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27 突然の来客、お風呂イベント導入
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水を掛けられた快気パーティーから数日。
朝食を食べながら考える。
「あの!」
「なに?」
心配そうな顔でノエが私へと話しかけてきた。
相変わらず食事は一緒にしてくれない。
「美味しくなかったでしょうか……?」
「え? 別に美味しいわよ? 何で?」
朝食なのでパンとハム、野菜を煮込んだスープとジャムとバターなど軽いものだ。
「いえあの。美味しくなさそうな顔をしていたので」
「ああ、考え事してたのよ。そうだ! ノエは何を目指しているの?」
目指す? と聞いて口を閉じて考え始めた。
なので、将来の夢よと付け足す。
「夢ですか、おじょうさまの横で働きたいですっ! あ……首なん……でしょうか……」
「ち、ちがうわよ。皆夢があってうらやましいなって事。じゃぁメイドになる前の夢ってあった?」
「本が好きだったのでその、教師になれたらなって……もちろん貴族様じゃないので教師はなれないんですけど、代わりに学校に入れない子供たちに教えれる人間になりたいなぁって……ご、ごめんなさい。つまらない夢ですよね」
「え? 全然立派と思うわよ。ノエなら慣れるわよ。
とりあえず、これと、これのお代わりあったら貰える?」
嬉し恥ずかしそうに返事をするとノエは走っていった。
本当に立派だ。
「おじょうさまっ!」
「あら、お代わり分なかった?」
手ぶらのノエが私を呼んでいる。
「いえ、ナナさまが来客されましたけど、どうしましょうか?」
「え? ナナが? 何で?」
「面会を申し込みますとしか、ご、ごめんなさい。聞いてきますっ!」
ノエに聞いてもわからない。走り出そうとするノエを呼び止める。
「あの子も、私とこれ以上付き合ったってしょうがないでしょうに。
とりあえず、通して頂戴」
「はい」
未来は回避された! と、思う。
だって私はナナを虐めてないもの、一番酷いエンディングでは賢者の石を盗むだけど、私は別に盗むつもりも無い。
それに、リュートと結婚もしたいと思わないので、殺される心配も無い。
考えていたら目の下にクマを作ったナナが笑顔で入ってきた。
「お、おはようございます! エルンさんっ!」
「おはよう。今日はどうしたの? 約束してたっけ?」
「約束はしてません……でもっ」
でもっ聞いてください! というので、黙って聞くことにする。
鞄から手袋と小瓶と眼鏡をセットでテーブルに並べた。
「まだ、眼鏡は必要な齢じゃないわよ?」
「ち、ちがうんです! 精霊の眼鏡に手袋、それに小瓶です!」
「え、これがそうなの!?」
私は眼鏡をかけてみたり、小瓶を眺めたりもする。
変哲の無い道具にしかみえない。
「エルンさんが先に帰られたあと、エレファントさんに作り方だけを教わったんです!
出来ないかもしれませんよ? と言われたんですけど出来ましたっ!」
「そ、そう」
作り方を教わっても出きるとは限らない、そうディーオから教わったのは、ナナも聞いているはずなのに。
天才よね。
「で、これを見せに来たの?」
「そうなんです! じゃぁ行きましょうっもう、作っている時から楽しみにして」
「まったまったまった、行くってどこに!?」
「やだなー精霊の森ですよ。昔から精霊ちゃんがいると言われている森です」
場所は知っている。
だた、なぜ一緒に行く事が決定してるのか、それを聞きたい。
「あ……もしかして、ご迷惑だったでしょうか。
そのごめんなさい……一緒に行けると思って一人張り切ってしまって、朝食中失礼しました。帰ります……」
もう、これじゃ私が悪者みたいじゃないの。
「待ちなさい、行くわよ」
「ほ、本当ですかっ! 日帰りでいけるんですけど!」
「まったまったまった。
それよりもまだ、七時よ……それに、ちゃんと寝た?
