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第4話
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ほにゃららの説明後、跳び箱に隠れていた人物を外に出した。隠れていたのは大人の男性で、顔を真っ赤にしながら喋り出した。
「俺は教師だ。カッコいいんだ。お前も分かるだろ? カッコいい、可愛いは正義だ。お前もそうだろ? 自分が可愛いだろ? 可愛いなら見逃してくれ」
頭の悪い感じがヒシヒシと伝わってくる。
「死んだふりをしていた女子生徒と何をしていたかはあえて言わないようにしてあげますけど、相手の弱みを握り続けること自体が私は好きじゃないので事細かく校長先生と教頭先生に伝えておきますね」
「へ? 言わないって言って結局言うってやつ?」
「悪徳教師、あんたは中身がカッコよくない。中身がなければ外見はいずれ錆びますよ」
「くそー」
「どんなに前髪が失敗していても私は中身が可愛い、だから外見も可愛い」
「可愛い雅、後は任せて。私がこの男を連れて校長先生や教頭先生に伝えておくわ」
「……ありがとう、田中さん。そして私は可愛い」
私は体育館倉庫で起きた事件を無事解決して保健室へ戻ろうとした。その時、入り口に嶋野くんが立っていた。
嶋野くんはパチパチと拍手をしながら私の方へと歩んできた。
「お見事だよ初根さん」
「……?」
「自分を可愛いと思うその心を取り戻してくれたかな?」
「まさか、嶋野くん」
「そう、君は可愛い。失敗した髪形で悩む姿なんて見たくなかったんだ。君が自らの可愛らしさに自惚れる姿を見るのが中学校時代から好きだったんだ。だから僕はイケメンオーラを出して、弱っている君が僕に惚れるように近づき、この一連の事件を発生させたんだ」
すべてが嶋野くんのシナリオ通り……すべてがお芝居だった、と。
残念ながら中学時代にあなたのことを知らなかった私、それは私が可愛くて、あなたが私に釣り合わないから眼中になかったということ。
「ありがとう、嶋野くん。私は可愛い、自信が完全に復活したよ。あなたは私の可愛らしさに対して釣り合わない人物なので今日限り近寄らないで」
「おお、なんてひどい言葉だ。だけど、それもまた君の新しい魅力だよ」
私は誰よりも可愛い、たかが前髪を切りすぎたくらいで悩むなんて愚かだった。
悩む暇はない、新たな可愛い領域を探しださなくてはいけない。それが、可愛い私の宿命だから。
「俺は教師だ。カッコいいんだ。お前も分かるだろ? カッコいい、可愛いは正義だ。お前もそうだろ? 自分が可愛いだろ? 可愛いなら見逃してくれ」
頭の悪い感じがヒシヒシと伝わってくる。
「死んだふりをしていた女子生徒と何をしていたかはあえて言わないようにしてあげますけど、相手の弱みを握り続けること自体が私は好きじゃないので事細かく校長先生と教頭先生に伝えておきますね」
「へ? 言わないって言って結局言うってやつ?」
「悪徳教師、あんたは中身がカッコよくない。中身がなければ外見はいずれ錆びますよ」
「くそー」
「どんなに前髪が失敗していても私は中身が可愛い、だから外見も可愛い」
「可愛い雅、後は任せて。私がこの男を連れて校長先生や教頭先生に伝えておくわ」
「……ありがとう、田中さん。そして私は可愛い」
私は体育館倉庫で起きた事件を無事解決して保健室へ戻ろうとした。その時、入り口に嶋野くんが立っていた。
嶋野くんはパチパチと拍手をしながら私の方へと歩んできた。
「お見事だよ初根さん」
「……?」
「自分を可愛いと思うその心を取り戻してくれたかな?」
「まさか、嶋野くん」
「そう、君は可愛い。失敗した髪形で悩む姿なんて見たくなかったんだ。君が自らの可愛らしさに自惚れる姿を見るのが中学校時代から好きだったんだ。だから僕はイケメンオーラを出して、弱っている君が僕に惚れるように近づき、この一連の事件を発生させたんだ」
すべてが嶋野くんのシナリオ通り……すべてがお芝居だった、と。
残念ながら中学時代にあなたのことを知らなかった私、それは私が可愛くて、あなたが私に釣り合わないから眼中になかったということ。
「ありがとう、嶋野くん。私は可愛い、自信が完全に復活したよ。あなたは私の可愛らしさに対して釣り合わない人物なので今日限り近寄らないで」
「おお、なんてひどい言葉だ。だけど、それもまた君の新しい魅力だよ」
私は誰よりも可愛い、たかが前髪を切りすぎたくらいで悩むなんて愚かだった。
悩む暇はない、新たな可愛い領域を探しださなくてはいけない。それが、可愛い私の宿命だから。
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