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一章 始動編
《11話》Eランクダンジョン 周回編 其の参
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今日もルーナさんが居ないし、用事もないのでダンジョンに潜る。
薄気味悪い、とはいかないまでもなかなかに陰気臭いダンジョンの中は、正直息が詰まる。
が、それでも強くなれると考えたら、微塵の代償だろう。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 17周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《〈剣術〉の進化を推奨します》
いつもの報告――かと思いきや、聞き慣れない言葉が聞こえた。
幻聴を疑ったが、頭に直接響くのでそんな訳でもなく。
え、進化って――――――何?
《解:スキルの進化です。より強力なスキルに成ります。》
ぅわっ?!そんな質疑応答みたいな能力あったのかよ?!
初耳なんだけど、色々と――。
いや待て、聞いたことがある。
もちろん、「進化」の方の話だが。
曰く、スキルがより強力な同傾向のスキルに変わることがあると。
しかし、頻度は頻繁ではない。
一年に一度、あるかないかぐらいなのだが......
これって、進化って名前だったのか。
頻度が少ない影響で、そこまで詳しくはこの現象のことは解明されていない。
知らないのが当たり前――のようなものだろう。
幸い、俺は文献で「そうゆう事があるよー」的なことを読んだことがあったが。
それにしても――。
(〈剣術〉って進化したら何になるの?)
《解:〈聖剣術〉〈魔剣術〉に分かれます。進化に必要なSPは〈剣術〉の場合50SPです。》
あ、当たり前のように返してくれるんですね。
それじゃ、遠慮なく質問攻めにさせてもらいますけど。
(分かれるってことは、両方は取れないってこと?)
《解:〈剣術〉を再取得し、進化可能な状態にすれば入手できます》
あ、両方とも取れるようになってるんだ。
(〈聖剣術〉と〈魔剣術〉の違いは?)
《解:スキル解放時の効果が異なります。また、〈聖剣術〉は攻撃力がATK依存、〈魔剣術〉は攻撃力がMPも依存します。〈魔剣術〉の場合に依存するMPはさいだいMPです》
ということは、〈聖剣術〉は剣術のみの場合におすすめ、〈魔剣術〉は魔法と併用する場合にオススメってとこかな。
スキル解放時ってなんだ。......ま、いっか。後で分かるし。
(最後の質問。どっちがオススメ?)
これはかなり重要事項だ。
本来なら自分で決めるべきだろうが――今回は致し方ない。
なんせ、未知の領域なのだから。
《―――解:一概には言えませんが〈魔剣術〉がオススメかと》
いいじゃん、〈魔剣術〉。何かかっこよさそうだし。
なんか、ワクワクするな。未開の地を探検する少年に成った気分だ。
少年が未開の地を探検するのかは知らんが。
じゃ、一回深呼吸しまして――。
(〈剣術〉を〈魔剣術〉に進化)
《承諾しました。〈剣術〉を〈魔剣術〉に進化します》
《―――成功しました》
――何の違和感も感じない。至って何時も通りだ。
当たり前なんだけど。今までのスキル取得も特に違和感を感じてなかった。
(〈魔剣術〉を(能力だけ)〈鑑定〉!)
〈魔術剣 Lv1:剣系統の装備をしている時、MP・ATKが5%上昇〉
ATKが5%上昇ってことは――もしかして弱体化した?
いや、〈魔剣術〉がレベル1だからだろうか。
しかし、これでダンジョンが攻略できるのか?
―――考えても仕方ないな。
一回、潜って確かめるか。
今の俺の力で、ダンジョンに通用できるのかを。
ゲートを潜る。
一瞬、頭が揺れる感覚があるが――まぁ、いつものことだ。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 18周目―――
薄暗い空気の中、風が頬を撫でる。
ずっと居たら、気が狂ってしまいそうだ。
一歩、また一歩と地面を踏みしめる。
体感時間1分ぐらいだろうか。
一本道の先にウルフが見える。
――勝てるのだろうか?そんな思考がよぎる。
スキルが弱体化した俺は、勝てるのだろうか?
―――いや、「勝てる」か「勝てない」かじゃねぇな。
前提条件として――「やる」か「やらない」か、だ!
ウルフに対して、一息に距離を詰める。
AGI1000超えの俺なら、この距離の移動は造作もない。
「ハッ!」
息を吐くと同時に、ウルフの首に剣を突き立てる。
すると、手応え、というか斬れにくさは感じた。
――それだけだ。
―――おかしい。
何故だ。弱体化したはずなのに、腕に掛かる負担が小さい。
まさか――俺はそこまで弱体化していない?