顔色悪いし、その、ちょっと匂うわよ」
「えっ、あの……ちょっと徹夜して睡眠は短かったのと、そのお風呂は入ったん……ですけどね……ちょっと前というか」
「最後に入ったのは?」
「五日前……です……。
その! 入らなくても人間って死なないと思います!」
五日前というとパーティー前日か。
「ノエ、お風呂の用意お願い。
それと午後から出かけるから、ナナはそれまで寝てなさい」
そんな悪いですし! それに外に出たらまた汚れますけどというナナを私は、はいりなさい! と一括して従わせる。
私としても、食べて直ぐは動きたくは無いし、寝不足のナナを連れて行きたくない。
「あとは、冒険者の手配も必要よね……」
「あ、日帰りなので大丈夫ですよ! それに最近強くなったんです!」
私の呟きを聞くナナは、懐から花柄の物体と取り出した。
カラフルで可愛い。
「ボムLV2改です! 使い方は簡単で、この部分を押して投げるだけでっ」
カチッ!
「え?」
「あっ」
ナナはそのボタンを押したまま固まる。
私と顔を見合わせてどうしようというような顔だ。
「そ、外に捨ててっ! ノエ窓を開けて」
「「は、はい」」
二人とも大声で返事をして動く、ノエが窓を開けてナナが走る。
そして窓の手前で転んだ。
コロコロと私の足元に転がってくるボムLV2改。
ボンッ!
大きな音とおもに白煙が部屋中に広がる。
何ともいえない臭いが広がり咳き込んだ。
「げっほげほ」
「ご、ごめんなげふげふ」
「お、じょう……こほ」
「ぶ、無事?」
「さっしょう能力はない、げほ、ないん……げふ……です」
煙が収まるまで暫くかかった。
煙が収まると部屋の中は悲惨な状況だった。
あちこち白や赤や青の煙跡がついている、害虫退治の中にいたらこんな感じなんでしょうねと思う。
後から聞いた話によると、人には無害で魔物が嫌がる煙をだすのに特化させたらしい。
女性や子供にも安心って、でも室内で使うものじゃないわね……。
横を見ると体中煙で汚れているのに、エルンさんとおっふろおっふろと呟いているナナがいる、ちょっと怖いわね。
朝食を食べながら考える。
「あの!」
「なに?」
心配そうな顔でノエが私へと話しかけてきた。
相変わらず食事は一緒にしてくれない。
「美味しくなかったでしょうか……?」
「え? 別に美味しいわよ? 何で?」
朝食なのでパンとハム、野菜を煮込んだスープとジャムとバターなど軽いものだ。
「いえあの。美味しくなさそうな顔をしていたので」
「ああ、考え事してたのよ。そうだ! ノエは何を目指しているの?」
目指す? と聞いて口を閉じて考え始めた。
なので、将来の夢よと付け足す。
「夢ですか、おじょうさまの横で働きたいですっ! あ……首なん……でしょうか……」
「ち、ちがうわよ。皆夢があってうらやましいなって事。じゃぁメイドになる前の夢ってあった?」
「本が好きだったのでその、教師になれたらなって……もちろん貴族様じゃないので教師はなれないんですけど、代わりに学校に入れない子供たちに教えれる人間になりたいなぁって……ご、ごめんなさい。つまらない夢ですよね」
「え? 全然立派と思うわよ。ノエなら慣れるわよ。
とりあえず、これと、これのお代わりあったら貰える?」
嬉し恥ずかしそうに返事をするとノエは走っていった。
本当に立派だ。
「おじょうさまっ!」
「あら、お代わり分なかった?」
手ぶらのノエが私を呼んでいる。
「いえ、ナナさまが来客されましたけど、どうしましょうか?」
「え? ナナが? 何で?」
「面会を申し込みますとしか、ご、ごめんなさい。聞いてきますっ!」
ノエに聞いてもわからない。走り出そうとするノエを呼び止める。
「あの子も、私とこれ以上付き合ったってしょうがないでしょうに。
とりあえず、通して頂戴」
「はい」
未来は回避された! と、思う。
だって私はナナを虐めてないもの、一番酷いエンディングでは賢者の石を盗むだけど、私は別に盗むつもりも無い。
それに、リュートと結婚もしたいと思わないので、殺される心配も無い。
考えていたら目の下にクマを作ったナナが笑顔で入ってきた。
「お、おはようございます! エルンさんっ!」
「おはよう。今日はどうしたの? 約束してたっけ?」
「約束はしてません……でもっ」
でもっ聞いてください! というので、黙って聞くことにする。
鞄から手袋と小瓶と眼鏡をセットでテーブルに並べた。
「まだ、眼鏡は必要な齢じゃないわよ?」
「ち、ちがうんです! 精霊の眼鏡に手袋、それに小瓶です!」
「え、これがそうなの!?」
私は眼鏡をかけてみたり、小瓶を眺めたりもする。
変哲の無い道具にしかみえない。
「エルンさんが先に帰られたあと、エレファントさんに作り方だけを教わったんです!
