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迷子の迷子のDK譚
植物天国俺地獄
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必死で走っているうちにドラゴンはいつの間にか居なくなっていた。
ついでにエルも。
「ふっ……俺としたことが……」
やーれやれ、エルにも困ったもんだ。
ドラゴンに驚いて逃げ出したかと思えば、慌てすぎて迷子になるとは。
いくら強くても、結局16歳の女子ということか。
仕方がない、俺は一個上としての余裕をもって……もって……。
「誰か助けてくれエエエッ!!」
もてねぇよ馬鹿野郎。
もてるわけねぇだろ馬鹿野郎。
こちとら、現在地把握のためのアイテムはほぼほぼ持ってねぇんだよ。
「はぁぁぁ地図もねぇ!コンパスねぇ!道も看板もなんにもねぇ!飯もねぇ!水もねぇ!おんなじ場所をループする!俺、こんな森嫌だアアアッ!!!アアアアアッ!!」
大絶叫をかましてみても、エルの反応は何一つとして感じ取れない。
シカトかよ、病んだ。
仕方がないのでその場に座っていると、にわかに辺りがざわつき始めた。
肌がピリつくような感覚……これが殺気を感じている、と言うことか?
まぁ、ぼっちでこんな森に放り出されたら誰だってそうもなるか。
「なんなんだよクソがっ!アァッ!?やるんならやってやんぞゴルァッ!」
虚勢をはってイキり倒していると、前から森男らしきものが三体ほど現れる。
そして俺の後ろからはハエトリくんと、それよりもいくらか大きく、深紅の4枚に割れた花弁に無数の牙を生やしたモンスター、マンイーターが現れた。
それも、複数体だ。
「よーしよし、うん、よく分かった。アレだろ?俺のことが美味しそうに見えたんだろ?……んー、分かる分かる。育ち盛りの男の子だもんな、うん。美味しいかもしれん」
これ以上近寄ってこないでくれ、と願いながら手をかざして制止させようとするが、植物ごときにそれが伝わるわけもなく、少しずつ距離を詰めてくる。
「気持ちは分かるけど、俺はまだ死にたくねぇんだよ!テメェらが死ね!」
剣を抜いて、構えて、一番近づいて来ていた森男一体をおもいっきり蹴飛ばす。
そしてひっくり返っている間にもう一体を蹴飛ばし、残ったヤツを火竜斬によって切り伏せる。
俺の能力では、一振分を維持するのが精一杯なので、森男は後回しにしてハエトリくん達を狙う。
「もうちょっとかわいい花でも咲かしてみろよ!ラフレシアよりも要らねぇよ、テメェらの花束なんか!『ウィンドスラッシュ』!」
そう唱えて手をかざすと、そこから風の刃が飛び出し、最前の位置にいたマンイーターの花弁を一枚切り飛ばす。
そして直撃の衝撃で少々仰け反った隙に、残った花弁の中程を剣の斬り上げによってまとめて落としてみる。
これで殺せないまでも、脅威度は一気に下がったハズだ。
「チィェエエストォォォッ!」
更に追撃していこう。
ちんたらした動きで近づいて来ていたハエトリくんの頭を二つほど切断し、討伐する。
そして側方から接近していたマンイーターに今度は火の玉をぶつけ、怯んだところでその首を斬り落とす。
自分でも信じられないくらい魔法を使い、動き回り、善戦している気もするが……正直クッッッソしんどい。
両手両足はもうプルっプルだし、スタミナ切れて倒れそうだし、もうやだ、逃げたい。
そんな状況でもモンスターのおかわりを連れてくる辺り、神様とやらはぜってー友達いねぇ陰キャだし、エルと同じくらい性格悪そうだ。
魔王とエルを倒したら次は神様、テメェの番だ。
「元の世界では無神論者の俺だったけど、今回ばっかりは神様の存在を疑わねぇし、疑いたくねぇ……!テメェは制裁棒でケツが砕け散るまでぶっ叩いてやるッ……!」
俺は死にたくない気持ちと神様への怒りを原動力に、襲いかかってくるモンスターを次から次へと狩り続けていた。
ついでにエルも。
「ふっ……俺としたことが……」
やーれやれ、エルにも困ったもんだ。
ドラゴンに驚いて逃げ出したかと思えば、慌てすぎて迷子になるとは。
いくら強くても、結局16歳の女子ということか。
仕方がない、俺は一個上としての余裕をもって……もって……。
「誰か助けてくれエエエッ!!」
もてねぇよ馬鹿野郎。
もてるわけねぇだろ馬鹿野郎。
こちとら、現在地把握のためのアイテムはほぼほぼ持ってねぇんだよ。
「はぁぁぁ地図もねぇ!コンパスねぇ!道も看板もなんにもねぇ!飯もねぇ!水もねぇ!おんなじ場所をループする!俺、こんな森嫌だアアアッ!!!アアアアアッ!!」
大絶叫をかましてみても、エルの反応は何一つとして感じ取れない。
シカトかよ、病んだ。
仕方がないのでその場に座っていると、にわかに辺りがざわつき始めた。
肌がピリつくような感覚……これが殺気を感じている、と言うことか?
