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第3章 ついに推しが来ちゃった
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旧校舎3階の角にある部屋は、わたしがよく使うけいこ部屋です。
広さは教室の半分くらいってとこかな。
けいこ部屋に入り、引き戸をしっかりと閉める。
トートバックから取り出したのは推しのぬいぐるみ、高さは20センチほど。
推しのノエル君に似ているかっていったら、うん微妙。
本物より幼ないお姫さま顔。
頭が大きくて、ほぼほぼ2頭身。
人間離れした大きな目はぬいぐるみならではで、大人っぽくて美人顔のノエル君っていうよりは、ノエル君のキュートすぎる妹って感じかな。
似てる似てないはどうでもいいの。
今は亡きおばあちゃんがネットで推しぬいの作り方を調べて、わたしのために一生懸命作ってくれたんだもん。
『生きているとつらいことがある。おばあちゃんも今までたくさん涙を流したよ。そんな時に陽葵の心を癒してくれる物があったらなって、おばあちゃん頑張って作ったの。でもノエル君に似てないね。公式のぬいぐるみのほうがよかったら、おばあちゃん今すぐスマホでポチっとするよ』
嬉しかった。
泣きながら、おばあちゃんに抱きついちゃった。
おばあちゃんの愛がつまった手作りの推しぬいが、宝物にならないはずがないよね。
推しぬいを黒板前の教卓にちょこんと置く。
ぬいぐるみと対面するように立ち、わたしは瞳をとじた。
今から演じるのは、大切な人を失った悲しい物語。
登場人物は5人。
みんなこの場にいる設定だから、セリフごとに演じるキャラを変えなければいけない。
集中するんだ、役になりきるんだ。
心を鎮め、覚悟を決め、ゆっくりと目を開ける。
誰もいない空き教室で、わたしは涙声を張り上げた。
泣いたり怒ったり、わめいたり怒鳴り散らしたり。
演じ終わるといつも、ボーっとしてしまう。
「どうやったら、お客さんが感動する演技ができるようになると思う?」
推しぬいを抱きしめ、振り向いた時だった。
廊下に出る開き戸が、ちょっとだけ空いてることに気づいたのは。
細い隙間から、二つの目玉がこっちを見ている。
あの目は、あの透き通った瞳は、わたしが見間違えるはずもなく……
「きゃぁぁぁぁぁ!」
大声をあげ、わたしは窓ぎわまで猛ダッシュ。
待って、いったん落ち着こう。
ムリムリ、心臓が止まりそうになってるし。
なんでここにいるの?
もう転入してきたの?
そんな話は誰からも聞いてないよ。
ひゃっ、まだ見られてる。
ムリ、本当にムリだから!!!
パニックになりながら、床スレスレまで垂れ下がるカーテンにくるまった。
推しぬいをきつく抱きしめ、顔も体も足も布でおおい隠す。
たぶんこれは夢だ、本物なわけがない。
え?
ドアが開く音がするんだけど。
視界ゼロで外の様子はわからないけれど、足音が近づいてきているような。
「ごめんね勝手にのぞいちゃって。廊下を歩いていたら、お芝居をしている姿が見えたから」
このオルゴールみたいな癒し声は。
「驚かせるつもりもなかったんだ。お芝居だけ見て静かに去ろうかなって思ったんだけど、感想を伝えたいなって欲が出て」
品のあるしゃべり方、相手を思いやる気づかい。
間違いない、わたしの推し以外にありえない!
カーテンにくるまり、心臓がはちきれそうになっているわたし。
部屋に推しと二人だけのこの状況。
いま出て行ったら、推しの美しいお顔を拝むことになっちゃうよね?
はい無理、完全にキャパオーバーです!
