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第3章 縮まる距離
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『輝星くん、霞くんと組んで絶対に優勝してね』と控えめなクラスメイトにまで期待され、僕の胃がさらに縮こまる。
霞くんは高校1のイケメンといっても過言ではない。
見目麗しくて優しい王子様だって、同級生にも下級生にも大人気。
一緒にダブルスを組んだら、僕まで注目されてしまう。
それ以上の問題は、霞くんは僕なんかとテニスをしたくないはずってこと。
中1から避けられてきたわけだし。
あれ?
そういえば昨日のバスの中で、霞くんが『テニスするの?』って言ってたけれど、もしかして球技大会のことだった?
霞くんは僕とテニスの試合に出るってことを、昨日の帰りには知っていたんだ。
僕たちが組んでテニスの試合に出るのは決定事項なの?覆らないの?
なんでこんなことに……
そのあと登校してきた体育委員の堀北くんから事情を聴き、一連の犯人が発覚した。
黒板書き書きと拍手誘導の時点で、親友の腐女子ちゃんに目星をつけてはいたが大当たり。
脳も心もだいぶ落ち着いた2限目の授業中、机に立てた教科書で顔を隠し『僕をはめたな!』と流瑠ちゃんを睨んでみた。
ものの、流瑠ちゃんへのダメージはゼロだった。
ただただ僕の疲労が蓄積されただけ。
流瑠ちゃんは悪びれもせず、満面の笑みで僕に両手ピースを送ってきて。
――腐女子ちゃんの行動力を見くびっていた。
自分が甘すぎだったと、気力プシューで僕は片ほっぺを机に押し当てたのでした。
これで終わりならよかったのに、予期せぬことが次から次に襲ってくる今日は厄日ですか?
3時限目終了のチャイムのあと、奏多くんが僕のクラスに来ました。
いつものように霞くんとおしゃべりを楽しむんだろう。
カスミソウコンビは高1から仲良すぎだから。
そう思って瞳を陰らせていたら、奏多くんは僕の席にまっしぐら。
座っている僕の肩に腕を回し、真っ白な歯が全見えするほどニカっと笑って『今日の昼休み、ジャージに着替えてテニスコートな』と、肩を抱く腕に力を込めたんです。
もちろん僕は瞳キョトン。
『もしかして……テニスを僕に教えてくれるとか?』
『ありがたいだろ、感謝しろ』
次の授業が終わったら、僕は奏多くんとテニスをしなきゃいけないの?
うそだよね?
『ラケットとか……持ってないし……』
『貸してやる、俺の予備』
うっ、結構ですなんて言えない雰囲気に。
かんべんしてください、今週末にテニスコートを借りて練習しますから。
硬式テニス経験者の父さんにしごいてもらいすから。
『でも、奏多くんのお昼休みの時間が減っちゃうよ』
『もしかしてオマエ、俺とテニスしたくない?』
バレてる!
