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車の中では重い沈黙が続いていた。
アヤトは今まで見たこともない怖い顔だし←サングラスかけてるから更に怖さ倍増。
うう~、どうしたらいいの~、私~。
アヤトが『ふぅ』とため息を吐き、サングラスを外す。丁度信号で止まったタイミングだ。
「で、さっき送るって言ったのに、何でいつのまにかいなくなるんだ?」
いつもより口調が厳しい。
「あ、いや~、学校に送ってもらうと目立っちゃいそうだなぁ~と。母さんとも何か話してたみたいだし」
「内容、聞いてたんだ?」
「あ、ううん。ほとんど聞いてないけど・・・。」
「けど?」
う~ん、思い切って聞いてしまえっ!
「アヤトは母さんと付き合ってるの?もしかして、結婚考えてるとか?」
「ぶっ。ぶひゃひゃ~っ!」
アヤトがぶひゃひゃ?
何その笑い。
信号が青に変わり車が動き出す。
「今、事故ったら彩音のせいだなぁ~。ぶぶぶっ。美緒子さん聞いたら笑うだろうなぁ~。あ~、久しぶりにこんな笑った」
何だか真面目に聞いた彩音が馬鹿みたい?
そんなに笑う事?
アヤトが大爆笑してる内に、会社(兼自宅)駐車場に着き、エレベーターで母美緒子の事務所に向かおうとすると、後から1人乗ってきた。
「お、アヤト元気か?」
ゴリマッチョ一歩手前のイケメンが左手を上げながらアヤトに話しかける。
「颯さんはいつもながら元気そうで。また、落ち着いたらオーダーしますよ」
そう言ってる間に目的のフロアに着く。
「おぅ」
ペコリと頭を下げ、彩音はエレベーターを降りる。
「彩音ちゃ~ん、いきなり居なくなって心配するでしょ~?」
事務所に入るなり、力一杯母にハグされる。
「く、苦しい」
「美緒子さん、彩音が面白怖い想像してた」
ぶぶっとまた笑い出す。
「何なに?」
と言うので、またさっきアヤトにした話をする。
「ぶぶっ、彩音ちゃん。それはないわ~」
「だって、そう聞こえもおかしく無いような気がしたんだもんっ」
「まあ、無いわぁ~。ぶぶっ、いや~、お腹痛いっ」
笑いが止まらないようである。
「じゃあさ、何でパンとか紅茶とかの好みを知ってるの?」
「あぁ?同じ物が好みだったら忘れないだろう?」
どうでも良さそうにアヤトが答える。
「美緒子さん、もうスタジオ行くけどいい?」
「うん、いいよ~、アヤトありがとね」
部屋を出ようとした所で
「あ、彩音ちゃん、ヤキモチはダメよ~っ」
とウィンクする。
「そんなんじゃないもんっ」
アヤトが隣にいるのに何てこと言うのっ。
「さっきの、ギターの子は彩音のバンドメンバー?」
アヤトに質問される。
「うん、そう。拓哉って言ってギター弾いてる」
「そう、付き合ってるの?」
はにゃ!?
「無い無い無いっ!性格は良いけど、好みじゃない!私が好きなのは・・・っ」
いかんっ!
本人目の前っ!
「好きなのは?」
アヤトがじっと見つめる。
はぅ~、逃げていいかなっ。
いいよねっ。
「下でお茶買ってきまぁす」
スタジオの目前まで来ていて踵を返す。
アヤトは今まで見たこともない怖い顔だし←サングラスかけてるから更に怖さ倍増。
うう~、どうしたらいいの~、私~。
アヤトが『ふぅ』とため息を吐き、サングラスを外す。丁度信号で止まったタイミングだ。
「で、さっき送るって言ったのに、何でいつのまにかいなくなるんだ?」
いつもより口調が厳しい。
「あ、いや~、学校に送ってもらうと目立っちゃいそうだなぁ~と。母さんとも何か話してたみたいだし」
「内容、聞いてたんだ?」
「あ、ううん。ほとんど聞いてないけど・・・。」
「けど?」
う~ん、思い切って聞いてしまえっ!
「アヤトは母さんと付き合ってるの?もしかして、結婚考えてるとか?」
「ぶっ。ぶひゃひゃ~っ!」
アヤトがぶひゃひゃ?
何その笑い。
信号が青に変わり車が動き出す。
「今、事故ったら彩音のせいだなぁ~。ぶぶぶっ。美緒子さん聞いたら笑うだろうなぁ~。あ~、久しぶりにこんな笑った」
何だか真面目に聞いた彩音が馬鹿みたい?
そんなに笑う事?
アヤトが大爆笑してる内に、会社(兼自宅)駐車場に着き、エレベーターで母美緒子の事務所に向かおうとすると、後から1人乗ってきた。
「お、アヤト元気か?」
ゴリマッチョ一歩手前のイケメンが左手を上げながらアヤトに話しかける。
「颯さんはいつもながら元気そうで。また、落ち着いたらオーダーしますよ」
そう言ってる間に目的のフロアに着く。
「おぅ」
ペコリと頭を下げ、彩音はエレベーターを降りる。
「彩音ちゃ~ん、いきなり居なくなって心配するでしょ~?」
事務所に入るなり、力一杯母にハグされる。
「く、苦しい」
「美緒子さん、彩音が面白怖い想像してた」
ぶぶっとまた笑い出す。
「何なに?」
と言うので、またさっきアヤトにした話をする。
「ぶぶっ、彩音ちゃん。それはないわ~」
「だって、そう聞こえもおかしく無いような気がしたんだもんっ」
「まあ、無いわぁ~。ぶぶっ、いや~、お腹痛いっ」
笑いが止まらないようである。
「じゃあさ、何でパンとか紅茶とかの好みを知ってるの?」
「あぁ?同じ物が好みだったら忘れないだろう?」
どうでも良さそうにアヤトが答える。
「美緒子さん、もうスタジオ行くけどいい?」
「うん、いいよ~、アヤトありがとね」
部屋を出ようとした所で
「あ、彩音ちゃん、ヤキモチはダメよ~っ」
とウィンクする。
「そんなんじゃないもんっ」
アヤトが隣にいるのに何てこと言うのっ。
「さっきの、ギターの子は彩音のバンドメンバー?」
アヤトに質問される。
「うん、そう。拓哉って言ってギター弾いてる」
「そう、付き合ってるの?」
はにゃ!?
「無い無い無いっ!性格は良いけど、好みじゃない!私が好きなのは・・・っ」
いかんっ!
本人目の前っ!
「好きなのは?」
アヤトがじっと見つめる。
はぅ~、逃げていいかなっ。
いいよねっ。
「下でお茶買ってきまぁす」
スタジオの目前まで来ていて踵を返す。
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