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大学生
第19話
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亜美の突然訪問から数日。
最後の言葉とかが気になり、亜美がまた何かしてくるのではと警戒していたが、特に変わったことは何一つ起きず、俺と六花は普段通りの夏休みを家で満喫していた。
「ねぇ、そーいえば今日お隣さん引っ越してくるらしいよ?」
「マジで?!」
俺は昼ご飯のミートスパゲッティを食べながら驚く。
だって、隣の部屋は昨日退去されて空き部屋になったばかりだ。
それなのにもう次の人が来るなんて……――ここそんなに人気あったか?
でも、昨日ドタバタ大急ぎでクリーニング屋が掃除して、鍵屋が鍵を替えていたのも頷ける。
「どんな人が入ってくるんだろうね…」
「そうだなぁ……」
問題はそこだ。
よくテレビとかで近所トラブルの話を耳にする。
前の隣人とは普通の近所付き合いで良かったんだが、次の隣人とはどうなるんだろうか。
まぁ、俺も六花も自分から問題を起こすような人間ではないから近所トラブルには向こうから仕掛けない限り、ないとは思うが……。
「まぁ、世の中に悪い人なんて少ないから大丈夫だろう」
「そうだね!」
そう言って、俺と六花は残りのミートスパゲッティを食べるのだった。
◆❖◇◇❖◆
それから数時間後。
部屋の掃除を二人がけでしている時にインターホンが鳴った。
外には引越し業者のトラックが止まっているので新しく引っ越してきた人が挨拶にでも来たのだろうと思い、ドアを開ける。
「なっ?!」
すぐに閉めてしまった。
いや、もう体が勝手に反射的に動いていた。
閉めたドアの向こうからは「なんで閉めるのよ!」とか「ちょっと開けてよ!」とかいろいろ叫び声が聞こえる。
「そんな焦ってどうしたの?」
「い、いや……その……」
六花にはなんて言ったものか……。
本当のことを伝えないという手はないだろう。隣の部屋なんだからすぐにバレてしまう。
ならば、もうストレートに事実を伝えるしかない。
「えーと……言い難いんだが……」
「なに?」
六花が小首をキョトンと傾げる。
「そのー……」
「早く言いなさいよ!」
あまりにも言い淀む俺にしびれを切らしたのか、六花が口調を強くしてその先を促した。
「隣の部屋……亜美」
「え?」
「亜美」
「……え?」
もう聞こえてるだろと聞くと、頷きもせず固まってしまった六花。
まぁ、俺もそんな感じになったし、その反応が普通だろ。
これからの暮らしが地獄へと変わっていくのが簡単に想像できた。
最後の言葉とかが気になり、亜美がまた何かしてくるのではと警戒していたが、特に変わったことは何一つ起きず、俺と六花は普段通りの夏休みを家で満喫していた。
「ねぇ、そーいえば今日お隣さん引っ越してくるらしいよ?」
「マジで?!」
俺は昼ご飯のミートスパゲッティを食べながら驚く。
だって、隣の部屋は昨日退去されて空き部屋になったばかりだ。
それなのにもう次の人が来るなんて……――ここそんなに人気あったか?
でも、昨日ドタバタ大急ぎでクリーニング屋が掃除して、鍵屋が鍵を替えていたのも頷ける。
「どんな人が入ってくるんだろうね…」
「そうだなぁ……」
問題はそこだ。
よくテレビとかで近所トラブルの話を耳にする。
前の隣人とは普通の近所付き合いで良かったんだが、次の隣人とはどうなるんだろうか。
まぁ、俺も六花も自分から問題を起こすような人間ではないから近所トラブルには向こうから仕掛けない限り、ないとは思うが……。
「まぁ、世の中に悪い人なんて少ないから大丈夫だろう」
「そうだね!」
そう言って、俺と六花は残りのミートスパゲッティを食べるのだった。
◆❖◇◇❖◆
それから数時間後。
部屋の掃除を二人がけでしている時にインターホンが鳴った。
外には引越し業者のトラックが止まっているので新しく引っ越してきた人が挨拶にでも来たのだろうと思い、ドアを開ける。
「なっ?!」
すぐに閉めてしまった。
いや、もう体が勝手に反射的に動いていた。
閉めたドアの向こうからは「なんで閉めるのよ!」とか「ちょっと開けてよ!」とかいろいろ叫び声が聞こえる。
「そんな焦ってどうしたの?」
「い、いや……その……」
六花にはなんて言ったものか……。
本当のことを伝えないという手はないだろう。隣の部屋なんだからすぐにバレてしまう。
ならば、もうストレートに事実を伝えるしかない。
「えーと……言い難いんだが……」
「なに?」
六花が小首をキョトンと傾げる。
「そのー……」
「早く言いなさいよ!」
あまりにも言い淀む俺にしびれを切らしたのか、六花が口調を強くしてその先を促した。
「隣の部屋……亜美」
「え?」
「亜美」
「……え?」
もう聞こえてるだろと聞くと、頷きもせず固まってしまった六花。
まぁ、俺もそんな感じになったし、その反応が普通だろ。
これからの暮らしが地獄へと変わっていくのが簡単に想像できた。
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