まぁ、ぼっちでこんな森に放り出されたら誰だってそうもなるか。
「なんなんだよクソがっ!アァッ!?やるんならやってやんぞゴルァッ!」
虚勢をはってイキり倒していると、前から森男らしきものが三体ほど現れる。
そして俺の後ろからはハエトリくんと、それよりもいくらか大きく、深紅の4枚に割れた花弁に無数の牙を生やしたモンスター、マンイーターが現れた。
それも、複数体だ。
「よーしよし、うん、よく分かった。アレだろ?俺のことが美味しそうに見えたんだろ?……んー、分かる分かる。育ち盛りの男の子だもんな、うん。美味しいかもしれん」
これ以上近寄ってこないでくれ、と願いながら手をかざして制止させようとするが、植物ごときにそれが伝わるわけもなく、少しずつ距離を詰めてくる。
「気持ちは分かるけど、俺はまだ死にたくねぇんだよ!テメェらが死ね!」
剣を抜いて、構えて、一番近づいて来ていた森男一体をおもいっきり蹴飛ばす。
そしてひっくり返っている間にもう一体を蹴飛ばし、残ったヤツを火竜斬によって切り伏せる。
俺の能力では、一振分を維持するのが精一杯なので、森男は後回しにしてハエトリくん達を狙う。
「もうちょっとかわいい花でも咲かしてみろよ!ラフレシアよりも要らねぇよ、テメェらの花束なんか!『ウィンドスラッシュ』!」
そう唱えて手をかざすと、そこから風の刃が飛び出し、最前の位置にいたマンイーターの花弁を一枚切り飛ばす。
そして直撃の衝撃で少々仰け反った隙に、残った花弁の中程を剣の斬り上げによってまとめて落としてみる。
これで殺せないまでも、脅威度は一気に下がったハズだ。
「チィェエエストォォォッ!」
更に追撃していこう。
ちんたらした動きで近づいて来ていたハエトリくんの頭を二つほど切断し、討伐する。
そして側方から接近していたマンイーターに今度は火の玉をぶつけ、怯んだところでその首を斬り落とす。
自分でも信じられないくらい魔法を使い、動き回り、善戦している気もするが……正直クッッッソしんどい。
両手両足はもうプルっプルだし、スタミナ切れて倒れそうだし、もうやだ、逃げたい。
そんな状況でもモンスターのおかわりを連れてくる辺り、神様とやらはぜってー友達いねぇ陰キャだし、エルと同じくらい性格悪そうだ。
魔王とエルを倒したら次は神様、テメェの番だ。
「元の世界では無神論者の俺だったけど、今回ばっかりは神様の存在を疑わねぇし、疑いたくねぇ……!テメェは制裁棒でケツが砕け散るまでぶっ叩いてやるッ……!」
俺は死にたくない気持ちと神様への怒りを原動力に、襲いかかってくるモンスターを次から次へと狩り続けていた。
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