前提を間違えていたのか?
(〈魔術剣〉の効果を表示)
〈魔剣術〉の効果を表示する。
〈魔術剣 Lv1:剣系統の装備をしている時、MP・ATKが5%上昇〉
―――――――――あ、そういうことか。
上昇しているのはATKではない。MPも上がっているのだ。
最初は魔法の併用を考えてかと思ったが、そういえばあの時――。
―――《〈魔剣術〉は攻撃力がMPも依存します。》―――
今、完全に理解した。《魔剣術》はMPも攻撃力に関わってくる。
つまり、俺の攻撃力は少量の弱体化で済んでいる。
ま、単純計算で5/1程度には減っているが、LvMAXにすれば強化される。
そして、魔法が使えるようになれば、恩恵を更に受けられる。
―――便利すぎだろ......
しかし今の状態でも、このダンジョンに通用することは分かった。
ここからは俺の独単場。
飛ばすぞ。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 19周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 20周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 21周目―――
《レベルが19に上がりました。190SPを獲得しました。 〈初級火属性魔法〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
お、レベルが上がった。でも、周回速度は下がったな。
ここは弱体化の影響を受けているな。
SPも溜まったことだし――。
(どうすればいいと思う?)
《解:〈魔剣術〉のLv上げ、もしくは〈剣術〉〈弓術〉の取得を推奨します。》
「え?」
意外なことを聞いた。
つい、言葉が出てしまうぐらいには。
〈魔剣術〉〈剣術〉は分かる。
俺も、その2つをを上げようと思っていたから。
当たり前だし、妥当な流れだと思う。
しかし、〈弓術〉は意外だ。
頭の片隅にも置いていなかった。
(なぜ〈弓術〉をオススメする?)
なのでこれは、俺からしたら至極真っ当な疑問だった。
しかし、この疑問はものの数秒で瓦解する。
《解:〈弓術〉はDEXが上がるスキルです。魔法を使う場合にDEXは必須ですから必要だと判断しました。》
なるほど。よく考えられてる。
俺とは大違いだ。
優秀さが垣間見えるな。
では、今後の方針として〈魔剣術〉はメインで、〈剣術〉〈弓術〉はサブでLvを上げていくか。
長い道のりっぽいけど――時間は十分にある。
とりあえず――。
(魔剣術をLv7まで)
《〈魔剣術〉をLv7にします。SP1640から1350を使用します》
《成功しました、残り290SPです》
よし、ラストスパート。頑張るか。
心に余裕が出てきた。
血が、しっかり巡るのを感じる。
意外と戦闘時に血の巡りって重要だからな。
......体感だけど。
そんなことを考えながら、今日はもう見慣れたゲートに入る。
すると、今日はもう見慣れた景色が。
Fランクダンジョンだと、もう周回上限なんだけどな、なんてことを考えながらダンジョンに足を進める。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 22周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――いや待ておかしい。
クリアタイムが早すぎる。
一周30分て。
慣れてきたし、だいぶ地形を覚えてきたのもあるけど――。
それにしても早すぎる。
現在時刻は3時。
昼間真っ只中だ。
でも
しかし、このペースを永続的に維持とは限らない。
今のうちに行けるだけ行っとくかーっていう気持ちと、疲れたなって気持ちが折り混ざる。
――贅沢な悩みだな。
一週間前の俺じゃ出来なかった。
―――よし、行っとくか。
俺は、強くならなくちゃいけないから。
水分補給をして、ゲートをくぐる。
水分補給ほど大事なことはない。
これ、欠かしたら死ぬ。割とガチで。
「ふぅ~。」
息を吐いて―――GO!
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 23周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 24周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 25周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 26周目―――
《レベルが20に上がりました。200SPを獲得しました。 〈物体操作〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 27周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 28周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 29周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 30周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《「Eランクダンジョン ウルフの巣窟」のダンジョン攻略上限に達しました。以後、このダンジョンを攻略することができません。ダンジョン攻略上限報酬としてSP1000と[風狼の弓]をドロップしました。》
こうして俺は、人生で二度目の、ダンジョン攻略上限にぶつかるのであった―――。
***************************************************************************************************************
この話から、1話を大体3000文字~5000文字に収めます。
悪しからず。
いつも読んでくださってありがとうございますm(_ _"m)ペコリ
薄気味悪い、とはいかないまでもなかなかに陰気臭いダンジョンの中は、正直息が詰まる。
が、それでも強くなれると考えたら、微塵の代償だろう。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 17周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《〈剣術〉の進化を推奨します》
いつもの報告――かと思いきや、聞き慣れない言葉が聞こえた。
幻聴を疑ったが、頭に直接響くのでそんな訳でもなく。
え、進化って――――――何?