笑顔でごまかさなきゃ。
『ううん、そういうんじゃないよ。県大会優勝した奏多くんに教えてもらえるなんて光栄すぎて、なんか申し訳ないなって。奏多くんだって自分のために昼休みの時間を使いたいだろうし』
『萌黄っていいやつだな』
『え?』
『霞が目で追ってる理由、わかった気がする』
『ん? 今なんて言ったの?』
急に声のボリュームが小さくなったから、全然聞き取れなかったんだけど。
『人って関わってみないとわかんないもんだなって、自分のガチガチな固定観念にメスぶっ刺したてただけ』
『?』
『上目遣いのキョトンやめろ。襲われるぞ俺に』
『襲う? 僕を?』
『冗談だって。ライオンに食べられそうになってるヒヨコにしか見えねー。マジで沼るわオマエ』
大きな手の平で、僕の髪の毛をワシャワシャしないで。
と言えなかったのは、いつも吊り上がった奏多くんの目じりが垂れさがり、楽しそうに笑っていたから。
凛々しいワイルドフェイスが笑うと幼い感じに崩れるところが、奏多くんの魅力なのかもしれないな。
霞くんだけじゃなく、同級生男子が奏多くんに群がる理由がわかる気がする。
なんて、強面奏多くんのギャップに引き込まれている場合ではありませんでした。
お昼休みのテニスは断らなきゃ。
奏多くんと霞くんは、いつも二人でお昼を食べている。
僕が奏多くんをとったと、霞くんに勘違いされたくない。
これ以上霞くんに嫌われたくない。
『あの……昼休みは……』
予定があると嘘を吐き出そうとしたが、奏多くんが陽気に片手を上げたから僕の口が固まってしまった。
彼の熱い瞳が見つめる先を、目で追いかける。
『なんで朝から奏多が俺のクラスにいるの?』
上品な笑顔を浮かべた霞くんが、奏多くんを軽くいじって
『俺がテラセを最高のライバルに仕上げようと思って』
奏多くんはニヒヒと笑いながら、椅子に座る僕を後ろからハグ。
クラス女子たちが『キャー』『テラセくんが抱きし笑められてる』っと黄色い悲鳴をあげ、『萌黄って小動物みたいな顔してるもんな』と、男子たちは意味不明な頷きをコクコク。
いやいや、クラスメイトなんてどうでもいい。
僕の斜め前に立つ霞くんの目が、異常なほど怖くて。
笑っているのに、怒っているのがまるわかりな目で。
霞くん違うの。
奏多くんを霞くんからとろう、なんて考えてないからね僕は。
『テラセって抱き心地いいのな。肉があんまないこの骨っぽさ、家で飼いたい』
奏多くんはさらに力を込めてギュッ。
力が強すぎて逃げられない。
『奏多は萌黄くんのこと、テラセって呼ぶようにしたんだね』
ニコニコなのに声が低い霞くんが、なんか怖くて。
奏多くんお願い、バックハグやめて、今すぐ離れて。
テニスをやるから。
昼休みにテニスコートに行くから。
『今日の昼休み……テニスを僕に教えてください……』
奏多くんと霞くんのそばから一秒でも早く逃げたかった僕は、しぶしぶテニス練習に同意してしまったのでした。
霞くんは高校1のイケメンといっても過言ではない。
見目麗しくて優しい王子様だって、同級生にも下級生にも大人気。
一緒にダブルスを組んだら、僕まで注目されてしまう。
それ以上の問題は、霞くんは僕なんかとテニスをしたくないはずってこと。
中1から避けられてきたわけだし。
あれ?
そういえば昨日のバスの中で、霞くんが『テニスするの?』って言ってたけれど、もしかして球技大会のことだった?
霞くんは僕とテニスの試合に出るってことを、昨日の帰りには知っていたんだ。
僕たちが組んでテニスの試合に出るのは決定事項なの?覆らないの?
なんでこんなことに……
そのあと登校してきた体育委員の堀北くんから事情を聴き、一連の犯人が発覚した。
黒板書き書きと拍手誘導の時点で、親友の腐女子ちゃんに目星をつけてはいたが大当たり。
脳も心もだいぶ落ち着いた2限目の授業中、机に立てた教科書で顔を隠し『僕をはめたな!』と流瑠ちゃんを睨んでみた。
ものの、流瑠ちゃんへのダメージはゼロだった。
ただただ僕の疲労が蓄積されただけ。
流瑠ちゃんは悪びれもせず、満面の笑みで僕に両手ピースを送ってきて。
――腐女子ちゃんの行動力を見くびっていた。
自分が甘すぎだったと、気力プシューで僕は片ほっぺを机に押し当てたのでした。
これで終わりならよかったのに、予期せぬことが次から次に襲ってくる今日は厄日ですか?
