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『ヒール107』
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『ヒール107』
勇者パーティー編
ホワイトドラゴンが叫んだ。
空間に響く声は振動に近く、足が揺れる。
「ドラゴンの向こうに冒険者達がいるな。ドラゴンが手前に居て、出れないのだろう」
「本当だ。まだみんな生きてる。これで依頼の達成は大丈夫そうだ」
「ドラゴンを倒せばね」
「お~~い!」
「助けて~」
「ドラゴンが居て地上に出れない~」
「俺達は森の王。今からドラゴンを倒す!」
「お~~森の王だってよ!」
「サリオスやムジカか! もう安心だぞ!」
ホワイトドラゴンが立ちふさがっているので、地上に向かう道がなかった。
ホワイトドラゴンはサリオスの姿を見た。
人よりも大きな爪を前に出し、地面を蹴る。
地響きが起きた。
戦いの開始だった。
ホワイトドラゴンは前進するとサリオスの方に迫った。
ドラゴンの突進を見たら、Bランク冒険者でも恐怖して逃げる者もいる。
そこは勇者のサリオス。
逃げる選択肢はなく、剣をぬいた。
剣も魔法も使えるサリオスならドラゴンですら普通の魔物に見える。
ドラゴンの前足がサリオスを踏み潰すところまで来た。
「ブレードソード」
ブレードソード。
サリオスの持つ剣スキル。
いかなる強固な岩をも切る。
オオオオオ!
「おお、噂に聞いた勇者サリオス、ドラゴンなど相手じゃない!」
「渾身の一撃」
ドラゴンが引いたところへムジカが一発剣を入れる。
「ムジカだ、最強剣士と言われるムジカが切った!」
「俺の渾身の一撃が効いてるな」
「いや、俺がブレードソードで足の裏を切ったからだ」
「何がブレードソードだよ。ちょっと切っただけだろ」
「お前こそ、一撃しか切れないのだろ」
「ブレードソード」
「何をするムジカ。仲間に攻撃するか!」
「へへ、手が滑ったのさ。悪い悪いサリオス」
「お前な」
さすがにサリオスだから瞬間的に反応してストップしたが、あと一歩で足を切られるところだった。
逆にムジカは大剣でブレードソードを防御した。
「てめぇサリオス、殺す気か!!」
「俺も手が滑ったみたいだ。大丈夫か?」
「大丈夫なわけあるか」
「俺がドラゴンを倒す」
「氷の月」
「ジェンテ!!」
サリオスの反射神経だからこそ防御出来たけども、ジェンティルをにらむ。
勇者パーティー編
ホワイトドラゴンが叫んだ。
空間に響く声は振動に近く、足が揺れる。
「ドラゴンの向こうに冒険者達がいるな。ドラゴンが手前に居て、出れないのだろう」
「本当だ。まだみんな生きてる。これで依頼の達成は大丈夫そうだ」
「ドラゴンを倒せばね」
「お~~い!」
「助けて~」
「ドラゴンが居て地上に出れない~」
「俺達は森の王。今からドラゴンを倒す!」
「お~~森の王だってよ!」
「サリオスやムジカか! もう安心だぞ!」
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ホワイトドラゴンはサリオスの姿を見た。
人よりも大きな爪を前に出し、地面を蹴る。
地響きが起きた。
戦いの開始だった。
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逃げる選択肢はなく、剣をぬいた。
剣も魔法も使えるサリオスならドラゴンですら普通の魔物に見える。
ドラゴンの前足がサリオスを踏み潰すところまで来た。
「ブレードソード」
ブレードソード。
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いかなる強固な岩をも切る。
オオオオオ!
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「渾身の一撃」
ドラゴンが引いたところへムジカが一発剣を入れる。
「ムジカだ、最強剣士と言われるムジカが切った!」
「俺の渾身の一撃が効いてるな」
「いや、俺がブレードソードで足の裏を切ったからだ」
「何がブレードソードだよ。ちょっと切っただけだろ」
「お前こそ、一撃しか切れないのだろ」
「ブレードソード」
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「へへ、手が滑ったのさ。悪い悪いサリオス」
「お前な」
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逆にムジカは大剣でブレードソードを防御した。
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「俺も手が滑ったみたいだ。大丈夫か?」
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