《解:スキルの進化です。より強力なスキルに成ります。》
ぅわっ?!そんな質疑応答みたいな能力あったのかよ?!
初耳なんだけど、色々と――。
いや待て、聞いたことがある。
もちろん、「進化」の方の話だが。
曰く、スキルがより強力な同傾向のスキルに変わることがあると。
しかし、頻度は頻繁ではない。
一年に一度、あるかないかぐらいなのだが......
これって、進化って名前だったのか。
頻度が少ない影響で、そこまで詳しくはこの現象のことは解明されていない。
知らないのが当たり前――のようなものだろう。
幸い、俺は文献で「そうゆう事があるよー」的なことを読んだことがあったが。
それにしても――。
(〈剣術〉って進化したら何になるの?)
《解:〈聖剣術〉〈魔剣術〉に分かれます。進化に必要なSPは〈剣術〉の場合50SPです。》
あ、当たり前のように返してくれるんですね。
それじゃ、遠慮なく質問攻めにさせてもらいますけど。
(分かれるってことは、両方は取れないってこと?)
《解:〈剣術〉を再取得し、進化可能な状態にすれば入手できます》
あ、両方とも取れるようになってるんだ。
(〈聖剣術〉と〈魔剣術〉の違いは?)
《解:スキル解放時の効果が異なります。また、〈聖剣術〉は攻撃力がATK依存、〈魔剣術〉は攻撃力がMPも依存します。〈魔剣術〉の場合に依存するMPはさいだいMPです》
ということは、〈聖剣術〉は剣術のみの場合におすすめ、〈魔剣術〉は魔法と併用する場合にオススメってとこかな。
スキル解放時ってなんだ。......ま、いっか。後で分かるし。
(最後の質問。どっちがオススメ?)
これはかなり重要事項だ。
本来なら自分で決めるべきだろうが――今回は致し方ない。
なんせ、未知の領域なのだから。
《―――解:一概には言えませんが〈魔剣術〉がオススメかと》
いいじゃん、〈魔剣術〉。何かかっこよさそうだし。
なんか、ワクワクするな。未開の地を探検する少年に成った気分だ。
少年が未開の地を探検するのかは知らんが。
じゃ、一回深呼吸しまして――。
(〈剣術〉を〈魔剣術〉に進化)
《承諾しました。〈剣術〉を〈魔剣術〉に進化します》
《―――成功しました》
――何の違和感も感じない。至って何時も通りだ。
当たり前なんだけど。今までのスキル取得も特に違和感を感じてなかった。
(〈魔剣術〉を(能力だけ)〈鑑定〉!)
〈魔術剣 Lv1:剣系統の装備をしている時、MP・ATKが5%上昇〉
ATKが5%上昇ってことは――もしかして弱体化した?
いや、〈魔剣術〉がレベル1だからだろうか。
しかし、これでダンジョンが攻略できるのか?
―――考えても仕方ないな。
一回、潜って確かめるか。
今の俺の力で、ダンジョンに通用できるのかを。
ゲートを潜る。
一瞬、頭が揺れる感覚があるが――まぁ、いつものことだ。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 18周目―――
薄暗い空気の中、風が頬を撫でる。
ずっと居たら、気が狂ってしまいそうだ。
一歩、また一歩と地面を踏みしめる。
体感時間1分ぐらいだろうか。
一本道の先にウルフが見える。
――勝てるのだろうか?そんな思考がよぎる。
スキルが弱体化した俺は、勝てるのだろうか?
―――いや、「勝てる」か「勝てない」かじゃねぇな。
前提条件として――「やる」か「やらない」か、だ!
ウルフに対して、一息に距離を詰める。
AGI1000超えの俺なら、この距離の移動は造作もない。
「ハッ!」
息を吐くと同時に、ウルフの首に剣を突き立てる。
すると、手応え、というか斬れにくさは感じた。
――それだけだ。
―――おかしい。
何故だ。弱体化したはずなのに、腕に掛かる負担が小さい。
まさか――俺はそこまで弱体化していない?
