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『ヒール212』
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『ヒール212』
冒険者はせきららに話をすすめて、
「サリオスには勇者になれると教えられて精霊の泉に行った。50人集められたまま。そしたら体が突然にしびれてきたから、サリオスに異変があったことを言うと、助けるどころか泉に入れられた」
「良く助かったわね?」
「精霊神の中に吸い取られていたらしい。精霊神は加護をする代わりにオラたちは犠牲者になったのだ。サリオス、ムジカ、ジェンティルは、オラたち冒険者50人を犠牲者にして精霊の加護を受けた。これは冒険者ギルドの規定に違反しますよな?」
「もちろん規定違反となる。話が本当ならサリオスとムジカ、ジェンティルは違反者扱いしますので、冒険者ランクはSのところをFランクに。森の王のパーティーランクもFランクに降格します。最悪は登録抹消で、抹消は、永久になる。50人て言うのは、あまりにも多いから、抹消もある。更に他の重罪もあり、牢獄行きもあるわね」
ミュートエアーからは厳しい意見が言われると、サリオスは、
「お願いだ、オレにチャンスをくれよ。世界を救うためにしたんだよ。決して犠牲者を無駄にしたのでなく、世界のため、オレのために犠牲者になってもらったのだ」
サリオスはまたも苦しい言い訳となった。
誰がサリオスの意見をまともに聞くだろうか。
いくら勇者といえど、苦しい言い訳なのは明らかだ。
「これが本当に勇者なのかよ」
「酷い勇者だぜ」
「騎士団もがっかりするだろ」
「冒険者ギルドに報告だろ、登録抹消してくれよな」
周囲からも厳しい意見が次々と出る。
「サリオスたち、森の王は騎士団で預かってください。俺はそのために連れて来ましたから」
「確実に引き受けました。厳重にサリオスたちは管理しますし。王都に行くでしょう。王都には牢獄もあります。永久に入るでしょう」
「お願いします」
「あああああああああああああああああああああああああああああああ、嫌だ」
ミュートエアーから牢獄という言葉が出るとサリオスは悲鳴をあげた。
暴れたくても拘束されていて動けないし、今のサリオスには力もなかった。
見苦しいな、サリオス。
サリオスはミュートエアーら騎士団に引き渡したので、俺の役割は終わったかな。
「トレイル、やっとサリオスに復讐ができたね」
「うん、こんな短い間に復讐できるとは思わなかった」
「トレイルが短い間に成長したからだ。レベル上がり過ぎだしさ。サリオスはもう牢獄なんだから、トレイルはサリオスから開放されたんだよ。もう苦しまなくていいよ」
「そうです、サリオスの呪縛から開放されました。嫌な過去の記憶から開放されて、今日からは新しい冒険をしましょうぴょん」
「ありがとうな、みんな。俺は竜の守りパーティーを結成して、本当に良かったと思えたよ。これからもよろしくだ」
「私からもよろしく」
「よろしくぴょん」
「ドワーフからもよろしく」
「私もよろしく」
最後はパピアナがよろしくしてくれる。
ミュートエアーとは挨拶をして別れた。
「竜人の町は大変だった。最初はトレイルがケガ人を治癒するのが目的だったでしょ、直ぐに終わり帰れると思ったもん」
「私もローズと一緒かな」
「まさかこんなに色んなことに巻き込まれるなんて思わなかったぴょん」
「俺もだ」
「雷鳴さん達はどうするの?」
「帰るよ。ゲオルギウスの町に。トレイルもでしょ?」
俺達のいた町だ。
ゲオルギウスのダンジョンが近くにあることから、ゲオルギウスの町と呼ばれる。
俺達の活動していて宿屋にお世話になっている町。
雷鳴のクールキャットが答えて。
「俺達もゲオルギウスの町に帰るよ。この町には今のところ用事はないからな。竜神様は神殿に帰るのならばだけど」
「神殿に帰るとしよう。途中で起こされたから。ただトレイルに影響されて眠気が消えたのもある。眠くないのだ。だから神殿には行くけど、起きているかもな。精霊神にも会えたのもある」
「また暴れないと約束の地してください。そうしないとトレイルは帰れません」
