27 / 80
27
しおりを挟む
朝、目を半分覚ますといつものように温もりに包まれている。
暖かい・・・、思わず頬をスリスリしてしまう。
「ちょっ、彩音。くすぐったいからっ」
はうっ!?
「アヤト?あれ?ソファーで寝てたんじゃないの?」
がばっと起きて少し離れる。
あんなにグッスリ寝ていたのに、いつのまにかベッドで寝ていたのだろう?
しかもっ、スリスリしてしまった。
「何か彩音、猫みたいだなぁ。ほらおいで。よ~しよしよしっ」
グイッと引き寄せられ頭を撫でられ、喉をくすぐられる。
「くすぐったいよ~っ、アヤト助けて、もう勘弁して~っ」
とベッドの上を転げ回る。
朝から猫扱いされ、グッタリしながら朝食を食べる。
「わぁ、美味しい中華粥だねっ」
ここの料理はホント何を食べても美味しい。
「今日の歌合わせ、天気がいいから外でやらないか?」
「え?外?」
「スタジオ以外って意味だけどな。出かけよう」
そんなこんなでアヤトに連れられドライブに出たのだった。
その車の中では・・・。
「彩音、もっと」
「あ~っ」
「そう、もう一度いい?」
「あ~っ」
「うん、いいねっ、俺ももうちょい激しくしようかな」
何て誰か言葉だけ聞いてたら、若干誤解してしまいそうだが、歌を合わせているのです。
音程の微調整やら言葉の語尾とか。
高速道路乗りながらの歌合わせ。
最初は運転大丈夫かなぁ?と思ってたけど『曲作るときはいつもこんな感じ』らしい。ちなみに彩音は歩きながら曲を作る。歌詞と曲が一緒に出来上がってくるタイプなのだ。
ここ数日見てるとアヤトも同類らしい。
ドライブインでトイレ休憩し、何か食べたいなぁとお店をみていたが、しまった。お財布ない。
和牛コロッケ美味しそう・・・。
「ぷっ。彩音、どれ食べたいの」
後ろからアヤトに声をかけられる。
「コロッケ♪」
あ、変なリズムが付いちゃった。
「ぶふっ。ハイハイ、一個でいいかな」
「ありがと~っ」
コロッケの袋を受け取り、食べようと思った
瞬間、横からパクリと囓られる。
「ええっ!?」
「あっつい!けど、うまい」
ヤケドに気をつけなね~、と言いながら車に歩いて行く。
ううっ。
昨日はキスを奪われ、今日はコロッケを奪われ、って違う違うっ。
何だか恋人みたいなんですけど?って実際は違うんだけど。
あ~、でもバンド仲間でたまにハンバーガーとかパンとか囓られてたから、そんなノリなのかなぁ~。
むむ~ん。
ま、そんなものなのかもね。
だって、超人気グループバンドのアヤトだし。私が側にいるのが異常な位なんだから。
車にたどり着くと、アヤトがドアを開けてくれる。
「彩音、早く乗って。微妙に気づかれたかも」
彩音を急かし、アヤトも直ぐに車を出す。
「で、アヤト。どこまで行くの?」
「彩音とだったら、何処まででも行きたいんだけど、今日は熱海で温泉♪」
「熱海っ!」
暖かい・・・、思わず頬をスリスリしてしまう。
「ちょっ、彩音。くすぐったいからっ」
はうっ!?
「アヤト?あれ?ソファーで寝てたんじゃないの?」
がばっと起きて少し離れる。
あんなにグッスリ寝ていたのに、いつのまにかベッドで寝ていたのだろう?
しかもっ、スリスリしてしまった。
「何か彩音、猫みたいだなぁ。ほらおいで。よ~しよしよしっ」
グイッと引き寄せられ頭を撫でられ、喉をくすぐられる。
「くすぐったいよ~っ、アヤト助けて、もう勘弁して~っ」
とベッドの上を転げ回る。
朝から猫扱いされ、グッタリしながら朝食を食べる。
「わぁ、美味しい中華粥だねっ」
ここの料理はホント何を食べても美味しい。
「今日の歌合わせ、天気がいいから外でやらないか?」
「え?外?」
「スタジオ以外って意味だけどな。出かけよう」
そんなこんなでアヤトに連れられドライブに出たのだった。
その車の中では・・・。
「彩音、もっと」
「あ~っ」
「そう、もう一度いい?」
「あ~っ」
「うん、いいねっ、俺ももうちょい激しくしようかな」
何て誰か言葉だけ聞いてたら、若干誤解してしまいそうだが、歌を合わせているのです。
音程の微調整やら言葉の語尾とか。
高速道路乗りながらの歌合わせ。
最初は運転大丈夫かなぁ?と思ってたけど『曲作るときはいつもこんな感じ』らしい。ちなみに彩音は歩きながら曲を作る。歌詞と曲が一緒に出来上がってくるタイプなのだ。
ここ数日見てるとアヤトも同類らしい。
ドライブインでトイレ休憩し、何か食べたいなぁとお店をみていたが、しまった。お財布ない。
和牛コロッケ美味しそう・・・。
「ぷっ。彩音、どれ食べたいの」
後ろからアヤトに声をかけられる。
「コロッケ♪」
あ、変なリズムが付いちゃった。
「ぶふっ。ハイハイ、一個でいいかな」
「ありがと~っ」
コロッケの袋を受け取り、食べようと思った
瞬間、横からパクリと囓られる。
「ええっ!?」
「あっつい!けど、うまい」
ヤケドに気をつけなね~、と言いながら車に歩いて行く。
ううっ。
昨日はキスを奪われ、今日はコロッケを奪われ、って違う違うっ。
何だか恋人みたいなんですけど?って実際は違うんだけど。
あ~、でもバンド仲間でたまにハンバーガーとかパンとか囓られてたから、そんなノリなのかなぁ~。
むむ~ん。
ま、そんなものなのかもね。
だって、超人気グループバンドのアヤトだし。私が側にいるのが異常な位なんだから。
車にたどり着くと、アヤトがドアを開けてくれる。
「彩音、早く乗って。微妙に気づかれたかも」
彩音を急かし、アヤトも直ぐに車を出す。
「で、アヤト。どこまで行くの?」
「彩音とだったら、何処まででも行きたいんだけど、今日は熱海で温泉♪」
「熱海っ!」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる