人から龍へ、龍から神へ 神に至った者の異世界改革

菊一片

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第一章 異世界にて・・・

第三幕 美龍姫の退屈で幸せだった日々

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side桂馬
3日目の朝は、最悪だった。
当然だろう、自分が前の世界で死んだときの夢を見たのだから。
「また食い物探さないとな~」
果物は一応アイテムボックスに入っているが、
「これでは腹の足しにはならん。」
特に今日は夢見が最悪だったから、なおのことドカ食いしたい。
「まぁ、それもこれも服をどうにかしてからだよな。」
俺は、最後の砦のみを身に纏って毛皮等と一緒に並べる。
「とりあえずスキルを使って、上手くいけばいいけどな~」
そして、スキルアーカイブ、神の眼、ラーニングを発動させる。
神の眼を使った瞬間、視界が一瞬で変わった。
急に周りが近未来的に変わったのだ!
その状態に興奮しつつ、錬成術のやり方をラーニングで盗んでいく。
「よし、。」
錬成術のノウハウをスキルで頭の中に30分位でした俺はさっそく作業に入る。
素材に魔力を流し、時折気も一緒に使って引き出す。
大抵はどうにかなるってまるで。」
そう気と魔力を思いっきり使えば大抵の合成や錬成を出来てしまう、スキルを使って調べた時に判明した新たなチート部分。
「とりあえず必要なのは素材で、後は力技ちからわざでどうにかなるとか、ここに来て人外ステータスが役に立つとは・・・」
錬成術は、某錬金術漫画の丸パクリのスキルな模様!
いや手を合わせる必要がないし、科学反応を無視するから更に酷いと判断する(敬礼)
などと脳内で行われている内に、完成した。
「元の材料が毛皮しかなかったからなぁ~、まぁ仕方ないか。」
上のシャツは熊の毛皮を一緒に錬成して狩人の衣装みたいなマタギのような毛皮その物を着る服にした感じになった。
下のズボンは、鹿と牛の革を使って表が牛革、裏が鹿の革を使ったレザーパンツのようなズボンになった。
「創成のスキルで、エンチャントみたいな術を作れないかな~?」
スキル魔法創成は、俺が実現にしたい魔法を作る事が出来る。
「まぁ、ひとまずまぁいいや、し、とりあえず服を神の眼を使って鑑定するか。」

[ベアーシャツ] レア度ランク 5
ギガント・ベアの毛皮と手持ちのシャツを桁違いな気と魔力で錬成して使った一品。
超高濃度な加減知らずな魔力と気に晒され続けたので、龍のウロコに匹敵する頑健な耐久力がある。
オートスキル 温度自動調節機能
体感温度を自動調節して快適温度を保つ機能、この機能は睡眠中も自動で調節し一緒に着ているズボンにも効果を付与する。

「なんじゃこりゃ~!?」
レア度とかかなり高いし、龍のウロコとか出てるし、温度自動調節機能はすごくありがたいですけれども、自分の魔力とかがそこまで非常識扱いされるとかなりショックなんですけど!(涙目)
「この調子だと、ズボンも大変な事になってるだろうな~(遠い目)」

[レザーパンツ] レア度ランク 4
角鹿の革とアタック・バッファローの革をと錬成して出来た一品。
規格外な魔力と気によって鍛えられた為、龍のウロコと同等の耐久力を誇る。
伸縮性に優れ、肌触りも良好な優れた一品。
オートスキル 自動洗浄機能
常に清潔な状態を保つ事が出来る洗濯要らずの主婦憧れのスキル。
一緒に身に付けている物及び身体も洗浄する。

「これは、かなりいいな(キラキラ)。」
自動洗浄機能(腰布の部分を見なかった事にして)、これがあれば体臭の原因になるあの匂いも除去してくれる。
「こういうのに付くスキルは、全部ランダムみたいだしな~(やれやれ)」
とりあえずと思って服を着る事にする。
「いい加減、腹が減ったからまた肉狩りに行って来るか。」
俺は探知を発動させ、ターゲットを捕捉しウキウキと狩りに行った。

side美龍姫
この島は退屈だった。
私達古龍族は私が産まれる時よりも遥か昔からこの島に住んでいた。
空を飛べばどこにも自由に行けるはずなのに、私達はここに住んでいた。
父には昔、私がまだ小さい頃に聞いた事がある。
「お父様、なぜ私達はここに暮らしているの?」
「それは私達が世界の守護者だからだよ。」
そう言っていつも父は私に言い聞かせる。
最初は私だってそう思っていた。
守る事が私達の使命だと、信じていた。
だが、ある時ふと気付いてしまった。
一体どんな脅威から、一体何を守るのか?
そんな疑問を私は抱いてしまった。
他の皆はまだいい、族長である父の指示にしたがっていればいいのだから。
だけど、その娘である私までそのままでいいの?
そんな疑問が私の中に
その頃から私は集落の外に足を運ぶようになってしまった。
それからしばらくしてから、父から島の外に出てはいけないとコンコンと説教をされた。
そう言った掟が存在して、その掟を破ると死ぬ。
私は父に芽生えた疑問をぶつけた。
「それは掟ではなくて、と言うんじゃないの?」
「確かにそうかも知れない、だがお前の母は、レイシャはそれで死んだのだ!」
父が言うには、私が産まれて間もない時に患った病気を治す薬草を採りに行く為に掟を破ったそうだ。
その時、神から掟を破った罰として母は衰弱して息をひきとった。
「嘘でしょう?」
私の問いに、父は答えない。
「嘘って言ってよ!」
取り乱す私に父は一言告げただけだった。
「すまない」
その一言で私はショックのあまり崩れ落ちてしまった。
「お前思っている疑問はもっともだ、だがっ!」
私は顔を上げて父の顔を見る。
「父として、族長としてもお前を島の外に出す事は出来ない。」
その時の父の顔は、多分忘れる事は出来ないだろう、今すぐにでも母の仇を討ちに行きたい。
それを一生懸命に押し殺している父の顔を。

あれから時間が流れて私は皆から美龍姫なんて恥ずかしい渾名あだなを呼ぶようになった。
私はただ、いたずら小僧どもを片っ端から成敗しただけなのに(解せぬ)
あれ以来、私は島の外に興味を持つことをやめた。
いや興味はある。
だけど、父のあの顔を見て以来、私は外に出ようと思わなくなった。
「レミィ様」
ふと後ろから、声を掛けられて振り向く。
「マール、どうしたの?」
ずっと昔から傍にいる、姉と言っても過言ではないの顔を見る。
「いえ、何か無理をしているように見えたのでつい」
声を掛けてしまった。
彼女にそう告げられ、苦笑しながらそれを認める。
「そうね、真実って言うのは基本的に悲しいからかも知れないわね。」
そう言いながら私はまた空の果てに目を向ける。
「いつか、本当にいつかこの目で世界を見ることが出来るといいなぁ」
私はこの夢に想いをはせた。
「レミィ様」
マールが言いにくそうに声を掛けて来た。
「そろそろいいお時間ですので戻りましょう。」
私は残念そうにしながら振り返って応える。
「わかったわ」
私は、翼を広げ空に飛び立った。
私は、今の場所から北西にある集落に戻る前に大樹の傍にある湖によって行く事にした。
「マール、私あそこの湖で水浴びしたいから先に帰ってもいいよ。」
マールは龍の姿で器用にため息をしながら
「レミィ様、年頃の娘がそんなはしたない事をしてはいけません!」
マールは私が浴室でもない場所で裸になるのがダメだと言う。
だけど、それは想定内の事だ。
私は、マールを動揺させるべく次なる一言を放つ。
「ならマールも一緒に水浴びする?」
「はい?」
マールの声が裏返った返事が聞こえる。
「なっ!?なななに言ってんですか?!(はわわ)」
「え~、いいじゃないたまには(小悪魔的笑顔)」
「い、いやです!もし万が一でも誰かに見られたら恥ずかしくって死んでしまいますし、お嫁に行けなくなっちゃうじゃないですか!!(超必死)」
「へ~きだって、もし万が一見られたらその瞬間に仕留めれば(ギュピーン!)」
「変態でも全力でブレス打っちゃダメ~!(ぶるぶる)」
「だ~いじょうぶだって、一応島が壊れない程度には配慮するし(も~やだな~)」
「それでも被害は甚大ですからね!そんなのがいても絶対やっちゃダメですからね(振りじゃないよ)」
「わかったじゃあやらないからちゃんと見ててね(ニヤリてへペロ)」
「わかりました、お傍にいま・す・・から、あっ!?(気づきました!)」
「やった!!じゃ先に行ってるね(ヒャッホ~)」
私にしてやられたマールは、目に涙を溜めながら叫んだ。
「レ、レミィさ~ま~!!(激おこ)」
「きゃ~、マールが怒った~♪(逃げろ~♪)」
「逃がしません、今日という今日はそのお尻をひっぱたかせて貰います!(超本気)」
私は親友兼姉と僅かな楽しい時間を更に堪能する為に、真上に太陽が輝くなか全力で突撃してくるマールをかわしながら湖に向かった。

