憧れの女性

澪香

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第四話 好奇心

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「このパズルゲーム一緒にやらない?」
「いいよ」
「嬉しいなあ。弟いたらこうやって遊べるんだね」
(ぷよぷよに似てる感じだあ。得意だなあ)
「美咲とも遊ぶの?」
「姉貴はゲーム下手だからなあ」
「そうなんだあ」
「私は、負けないよ」
「いくよ!」
2人は一進一退の攻防の果て、達也が勝った。
「くやしい!」
「なんとか勝てたよ。桜ちゃん強い!」
「達也くんも強いよ。よし次こそ勝つぞ」
2人は、勝ったり、負けたり、五分五分の実力だった。
「楽しいなあ」
「僕もたのしいよ」
「他のもやろうかあ」
「うんうん。次は助け合ってやるやつがいいなあ」
「仲間になってだね。これでどうかなあ。えーっと」
桜は、検索履歴を見た。
(あっ!エッチな検索履歴が・・・)
桜も気づいていないのか、ゲームを探していた。
(下の方だから気づかないのかな)
「えっと!どこだったかなあ」
桜は下へスクロールした。
「あっ!やっぱりないわ」
桜は慌てて検索履歴を消した。
(気づいたんだあ)
桜の顔をみると真っ赤になっていた。
「なかったらいいよ。そうだSwitch持ってきたから」
「いいね。何やる?」
「昔のやつやろうよ」
「いいよ」
2人で協力するゲームを始めた。
「桜ちゃん。そっちいったよ」
「わかった。任せて」
「今度はこっち助けて」
2人は、楽しくゲームを続けた。
「桜!ご飯できたよ」
「達也くんいこう」
「うん」
「さあ。座って。たくさん食べてね」
「ありがとうございます。いただきます」
「達也くん楽しい?」
「うん。ごはんも美味しい」
「よかった」
「ごはん食べ終わったらお風呂入りなさい」
「うん」
「ママはちょっと友達のところに届け物してくるね」
「わかった」
「達也くんの布団敷いてあげてね」
「わかったあ」
「じゃあいくね」
「いってらっしゃい」
「さあ。お風呂にしよう」
「達也くん一緒に入ろうかあ」
「え!恥ずかしいよ」
「恥ずかしがることはないわよ。昔はよく一緒に入ってたんだから」
「そうだけど」
「いや?」
「嫌じゃないけど」
「じゃあ先に入ってて」
達也は、浴室にむかい、脱衣所で裸になると浴槽に浸かった。
しばらくすると脱衣所で音がした。
(桜ちゃんくるんだ。あ!そう思うだけで、下が・・・ダメだ!小さくなれ小さくなれ。あー!逆に大きく固くなっちゃう)
「ガチャ」
浴室の扉が開き、裸の桜が入ってきた。
「達也くんお待たせ」
達也が顔をあげると、桜の豊満な胸が目に入ってきた。
(お、大きい。少し柔らかくなっていた下半身が一気に大きくなった。もうなるようにしかならないや)
「達也くん、体洗ってあげるから出なさい」
達也は、もじもじしていた。
「大丈夫。おいで」
達也は、意を決して、立ち上がった。
固くなった下半身が露出する。
「気にしなくていいのよ。思春期だし、興味あるよね。さあ、座って」
桜は、達也の頭から洗い始めた。
「達也くん大きくなったね。ちょっと前まで、ちびっこで美咲の後を追っかけてたのに」
桜の胸がかすかに頭にあたる。
「う、うん」
(柔らかいなあ)
桜は、達也の頭を洗い流すと、スポンジにボディソープをつけた。
達也の背後から首、肩、背中を洗った。
「達也くん。こっちを向いて」
桜の手に促されながら、桜の方を向いた。
達也のすぐ目の前に、全裸の桜がいた。
桜の顔をまともにみれず、視線を下に逸らした。
その視線の先には、しゃがんで体を洗う桜のまだ生え揃っていない薄め陰毛が目に入った。さらに、薄めのせいで、陰部自体もうっすら見えた。
(下半身が痛いくらいぱんぱんになりすぎてる。こんな状態見られたら・・・)
桜は、達也の胸からお腹を洗った。
「胸もこんなにがっちりして!もう男だね。何かクラブ活動してるんだっけ?」
