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あぁ~っ、私、何て事を言ってしまったの!
取り消したいけど、取り消せないし、もし取り消したらまた別の悩みがやってくる。取り消したらアヤト以外と・・・。
悶々と悩んだ彩音は昨夜、アヤトの腕の中でもなかなか寝付けず、朝寝坊して起きると既にアヤトは起きて部屋にはいなかった。
アヤト忙しいもんね。
う~ん。
ベッドの上でゴロゴロしてると、リビングに置いてあるスマホからメールの着信音が聞こえる。
「はいはい。やっと皆さん落ち着いてくれたからメール減ってくれて嬉しいよ」
独り言を呟きながらメールを見る。
あ、拓哉からか。こないだから返事メールしてないなぁ~と、画面を開くと『明日の卒業式には来るんだろ?』の文字。
忘れてたぁ!
もう、明日なんだ!でも、みんな持ち上がりで大学だし。場所も同じ敷地内だしね~。
とりあえずは『行くよ』と返事を送る。
2つのレコーディングが終わり、午後からの予定を何も聞いてないし、アヤトもいない。ど~しようかなぁ~、家に帰った方がいいのかなぁ~?
今度は電話の着信が鳴る。
「彩音ちゃ~ん、しばらくは予定ないけど、アヤトの所にいてもいいからね?明日の卒業式、忘れないでね。あとは~、あっ、また連絡するねっ」
バタバタと走る音がして電話が切れた。相変わらず仕事が忙しいらしい。
ふ~、いつもながら返事出来ないし。
下にチャイ飲みに行こうかなぁ~と着替えてエレベーターに乗るが、気が変わって食堂の横のカフェに行く。
丁度、仕事が終わったのか蓮さんが出てくる。チラッと目が合うが、フイッと彩音の横をすり抜けて行く。
声をかけようとしたが、
「あれ?彩音ちゃん、1人でお茶?」
取り消したいけど、取り消せないし、もし取り消したらまた別の悩みがやってくる。取り消したらアヤト以外と・・・。
悶々と悩んだ彩音は昨夜、アヤトの腕の中でもなかなか寝付けず、朝寝坊して起きると既にアヤトは起きて部屋にはいなかった。
アヤト忙しいもんね。
う~ん。
ベッドの上でゴロゴロしてると、リビングに置いてあるスマホからメールの着信音が聞こえる。
「はいはい。やっと皆さん落ち着いてくれたからメール減ってくれて嬉しいよ」
独り言を呟きながらメールを見る。
あ、拓哉からか。こないだから返事メールしてないなぁ~と、画面を開くと『明日の卒業式には来るんだろ?』の文字。
忘れてたぁ!
もう、明日なんだ!でも、みんな持ち上がりで大学だし。場所も同じ敷地内だしね~。
とりあえずは『行くよ』と返事を送る。
2つのレコーディングが終わり、午後からの予定を何も聞いてないし、アヤトもいない。ど~しようかなぁ~、家に帰った方がいいのかなぁ~?
今度は電話の着信が鳴る。
「彩音ちゃ~ん、しばらくは予定ないけど、アヤトの所にいてもいいからね?明日の卒業式、忘れないでね。あとは~、あっ、また連絡するねっ」
バタバタと走る音がして電話が切れた。相変わらず仕事が忙しいらしい。
ふ~、いつもながら返事出来ないし。
下にチャイ飲みに行こうかなぁ~と着替えてエレベーターに乗るが、気が変わって食堂の横のカフェに行く。
丁度、仕事が終わったのか蓮さんが出てくる。チラッと目が合うが、フイッと彩音の横をすり抜けて行く。
声をかけようとしたが、
「あれ?彩音ちゃん、1人でお茶?」
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