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「あれ?彩音ちゃんスタジオにこもってるんじゃないの?午後から」
等々力に話しかけられる。
「そうなんですけど、その前に精神落ち着かせようと思って、紅茶を買いに」
「あ、だったら食堂フロアに社員専用カフェが出来たからそこ行かない?下のカフェと違う紅茶あるよ」
「等々力さんも行くなら行きます~」
「ちょうど顔見に行くヤツがいるから、彩音ちゃんも一緒に見よ?」
「ん?変なお誘いですね」
「ははっ、気にしないで」
そしてお目当てのカフェに行ったのだが、何この店員。愛想なし。
「蓮っ!俺たちお客様、君バイト。わかるよね?」
等々力さんが文句をつける。
「ヌワラエリア2つ」
「・・・。」
そして無言のままに紅茶が2つ出てきた。
「はぁ~。彩音ちゃん、あの席でいい?」
「はい、どこでも」
「アイツ、蓮は売り出し中のモデル。外でバイトさせると色々問題が出るからココでバイトさせてるんだけどね。ま、クレームが出るわ出るわ」
でしょうね。
アレだもんね。
次の人にも無言対応。
「このカフェはね、デビュー前の子やまだ駆け出しの子等がお給料だけじゃ生活厳しいし、外でバイトさせるのもね~って事で。いっその事、中で働いて貰えばって出来たカフェなんだよね。一般より時給いいし、社員にも顔覚えてもらえるし。追っかけも排除できるでしょ?」
なるほど。
いいアイデアかも。
「でもさぁ、蓮に関しては逆効果で悪い意味で顔覚えられてるんだよね」
と苦笑する。他の子が愛想いいから余計にね。
「あ、俺そろそろ行くけど。彩音ちゃんも戻るなら、下のカフェでリーフのチャイティーラテ、お土産にしてみて?」
等々力に話しかけられる。
「そうなんですけど、その前に精神落ち着かせようと思って、紅茶を買いに」
「あ、だったら食堂フロアに社員専用カフェが出来たからそこ行かない?下のカフェと違う紅茶あるよ」
「等々力さんも行くなら行きます~」
「ちょうど顔見に行くヤツがいるから、彩音ちゃんも一緒に見よ?」
「ん?変なお誘いですね」
「ははっ、気にしないで」
そしてお目当てのカフェに行ったのだが、何この店員。愛想なし。
「蓮っ!俺たちお客様、君バイト。わかるよね?」
等々力さんが文句をつける。
「ヌワラエリア2つ」
「・・・。」
そして無言のままに紅茶が2つ出てきた。
「はぁ~。彩音ちゃん、あの席でいい?」
「はい、どこでも」
「アイツ、蓮は売り出し中のモデル。外でバイトさせると色々問題が出るからココでバイトさせてるんだけどね。ま、クレームが出るわ出るわ」
でしょうね。
アレだもんね。
次の人にも無言対応。
「このカフェはね、デビュー前の子やまだ駆け出しの子等がお給料だけじゃ生活厳しいし、外でバイトさせるのもね~って事で。いっその事、中で働いて貰えばって出来たカフェなんだよね。一般より時給いいし、社員にも顔覚えてもらえるし。追っかけも排除できるでしょ?」
なるほど。
いいアイデアかも。
「でもさぁ、蓮に関しては逆効果で悪い意味で顔覚えられてるんだよね」
と苦笑する。他の子が愛想いいから余計にね。
「あ、俺そろそろ行くけど。彩音ちゃんも戻るなら、下のカフェでリーフのチャイティーラテ、お土産にしてみて?」
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