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116 がんばれリュート君
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夕方には町に着いた。
これから打ち上げしてから明日学園に材料を持っていきましょう。と、言ったら白い目をされた。
「学園はまだあいてるから……」
「熱心ねー」
明日でもいいだろうに、半日遅れても怒られはしないわよと思うだけど。
考えていると、突然にエルン。と、名前を呼ばれた。
「その、終わったら少し飲まないか?」
「奢り?」
「ああ、もちろんだ。美味しいお酒がある店を知っているんだ」
晩御飯代が浮いた。
ノエとガルドも呼びましょうか、奢りならナナも一緒のほうが助かるわよね。
あの子、食費削って錬金術するから何時もお腹減ってそうなのよね。
「ルン、 エルンっ」
「はっ何?」
気づけば貴族馬車が目の前にあり、リュートが既に乗り込んでいた。
ああ、そうね。
徒歩よりも馬車よね、自分が貴族ってのをたまに忘れそうになるわ。
カッポカッポと馬車に揺られる。
相席のリュートはちらちらとこっちを見ては、溜め息をつく。
「人の顔みて溜め息とか嫌なんですけどー」
「ああ、ごめん、違うんだ。
俺がいかに弱いかと体感してね。こう守りたい者を守れないほどとは思わなかった」
「周りが規格外なのよ。ほんっとこまるわよね天才って、私自身は何も出来ないのにって、何驚いた顔してるのよ」
リュートが私の顔を見て口を半開きになっている。
慌てて、喋り始めた。
「エルンがそんなに真剣に考えているとは思わなかった……」
「これでも、色々考えてるんですけど。
何もしなかったら死刑になるし、勝手にギルドマスターにされるし、錬金術はいくらやっても旨くいかない――――」
「エルン!」
「うお」
われながら、汚い悲鳴だ。
いやだって、リュートが突然に腕を掴むので驚いたわよ。
真剣な目で私の瞳を覗き込んでくる、なに、この流れでキスでもしようとするの!?
まぁキスぐらいならって思う気持ちと、キスするほどの仲でもないわよねと天使と悪魔が脳内で戦っている。
「どうしよう、ナナに貰ったボムでも使う? 死なないわよね」
「エルン、口にでてる。
違う、死刑って何の話だ」
あ、そっち?
えーっとえーっと……転生しなかった場合の話しだし。
説明するには未来を伝えないといけないし、ここがゲームでしった世界と教えないといけないし、でも実際はゲームのように簡単では無くてこれが現実なのよねと……あーもう何て答えればって、あっ。
「あ、学園に着いたわよ。じゃぁ、そういう事で」
私は馬車から先に出ると、先に地面に足を着く。
怒っているかなーとそっと後ろを向くと、溜め息とともにリュートが降りて来た。
「わかった。言いたくなければ、言えるようにな男になるよ。その時を待ってる。
でも、危険な事であれば相談してほしい」
リュートは鞄を背負いなおすと、学園へと歩き出す。
ほえー相変わらずイケメンねー。
私じゃなかったら即落ちだわ。
学園の案内所に入り、いつもの受付へいく。
錬金科のレンタル工房の場所を聞いて、何時も悪いわねとお茶代も置いていく。
最近やっと、普通に話してくれるようになった。
と、思う。
「ディーオも既に修復作業してるってさ」
「わかった」
長い廊下から、外庭を通ってさらに離れた場所へいくと、ディーオとナナが見えた。
手を振る前にナナがこっちに走ってくる。
「エルンさーん、私のためにすみません! 遠くまで素材を取りに行ったとか……」
「大丈夫よ、散歩みたいな感じだから。それにしては建物は壊れてないみたいだけど?」
「建物は修復が終わった」
「あ、ディーオ。お疲れ様」
「………………ボクが言う言葉を先に言うな。よし材料をこちらに、あとはボクが調整しよう」
「えーと、まだミーナが居ない事を……」
