72 / 80
72
しおりを挟む
昨日、等々力が部屋を去った後、アヤトと彩音も作曲を切り上げ部屋に戻った。2人とも疲れていたせいか、無言のままの夕食になった。少し気が重い。
しかし、お風呂から上がり、2人揃ってベッドに入り疲れを癒すかのように甘い甘いキスをしていると、会話は無くてもいいような気がしてくる。
「う・・・んっ!」
「ふふっ、彩音、可愛いな」
アヤトは彩音の頭を撫でながら、啄ばむようなキスで彩音を溺れさせる。毎夜毎夜、彩音がグッタリ寝てしまうまで、アヤトは彩音を味わうのだった。
「で、昨日の続きなんだけど」
今日もスタジオで作曲中のアヤトと彩音の元に等々力はやってきて、話し始める。が、その後ろには女性が1人いる。いつもは等々力1人なので珍しい。
「あ、彩音ちゃん紹介するね。子猫ちゃんの桜ちゃん。仲良くしてね。で、桜ちゃんもバンドでボーカルやってたし、作詞・作曲もやってたからCMの曲作り一緒にやってもらう事にした。4人で依頼に合う曲をそれぞれ作って行き、アレンジは後1人頼み中。スタジオはココと俺らの部署のスタジオどっち使ってもOK。依頼内容見て締め切りが早くて作れそうなのからお願い。以上っ!」
せっかく等々力が山積みの曲依頼の片付けの説明をしているのに、彩音の頭の中は『等々力さんの子猫ちゃんは、人間の女性だったんだぁ~。良かったぁ』なのであった。
しかし、お風呂から上がり、2人揃ってベッドに入り疲れを癒すかのように甘い甘いキスをしていると、会話は無くてもいいような気がしてくる。
「う・・・んっ!」
「ふふっ、彩音、可愛いな」
アヤトは彩音の頭を撫でながら、啄ばむようなキスで彩音を溺れさせる。毎夜毎夜、彩音がグッタリ寝てしまうまで、アヤトは彩音を味わうのだった。
「で、昨日の続きなんだけど」
今日もスタジオで作曲中のアヤトと彩音の元に等々力はやってきて、話し始める。が、その後ろには女性が1人いる。いつもは等々力1人なので珍しい。
「あ、彩音ちゃん紹介するね。子猫ちゃんの桜ちゃん。仲良くしてね。で、桜ちゃんもバンドでボーカルやってたし、作詞・作曲もやってたからCMの曲作り一緒にやってもらう事にした。4人で依頼に合う曲をそれぞれ作って行き、アレンジは後1人頼み中。スタジオはココと俺らの部署のスタジオどっち使ってもOK。依頼内容見て締め切りが早くて作れそうなのからお願い。以上っ!」
せっかく等々力が山積みの曲依頼の片付けの説明をしているのに、彩音の頭の中は『等々力さんの子猫ちゃんは、人間の女性だったんだぁ~。良かったぁ』なのであった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
39
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる