TS転生したらサキュバス型ドリアードとして毎日精を貪り尽くします!~どんどんスキルが増えて強くなる変態大冒険バトル~

木森林木林

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例の緑さんら

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これが俺に残っているごく僅かな記憶だ。

「ふふ、どじっちまったぜ」

最後の瞬間、病死だったのか事故死だっあのか、今ではもう何か覚えていないが、生死に関係する決定的なラインを超えてしまったということはボンヤリ記憶している。

だが、そのまま暗黒の眠りにつくかと思われていたが、、、

む?

なんだ?

起きてすぐに違和感を覚えた。

まず最初に感じたのは拘束感。暗くて狭いところに手足を折り曲げられて閉じ込められている。かといって居心地が悪いわけではない。むしろ、しっくりくるというか安心する。

そしてこの浮遊感、どこかに吊るされているかのように時折この空間が揺れている。それに分からないが決定的に体全体がおかしい。なんというか、思い通りに動かせない。


記憶は、、くそっ何も思い出せん。

なんぞ?もしかしてヤクザの後始末よろしくドラム缶とかに閉じ込められてるのでは?

突如襲いかかる不安に暴走気味に俺は暴れだした。

「むわあああ!!ここから出せここから出せ!」


そう不安になって少し暴れた。すると、パリッと、ごく僅かに俺を包む壁の一部に縦に裂け目ができた。

そうか、壁が柔らかいのだ。体を動かしているうちにその事実に気がつく。まるで乾いた硬い葉っぱのような感触。

なんだろうこれ。少なくともドラム缶ではないことは確か。まあとにかくあともうすこし頑張れば出れそうな気がする。ということで、いっちょ暴れますかな。

「むわあわあわあわあわ!!」

必死の抵抗は功を奏し、徐々に裂け目は広がっていき、そして、

ずぽっ!

落ちた。

「むわああァあああ!!」

落ちました。

地面に激突するかと考えたその時、幸運にも、下に人がいたみたいだ。

「おっと!」

筋肉。私はゴツゴツした腕にキャッチされた。

いやなんかやけにでかいぞ。私の体ほどもある手で抱きかかえられている。

しかも染料でも塗ってるのか緑色の腕だ。そしてそいつは叫んで俺を掲げた。

「とったどー!」

同時にアイテムゲット的な音声を奏でる楽器演奏者。そして観衆はそれを見て歓声を上げていた。

さながら劇団的なノリである。

そして、その瞬間私はあることに気がついた。そいつらは全員体の色が緑色だったのは染料でも塗っているという言葉で説明がつくが、それよりも特異な点として、彼女たちは上半身に何も着けていなかったのだ。

そう、一言で言うと、おっぱいがいっぱいだった。

 唯一の例外は俺を掲げているこの人だ。おっぱいというより雄っぱい。胸筋がすごい。男に間違われる女、もしくはその逆かもしれないが、ただ一つだけ言えることはこの鍛え上げられた筋肉。間違いなく強い。

 まあそのことも含め、とりあえず聞いてみるか、

 俺は、覚束ない口を精一杯回して叫んだ。


「なんら?!お前ら?!なんで緑色なの?!っていうか服きろよ!恥ずかしいじゃないか!っていうかしょーじきうれしいけど!そんなにおれをよろこばせたいのかよ!ありがとな!」

しーーーん

 周囲の人が静まり返った。なにかしてはいけないことをしてしまった雰囲気だが?
 もしかして喋ったらダメなタイプ?

「「「きゃぁぁぁぁ!!?しゃべったぁぁぁぉあ!?」」」

 幸せセット!!
 みたいな掛け声が聞こえてきたような気がしないでもない。
 そんな阿鼻叫喚の叫び声から察するに、やっぱり喋ったらやばいかったらしいな?

 そして俺の腕もよくみたら、緑色だった。
 それだけでなく、まるで赤ちゃんのように細い小さな手だ。

 あ、もしかしてこれ、俺生まれたばかりだから喋ったらダメなやつ?

 と、隣に控えてた側近みたいなおっぱいが、私を掲げてる雄っぱいにヒソヒソと言った。

「これってもしかしてこの世界で増えてる転生人ってやつではなですか?!」

「な!? これがそうなのか!?」

「ほぼ間違いないかと」

「ふむ、とすると、クイーンたる己の子供にするには少しアレかもしれんな。よし、やっぱり隣のあの実を己の子にしよう」

そういって私と同じように落ちてきた子供を掲げてウワー!とかTAKE2の如く歓声を上げた。

そして私はそこらへんのモブ緑おっぱいに渡されることになったのだった。

えっと、、つまり、どういうことだっ?