体全部を隠したミノムシ状態で、片手だけをカーテンの外に出した。
推しがいるであろう方向に腕を伸ばし、手のひらを広げる。
「わわわっわたしの演技は、わすわすっ、忘れてください! そう、わたしはこの世に存在しないんです! ノエルくんの瞳になんて映りません! ごめんなさい! 許してください! えっとえっと、さようなら!」
はぁはぁはぁ。
マシンガントーク後の荒い呼吸のまま、カーテンの中に手を引っ込める。
パニックでよくわからないことを言い放っちゃった。
でもこれでいい、わたしは不審者だと思われただろう。
身の危険を感じ、ノエル君がこの部屋から出て行ってくれるはず。
そう願ったのに、聞こえてきたのはクスクスと楽しそうな笑い声。
「ごめん、笑っちゃだめだよね。でもほんとうにごめんね、待って、笑いをこらえるのムリ、アハハハ」
カーテンの中でわたしはキョトン。
どうやらわたしのおかしな行動が、ノエル君のツボに入ってしまったみたいです。
「カーテンにくるまったと思ったら、手が出てきた。この世に存在しないとか、僕の瞳に映らないとか。アハハ、くるぶしから下がちゃんと僕の目に映ってるよ、君はちゃんと存在してる。ごめん、ほんと笑い止まらない、お笑い芸人より僕の笑いのツボをついてくるなんて、アハハハ、涙出る……」
わたしの推しは笑い上戸?
そんなデータ、ネットになかったはずだけどな。
笑い声がやみ、けいこ部屋に静けさが生まれる。
「そろそろカーテンから出てきて欲しいな」
おっとり甘めの優しい音色。
生で堪能できるなんてぜいたくすぎて、勝手に呼吸が早まってしまう。
「感想を伝えさせて。胸に秘めたままだと、もやもやして眠れなくなりそう」
推しの頼みならしょうがない。
……って、ムリムリ。
みのむしのわたしを置いて、早くこの部屋から出て行ってください!
「睡眠不足だと、明日のうた番組の収録時にパフォーマンスが落ちちゃうんだけどな」
えっ、それは大変!
「歌詞を間違えてダンスも失敗して何度も撮り直しになって、スタッフさんやメンバーに迷惑をかけちゃうな。どうしようかな」
あぁぁぁぁ、もう。
推しの健康を害するのがわたしなんて、絶対にダメ!
ギュっと目をつぶり、推しぬいを抱きしめる。
ノエル君のパフォーマンスを低下させたら、ファン失格だし切腹ものだよ!
最悪キュン死の末路をたどる覚悟を決め、オドオドしながらカーテンから抜け出した。
「フフフ、さっきお芝居してた子だ」
おっとり微笑むノエル君を薄目でチラ見。
心臓? 爆発寸前です。時限爆弾作動中。
巻き込まれたくない人は今すぐ逃げて……って。
キャっ、わたしと推ししかこの部屋にいないんだった。
白い肌にはめ込まれた顔面パーツがすべて麗しくて、目のやり場に困る。
逃げる? 逃げたい。幸せすぎてムリ。
『キュン死をまぬがれたいなら、推しを見てはいけない!』と、ドキドキうなる心臓が警告を発してくる。
しかも眼福からのぜいたく玉手箱だよ。
ノエルくんが着ているえんじ色のブレザーは、わが中学の制服。
似合いすぎ、かっこよすぎ。
まさかわたしが推しとおそろいの服を着て、部屋に二人っきりになるなんて。
誰かちょうだい、酸素、酸素!
呼吸も心臓も苦しいの!
気を抜いたら気絶しそうなの!
胸を押さえながら視線をあげれば、極上に美しい笑顔の花が咲き誇っていた。
「やっと目が合った」
ノエルくんの優しい目もとがさらに緩む。
わたしだけに笑ってくれた。
存在自体が麗しすぎ。
これ以上彼を見つめたら目が溶けるよ。
とりあえず落ち着こうか、ひまり。
心臓に悪いことは、1週間前に乗り越えているでしょ。
ペンライトが人間になったとか、お父さんが実はお守りだったとか。
目が飛び出そうなくらい驚いたけれど、わたしの心臓は持ちこたえた。
だから目のまえに推しが現れたくらい、どうってこと……
「髪がきれいだね。ふんわりしてて柔らかそう。毛先に向って広がってる感じがお姫様のドレスみたい。ほんと可愛い」
あるある、どうってことある。
推しの口から可愛いをいただきました。
もうこの世に思い残すことはありませ……ん?
