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『ヒール24』
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『ヒール24』
翌朝もクエストとなった。
資金は毎日でも稼ぎたいし、経験値も積めるから。
ローズとパピアナはクエストを嫌っている風なところはなく思える。
「パピアナはクエストは好きかい。無理にクエストをさせるのもどうかなと思ったんだ。好き嫌いは誰にでもあるから」
「好きというよりも、戦いをしたい。盗賊って呼ばれるのは納得しないが、もっと強い魔物と戦いをしたい。トレイルのパーティーに居たら魔物と戦えていい。今日はどんな魔物が来るか楽しみだ」
「どんだけクエスト好きなの。初めて見たわ」
「パーティーを強くしたいって考えは嬉しいよ。俺も強くなりたいからな」
「ただ、気になっているのは森の王がまだ居るかなってこと。アイツらはギルドを去っていったけど、まだこの町に居るかもしれないし、ギルドに来るかもよ。トレイルとのこともあるし」
「ちょっとのぞいてみよう」
ギルドを軽く覗いたら、中にはサリオスらしき姿はなかったので、ローズに頷く。
「それじゃ入りましょう」
ここには居なくても近くにはまだ居るだろう。
次の目的地がどこかはわからないが、俺達の行くランクのダンジョンではないのは確かだ。
「こんにちはトレイル」
「どうも」
挨拶はしておき、掲示板から手頃なクエストを探しに行く。
前回のアリゲーター戦では途中からサリオスが来たけど、もう来ないで欲しいものだ。
「ワイルドベアーてのがあります。ランクはEですし、いけそうでしょ。それともランクの高い魔物に行きますか。三人いるし、勝てそうだ」
「ランクはDにしたい。いやAでも構わんぞ。Aで受けれるのか?」
「無理ですAは。たとえパピアナが土下座してお願いしても無理です」
「土下座することはないが、もの足りぬEではな」
パピアナはEでは不満らしいが、ギルドは受けつけないと思う。
ローズは理解していて、Eでいい言ったのだろう。
「アリゲーターもEだったのにもかかわらず、パピアナは苦戦していたよな。だからあなどってはいけないと思うよ。俺もワイルドベアーでいい」
「決まりね」
「うう、もっと強いのがいいのだが」
残念そうにしているパピアナ。
「でも上のランクに行きたいという志しは良いことだ、俺も見習いたいものだ」
「トレイルに褒められて微笑んでます」
「俺に褒められて嬉しいのか?」
「別に嬉しいとかそういうんじゃない……でもトレイルが上を目指せって言うなら、目指してもいい」
「素直にそう言えばいいのに」
「黙れ猫!」
「また猫って言ったな!」
確かにパピアナは素直に言わずに言うのはあるかな。
クエストは少し町から離れた山まで行った。
山には大型の魔物が多く生息しているとサリオスから聞いた。
徒歩で歩いて山に行くのは疲労した時に、魔物の遠吠えが聞こえる。
「ベアーの遠吠えだ。近いな。トレイル、近くにいるよ」
「わかった、気をつける。ちなみに魔物の匂いスキルを使用中なので魔物が大量に来やすいと思う」
「そんな便利なスキルがあるなら、早く使ってくれ」
気をつけると言ったそばから、ワイルドベアーらしき大型魔物の姿があった。
俺のスキルで魔物の匂いがあり、魔物を引き付ける効果がある。
鑑定してみると。
ワイルドベアー
レベル16
Eランク
体力80
魔力1
スキル
豪腕
間違いないワイルドベアーだ。
体の大きさは人の大きさを遥かに超えているし、豪腕スキル持ちなので、接近戦は危険だろうな。
「ワイルドベアーの登場だ。パピアナ、接近戦は危険だな」
「接近してますよ!」
「トレイルこそ出遅れ!」
「二人とも速いな。俺が遅いのか」
俺がまだ剣を構えた時には、パピアナは魔物の近くまで接近していた。