「わかった、暴れないと約束する」
「トレイル、安心だね」
「うん、竜神様しだいだったからな」
安心していいのやら。
竜神様て気分屋だから、わからないけど。
「それと50人の冒険者さん達はどうしますか?」
「オレらは自分の国や故郷に帰る予定かな。みんな自分の仲間や家族が心配しているだろうし」
確かに行方不明者だっただろうから、会いに行きたいはずだ。
「家族に会ったらびっくりするでしょう。今までどこにいたのかてなる」
「びっくりするな。トレイルには感謝している。故郷や国ではトレイルのことを伝えるよ。トレイルが50人を救ったと必ず伝えるのを約束する」
「別に伝えなくてもいい」
「トレイルの名前が有名になるのだから遠慮しなくていいのよ。トレイルは遠慮しすぎよ」
「サリオスみたいには、なりたくないからぴょん」
「それもある。サリオスは有名になりたい欲望がありすぎたんだ」
「それで自分の力を過大に強くした挙げくに、最後は惨めな結果に」
「牢獄に行くらしい。あの場でみんなでサリオスを殺せたけど、トレイルが殺すのを止めてきたのは正解。牢獄で苦しめばいい」
「そうだそうだそうだ苦しめ!」
最後はパピアナが一番感情込めて言った。
そこで冒険者達とはバラバラになる予定だったけどローズが、
「待ってください冒険者さん
、お願いがあるの?」
「なんですか、聞きます」
「ゲオルギウスの町に寄って欲しいの。なぜなら私達はゲオルギウスの町で活動拠点なんだけど、冒険者ギルドに行きたい。今回の件を話したい。その時に私達はギルドから評価されると思うから、証言してほしいの」
ローズはサリオスの件をギルドに話す、その時に証言者として誘った。
確かにギルドも冒険者が話せば信じるからな。
ローズらしい的確な判断だな。
「いいですよ、トレイルの為なら、ゲオルギウスの町に立ち寄るくらい。オレの命の恩人が、評価されるのは大歓迎だぜ!」
「みんなでトレイルを応援する」
「どうもです」
「良かったねトレイル」
こうしてゲオルギウスの町に帰ると決まり、50人の冒険者も一緒にいくとなった。
竜人の町からは去るときには神殿の炎は消えていた。
冒険者はせきららに話をすすめて、
「サリオスには勇者になれると教えられて精霊の泉に行った。50人集められたまま。そしたら体が突然にしびれてきたから、サリオスに異変があったことを言うと、助けるどころか泉に入れられた」
「良く助かったわね?」
「精霊神の中に吸い取られていたらしい。精霊神は加護をする代わりにオラたちは犠牲者になったのだ。サリオス、ムジカ、ジェンティルは、オラたち冒険者50人を犠牲者にして精霊の加護を受けた。これは冒険者ギルドの規定に違反しますよな?」
「もちろん規定違反となる。話が本当ならサリオスとムジカ、ジェンティルは違反者扱いしますので、冒険者ランクはSのところをFランクに。森の王のパーティーランクもFランクに降格します。最悪は登録抹消で、抹消は、永久になる。50人て言うのは、あまりにも多いから、抹消もある。更に他の重罪もあり、牢獄行きもあるわね」
ミュートエアーからは厳しい意見が言われると、サリオスは、
「お願いだ、オレにチャンスをくれよ。世界を救うためにしたんだよ。決して犠牲者を無駄にしたのでなく、世界のため、オレのために犠牲者になってもらったのだ」
サリオスはまたも苦しい言い訳となった。
誰がサリオスの意見をまともに聞くだろうか。
いくら勇者といえど、苦しい言い訳なのは明らかだ。
「これが本当に勇者なのかよ」
「酷い勇者だぜ」
「騎士団もがっかりするだろ」
「冒険者ギルドに報告だろ、登録抹消してくれよな」
周囲からも厳しい意見が次々と出る。
「サリオスたち、森の王は騎士団で預かってください。俺はそのために連れて来ましたから」
「確実に引き受けました。厳重にサリオスたちは管理しますし。王都に行くでしょう。王都には牢獄もあります。永久に入るでしょう」
「お願いします」
「あああああああああああああああああああああああああああああああ、嫌だ」
ミュートエアーから牢獄という言葉が出るとサリオスは悲鳴をあげた。
暴れたくても拘束されていて動けないし、今のサリオスには力もなかった。
