84 / 209
81 やって来ました出張先
しおりを挟む
「ふう……やっと着いたでござる、インフィの港町からでて七日長かったでござる」
私はスルーする。
途中で砂漠大サソリに襲われたり、コタロウが人食いアリ地獄にはまったり、私が高熱を出したり、アマンダが薬を取りに一度一人で町まで戻ったりと、それ以外は順調な道のりだった。
「やっと、柔らかい所で寝れるでござるよ」
これもスルー。
そもそも、馬車は一つしかないのだ。
入ったらコロスとだけ伝え、夜になるとコタロウを外に投げ飛ばす。でも、私だって鬼ではない、昼間は馬車で寝てもらった。
「馬鹿な事言ってないで入国手続き頼んだわよ」
「わかってるでござるよ」
本当にわかっているか謎よね、そもそもこの町で別れる。
一人にして大丈夫なのかしら。
暑い……でもまぁ無事にガーランドへ着いた。
城下町から見える城は少し黄色で、白と青をイメージしているグラン王国の城とはかなり印象が違う。
砂馬車を返却し、残った物を適当に行商人へ売りさばく、この辺は全部アマンダに任せた。
入国手続きはコタロウに任せて、私は砂の町を見上げる。
まさに映画のような城だ。
「終わったでござるよ。おや、エルン殿どうしたでござるか?」
「ううん。まるでインド映画のようねってと思って」
「インド? エイガ? よくわからぬでござるねぇ。とりあえず休むでござるよ。
拙者からだの水分がカラカラで動きたくないでござる」
私はアマンダを見ると、アマンダは私は大丈夫だよ手を振ってくる。
私も砂馬車の中で水分をたっぷり取っているので大丈夫だ、コタロウも私達の倍以上水分を取っていたはずなのに……。
別にコタロウに働いて貰うつもりもないが、まぁどうせ旅の最後だし彼のいう事も聞いてやるか。
「仕方がないわねぇ、カフェでも寄りましょうか」
近くのカフェに行きすわる、コタロウが注文を取って来ると席を立った。
周りを見ると、港町だったインフィよりも亜人を良く見かける。
中には、ハート型のストロー吸い込み口は一つなのに口をつける場所は二つという、通称恋人ストローを使っている亜人と人間も見えた。
「ふーん。ここは平和なのね」
「そうにゃね、女王であるパトラ様がそういう性格だからにゃ。それもあってヒュンケル王は国境を越えて外交しようとしたにゃ」
ヒュンケル? ああ、あの校長兼王様の名前ね。
これからはグラン王国にも亜人が増えるかもにゃねーと教えてくれた。
ひょこひょことコタロウが戻ってくる。
目の錯覚なのかな、トレイに乗っている飲み物は二個しかみえない。
しかも、恋人ストロー事、ハート型のストロー付きだ。
「もって来たでござる」
「何がござる、じゃーい。何で二個なのよ! しかもなんで恋人ストローなのよ。
こんなの人前で飲むのは、付き合いだして『私達の事みてみてー、これから二人で楽しい事するでちゅよー』っていうカップルしか居ないわよ!」
「えるんちゃーん」
はっ!
私は周りを見ると、さっきまで熱々だったカップルか顔を真っ赤にして顔を背けてる。
何人かは席を慌てて立ち始めた。
「ごほん。とにかく罰として飲み物は飲ませないわよ」
私は一つを掴み取ると、ストローを使い飲む。
ココナッツミルクなのか甘い味が口の中に広がっていく。
「うう、最後の思い出ぐらいいいでござるに……もう、一生会えないかもでござるよ?
拙者はここで冒険者になり、明日には砂大サソリのエサになっているかも知れないでござる、その死の間際に思うでござる。
ああ、最初で最後のお茶目な事も、怒られて終わったでござるなと」
「あのねー……」
「いや、いいでござるよ? エルン殿もアマンダ殿は心が狭いでござるから。無理強いはしないでござる、恩義があるからでござるからね。
でも、アマンダ殿が薬を取りに一人で町に戻った時に拙者は、頑張った。
頑張って見張りをしたでござるなのになぁ……おや、どうしたでござるかエルン殿」
うぐぐぐぐ。
いいわよ、そこまで言われたらやってやろうじゃないの、キスでもないんだしー。
ストローを咥えるだけよ。
飲みはしないし、よしなんだったらストローに空気いれてあげようじゃないの!