「つまるところ、あなたは赤子の今から成人並みの知能があるらしいわね?」

その私を受け取った緑おっぱいが語りかけた。

やばいな。喋れるということがバレてはなんか嫌がられるかもしれない。最悪捨てられるかも。他人に依存しないと生きていけない赤子がそれされたらあとは死ぬしかあるめえよ。

だが私は精一杯の抵抗を試みる。もしかしたら、まだ取り戻せるかもしれない!順風満帆な赤ちゃんライフを!

俺は見た目は子供頭脳は大人よろしく演技スキルを限界までフル活動させた。

「あう!あうう!」

「、、、、じとー」

「ふええ、、」

母性をくすぐりそうな泣き声だと自画自賛したくなるところだが、相手は手強く胡散臭そうな目でこちらを見ている。

「えーっ!えーんっ!」
「仕方ないわね。そっちがその気なら、、」

そして攻めに転じる相手。彼女は気でも狂ったか自身のおっぱいをばるんばるんさせる。

「おっぱいぷるんぷるーん!」
「!!」

その放漫な肉体をあられもなく強調するダンスを踊られては溜まったものではない。記憶が薄いが多分男の子の俺にはいささか刺激が強すぎた。

「ぐへへ、、」
「(かかった!)」

そしてすかさず赤ちゃん言葉で話しかけてくるではないか!

「おっぱい飲みたいでちゅか?おっぱい飲みたい人はおっぱい飲みたいでちゅっていったら飲ませてあげるでチュ」

「おっぱい飲みたいでチュ」

そう、俺は言ってしまった。何故なら喋れば飲ませてくれると思ったからだ。流暢な言葉でである。赤ちゃんプレイとはいえ俺は今生まれたばかり。そして普通生まれたばかりではそんな言葉をしゃべる道理はないのだ。

つまり、

「よしよし、だが、、、!」
「あっ!しまった!」
「マヌケは見つかったようだな」

まんまとはめられたというわけだった。

そんな感じで普通に話すことになった。

「あなたは転生者といって、なんか現代とかいう世界から来たということで間違いないわね?」

「そうでちゅ」

緑モブの名前はザマというらしい。ザマはあろうことか転生者とバレたあとも、私におっぱいをくれたのだった。

神。いや女神なのでは?

というか、美味しい。いやぁ。母乳だと見くびっていたが、味わい深いかったなぁ。そう、植物の汁みたいな美味しい液体を出して飲ませてくれていたのだった。

そして彼女は続ける。

「そしてお気づきの通り、ここは異世界というあなたの住んでいた世界とは違う世界、距離を移動することで帰れるわけではないわ」

「ちゅぱちゅぱ、この緑色の肌、、お前らはもしかして」

「そう、見ての通り私たちはモンスターと人間の間に属する種族。一般には亜人とかと呼ばれているわ」
「やっぱりな、、ちゅぱちゅぱ」

言うところによると、亜人の種類自体はこの世界にたくさんいるらしいが、数は人と比べて少ない。特殊な能力を持っていることもあるが、国によってはモンスターだったり人だったり、宗教によってもどう捉えられるかが異なるらしい。

「種族名はドリアード、植物から生まれる亜人よ。主に緑を操ったり自然の魔法を得意とするわ。あと雄はいない雌だけの種族よ」
「へー、アマゾネスみたいな?」
「そうよ。ちなみにアマゾネスはアマゾネスでこの世界にもいるわ」
「ほーん」

何かとエロい想像が捗るが、しかしあることに気がつく。

「え?もしかして俺も雌とか言わないよね?」
「確かめてみるといいわ」

、、、ごそごそ

俺はおっぱいから手を離して股間を見てみた。

雌、、でした、、!

なんだろう実感が湧かない。

まあいい。女でもオーガズムを感じるというし、オナニーができるなら俺は一向に構わんっ!