いや、こっちもあるある。
たくさんの人を笑顔にする、大人気舞台女優になってみせるんだから!
広さは教室の半分くらいってとこかな。
けいこ部屋に入り、引き戸をしっかりと閉める。
トートバックから取り出したのは推しのぬいぐるみ、高さは20センチほど。
推しのノエル君に似ているかっていったら、うん微妙。
本物より幼ないお姫さま顔。
頭が大きくて、ほぼほぼ2頭身。
人間離れした大きな目はぬいぐるみならではで、大人っぽくて美人顔のノエル君っていうよりは、ノエル君のキュートすぎる妹って感じかな。
似てる似てないはどうでもいいの。
今は亡きおばあちゃんがネットで推しぬいの作り方を調べて、わたしのために一生懸命作ってくれたんだもん。
『生きているとつらいことがある。おばあちゃんも今までたくさん涙を流したよ。そんな時に陽葵の心を癒してくれる物があったらなって、おばあちゃん頑張って作ったの。でもノエル君に似てないね。公式のぬいぐるみのほうがよかったら、おばあちゃん今すぐスマホでポチっとするよ』
嬉しかった。
泣きながら、おばあちゃんに抱きついちゃった。
おばあちゃんの愛がつまった手作りの推しぬいが、宝物にならないはずがないよね。
推しぬいを黒板前の教卓にちょこんと置く。
ぬいぐるみと対面するように立ち、わたしは瞳をとじた。
今から演じるのは、大切な人を失った悲しい物語。
登場人物は5人。
みんなこの場にいる設定だから、セリフごとに演じるキャラを変えなければいけない。
集中するんだ、役になりきるんだ。
心を鎮め、覚悟を決め、ゆっくりと目を開ける。
誰もいない空き教室で、わたしは涙声を張り上げた。
泣いたり怒ったり、わめいたり怒鳴り散らしたり。
演じ終わるといつも、ボーっとしてしまう。
「どうやったら、お客さんが感動する演技ができるようになると思う?」
推しぬいを抱きしめ、振り向いた時だった。
廊下に出る開き戸が、ちょっとだけ空いてることに気づいたのは。
細い隙間から、二つの目玉がこっちを見ている。
あの目は、あの透き通った瞳は、わたしが見間違えるはずもなく……
「きゃぁぁぁぁぁ!」
大声をあげ、わたしは窓ぎわまで猛ダッシュ。
待って、いったん落ち着こう。
ムリムリ、心臓が止まりそうになってるし。
なんでここにいるの?
もう転入してきたの?
そんな話は誰からも聞いてないよ。
ひゃっ、まだ見られてる。
ムリ、本当にムリだから!!!
パニックになりながら、床スレスレまで垂れ下がるカーテンにくるまった。
推しぬいをきつく抱きしめ、顔も体も足も布でおおい隠す。
たぶんこれは夢だ、本物なわけがない。
え?
ドアが開く音がするんだけど。
視界ゼロで外の様子はわからないけれど、足音が近づいてきているような。
「ごめんね勝手にのぞいちゃって。廊下を歩いていたら、お芝居をしている姿が見えたから」
このオルゴールみたいな癒し声は。
「驚かせるつもりもなかったんだ。お芝居だけ見て静かに去ろうかなって思ったんだけど、感想を伝えたいなって欲が出て」
品のあるしゃべり方、相手を思いやる気づかい。
間違いない、わたしの推し以外にありえない!
カーテンにくるまり、心臓がはちきれそうになっているわたし。
部屋に推しと二人だけのこの状況。
いま出て行ったら、推しの美しいお顔を拝むことになっちゃうよね?
はい無理、完全にキャパオーバーです!
