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ふぅ~っ、今日も疲れたよ~ぅ!
でも、蓮さんは嫌いだけど仕事は凄かった。ちゃんと恋人にでも微笑むみたいな顔で見つめてくるんだもん。びっくり!
部屋に帰り、ふと気がつく。
あぁ~っ!
昨日っ、昨日っ!
アヤトにキスされたんだよ~っ!撮影の間はそれどころじゃなくて、すっかり忘れてたけど、ど~するの私?
このまま、アヤトの部屋にいていいの!?
ワタワタしていると、アヤトが帰ってくる。
「彩音どうした?玄関で突っ立って」
「あっ、アヤトお帰り」
「撮影、最初はどうなるかと思ったけど、無事に終わって良かったな」
彩音の頭をポンポンしてハグする。
「彩音、3部目はリップだろ?口にキスだけど、どうするの?」
はうっ!
そうだった!
「う~、断りたい。やりたくない」
「でも、撮るのは決まってるらしいよ。相手役が最終調整中で未定だけどな」
ふっ、と笑い抱きしめたままアヤトは続ける。
「もし、俺が相手役になったらどうする?」
「はぃ?」
「クライアントが言ってただろ?3作目の第1候補にしたいって。俺ならどお?」
「どおって・・・。」
じっと瞳を見つめられる。
「俺にこうされるのはイヤ?」
優しく頤を掴まれ、優しくキスされる。
『チュッ』
音を残し離れるが、目は合わせたままだ。
「彩音?」
「イヤじゃ、ない」
でも、蓮さんは嫌いだけど仕事は凄かった。ちゃんと恋人にでも微笑むみたいな顔で見つめてくるんだもん。びっくり!
部屋に帰り、ふと気がつく。
あぁ~っ!
昨日っ、昨日っ!
アヤトにキスされたんだよ~っ!撮影の間はそれどころじゃなくて、すっかり忘れてたけど、ど~するの私?
このまま、アヤトの部屋にいていいの!?
ワタワタしていると、アヤトが帰ってくる。
「彩音どうした?玄関で突っ立って」
「あっ、アヤトお帰り」
「撮影、最初はどうなるかと思ったけど、無事に終わって良かったな」
彩音の頭をポンポンしてハグする。
「彩音、3部目はリップだろ?口にキスだけど、どうするの?」
はうっ!
そうだった!
「う~、断りたい。やりたくない」
「でも、撮るのは決まってるらしいよ。相手役が最終調整中で未定だけどな」
ふっ、と笑い抱きしめたままアヤトは続ける。
「もし、俺が相手役になったらどうする?」
「はぃ?」
「クライアントが言ってただろ?3作目の第1候補にしたいって。俺ならどお?」
「どおって・・・。」
じっと瞳を見つめられる。
「俺にこうされるのはイヤ?」
優しく頤を掴まれ、優しくキスされる。
『チュッ』
音を残し離れるが、目は合わせたままだ。
「彩音?」
「イヤじゃ、ない」
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