むしろ女のほうが興奮度が高いと聞くし、、まあそれは置いといて、

俺は少し気になることがある。

「ちょっとまって?雌だけでどうやって子供を作るの?」
「語弊があったわ。雌だけというより、雌の切り離した一部が雄になっていくのよ」

つまり、こういうことだった。なんかたまに雄っぽい個体が生まれるらしい。それがさっき俺を受け止めて掲げた筋肉雄っぱいだ。

筋肉雄っぱいは自動的に群れのリーダー、つまりクイーンになるらしく、スターテスも魔法よりかは物理よりになるらしい。

そして時期が来るとそれのお腹がボデ腹になり、種みたいなものを生むという。雄っぽいのに孕むとは皮肉なものだが。

そしてそれが芽や根が生え特殊な木になり、そしてそれからたくさん子供が生まれてくるというのだ。

「そして自分の子供を生むためには数年その木の中に埋まって責め苦に耐えないといけないのよ」
「なにそのエロ同人でありそうなシチュ」
「それが人でいうあれね。セッなんとかにあたるわね。つまりこの大樹様が男のあれであり性の対象というわけよ」
「なるほど、、なんだか俺の知らない世界だなぁ」
「ドリアードにとって植物は興奮する対象であり、エロ本とかもエロい形の大根とかなのよ。そして人間でいうBLとかも植物同士の交配風景が描かれるわ」
「植物オナニーとは畏れ入ったが、とにかく色々と複雑なんだな」
「大人になれば分かるわ♪」

なんか顔を赤らめてザマは言った。なんかここでは野菜や植物ででオナるのが常識らしい。なにそれわくわくする。

しかしおナニーマスターとしての楽しみはおいといて、つまり母体が限られている。それらの事実から俺はあることを推測した。

「もしかして同じ大樹様とセッした奴は、誰が誰の子供か分からないのか?」
「そうよ」

そう、共有の母体から生まれてくるのならそういうことである。髪の毛の色が違うみたいなことは現代でもありえたが、ここでは大体髪や肌の色は同じそうだし。

「それじゃあもしかしてさっきみたいに、、」
「そう、皆てきとーに目ぼしいのを自分の子供として認定しているわ」
「そ、そうなのか、、」
「言わば早い者勝ちよ」
「、、、」

なんだろう。理解できない観念だ。元の世界なら赤ちゃん取り間違えられて大騒ぎするところだろう。

「でも、多分あなたは間違いなく脳筋、、あのクイーンの子種よ」

「? なんでわかるんだ?」

「あなたの生まれた種皮は虹色というか、スーパーウルトラレアが出てくる色だったからよ」

「え?そういうのわかるの?」

「ええ、既にお分かりの通り、赤子は実として枝から生えてくるのだけれど、その強さはその色で分かるわ。コモン、アンコモン、レア、スーパーレア、ウルトラレアの順に綺麗な色になっていくわ」

「そんなソシャゲガチャみたいな」

「そして2週間前からクイーンはあなたの下で待機していたのよ」

「、、、」

「つまり強い個体の子供ならほぼ親子関係を特定可能。皮の色からあなたの才能はクイーンの才能に匹敵する。ほぼ彼女の卵だということは確定ね」

それなのにわざわざ別の子供を選んだのは、、

そこまで言われれば俺もわかる。

「喋ったから、転生者だとバレたから、クイーンは俺を捨てて他の子供を選んだのか」

よくある話だ。王族などはその血の濃さが求められることが多い。

遺伝子的にはクイーンの子供であることは間違いないが、それよりも転生者であるという不純物があれば、別の子供を選ぶほうがマシという判断も、なきにしもあらずだ。

子供の取り違えが多発しているだろう文化ではなおさらな。

しかし、その事実に俺は一抹も寂しさを感じなかった。

「ま、どうでもいいけどね!」

「あら、いいの?」

「だって会ったばかりの他人だし、遺伝子?を分けてもらったとはいえね。見放されてもなんとも思わないよ。」

「一応、クイーンの子供になれば、食べ物に困らないけど」

「でも、色々と面倒なことあるだろ?」

「そうわね。群れのリーダーだからして、きつめの戦闘訓練とか、拠点を守ったり攻めたりといった戦闘に形だけでも参加しないといけないわ」

「そう、そういうしがらみって、俺苦手だわー」

そう、カゴの中の鳥なんて全くゴメンである。

むしろクイーンの才能をただで手に入れられたようなものだ。咄嗟の彼女の判断には感謝しかない。

異世界にチートが必須なのは、完全実力主義の世界だからだ。自由に生きるためには強さが必須。なのに馬鹿馬鹿しい大人にかこまれてやっていけるかよ。

そして異世界を冒険して楽しんでやるぞー!
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