私がコタロウを呼ぼうとすると、残ったグラスに手が伸びた。
アマンダだ。
アマンダはグラス手に取ると、ハート型の先に口をつける、そしてコタロウを手招きした。
「ほんでいいにゃ」
思わずストローに息を吹き込み、グラスから飲み物がゴボゴボこぼれた。
コタロウも目を見開き、アウアウしている。
コタロウって自分からネタを振ってきて、いざ成功すると慎重になるのよね。
なんども私とアマンダの顔を見て、本当にいいのでござるか? と口パクで確認してくる。いいもなにも、私に権限はないし。
「がんばったごほほうひにゃ」
「その、イヤとかじゃないでござるか?」
「にゃんで? 別に嫌いじゃにゃいよ。飲まないなら中身全部飲み干すにゃよ?」
そう言っている間にグラスの液体は減っていく。
え、アマンダってコタロウの事を? まっていくら婚活でもコタロウよりいい物件は山ほど……あるのか?
良く考えれば貴族で次男坊。お金はあるし押しに弱い。
顔はともかく体系はダイエットさせればいいだけだし、性格も乱暴ではない。
あれ。案外良物件なのか?
コタロウの唾を飲む音と同時に辺りが騒がしくなる。オープンカフェの周りに剣を持った男性増え始めた。
周りの人間も驚いているけど、逃げはしないという事は兵士なのかな。
カフェを中をぐるっと見渡すと私と目が合う。
一瞬で剣の柄に手を掛けた男性は、剣の柄から手を離して真っ直ぐに私の前に来た。
「失礼、エルン・カミュラーヌ様ですか?」
「失礼もなにもそうだけど、彼方は?」
「親衛隊隊長のガルド。王宮へ案内しにきた」
茶髪で肌は日焼けした青年。
齢はわからないけど二十代後半って所かしら、楽しい事一つもないのかしらね、真面目腐った顔で私に声をかけてきた。
返事も聞かずに、歩き出だそうとしている。
「せめて、飲み物ぐらいは飲ませて欲しいわよ」
私の愚痴が聞こえたのか、いや、聞かせるつもりは無かったけど声が大きかったのかな?
振り返ると、若干であるが睨み付けてくる。
「貴殿、グラン王国の使者だろう? ガーランドへ着いたのなら真っ直ぐに王宮に来るべきだ、紅剣のアマンダ、そなたも真っ直ぐに向かわせよ。
街に入国したと知らせを受け外門へ向かったが既に居ないと聞き、探したのだ」
そりゃ後丁寧にどうも…………じゃないわね。
あーあれよね、めっちゃ怒ってるわよね、仕事で出張先についたけど先方に会う前に観光してるのが気に食わないのよね。
別に観光も何も駅降りて近くの喫茶店に入った感覚なんですけどー。
「馬車は用意してある、着いて来て貰おうか」
一応は仕事なのでヤダとも言えない。
仏頂面のガルドが馬車の扉を開ける、乗り込めと言っているんだろうけど……何か凶悪犯の護送みたいでやだなー。
だって、この馬車窓に鉄格子ついてるし。
私の視線に気づいたのだろう、ガルドが馬車を見て説明してくれる。
「安全面から国で一番頑丈な馬車にした」
「一応聞くけど、来れ乗ったら捕まるとか無いわよね?」
「…………貴殿はガーランドの国を馬鹿にしてるのか? 客人を迎えるのに何故捕まえないといけない」
「そ、そうよね」
謝りつつ私が乗り込み、護衛のアマンダが乗り込む。
テーブルを見るとグラスがいつの間にか空になっていた。
最後に少し落ち込んだコタロウが……ちょっとまて! 小さい声で確認する。
「なんでコタロウが乗り込むのよっ!」
「声が大きいでござるよ……従者でござるよ従者ってわかるでござるか? 旅のお供で一緒にいる人間を従者と――――エルン殿、突然殴らないでほしいでござる。知ってるでござったか。街に入る時にそう申告しといたでござる」
「なんでもいいから、早くしろ!」
外からガルドの苛立った声がする。
ほら、もうコタロウのせいで怒られたじゃない。
そういえば、なんで私達がカフェに居るってわかったのかしら?