ローズも足が速いから、俺は完全に遅れている。
ローズの爪攻撃とパピアナの魔法による攻撃が炸裂していた。
ワイルドベアーを討伐。
「見て、トレイル!」
「爪か……素材になりそうだな」
「毛皮もあるし」
ワイルドベアーの爪と毛皮を取り、回収もしていた。
俺の出番はあまりなかったけど、ローズのレベルアップがあったらしい。
「スキル、野獣の爪を覚えたの!」
「攻撃スキルだろうな」
「攻撃スキルはなかったから、私にはスキルがないのかと心配していたけど、これでスキル攻撃が出来る」
ワイルドベアーを解体して魔石と素材を回収した。
その後も続けてワイルドベアーと対戦。
ローズはさらにレベルアップし、パピアナもレベルアップする収穫。
体力を300回復しました。
経験値を300獲得しました。
レベルが171にアップしました。
レベルが172にアップしました。
レベルが173にアップしました。
レベルが174にアップしました。
レベルが175にアップしました。
レベルが176にアップしました。
レベルが177にアップしました。
レベルが178にアップしました。
レベルが179にアップしました。
レベルが180にアップしました。
スキル、豪腕を覚えました。
二人がケガを追った時などは、俺のチャンスだ。
魔王竜ヒールしておき、経験値を取得し、レベルアップした。
偶然なのかワイルドベアーと同じ豪腕を取得する。
剣の与えるダメージが増えると予想する。
補助魔法使いの俺には嬉しいスキルだな。
「俺もレベルアップして豪腕スキルを覚えたぞ」
「豪腕て腕してないな。どちらかと言うと、痩せてる腕スキルっぽい!」
「それは俺をバカにしている。確かに俺は痩せてるが、生まれつき痩せてるのだよ!」
「もう少し筋肉つけようかトレイルは」
「筋肉か。ちょっと考えさせてくれ」
「ダメよ、今日から夜は筋肉の運動で決まり!」
「辞めて!」
筋肉つける訓練は面倒くさくて、いつも途中でやめてしまうので。
翌朝もクエストとなった。
資金は毎日でも稼ぎたいし、経験値も積めるから。
ローズとパピアナはクエストを嫌っている風なところはなく思える。
「パピアナはクエストは好きかい。無理にクエストをさせるのもどうかなと思ったんだ。好き嫌いは誰にでもあるから」
「好きというよりも、戦いをしたい。盗賊って呼ばれるのは納得しないが、もっと強い魔物と戦いをしたい。トレイルのパーティーに居たら魔物と戦えていい。今日はどんな魔物が来るか楽しみだ」
「どんだけクエスト好きなの。初めて見たわ」
「パーティーを強くしたいって考えは嬉しいよ。俺も強くなりたいからな」
「ただ、気になっているのは森の王がまだ居るかなってこと。アイツらはギルドを去っていったけど、まだこの町に居るかもしれないし、ギルドに来るかもよ。トレイルとのこともあるし」
「ちょっとのぞいてみよう」
ギルドを軽く覗いたら、中にはサリオスらしき姿はなかったので、ローズに頷く。
「それじゃ入りましょう」
ここには居なくても近くにはまだ居るだろう。
次の目的地がどこかはわからないが、俺達の行くランクのダンジョンではないのは確かだ。
「こんにちはトレイル」
「どうも」
挨拶はしておき、掲示板から手頃なクエストを探しに行く。
前回のアリゲーター戦では途中からサリオスが来たけど、もう来ないで欲しいものだ。
「ワイルドベアーてのがあります。ランクはEですし、いけそうでしょ。それともランクの高い魔物に行きますか。三人いるし、勝てそうだ」
「ランクはDにしたい。いやAでも構わんぞ。Aで受けれるのか?」
「無理ですAは。たとえパピアナが土下座してお願いしても無理です」
「土下座することはないが、もの足りぬEではな」
パピアナはEでは不満らしいが、ギルドは受けつけないと思う。
ローズは理解していて、Eでいい言ったのだろう。