体全部を隠したミノムシ状態で、片手だけをカーテンの外に出した。
推しがいるであろう方向に腕を伸ばし、手のひらを広げる。
「わわわっわたしの演技は、わすわすっ、忘れてください! そう、わたしはこの世に存在しないんです! ノエルくんの瞳になんて映りません! ごめんなさい! 許してください! えっとえっと、さようなら!」
はぁはぁはぁ。
マシンガントーク後の荒い呼吸のまま、カーテンの中に手を引っ込める。
パニックでよくわからないことを言い放っちゃった。
でもこれでいい、わたしは不審者だと思われただろう。
身の危険を感じ、ノエル君がこの部屋から出て行ってくれるはず。
そう願ったのに、聞こえてきたのはクスクスと楽しそうな笑い声。
「ごめん、笑っちゃだめだよね。でもほんとうにごめんね、待って、笑いをこらえるのムリ、アハハハ」
カーテンの中でわたしはキョトン。
どうやらわたしのおかしな行動が、ノエル君のツボに入ってしまったみたいです。
「カーテンにくるまったと思ったら、手が出てきた。この世に存在しないとか、僕の瞳に映らないとか。アハハ、くるぶしから下がちゃんと僕の目に映ってるよ、君はちゃんと存在してる。ごめん、ほんと笑い止まらない、お笑い芸人より僕の笑いのツボをついてくるなんて、アハハハ、涙出る……」
わたしの推しは笑い上戸?
そんなデータ、ネットになかったはずだけどな。
笑い声がやみ、けいこ部屋に静けさが生まれる。
「そろそろカーテンから出てきて欲しいな」
おっとり甘めの優しい音色。
生で堪能できるなんてぜいたくすぎて、勝手に呼吸が早まってしまう。
「感想を伝えさせて。胸に秘めたままだと、もやもやして眠れなくなりそう」
推しの頼みならしょうがない。
……って、ムリムリ。
みのむしのわたしを置いて、早くこの部屋から出て行ってください!
「睡眠不足だと、明日のうた番組の収録時にパフォーマンスが落ちちゃうんだけどな」
えっ、それは大変!
「歌詞を間違えてダンスも失敗して何度も撮り直しになって、スタッフさんやメンバーに迷惑をかけちゃうな。どうしようかな」
あぁぁぁぁ、もう。
推しの健康を害するのがわたしなんて、絶対にダメ!
ギュっと目をつぶり、推しぬいを抱きしめる。
ノエル君のパフォーマンスを低下させたら、ファン失格だし切腹ものだよ!
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「フフフ、さっきお芝居してた子だ」
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逃げる? 逃げたい。幸せすぎてムリ。
『キュン死をまぬがれたいなら、推しを見てはいけない!』と、ドキドキうなる心臓が警告を発してくる。
しかも眼福からのぜいたく玉手箱だよ。
ノエルくんが着ているえんじ色のブレザーは、わが中学の制服。
似合いすぎ、かっこよすぎ。
まさかわたしが推しとおそろいの服を着て、部屋に二人っきりになるなんて。
誰かちょうだい、酸素、酸素!
呼吸も心臓も苦しいの!
気を抜いたら気絶しそうなの!
胸を押さえながら視線をあげれば、極上に美しい笑顔の花が咲き誇っていた。
「やっと目が合った」
ノエルくんの優しい目もとがさらに緩む。
わたしだけに笑ってくれた。
存在自体が麗しすぎ。
これ以上彼を見つめたら目が溶けるよ。
とりあえず落ち着こうか、ひまり。
心臓に悪いことは、1週間前に乗り越えているでしょ。
ペンライトが人間になったとか、お父さんが実はお守りだったとか。
目が飛び出そうなくらい驚いたけれど、わたしの心臓は持ちこたえた。
だから目のまえに推しが現れたくらい、どうってこと……
「髪がきれいだね。ふんわりしてて柔らかそう。毛先に向って広がってる感じがお姫様のドレスみたい。ほんと可愛い」
あるある、どうってことある。
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こちらは他サイトにも掲載しています。
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