side桂馬
今日は朝から熊も牛と鹿を見つけた。
それぞれ3匹ずつ狩ってホクホクしながら湖に戻る途中に果物を10個ぐらいまとめて見つけた。
もちろんそれらも回収した。
回収した後にまっすぐ戻ろうとしたら、今度は変わった岩壁を見つけた。
なぜか所々白っぽくキラキラ光っているので、とりあえず殴ってみたら簡単に崩れたのでそれも全部回収した。
その流れを3回ほど繰り返して太陽が真上に昇ったぐらいの時間にようやく湖に戻ってくる。
戻ったら昨日と同じ位置に結界を張って再び肉を焼く。
鹿と牛に熊をまとめて食べて、更に猪を狩ったので革を剥いで内臓を掻き出して、串刺しにしてまるっと丸焼きにする。
この食欲が何処から来るのかわからないが、とりあえず食べる事が嫌いではないので、迷うことなく食べる。
「肉うま~(至福)」
今回は我を忘れて、食べ続ける事はないが既に4頭目である。
ギガント・ベアは4トンから6トンは有りそうなデカさがあり、鹿や牛にしても2トンから3トンはあるな、間違いなく。
猪は多分5トン以上だろう、猪の正式名はファントム・ボア、どうやら肉食らしく分身してるように見えるフットワークを駆使しながら牛や鹿に熊まで轢き飛ばしてた。
「さすが異世界、猪がサッカーやバスケ、ラグビーやアメフトのフットワークを使うとは(侮れぬ)」
熱々の猪に食らいつきながら午後からの予定を考える。
「また結構獲物を狩りまくったし、ステータスチェックでもするか」
食ってる量については、もう考えるのをやめたようだ。

[新道 桂馬] [(年齢)31] [(レベル)32]

「おうふ」
俺はまた、心の中で再び吐血した。
レベル10で、いやレベル1の段階でスーパーマン、レベル10で人外と来ているのに一気にレベル30を超えるだと!
「なんということだ!」
俺は額に手を当て天を仰いだ。
「予想よりもレベルが上がるのが早い、どうにかならないものか?」
本気でため息をつきながら、俺は続きを見る。

[(生命力)測定不能]

「ついにこの段階に来てしまったか。」
俺は倒木に腰を掛け、両膝に肘を置きどこかの司令官のようにため息をつく。
「まぁいい(良くないよ)次だ(やせ我慢)」

[(精神力)測定不能](ぐあっ)

[(身体能力)計測不能{1000兆のくらいを超えた事をお知らせします。}](要らねーよ!そんな親切)

[(魔力)測定不能](貴様もか~!)

