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第2章
呼んでいる声がする(その17)蓮花の祝い
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「あたし、別れられたんだわ。やったのよ。」
彼女は、そうそう言うと大きなため息をついた
心配になって瑠子は、訪ねた。
「大丈夫だった?怒ってたりしてなかった?」
「むっとした顔をしていたわ。でも、言ってやったの。
「あたしは、言いなりだった。あなたといると
寂しいだけだったって。ポンコツロボットが自分、意見を言ったから『』驚いたのよ。
『もう、あたしは、あなたの言いなりにはならない、お別れします』って言ったの。」
「やったわね。」
瑠子は、感嘆の声を上げた。
「それで、いちをお礼も言ったの。それなりに初めは
良い時もあったから。」
「そしたら?」
「嘘だろ。って言ったわ。
嘘でも何でもないの。これは事実よ。さようなら。って言ったわ。そしてドアを締めて逃げる様に走ったの。その間心の中にやったやったって
木霊していた。ずっとそのまま駅までその言葉が
心の中に響いていたわ。
そしたら、瑠子ちゃんから電話がかかって来たの。」
「蓮花ちゃん。悪魔の手から逃れたのよ。あ、ごめんなさい。仮にもちょっと前まで彼氏だったのに、悪魔だなんて言っちゃって。」
「彼氏じゃないわ、元彼よ、いいえもう他人だわ。そしてその通り悪魔だったのよ。なのに笑っちゃうわ
彼氏なんて思ってたんだもの。」
そう言った蓮花の目には涙が浮かんでいた。
その滲んだ瞳を見て、今までの蓮花の苦しみが伝わっって来た。
「カフェマーメイドで、初めて蓮花ちゃんとお茶した時、蓮花ちゃん携帯見た途端慌てて帰っちゃって
パフェ一口位しか食べて無かった。」
「うん、ごめん。」
「ふふ、あたし、おかげで2個食べちゃったわ。」
それを聞いて蓮花は笑いだした。
「向こうから家に電話掛けて来る以外にこちらから連絡はとれないの。」
「前も聞いたけれど、すごく酷い事だよ。」
蓮花はくらい表情になったので瑠子は慌てて言った。
「でもさ、もう過去の事だよ。」
そう言うと蓮花の表情は明るくなった。
「そうだね。」
そう言うと蓮花は、幸せそうに笑った。
「良かっね。」
初めて会った時、泣いていた蓮花、カフェから顔を
真っ青にして帰る蓮花。そんな蓮花は、もう過去の
事なんだ。
「足がはえた人魚よ。」
「あ、本当だ。」
彼女は、自分の足を見つめた。
「本当だ。」
と、言って瑠子は笑った。
それから蓮花は、瑠子の顔をまじまじと
見つめた。
「大丈夫だよ。きっと王子が現れるよ。」
「そうだよね。王子様が。」
そう言った後、蓮花は瑠子を見つめて言った
「けれど、今のままでも充分幸せだよ。自由だし
蓮花ちゃんみたいな、友達がいて。」
それから蓮花とトマト味のカップラーメンを作って食べた。
ご馳走は無いけれど、蓮花の門出のお祝いだった。
つづく
いつも読んでいただいてありがとうございます^^
彼女は、そうそう言うと大きなため息をついた
心配になって瑠子は、訪ねた。
「大丈夫だった?怒ってたりしてなかった?」
「むっとした顔をしていたわ。でも、言ってやったの。
「あたしは、言いなりだった。あなたといると
寂しいだけだったって。ポンコツロボットが自分、意見を言ったから『』驚いたのよ。
『もう、あたしは、あなたの言いなりにはならない、お別れします』って言ったの。」
「やったわね。」
瑠子は、感嘆の声を上げた。
「それで、いちをお礼も言ったの。それなりに初めは
良い時もあったから。」
「そしたら?」
「嘘だろ。って言ったわ。
嘘でも何でもないの。これは事実よ。さようなら。って言ったわ。そしてドアを締めて逃げる様に走ったの。その間心の中にやったやったって
木霊していた。ずっとそのまま駅までその言葉が
心の中に響いていたわ。
そしたら、瑠子ちゃんから電話がかかって来たの。」
「蓮花ちゃん。悪魔の手から逃れたのよ。あ、ごめんなさい。仮にもちょっと前まで彼氏だったのに、悪魔だなんて言っちゃって。」
「彼氏じゃないわ、元彼よ、いいえもう他人だわ。そしてその通り悪魔だったのよ。なのに笑っちゃうわ
彼氏なんて思ってたんだもの。」
そう言った蓮花の目には涙が浮かんでいた。
その滲んだ瞳を見て、今までの蓮花の苦しみが伝わっって来た。
「カフェマーメイドで、初めて蓮花ちゃんとお茶した時、蓮花ちゃん携帯見た途端慌てて帰っちゃって
パフェ一口位しか食べて無かった。」
「うん、ごめん。」
「ふふ、あたし、おかげで2個食べちゃったわ。」
それを聞いて蓮花は笑いだした。
「向こうから家に電話掛けて来る以外にこちらから連絡はとれないの。」
「前も聞いたけれど、すごく酷い事だよ。」
蓮花はくらい表情になったので瑠子は慌てて言った。
「でもさ、もう過去の事だよ。」
そう言うと蓮花の表情は明るくなった。
「そうだね。」
そう言うと蓮花は、幸せそうに笑った。
「良かっね。」
初めて会った時、泣いていた蓮花、カフェから顔を
真っ青にして帰る蓮花。そんな蓮花は、もう過去の
事なんだ。
「足がはえた人魚よ。」
「あ、本当だ。」
彼女は、自分の足を見つめた。
「本当だ。」
と、言って瑠子は笑った。
それから蓮花は、瑠子の顔をまじまじと
見つめた。
「大丈夫だよ。きっと王子が現れるよ。」
「そうだよね。王子様が。」
そう言った後、蓮花は瑠子を見つめて言った
「けれど、今のままでも充分幸せだよ。自由だし
蓮花ちゃんみたいな、友達がいて。」
それから蓮花とトマト味のカップラーメンを作って食べた。
ご馳走は無いけれど、蓮花の門出のお祝いだった。
つづく
いつも読んでいただいてありがとうございます^^
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