出来ないかもしれませんよ? と言われたんですけど出来ましたっ!」
「そ、そう」
作り方を教わっても出きるとは限らない、そうディーオから教わったのは、ナナも聞いているはずなのに。
天才よね。
「で、これを見せに来たの?」
「そうなんです! じゃぁ行きましょうっもう、作っている時から楽しみにして」
「まったまったまった、行くってどこに!?」
「やだなー精霊の森ですよ。昔から精霊ちゃんがいると言われている森です」
場所は知っている。
だた、なぜ一緒に行く事が決定してるのか、それを聞きたい。
「あ……もしかして、ご迷惑だったでしょうか。
そのごめんなさい……一緒に行けると思って一人張り切ってしまって、朝食中失礼しました。帰ります……」
もう、これじゃ私が悪者みたいじゃないの。
「待ちなさい、行くわよ」
「ほ、本当ですかっ! 日帰りでいけるんですけど!」
「まったまったまった。
それよりもまだ、七時よ……それに、ちゃんと寝た?
顔色悪いし、その、ちょっと匂うわよ」
「えっ、あの……ちょっと徹夜して睡眠は短かったのと、そのお風呂は入ったん……ですけどね……ちょっと前というか」
「最後に入ったのは?」
「五日前……です……。
その! 入らなくても人間って死なないと思います!」
五日前というとパーティー前日か。
「ノエ、お風呂の用意お願い。
それと午後から出かけるから、ナナはそれまで寝てなさい」
そんな悪いですし! それに外に出たらまた汚れますけどというナナを私は、はいりなさい! と一括して従わせる。
私としても、食べて直ぐは動きたくは無いし、寝不足のナナを連れて行きたくない。
「あとは、冒険者の手配も必要よね……」
「あ、日帰りなので大丈夫ですよ! それに最近強くなったんです!」
私の呟きを聞くナナは、懐から花柄の物体と取り出した。
カラフルで可愛い。
「ボムLV2改です! 使い方は簡単で、この部分を押して投げるだけでっ」
カチッ!
「え?」
「あっ」
ナナはそのボタンを押したまま固まる。
私と顔を見合わせてどうしようというような顔だ。
「そ、外に捨ててっ! ノエ窓を開けて」
「「は、はい」」
二人とも大声で返事をして動く、ノエが窓を開けてナナが走る。
そして窓の手前で転んだ。
コロコロと私の足元に転がってくるボムLV2改。
ボンッ!
大きな音とおもに白煙が部屋中に広がる。
何ともいえない臭いが広がり咳き込んだ。
「げっほげほ」
「ご、ごめんなげふげふ」
「お、じょう……こほ」
「ぶ、無事?」
「さっしょう能力はない、げほ、ないん……げふ……です」
煙が収まるまで暫くかかった。
煙が収まると部屋の中は悲惨な状況だった。
あちこち白や赤や青の煙跡がついている、害虫退治の中にいたらこんな感じなんでしょうねと思う。
後から聞いた話によると、人には無害で魔物が嫌がる煙をだすのに特化させたらしい。
女性や子供にも安心って、でも室内で使うものじゃないわね……。
横を見ると体中煙で汚れているのに、エルンさんとおっふろおっふろと呟いているナナがいる、ちょっと怖いわね。
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