私はスルーする。
途中で砂漠大サソリに襲われたり、コタロウが人食いアリ地獄にはまったり、私が高熱を出したり、アマンダが薬を取りに一度一人で町まで戻ったりと、それ以外は順調な道のりだった。
「やっと、柔らかい所で寝れるでござるよ」
これもスルー。
そもそも、馬車は一つしかないのだ。
入ったらコロスとだけ伝え、夜になるとコタロウを外に投げ飛ばす。でも、私だって鬼ではない、昼間は馬車で寝てもらった。
「馬鹿な事言ってないで入国手続き頼んだわよ」
「わかってるでござるよ」
本当にわかっているか謎よね、そもそもこの町で別れる。
一人にして大丈夫なのかしら。
暑い……でもまぁ無事にガーランドへ着いた。
城下町から見える城は少し黄色で、白と青をイメージしているグラン王国の城とはかなり印象が違う。
砂馬車を返却し、残った物を適当に行商人へ売りさばく、この辺は全部アマンダに任せた。
入国手続きはコタロウに任せて、私は砂の町を見上げる。
まさに映画のような城だ。
「終わったでござるよ。おや、エルン殿どうしたでござるか?」
「ううん。まるでインド映画のようねってと思って」
「インド? エイガ? よくわからぬでござるねぇ。とりあえず休むでござるよ。
拙者からだの水分がカラカラで動きたくないでござる」
私はアマンダを見ると、アマンダは私は大丈夫だよ手を振ってくる。
私も砂馬車の中で水分をたっぷり取っているので大丈夫だ、コタロウも私達の倍以上水分を取っていたはずなのに……。
別にコタロウに働いて貰うつもりもないが、まぁどうせ旅の最後だし彼のいう事も聞いてやるか。
「仕方がないわねぇ、カフェでも寄りましょうか」
近くのカフェに行きすわる、コタロウが注文を取って来ると席を立った。
周りを見ると、港町だったインフィよりも亜人を良く見かける。
中には、ハート型のストロー吸い込み口は一つなのに口をつける場所は二つという、通称恋人ストローを使っている亜人と人間も見えた。
「ふーん。ここは平和なのね」
「そうにゃね、女王であるパトラ様がそういう性格だからにゃ。それもあってヒュンケル王は国境を越えて外交しようとしたにゃ」
ヒュンケル? ああ、あの校長兼王様の名前ね。
これからはグラン王国にも亜人が増えるかもにゃねーと教えてくれた。
ひょこひょことコタロウが戻ってくる。
目の錯覚なのかな、トレイに乗っている飲み物は二個しかみえない。
しかも、恋人ストロー事、ハート型のストロー付きだ。
「もって来たでござる」
「何がござる、じゃーい。何で二個なのよ! しかもなんで恋人ストローなのよ。
こんなの人前で飲むのは、付き合いだして『私達の事みてみてー、これから二人で楽しい事するでちゅよー』っていうカップルしか居ないわよ!」
「えるんちゃーん」
はっ!
私は周りを見ると、さっきまで熱々だったカップルか顔を真っ赤にして顔を背けてる。
何人かは席を慌てて立ち始めた。
「ごほん。とにかく罰として飲み物は飲ませないわよ」
私は一つを掴み取ると、ストローを使い飲む。
ココナッツミルクなのか甘い味が口の中に広がっていく。
「うう、最後の思い出ぐらいいいでござるに……もう、一生会えないかもでござるよ?
拙者はここで冒険者になり、明日には砂大サソリのエサになっているかも知れないでござる、その死の間際に思うでござる。
ああ、最初で最後のお茶目な事も、怒られて終わったでござるなと」
「あのねー……」
「いや、いいでござるよ? エルン殿もアマンダ殿は心が狭いでござるから。無理強いはしないでござる、恩義があるからでござるからね。
でも、アマンダ殿が薬を取りに一人で町に戻った時に拙者は、頑張った。
頑張って見張りをしたでござるなのになぁ……おや、どうしたでござるかエルン殿」
うぐぐぐぐ。
いいわよ、そこまで言われたらやってやろうじゃないの、キスでもないんだしー。
ストローを咥えるだけよ。
飲みはしないし、よしなんだったらストローに空気いれてあげようじゃないの!
私がコタロウを呼ぼうとすると、残ったグラスに手が伸びた。
アマンダだ。
アマンダはグラス手に取ると、ハート型の先に口をつける、そしてコタロウを手招きした。
「ほんでいいにゃ」
思わずストローに息を吹き込み、グラスから飲み物がゴボゴボこぼれた。
コタロウも目を見開き、アウアウしている。
コタロウって自分からネタを振ってきて、いざ成功すると慎重になるのよね。
なんども私とアマンダの顔を見て、本当にいいのでござるか? と口パクで確認してくる。いいもなにも、私に権限はないし。
「がんばったごほほうひにゃ」
「その、イヤとかじゃないでござるか?」
「にゃんで? 別に嫌いじゃにゃいよ。飲まないなら中身全部飲み干すにゃよ?」
そう言っている間にグラスの液体は減っていく。
え、アマンダってコタロウの事を? まっていくら婚活でもコタロウよりいい物件は山ほど……あるのか?