見苦しいな、サリオス。
サリオスはミュートエアーら騎士団に引き渡したので、俺の役割は終わったかな。
「トレイル、やっとサリオスに復讐ができたね」
「うん、こんな短い間に復讐できるとは思わなかった」
「トレイルが短い間に成長したからだ。レベル上がり過ぎだしさ。サリオスはもう牢獄なんだから、トレイルはサリオスから開放されたんだよ。もう苦しまなくていいよ」
「そうです、サリオスの呪縛から開放されました。嫌な過去の記憶から開放されて、今日からは新しい冒険をしましょうぴょん」
「ありがとうな、みんな。俺は竜の守りパーティーを結成して、本当に良かったと思えたよ。これからもよろしくだ」
「私からもよろしく」
「よろしくぴょん」
「ドワーフからもよろしく」
「私もよろしく」
最後はパピアナがよろしくしてくれる。
ミュートエアーとは挨拶をして別れた。
「竜人の町は大変だった。最初はトレイルがケガ人を治癒するのが目的だったでしょ、直ぐに終わり帰れると思ったもん」
「私もローズと一緒かな」
「まさかこんなに色んなことに巻き込まれるなんて思わなかったぴょん」
「俺もだ」
「雷鳴さん達はどうするの?」
「帰るよ。ゲオルギウスの町に。トレイルもでしょ?」
俺達のいた町だ。
ゲオルギウスのダンジョンが近くにあることから、ゲオルギウスの町と呼ばれる。
俺達の活動していて宿屋にお世話になっている町。
雷鳴のクールキャットが答えて。
「俺達もゲオルギウスの町に帰るよ。この町には今のところ用事はないからな。竜神様は神殿に帰るのならばだけど」
「神殿に帰るとしよう。途中で起こされたから。ただトレイルに影響されて眠気が消えたのもある。眠くないのだ。だから神殿には行くけど、起きているかもな。精霊神にも会えたのもある」
「また暴れないと約束の地してください。そうしないとトレイルは帰れません」
「わかった、暴れないと約束する」
「トレイル、安心だね」
「うん、竜神様しだいだったからな」
安心していいのやら。
竜神様て気分屋だから、わからないけど。
「それと50人の冒険者さん達はどうしますか?」
「オレらは自分の国や故郷に帰る予定かな。みんな自分の仲間や家族が心配しているだろうし」
確かに行方不明者だっただろうから、会いに行きたいはずだ。
「家族に会ったらびっくりするでしょう。今までどこにいたのかてなる」
「びっくりするな。トレイルには感謝している。故郷や国ではトレイルのことを伝えるよ。トレイルが50人を救ったと必ず伝えるのを約束する」
「別に伝えなくてもいい」
「トレイルの名前が有名になるのだから遠慮しなくていいのよ。トレイルは遠慮しすぎよ」
「サリオスみたいには、なりたくないからぴょん」
「それもある。サリオスは有名になりたい欲望がありすぎたんだ」
「それで自分の力を過大に強くした挙げくに、最後は惨めな結果に」
「牢獄に行くらしい。あの場でみんなでサリオスを殺せたけど、トレイルが殺すのを止めてきたのは正解。牢獄で苦しめばいい」
「そうだそうだそうだ苦しめ!」
最後はパピアナが一番感情込めて言った。
そこで冒険者達とはバラバラになる予定だったけどローズが、
「待ってください冒険者さん
、お願いがあるの?」
「なんですか、聞きます」
「ゲオルギウスの町に寄って欲しいの。なぜなら私達はゲオルギウスの町で活動拠点なんだけど、冒険者ギルドに行きたい。今回の件を話したい。その時に私達はギルドから評価されると思うから、証言してほしいの」
ローズはサリオスの件をギルドに話す、その時に証言者として誘った。
確かにギルドも冒険者が話せば信じるからな。
ローズらしい的確な判断だな。
「いいですよ、トレイルの為なら、ゲオルギウスの町に立ち寄るくらい。オレの命の恩人が、評価されるのは大歓迎だぜ!」
「みんなでトレイルを応援する」
「どうもです」
「良かったねトレイル」
こうしてゲオルギウスの町に帰ると決まり、50人の冒険者も一緒にいくとなった。
竜人の町からは去るときには神殿の炎は消えていた。
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