3時限目終了のチャイムのあと、奏多くんが僕のクラスに来ました。
いつものように霞くんとおしゃべりを楽しむんだろう。
カスミソウコンビは高1から仲良すぎだから。
そう思って瞳を陰らせていたら、奏多くんは僕の席にまっしぐら。
座っている僕の肩に腕を回し、真っ白な歯が全見えするほどニカっと笑って『今日の昼休み、ジャージに着替えてテニスコートな』と、肩を抱く腕に力を込めたんです。
もちろん僕は瞳キョトン。
『もしかして……テニスを僕に教えてくれるとか?』
『ありがたいだろ、感謝しろ』
次の授業が終わったら、僕は奏多くんとテニスをしなきゃいけないの?
うそだよね?
『ラケットとか……持ってないし……』
『貸してやる、俺の予備』
うっ、結構ですなんて言えない雰囲気に。
かんべんしてください、今週末にテニスコートを借りて練習しますから。
硬式テニス経験者の父さんにしごいてもらいすから。
『でも、奏多くんのお昼休みの時間が減っちゃうよ』
『もしかしてオマエ、俺とテニスしたくない?』
バレてる!
笑顔でごまかさなきゃ。
『ううん、そういうんじゃないよ。県大会優勝した奏多くんに教えてもらえるなんて光栄すぎて、なんか申し訳ないなって。奏多くんだって自分のために昼休みの時間を使いたいだろうし』
『萌黄っていいやつだな』
『え?』
『霞が目で追ってる理由、わかった気がする』
『ん? 今なんて言ったの?』
急に声のボリュームが小さくなったから、全然聞き取れなかったんだけど。
『人って関わってみないとわかんないもんだなって、自分のガチガチな固定観念にメスぶっ刺したてただけ』
『?』
『上目遣いのキョトンやめろ。襲われるぞ俺に』
『襲う? 僕を?』
『冗談だって。ライオンに食べられそうになってるヒヨコにしか見えねー。マジで沼るわオマエ』
大きな手の平で、僕の髪の毛をワシャワシャしないで。
と言えなかったのは、いつも吊り上がった奏多くんの目じりが垂れさがり、楽しそうに笑っていたから。
凛々しいワイルドフェイスが笑うと幼い感じに崩れるところが、奏多くんの魅力なのかもしれないな。
霞くんだけじゃなく、同級生男子が奏多くんに群がる理由がわかる気がする。
なんて、強面奏多くんのギャップに引き込まれている場合ではありませんでした。
お昼休みのテニスは断らなきゃ。
奏多くんと霞くんは、いつも二人でお昼を食べている。
僕が奏多くんをとったと、霞くんに勘違いされたくない。
これ以上霞くんに嫌われたくない。
『あの……昼休みは……』
予定があると嘘を吐き出そうとしたが、奏多くんが陽気に片手を上げたから僕の口が固まってしまった。
彼の熱い瞳が見つめる先を、目で追いかける。
『なんで朝から奏多が俺のクラスにいるの?』
上品な笑顔を浮かべた霞くんが、奏多くんを軽くいじって
『俺がテラセを最高のライバルに仕上げようと思って』
奏多くんはニヒヒと笑いながら、椅子に座る僕を後ろからハグ。
クラス女子たちが『キャー』『テラセくんが抱きし笑められてる』っと黄色い悲鳴をあげ、『萌黄って小動物みたいな顔してるもんな』と、男子たちは意味不明な頷きをコクコク。
いやいや、クラスメイトなんてどうでもいい。
僕の斜め前に立つ霞くんの目が、異常なほど怖くて。
笑っているのに、怒っているのがまるわかりな目で。
霞くん違うの。
奏多くんを霞くんからとろう、なんて考えてないからね僕は。
『テラセって抱き心地いいのな。肉があんまないこの骨っぽさ、家で飼いたい』
奏多くんはさらに力を込めてギュッ。
力が強すぎて逃げられない。
『奏多は萌黄くんのこと、テラセって呼ぶようにしたんだね』
ニコニコなのに声が低い霞くんが、なんか怖くて。
奏多くんお願い、バックハグやめて、今すぐ離れて。
テニスをやるから。
昼休みにテニスコートに行くから。
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