プリズム・オムニバス=オムニバス ドシリアスからギャグまで色々な世界を覗けます

木森林木林

文字の大きさ
146 / 197

魔王のシステム

しおりを挟む




「魔王が現れたぞぉおおおおおおおおおお!!」

「何ぃ?!」

 魔王、そうこの世界において、その存在を知らぬものはいない。


 魔王は百年に一度、人類の中に現れる。

 彼は人類を滅ぼすために魔力を蓄え、

 そして同時に勇者も現れ、それをうちほどぼすためにいるのだ。

 


 それから数年、勇者は旅を続けて、ついに魔王を討伐した。

「やった・・!!やったぞ・・!」

 しかし、、その勝利は、幾度も人類の歴史の中で繰り返してきたこと。

 世界を救うための無数の勝利の中の一つにすぎない。





 この魔王と勇者の繰り返し続けてきた戦い。

 その理由は、意外なところからだった。

 まだ、魔王や勇者のシステムはなかったころの世界。


 そのころ人類は、人同士で戦う戦争を続けていた。

 戦争。それは悪。

 倫理や道徳という、見方で善にも悪にもなるタイプの悪とは違う。

 自然現象的な、、また別の言い方をすればDNA単位の悪だ。

 戦争は、経済的には潤うのかもしれないが、当事者はストレスを抱えトラウマを生む。


 それによって、狂ってしまう人や、新たな病が生まれ、出生率は低下し自殺者も増加する。

 戦争とは、確実に人類をむしばんでいくゆがんだ文化だった。。

 まだ勇者と魔王が現れなかった頃、この世界では戦争が盛んにおこなわれていた。

 資本主義的に、戦争が一番儲かるのならば、今どんな犠牲を出そうとも戦争をしなければならないのだ。


 痛みをリーダーが理解しておらず、またその権限も絶対的に高い時、戦争は必ず起きてしまう。


 だが、それに対し、DNA単位でその解決をしたのが、勇者と魔王のシステムだ。


 憎悪、そして希望を、魔王と勇者に全てあずけることによって 、無用な戦争が発生しないようになったのである。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...