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鉱山開放、俺達貧乏
走る奔る俺達、怒り狂えるムカデの前を
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俺は一目散に駆け出し、身を隠せそうな岩陰に飛び込んでみる。
幸い、ムカデは俺ではない誰か、恐らくエルを追いかけている。
作戦の第一段階、まずは想定通りに進み始めたというべきか。
「こっちには無いぞ、ユウマ!」
「こっちもだ!次の岩陰まで前進!」
どうにか無事だったらしいおっさんと共に、ムカデの隙を突いて次の岩陰まで駆けていく。
よく初見の場所でサッと見つけられるものだと、自分で自分に感心しつつヘッドスライディングを決めていく。
俺が神の目線で俺を見ていたら、きっと全力で褒めたたえた後に、富、名声、力、この世の全てを与えようとするかもしれない。
富とか名誉より羽根なんぞを選べるほど、俺は出来た人間ではないのだ。
「ユーマくーん!私が必死こいてる姿はどうですかー?女の子を囮にして、後悔しませんかー?恥ずかしくありませんかー?」
「うるっっっせぇよ!話しかけんじゃねぇよテメェ!バレたらどうすんだ!」
「そうやって怒鳴り散らすからバレるんですよーだ」
居るのか居ないのかの話だったら、既に気付かれているのが当然だろう。
だがこの場合のバレるとは、現在の位置がバレてしまうことだ。
俺かおっさんの居場所が完全にバレて襲われた場合、まず間違いなく即殺されてオシマイだ。
しかし、エルの常人離れっぷりは凄まじい。
アイツはまるでヒラヒラと舞う蝶のように飛び回り、ムカデの咬撃、鎌による斬撃、触れたものをあの結晶に変えてしまう体液飛ばし、それらすべてを華麗に回避している。
「ダメだ、無いぞ!」
「しゃーない!次だ次!」
ムカデはチラチラと俺とおっさんを見ている気がするが、エルの陽動能力が高いのでほとんど問題にならない。
「ほらほらぁ、どこ見てるんですかぁ?地下暮らしが長くって目が見えなくなったんですかぁ?」
「囮扱いでボヤくなら一々煽るなよな」
事前に決めておいた、目的のブツ。
そうそう見つけにくいものでもないはずなのだが、予想以上に見つからない。
これはもう、誰かが使ってしまったか……ムカデがダメにしたかのどちらかかもしれない。
「ックソ……結局合流しちまったな」
探し物が見つかることもないままぐるっと一周してしまった俺たち二人は、望まぬ合流を果たしてしまった。
こうなってしまうと勝率は下がってしまうが、それでもやり切るしかない。
「無いなら無いで仕方がない。おっさんの手持ちだけで――」
そんな時に聞こえた声は、まさに神の声にすら聞こえていた。
実際には普段の大悪魔の声だったが。
「上にそれらしいタルがありますよ~!どうにか頑張って登ってくださーい!」
鬼のチェイス能力を発揮しつつ、エルが俺たちの探し物を見つけてくれたようだ。
もう、これを考えてしまうのが何度目か分からないが、アイツが全部やった方が絶対いいと思うんだが?