「聞きたくない、アレが今ここに居ないという事は何かしたんだろう。
ボクは一切関係ない」
あ、逃げた。
でも、その気持ちわかるわー。
素材代は、受付で貰ってくれといわれて追い出された。
「さて、ナナ打ち上げで、ご飯いきましょ。リュートの奢りだって」
「「え」」
「ナナはともかく、なんでリュートまで驚いているのよ。さっき言ってたじゃない美味しいお酒の店があるって、ナナってば何時もお腹減らしてるし」
若干の沈黙のあとナナが私とリュートを交互にみてくる。
「あ、わたしお腹いっぱいですし」
グーーーーーー。
ナナのお腹が鳴った。
「リュートさん。ご、ごめんなさい」
「何遠慮してるのよ。別にいいわよね、私もナナと一緒じゃないと行かない予定だったし」
「……当たり前じゃないか。打ち上げだ、人数は多いほうがいい」
何か変な間があったわね。
「ほら、ついでだからノエとガルドも呼んでいい? だめなら、お土産だけ買っていくけど……」
「もちろんだ」
「声が変だけど風邪ひいた?」
私の問いにリュートは、そんな事はないと言ってくれた。
若干声が裏声に聞こえたのは気のせいだったのかしら。
「じゃぁ二人とも馬車を用意してくる」
リュートが離れると、ナナが申し訳無さそうな顔で見上げてくる。
「あの、デートじゃなかったんですか……?」
「まさか、今回の依頼の打ち上げよ。デートねぇナナやノエ達と買い物行ったほうが楽しいわよ、そうだ今度また素材取りでも一緒にいきましょうか」
「本当ですか! 嬉しいです。
内緒にされていたんですけどディーオ先生の話から推測して魔界に行っていたんですよね、私も門を開きます!」
思わずむせた。
今の今まで魔界に行ってきたのにナナから魔界の事を聞くとは。
恐ろしい子。
「ええっと」
「大丈夫です、実はミーナさんから魔界に行った話は聞いていたんです。
壁の素材取りをもっと早く調達できれば一緒にいけたんですけど……」
あらやだ、ナナってばちょっと拗ねてる。
ぎゅーーっと抱きつくと、アワアワし始めて動きが止まった。
お嬢様のハグとでも名づけようかしらね。
偶然通りかかった複数の生徒達と目が合った、手に持っているのはお弁当箱にみえる、なるほど外庭で優雅に休憩か。
ほれほれ、私とナナはとっても仲良しなのよ。
悪役令嬢だなんて言わせないんだから。耳を澄ますと生徒達の声が届く。
おいあれって、噂のエルン令嬢じゃないか?
小さい子が窒息させられてる、俺ちょっとエルン令嬢担当のディーオ先生探してくるわ。
馬鹿係わり合いなるとお前もハグで殺されるぞ!
あの胸で窒息できるなら本望だ。
「うがーだれが誰を殺すっていうのよ」
私の声に生徒達が逃げていく、その横をリュートが戻ってきた。
「あの生徒達はどうしたんだ。随分と必死で逃げていたようだけど、っとそれよりもエルン、ナナさんが動いてないみたいけど……」
「うお」
親愛なスキンシップでハグしただけなのに力を入れすぎたか、慌ててナナを解放すると、幸せですと呟いているから、まぁ、うん、大丈夫そうね。
「それよりも早かったわね……もう馬車の手配できたの?」
「いや、君に用事があるって男性が居たので、あまりにも怪しい男性なので確認を取りに来た」
「名前は?」
「コタロウ・コンタルと名乗っており、君の事を人生のパートナーと言っているので取りあえず、騎士科の牢に入れておいた。
もしかして、ギルドを運営するコタロウ・コンタルというのはアレなのか?」
なんとも言えない顔で私に詰め寄られても、そうよと言うしかない。
返事を聞いたリュートは何か立ち尽くしているし、エルンはデブ専だったのか……俺も太ればとか呟き聞こえてくるけど、いやよそんなリュートは……。
ゴーンゴーンゴーンときっちり三回学園の鐘が突然になった。
「なっ!」
「あら珍しい鐘ね。この時間に学園の鐘が聞くだなんて」
リュートの腰袋から赤い光がもれだした。
何の光だろう?