「アリゲーターもEだったのにもかかわらず、パピアナは苦戦していたよな。だからあなどってはいけないと思うよ。俺もワイルドベアーでいい」
「決まりね」
「うう、もっと強いのがいいのだが」
残念そうにしているパピアナ。
「でも上のランクに行きたいという志しは良いことだ、俺も見習いたいものだ」
「トレイルに褒められて微笑んでます」
「俺に褒められて嬉しいのか?」
「別に嬉しいとかそういうんじゃない……でもトレイルが上を目指せって言うなら、目指してもいい」
「素直にそう言えばいいのに」
「黙れ猫!」
「また猫って言ったな!」
確かにパピアナは素直に言わずに言うのはあるかな。
クエストは少し町から離れた山まで行った。
山には大型の魔物が多く生息しているとサリオスから聞いた。
徒歩で歩いて山に行くのは疲労した時に、魔物の遠吠えが聞こえる。
「ベアーの遠吠えだ。近いな。トレイル、近くにいるよ」
「わかった、気をつける。ちなみに魔物の匂いスキルを使用中なので魔物が大量に来やすいと思う」
「そんな便利なスキルがあるなら、早く使ってくれ」
気をつけると言ったそばから、ワイルドベアーらしき大型魔物の姿があった。
俺のスキルで魔物の匂いがあり、魔物を引き付ける効果がある。
鑑定してみると。
ワイルドベアー
レベル16
Eランク
体力80
魔力1
スキル
豪腕
間違いないワイルドベアーだ。
体の大きさは人の大きさを遥かに超えているし、豪腕スキル持ちなので、接近戦は危険だろうな。
「ワイルドベアーの登場だ。パピアナ、接近戦は危険だな」
「接近してますよ!」
「トレイルこそ出遅れ!」
「二人とも速いな。俺が遅いのか」
俺がまだ剣を構えた時には、パピアナは魔物の近くまで接近していた。
ローズも足が速いから、俺は完全に遅れている。
ローズの爪攻撃とパピアナの魔法による攻撃が炸裂していた。
ワイルドベアーを討伐。
「見て、トレイル!」
「爪か……素材になりそうだな」
「毛皮もあるし」
ワイルドベアーの爪と毛皮を取り、回収もしていた。
俺の出番はあまりなかったけど、ローズのレベルアップがあったらしい。
「スキル、野獣の爪を覚えたの!」
「攻撃スキルだろうな」
「攻撃スキルはなかったから、私にはスキルがないのかと心配していたけど、これでスキル攻撃が出来る」
ワイルドベアーを解体して魔石と素材を回収した。
その後も続けてワイルドベアーと対戦。
ローズはさらにレベルアップし、パピアナもレベルアップする収穫。
体力を300回復しました。
経験値を300獲得しました。
レベルが171にアップしました。
レベルが172にアップしました。
レベルが173にアップしました。
レベルが174にアップしました。
レベルが175にアップしました。
レベルが176にアップしました。
レベルが177にアップしました。
レベルが178にアップしました。
レベルが179にアップしました。
レベルが180にアップしました。
スキル、豪腕を覚えました。
二人がケガを追った時などは、俺のチャンスだ。
魔王竜ヒールしておき、経験値を取得し、レベルアップした。
偶然なのかワイルドベアーと同じ豪腕を取得する。
剣の与えるダメージが増えると予想する。
補助魔法使いの俺には嬉しいスキルだな。
「俺もレベルアップして豪腕スキルを覚えたぞ」
「豪腕て腕してないな。どちらかと言うと、痩せてる腕スキルっぽい!」
「それは俺をバカにしている。確かに俺は痩せてるが、生まれつき痩せてるのだよ!」
「もう少し筋肉つけようかトレイルは」
「筋肉か。ちょっと考えさせてくれ」
「ダメよ、今日から夜は筋肉の運動で決まり!」
「辞めて!」
筋肉つける訓練は面倒くさくて、いつも途中でやめてしまうので。
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