前提を間違えていたのか?
(〈魔術剣〉の効果を表示)
〈魔剣術〉の効果を表示する。
〈魔術剣 Lv1:剣系統の装備をしている時、MP・ATKが5%上昇〉
―――――――――あ、そういうことか。
上昇しているのはATKではない。MPも上がっているのだ。
最初は魔法の併用を考えてかと思ったが、そういえばあの時――。
―――《〈魔剣術〉は攻撃力がMPも依存します。》―――
今、完全に理解した。《魔剣術》はMPも攻撃力に関わってくる。
つまり、俺の攻撃力は少量の弱体化で済んでいる。
ま、単純計算で5/1程度には減っているが、LvMAXにすれば強化される。
そして、魔法が使えるようになれば、恩恵を更に受けられる。
―――便利すぎだろ......
しかし今の状態でも、このダンジョンに通用することは分かった。
ここからは俺の独単場。
飛ばすぞ。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 19周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 20周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 21周目―――
《レベルが19に上がりました。190SPを獲得しました。 〈初級火属性魔法〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
お、レベルが上がった。でも、周回速度は下がったな。
ここは弱体化の影響を受けているな。
SPも溜まったことだし――。
(どうすればいいと思う?)
《解:〈魔剣術〉のLv上げ、もしくは〈剣術〉〈弓術〉の取得を推奨します。》
「え?」
意外なことを聞いた。
つい、言葉が出てしまうぐらいには。
〈魔剣術〉〈剣術〉は分かる。
俺も、その2つをを上げようと思っていたから。
当たり前だし、妥当な流れだと思う。
しかし、〈弓術〉は意外だ。
頭の片隅にも置いていなかった。
(なぜ〈弓術〉をオススメする?)
なのでこれは、俺からしたら至極真っ当な疑問だった。
しかし、この疑問はものの数秒で瓦解する。
《解:〈弓術〉はDEXが上がるスキルです。魔法を使う場合にDEXは必須ですから必要だと判断しました。》
なるほど。よく考えられてる。
俺とは大違いだ。
優秀さが垣間見えるな。
では、今後の方針として〈魔剣術〉はメインで、〈剣術〉〈弓術〉はサブでLvを上げていくか。
長い道のりっぽいけど――時間は十分にある。
とりあえず――。
(魔剣術をLv7まで)
《〈魔剣術〉をLv7にします。SP1640から1350を使用します》
《成功しました、残り290SPです》
よし、ラストスパート。頑張るか。
心に余裕が出てきた。
血が、しっかり巡るのを感じる。
意外と戦闘時に血の巡りって重要だからな。
......体感だけど。
そんなことを考えながら、今日はもう見慣れたゲートに入る。
すると、今日はもう見慣れた景色が。
Fランクダンジョンだと、もう周回上限なんだけどな、なんてことを考えながらダンジョンに足を進める。
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 22周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――いや待ておかしい。
クリアタイムが早すぎる。
一周30分て。
慣れてきたし、だいぶ地形を覚えてきたのもあるけど――。
それにしても早すぎる。
現在時刻は3時。
昼間真っ只中だ。
でも
しかし、このペースを永続的に維持とは限らない。
今のうちに行けるだけ行っとくかーっていう気持ちと、疲れたなって気持ちが折り混ざる。
――贅沢な悩みだな。
一週間前の俺じゃ出来なかった。
―――よし、行っとくか。
俺は、強くならなくちゃいけないから。
水分補給をして、ゲートをくぐる。
水分補給ほど大事なことはない。
これ、欠かしたら死ぬ。割とガチで。
「ふぅ~。」
息を吐いて―――GO!
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 23周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 24周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 25周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 26周目―――
《レベルが20に上がりました。200SPを獲得しました。 〈物体操作〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 27周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 28周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 29周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン ウルフの巣窟 30周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《「Eランクダンジョン ウルフの巣窟」のダンジョン攻略上限に達しました。以後、このダンジョンを攻略することができません。ダンジョン攻略上限報酬としてSP1000と[風狼の弓]をドロップしました。》
こうして俺は、人生で二度目の、ダンジョン攻略上限にぶつかるのであった―――。
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悪しからず。
いつも読んでくださってありがとうございますm(_ _"m)ペコリ
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