「エルン、ちょっと行って来る。これは騎士科の牢が破られた時の音だ。
俺達騎士科は万が一のために特殊な道具を持っている、学園の鐘などで簡易的であるけど指示が飛ぶんだ」
「ええっ」
リュートが走って消えていくので、どうしたものかと考えた結果。
今だうっとりした顔のナナを背負って私も騎士科へ向かう事にした。
これから打ち上げしてから明日学園に材料を持っていきましょう。と、言ったら白い目をされた。
「学園はまだあいてるから……」
「熱心ねー」
明日でもいいだろうに、半日遅れても怒られはしないわよと思うだけど。
考えていると、突然にエルン。と、名前を呼ばれた。
「その、終わったら少し飲まないか?」
「奢り?」
「ああ、もちろんだ。美味しいお酒がある店を知っているんだ」
晩御飯代が浮いた。
ノエとガルドも呼びましょうか、奢りならナナも一緒のほうが助かるわよね。
あの子、食費削って錬金術するから何時もお腹減ってそうなのよね。
「ルン、 エルンっ」
「はっ何?」
気づけば貴族馬車が目の前にあり、リュートが既に乗り込んでいた。
ああ、そうね。
徒歩よりも馬車よね、自分が貴族ってのをたまに忘れそうになるわ。
カッポカッポと馬車に揺られる。
相席のリュートはちらちらとこっちを見ては、溜め息をつく。
「人の顔みて溜め息とか嫌なんですけどー」
「ああ、ごめん、違うんだ。
俺がいかに弱いかと体感してね。こう守りたい者を守れないほどとは思わなかった」
「周りが規格外なのよ。ほんっとこまるわよね天才って、私自身は何も出来ないのにって、何驚いた顔してるのよ」
リュートが私の顔を見て口を半開きになっている。
慌てて、喋り始めた。
「エルンがそんなに真剣に考えているとは思わなかった……」
「これでも、色々考えてるんですけど。
何もしなかったら死刑になるし、勝手にギルドマスターにされるし、錬金術はいくらやっても旨くいかない――――」
「エルン!」
「うお」
われながら、汚い悲鳴だ。
いやだって、リュートが突然に腕を掴むので驚いたわよ。
真剣な目で私の瞳を覗き込んでくる、なに、この流れでキスでもしようとするの!?
まぁキスぐらいならって思う気持ちと、キスするほどの仲でもないわよねと天使と悪魔が脳内で戦っている。
「どうしよう、ナナに貰ったボムでも使う? 死なないわよね」
「エルン、口にでてる。
違う、死刑って何の話だ」
あ、そっち?
えーっとえーっと……転生しなかった場合の話しだし。
説明するには未来を伝えないといけないし、ここがゲームでしった世界と教えないといけないし、でも実際はゲームのように簡単では無くてこれが現実なのよねと……あーもう何て答えればって、あっ。
「あ、学園に着いたわよ。じゃぁ、そういう事で」
私は馬車から先に出ると、先に地面に足を着く。
怒っているかなーとそっと後ろを向くと、溜め息とともにリュートが降りて来た。
「わかった。言いたくなければ、言えるようにな男になるよ。その時を待ってる。
でも、危険な事であれば相談してほしい」
リュートは鞄を背負いなおすと、学園へと歩き出す。
ほえー相変わらずイケメンねー。
私じゃなかったら即落ちだわ。
学園の案内所に入り、いつもの受付へいく。
錬金科のレンタル工房の場所を聞いて、何時も悪いわねとお茶代も置いていく。
最近やっと、普通に話してくれるようになった。
と、思う。
「ディーオも既に修復作業してるってさ」
「わかった」
長い廊下から、外庭を通ってさらに離れた場所へいくと、ディーオとナナが見えた。
手を振る前にナナがこっちに走ってくる。
「エルンさーん、私のためにすみません! 遠くまで素材を取りに行ったとか……」
「大丈夫よ、散歩みたいな感じだから。それにしては建物は壊れてないみたいだけど?」
「建物は修復が終わった」
「あ、ディーオ。お疲れ様」
「………………ボクが言う言葉を先に言うな。よし材料をこちらに、あとはボクが調整しよう」
「えーと、まだミーナが居ない事を……」
「聞きたくない、アレが今ここに居ないという事は何かしたんだろう。
ボクは一切関係ない」
あ、逃げた。