確かに、このスタジアム上の空間に、少なくとも三つまでの階層はある。
三つ目の階層はムカデのせいでほぼ全壊、二つ目の階層も半壊程度だが、登れる道はというと……。
「……崩落しているな」
「あンのクソボケムカデ野郎がアアアアアッ!!」
素手でムカデの顔面を殴れない自分の非力さが悔やまれる。
しかし、アイツも死にたくはないのだろうから、そうそうこちらの思う通りには動いてくれないのだろう。
自殺願望でも持ってろ、病んでろ、ヘソかんでくたばっちまえムシ野郎。
俺が怒鳴っている間におっさんが崩れた岩を登り始め、エルの姿が見えなくなり、ムカデがこちらに頭を向けた。
何度見ても醜悪で恐ろしい、まさに顔面凶器っぷりだ。
お前の方こそプロレスやれよ、ヒール役で人気が出るぞ。
「なんだなんだ、デカい図体して女一人捕まえられなかったか!ケッ!そんな体たらくでもヌシ扱いしてもらえるんだから、お前の人生楽でいいよな!」
アイツに人間の言葉が分かっているのかどうかは分からないが、正直怖くて怖くて仕方がない俺である。
襲い掛かられたら間違いなく、俺は死ぬ。
その恐怖に抗おうと、虚勢を張ってるだけだからな。
「おら、どうした!さっきの女をさっさと捕まえろよ!そんでしくじってよォ!ケツに大和魂でも注入してもらえや!ケツが割れなきゃ褒めてやらァッ!」
俺の叫びとは裏腹に、俺の膝はガクガク震えている。
さっさと逃げろ、ほら、すぐ後ろの岩陰に。
そう頭ではわかっていても、口の周りしか動いちゃくれない。
「ほ、ほら、どうしたぁ?じっと俺なんか見つめやがって……チクショウ!俺はなぁ、やっぱり俵藤太にはなれねぇよッ……!」
目の前にムカデがゆっくりと近づいてくる。
鎌を振り上げ、口を開き、動かない獲物を食らおうと。
なんでこうなったんだろう、なんで俺はここにいるんだろう、ただの高校生なのに。
そんな思いと共に、これまでの人生での思い出のようなものが流れ始めた。
でも、それは――
「こんなところで死ぬんじゃねぇ!」
――おっさんの投げた手投げ弾の爆発音とともに、吹き飛んでしまった。
「だらしがないですね、ユーマくん。私がこんなにチェイスしたのに、あなたが死んだらパァです、パァ。そうなったら、お尻がシックスパックになるまでブッ叩きますからね」
「腹筋と同じに考えんなや」
事前に用意していた手投げ弾は、見事に顔面に当たったらしい。
とはいっても、人ひとりを殺せるかどうかの威力、ほとんど効いてはいなかったが。
でもその一発が生み出した時間は、俺がまた身を隠すには十分な時間だった。
「まったく、私の方がお姫様ポジションになるはずが、これじゃあアベコベじゃないですか。ま、精々もう少しくらいはチェイスしててあげますよ」
そう呆れ顔で口にしたエルは、ムカデの顔の前に飛んでくる。
そして、そこでエルは――
「っしゃいくぞー!イェッタイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ッジャージャーッ!!」
――見事な家虎を舞って見せた。
そしてムカデを指さして、煌めく笑顔とウインクでこう言った。
「ねぇ、今どんな気持ち?」
ここは鉱山スタジアム、観客は二人と一匹。
最高のパフォーマンスを見せつけたアイドルに、歓声が上がる。
「――ッ!!」
ギシャーだかなんだか叫んだ、どうも家虎アンチだったらしいムカデは、文字通り発狂しながらエルを追いかけ始めた。
死の恐怖?もう全部持ってかれたわ。
なんなんアイツ、なんで家虎舞えんの?
それ今じゃなくても良くない???
とりあえず俺は、心にモヤモヤを抱えたまま、作戦を続行することにした。
幸い、ムカデは俺ではない誰か、恐らくエルを追いかけている。
作戦の第一段階、まずは想定通りに進み始めたというべきか。
「こっちには無いぞ、ユウマ!」
「こっちもだ!次の岩陰まで前進!」
どうにか無事だったらしいおっさんと共に、ムカデの隙を突いて次の岩陰まで駆けていく。
よく初見の場所でサッと見つけられるものだと、自分で自分に感心しつつヘッドスライディングを決めていく。
俺が神の目線で俺を見ていたら、きっと全力で褒めたたえた後に、富、名声、力、この世の全てを与えようとするかもしれない。
富とか名誉より羽根なんぞを選べるほど、俺は出来た人間ではないのだ。
「ユーマくーん!私が必死こいてる姿はどうですかー?女の子を囮にして、後悔しませんかー?恥ずかしくありませんかー?」
「うるっっっせぇよ!話しかけんじゃねぇよテメェ!バレたらどうすんだ!」
「そうやって怒鳴り散らすからバレるんですよーだ」
居るのか居ないのかの話だったら、既に気付かれているのが当然だろう。
だがこの場合のバレるとは、現在の位置がバレてしまうことだ。
俺かおっさんの居場所が完全にバレて襲われた場合、まず間違いなく即殺されてオシマイだ。
しかし、エルの常人離れっぷりは凄まじい。
アイツはまるでヒラヒラと舞う蝶のように飛び回り、ムカデの咬撃、鎌による斬撃、触れたものをあの結晶に変えてしまう体液飛ばし、それらすべてを華麗に回避している。
「ダメだ、無いぞ!」
「しゃーない!次だ次!」
ムカデはチラチラと俺とおっさんを見ている気がするが、エルの陽動能力が高いのでほとんど問題にならない。
「ほらほらぁ、どこ見てるんですかぁ?地下暮らしが長くって目が見えなくなったんですかぁ?」
「囮扱いでボヤくなら一々煽るなよな」
事前に決めておいた、目的のブツ。
そうそう見つけにくいものでもないはずなのだが、予想以上に見つからない。
これはもう、誰かが使ってしまったか……ムカデがダメにしたかのどちらかかもしれない。
「ックソ……結局合流しちまったな」
探し物が見つかることもないままぐるっと一周してしまった俺たち二人は、望まぬ合流を果たしてしまった。
こうなってしまうと勝率は下がってしまうが、それでもやり切るしかない。
「無いなら無いで仕方がない。おっさんの手持ちだけで――」
そんな時に聞こえた声は、まさに神の声にすら聞こえていた。
実際には普段の大悪魔の声だったが。
「上にそれらしいタルがありますよ~!どうにか頑張って登ってくださーい!」
鬼のチェイス能力を発揮しつつ、エルが俺たちの探し物を見つけてくれたようだ。
もう、これを考えてしまうのが何度目か分からないが、アイツが全部やった方が絶対いいと思うんだが?