「う、うん。バスケットやってるよ」
「達也くん。背も伸びたもんね。いくつあるの?」
「160センチ」
「大きい方かな?」
「真ん中より、少し後ろかなあ」
桜は、お腹まで洗い終えて、シャワーを達也の体にかけた。
「足洗うから立って」
「え!」
桜は、達也の手をすこし持ち上げた。
(固くなった下半身が、桜ちゃんの目の前に出ちゃうよ)
しゃがんだ桜の前に、達也は立ち上がった。
達也の固くなった下半身が、桜の目の前に露呈した。
桜は、スポンジに再度ボディソープをつけると足先から太ももを洗った。
そして、達也の下半身を掴んだ。
掴んだ瞬間、達也の腰が引けた。
桜は、左手で達也のお尻を引いた。
「恥ずかしがることないよ。子供の頃は、こうやってよく洗ってたんだから」
「・・・」
桜は、固くなった下半身の皮を優しく根元にさげると、手にボディソープをつけて、剥けた部分を優しく洗い始めた。
「ここをちゃんと洗わないと病気になったりするのよ。自分で洗う時もこうやってちゃんと洗うのよ」
桜の柔らかい指先が、優しく剥けた部分を包み込み、優しく撫でまわす。
(あ!そんなことされたら。なんか出ちゃうよ)
桜は、優しく隅々まで手を這わせた。
「あっ!」
達也の下半身から白いものが飛び出し、桜の肩から胸にかかった。
「ごめんなさい。なんか出ちゃった」
「あら。私こそごめんね。気にしなくていいからね」
桜は、下半身を強く握り、残りを絞り出し、洗い流した。
「さあ。達也くん終わり!」
「次は、桜おねえちゃんね。いいかなあ」
桜は、椅子に座り、達也は、背中に立った。
達也は、ぎこちなくも桜の髪を洗い始めた。
「達也くんもいずれ、彼女できたら洗ってあげるんだよ」
「うん。わかった」
「シャンプーは、こうやって。そしたら気持ちいいからね」
「こうかなあ」
「うまいうまい。すごく気持ちいいよ」
達也は、シャンプーを洗い流した。
「じゃあ次はリンスね。こうするのね」
達也は、言われたようにリンスをつけた。
「達也くん。うまいなあ。じゃあ体ね」
達也は、スポンジにボディソープをつけると首、肩、背中と洗った。
桜が、達也の方を向いた。
「胸は、円を描くように優しくね」
達也は、優しく胸を洗い始めた。
(柔らかくて、触れて気持ちいい)
「あん!」
桜の吐息が漏れた。
達也は、桜の顔を見た。
桜は、目を閉じ、唇を噛み締めていた。
「桜ちゃん。痛い?」
「ううん。大丈夫よ。じゃあ次はお腹ね」
達也は、お腹まで洗うと、自分がされたように、シャワーで泡を落とした。
桜の胸がはっきり見えた。
(綺麗だなあ)
桜は、立ち上がった。
達也の目の前に、桜の陰部が露呈した。
達也は、スポンジにボディソープをつけながら、足先から太ももへスポンジを走らせた。
「ここからは、柔らかい部分だから手で洗うのよ」
そう言うと、桜は少し足を開いた。
達也は、割れた部分からお腹側に指先を動かした。
(なんか突起に指先が当たったなあ)
達也は、この突起が気になり、指先をこれに集中した。
桜の体がぴくりと反応した。
達也は、桜の顔を見上げると、タオル掛けに手をつき、さっきより唇を強く噛み締める桜がいた。
「大丈夫?」
「う、うん。そこは、特に優しく、丁寧にね。達也くんうまいよ」
「わかった」
達也は、さらに指先で優しく突起を撫で回した。
「あん!」
桜は、つま先立ちになり、足全体を震わせ、達也の肩に手を当て、倒れ込むように浴槽に座った。
「ありがとう。湯船に浸かろうかあ」
2人は、湯船に浸かり、何事もなかったように、水を掛け合ったりして遊んだ。
「さあ。あがろうかあ」
桜に促されながら、湯船から出ると、桜は、脱衣所からタオルを取り出し、達也の体を拭いた。
(桜ちゃんの体綺麗だなあ。初めて胸触ったけど気持ちよかったなあ)
2人は、浴室から出てキッチンに向かった。
「風呂上がりには牛乳だよね」
「うん!」
2人は、椅子に座り、牛乳を飲んだ。
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