながらやったら抜けた。

いい国だなー。
おじさんは一軒家を手に入れたよ。

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