でも、その気持ちわかるわー。
素材代は、受付で貰ってくれといわれて追い出された。
「さて、ナナ打ち上げで、ご飯いきましょ。リュートの奢りだって」
「「え」」
「ナナはともかく、なんでリュートまで驚いているのよ。さっき言ってたじゃない美味しいお酒の店があるって、ナナってば何時もお腹減らしてるし」
若干の沈黙のあとナナが私とリュートを交互にみてくる。
「あ、わたしお腹いっぱいですし」
グーーーーーー。
ナナのお腹が鳴った。
「リュートさん。ご、ごめんなさい」
「何遠慮してるのよ。別にいいわよね、私もナナと一緒じゃないと行かない予定だったし」
「……当たり前じゃないか。打ち上げだ、人数は多いほうがいい」
何か変な間があったわね。
「ほら、ついでだからノエとガルドも呼んでいい? だめなら、お土産だけ買っていくけど……」
「もちろんだ」
「声が変だけど風邪ひいた?」
私の問いにリュートは、そんな事はないと言ってくれた。
若干声が裏声に聞こえたのは気のせいだったのかしら。
「じゃぁ二人とも馬車を用意してくる」
リュートが離れると、ナナが申し訳無さそうな顔で見上げてくる。
「あの、デートじゃなかったんですか……?」
「まさか、今回の依頼の打ち上げよ。デートねぇナナやノエ達と買い物行ったほうが楽しいわよ、そうだ今度また素材取りでも一緒にいきましょうか」
「本当ですか! 嬉しいです。
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今の今まで魔界に行ってきたのにナナから魔界の事を聞くとは。
恐ろしい子。
「ええっと」
「大丈夫です、実はミーナさんから魔界に行った話は聞いていたんです。
壁の素材取りをもっと早く調達できれば一緒にいけたんですけど……」
あらやだ、ナナってばちょっと拗ねてる。
ぎゅーーっと抱きつくと、アワアワし始めて動きが止まった。
お嬢様のハグとでも名づけようかしらね。
偶然通りかかった複数の生徒達と目が合った、手に持っているのはお弁当箱にみえる、なるほど外庭で優雅に休憩か。
ほれほれ、私とナナはとっても仲良しなのよ。
悪役令嬢だなんて言わせないんだから。耳を澄ますと生徒達の声が届く。
おいあれって、噂のエルン令嬢じゃないか?
小さい子が窒息させられてる、俺ちょっとエルン令嬢担当のディーオ先生探してくるわ。
馬鹿係わり合いなるとお前もハグで殺されるぞ!
あの胸で窒息できるなら本望だ。
「うがーだれが誰を殺すっていうのよ」
私の声に生徒達が逃げていく、その横をリュートが戻ってきた。
「あの生徒達はどうしたんだ。随分と必死で逃げていたようだけど、っとそれよりもエルン、ナナさんが動いてないみたいけど……」
「うお」
親愛なスキンシップでハグしただけなのに力を入れすぎたか、慌ててナナを解放すると、幸せですと呟いているから、まぁ、うん、大丈夫そうね。
「それよりも早かったわね……もう馬車の手配できたの?」
「いや、君に用事があるって男性が居たので、あまりにも怪しい男性なので確認を取りに来た」
「名前は?」
「コタロウ・コンタルと名乗っており、君の事を人生のパートナーと言っているので取りあえず、騎士科の牢に入れておいた。
もしかして、ギルドを運営するコタロウ・コンタルというのはアレなのか?」
なんとも言えない顔で私に詰め寄られても、そうよと言うしかない。
返事を聞いたリュートは何か立ち尽くしているし、エルンはデブ専だったのか……俺も太ればとか呟き聞こえてくるけど、いやよそんなリュートは……。
ゴーンゴーンゴーンときっちり三回学園の鐘が突然になった。
「なっ!」
「あら珍しい鐘ね。この時間に学園の鐘が聞くだなんて」
リュートの腰袋から赤い光がもれだした。
何の光だろう?
「エルン、ちょっと行って来る。これは騎士科の牢が破られた時の音だ。
俺達騎士科は万が一のために特殊な道具を持っている、学園の鐘などで簡易的であるけど指示が飛ぶんだ」
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