確かに、このスタジアム上の空間に、少なくとも三つまでの階層はある。
三つ目の階層はムカデのせいでほぼ全壊、二つ目の階層も半壊程度だが、登れる道はというと……。
「……崩落しているな」
「あンのクソボケムカデ野郎がアアアアアッ!!」
素手でムカデの顔面を殴れない自分の非力さが悔やまれる。
しかし、アイツも死にたくはないのだろうから、そうそうこちらの思う通りには動いてくれないのだろう。
自殺願望でも持ってろ、病んでろ、ヘソかんでくたばっちまえムシ野郎。
俺が怒鳴っている間におっさんが崩れた岩を登り始め、エルの姿が見えなくなり、ムカデがこちらに頭を向けた。
何度見ても醜悪で恐ろしい、まさに顔面凶器っぷりだ。
お前の方こそプロレスやれよ、ヒール役で人気が出るぞ。
「なんだなんだ、デカい図体して女一人捕まえられなかったか!ケッ!そんな体たらくでもヌシ扱いしてもらえるんだから、お前の人生楽でいいよな!」
アイツに人間の言葉が分かっているのかどうかは分からないが、正直怖くて怖くて仕方がない俺である。
襲い掛かられたら間違いなく、俺は死ぬ。
その恐怖に抗おうと、虚勢を張ってるだけだからな。
「おら、どうした!さっきの女をさっさと捕まえろよ!そんでしくじってよォ!ケツに大和魂でも注入してもらえや!ケツが割れなきゃ褒めてやらァッ!」
俺の叫びとは裏腹に、俺の膝はガクガク震えている。
さっさと逃げろ、ほら、すぐ後ろの岩陰に。
そう頭ではわかっていても、口の周りしか動いちゃくれない。
「ほ、ほら、どうしたぁ?じっと俺なんか見つめやがって……チクショウ!俺はなぁ、やっぱり俵藤太にはなれねぇよッ……!」
目の前にムカデがゆっくりと近づいてくる。
鎌を振り上げ、口を開き、動かない獲物を食らおうと。
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そんな思いと共に、これまでの人生での思い出のようなものが流れ始めた。
でも、それは――
「こんなところで死ぬんじゃねぇ!」
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「だらしがないですね、ユーマくん。私がこんなにチェイスしたのに、あなたが死んだらパァです、パァ。そうなったら、お尻がシックスパックになるまでブッ叩きますからね」
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「まったく、私の方がお姫様ポジションになるはずが、これじゃあアベコベじゃないですか。ま、精々もう少しくらいはチェイスしててあげますよ」
そう呆れ顔で口にしたエルは、ムカデの顔の前に飛んでくる。
そして、そこでエルは――
「っしゃいくぞー!イェッタイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ッジャージャーッ!!」
――見事な家虎を舞って見せた。
そしてムカデを指さして、煌めく笑顔とウインクでこう言った。
「ねぇ、今どんな気持ち?」
ここは鉱山スタジアム、観客は二人と一匹。
最高のパフォーマンスを見せつけたアイドルに、歓声が上がる。
「――ッ!!」
ギシャーだかなんだか叫んだ、どうも家虎アンチだったらしいムカデは、文字通り発狂しながらエルを追いかけ始めた。
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