[(操作系能力)操れないモノなんて存在しない!](どういう事よ!?)

[(運)世界の謎](何がしたいんだ!あんた達は!?)

全ての項目を見終えた俺は一言吠えた!
「全滅じゃねぇか!!」
ゼェゼェとツッコミ過ぎて、若干息を乱しながら思いっきり息を吸い込んででっかくため息をひとつついて、死んだ目をしながら次のスキルの項目を見ていく。
「とりあえず変化したのがいくつかあるみたいだからそれだけチェックするか。」

[全知の瞳(旧名 神の眼)]
その瞳に写るモノに知らぬ物も解らぬ者も存在しない。
スキル単独で使用可能、アーカイブとの併用時間を4時間まで延長。
魂の格が神クラスまで上がると無制限で使用可能になります。

「ウラァ!!ちょっと待てい!!」
俺は思わず倒木にツッコミチョップする。
「めちゃくちゃ強力になってんじゃん!?」
あまりのスキルの進化っぷりに俺は思いっきり取り乱す。
「はぁはぁ、いまさらジタバタしても仕方ない!次だ次!」

[全能力超神速成長神補正ちょうしんそくせいちょうかみほせい]
全ての能力値が神を超える勢いで成長する(現在進行形)

「ウルァァァァ、現在進行形ってなんだ、現在進行形って!しかも神って2つも入っちゃってんよ!2つも!!」
そのままのテンションで次に進める。

[魔力総合能力 神]
既に人を捨て神にすら唾を吐けるほどの魔力を持つあなたには、このスキルが相応しい。

「せつめ~い、もはやスキルの説明する気皆無だろうが、これ!!何が相応しいんだよ!何が!!」
更に次へ、

[オリジナル・スキル・クリエーター]
考えるな、感じろ。おまえの脳ミソにあるイメージを解放しろ、それが新たなスキルとなる!
(捕捉説明)あなたが想像した技や魔法が全て創造する事が出来るよ(てへペロ)

「なぁぁぁにが、感じろだぁぁぁ~!責任者出てこい、責任者!!」
どうやら[ラーニング]と[魔法創成]が一つになったようである。
「なんだこのふざけたスキルの数々は、責任者はどいつだ!!」
ケイマ君相当ご立腹のご様子。

少し時間が立って落ち着いたのか、再び肉を食うことにした模様。
「肉だけだ、肉だけが俺を癒してくれる」
完全にヤバい人である。
「はぁぁぁぁ~、これもう街とか探さない方がいいんじゃね~かな?」
とりあえず熊をペロっと食べて、午後をどうするか考えていると、上空ででっかい2つの影がなにやらをしているようだが、それよりも。
「あれドラゴンだよな?ヤバい全然怖くない、この時点でドラゴンとも普通に闘えるって事か(ガックリ)」
とりあえず今は、その気になれないので結界から出ないようにすると決める。
すると、遠くから人の声が聞こえる。
「ん?どこから?」
辺りをキョロキョロしていると急に湖の方からバシャバシャと水が跳ねる音が聞こえる。
音のする方を見ると一糸纏わぬ綺麗な女性が二人、水をかけあってはしゃいでいる。
「ほらっ、マール♪えいっ♪」
「きゃっ、もうレミィ様、お返しです♪それっ♪」
両方ともあまりに綺麗な裸体を隠さずにじゃれあっている様子は、あまり眼福もとい眼の毒であったが、あまりの幸運に彼はこの世界に来て初めて生きてる事に感謝した。
「神様ありがとうございます(はぁーと)」
彼は今日はそのままもう動く気がないようである(エロ猿)。

追記 この様子を覗いていた(監視)もう一人のクソ野郎は、一緒に監視をしていた女二名の高圧視線に負けてそっと覗くのをやめたらしい。
どうやらエロ猿と同じに思われるのが嫌だった模様
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