良く考えれば貴族で次男坊。お金はあるし押しに弱い。
顔はともかく体系はダイエットさせればいいだけだし、性格も乱暴ではない。
あれ。案外良物件なのか?
コタロウの唾を飲む音と同時に辺りが騒がしくなる。オープンカフェの周りに剣を持った男性増え始めた。
周りの人間も驚いているけど、逃げはしないという事は兵士なのかな。
カフェを中をぐるっと見渡すと私と目が合う。
一瞬で剣の柄に手を掛けた男性は、剣の柄から手を離して真っ直ぐに私の前に来た。
「失礼、エルン・カミュラーヌ様ですか?」
「失礼もなにもそうだけど、彼方は?」
「親衛隊隊長のガルド。王宮へ案内しにきた」
茶髪で肌は日焼けした青年。
齢はわからないけど二十代後半って所かしら、楽しい事一つもないのかしらね、真面目腐った顔で私に声をかけてきた。
返事も聞かずに、歩き出だそうとしている。
「せめて、飲み物ぐらいは飲ませて欲しいわよ」
私の愚痴が聞こえたのか、いや、聞かせるつもりは無かったけど声が大きかったのかな?
振り返ると、若干であるが睨み付けてくる。
「貴殿、グラン王国の使者だろう? ガーランドへ着いたのなら真っ直ぐに王宮に来るべきだ、紅剣のアマンダ、そなたも真っ直ぐに向かわせよ。
街に入国したと知らせを受け外門へ向かったが既に居ないと聞き、探したのだ」
そりゃ後丁寧にどうも…………じゃないわね。
あーあれよね、めっちゃ怒ってるわよね、仕事で出張先についたけど先方に会う前に観光してるのが気に食わないのよね。
別に観光も何も駅降りて近くの喫茶店に入った感覚なんですけどー。
「馬車は用意してある、着いて来て貰おうか」
一応は仕事なのでヤダとも言えない。
仏頂面のガルドが馬車の扉を開ける、乗り込めと言っているんだろうけど……何か凶悪犯の護送みたいでやだなー。
だって、この馬車窓に鉄格子ついてるし。
私の視線に気づいたのだろう、ガルドが馬車を見て説明してくれる。
「安全面から国で一番頑丈な馬車にした」
「一応聞くけど、来れ乗ったら捕まるとか無いわよね?」
「…………貴殿はガーランドの国を馬鹿にしてるのか? 客人を迎えるのに何故捕まえないといけない」
「そ、そうよね」
謝りつつ私が乗り込み、護衛のアマンダが乗り込む。
テーブルを見るとグラスがいつの間にか空になっていた。
最後に少し落ち込んだコタロウが……ちょっとまて! 小さい声で確認する。
「なんでコタロウが乗り込むのよっ!」
「声が大きいでござるよ……従者でござるよ従者ってわかるでござるか? 旅のお供で一緒にいる人間を従者と――――エルン殿、突然殴らないでほしいでござる。知ってるでござったか。街に入る時にそう申告しといたでござる」
「なんでもいいから、早くしろ!」
外からガルドの苛立った声がする。
ほら、もうコタロウのせいで怒られたじゃない。
そういえば、なんで私達がカフェに居るってわかったのかしら?
0
あなたにおすすめの小説
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
異世界転生した私は甘味のものがないことを知り前世の記憶をフル活用したら、甘味長者になっていた~悪役令嬢なんて知りません(嘘)~
詩河とんぼ
恋愛
とあるゲームの病弱悪役令嬢に異世界転生した甘味大好きな私。しかし、転生した世界には甘味のものないことを知る―――ないなら、作ろう!と考え、この世界の人に食べてもらうと大好評で――気づけば甘味長者になっていた!?
小説家になろう様でも投稿させていただいております
8月29日 HOT女性向けランキングで10位、恋愛で49位、全体で74位
8月30日 HOT女性向けランキングで6位、恋愛で24位、全体で26位
8月31日 HOT女性向けランキングで4位、恋愛で20位、全体で23位
に……凄すぎてびっくりしてます!ありがとうございますm(_ _)m
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる